「おいしい梅酢の生姜漬け送ります」・・・遠藤律子さんに届いた手紙
ジャズピアニストの遠藤律子さん。
「わじまの海塩」のファンになってくださり、お友達やご親戚など、いろいろな方に紹介してくださっています。
お母様の従姉妹さんという方にも紹介していただいて、従姉妹さんからは、今年6月にネットからご注文をいただきました。今年は、「わじまの海塩」で梅干しを漬けたのだそうです。
その従姉妹さんから、遠藤律子さんのご自宅に、梅酢漬の生姜が届いたそうです。
同封されていたお手紙をわざわざPDFファイルにして、メールで私に送ってくださいました。
今年の梅漬けでとれた梅酢に新しょうがを漬け込んだ物を少しばかり送ります。
市販の紅しょうがは何ともイヤなので、ずっと梅酢ができると漬けてきたのですが、今年はわじまの海塩のせいでしょう。梅酢がまろやかなので、きっといつもよりおいしいと思います。
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遠藤律子さん、「おいしい梅酢生姜を味わいました、来年は、『わじまの海塩』の梅干しが届くことでしょう」とメッセージをくださいました。
そして、施設に入院中のお母様の故郷を想われたそうです。こんなふうに、「わじまの海塩」が、ご家族やご親族の絆を深めるきっかけになれたことは、とてもうれしいことです。
ネット通販では、「遠くに住んでいる両親に使わせたいので」とご注文される方も多いんですよ。ご家族やご親族を想う気持ち、そこに「わじまの海塩」が存在できるって素敵なことです。
さて、この遠藤律子さん。10月23日(土)14時~16時半に、銀座エムズで、CD「SMILE」を歌う会を開きます。この企画では、第2回目の開催となります。
遠藤律子さんの元気に励まされている女性ファンが多く、主婦でも参加しやすいように、と土曜日の昼のライブ。
第1回目にも参加させていただきましたが、遠藤律子さんが作曲して、小笠原千秋さんが作詞した日本語の歌詞のジャズを歌うんです。ママさんコーラスのように、楽譜を見ながら、みんなで声を合わせて。不思議な感覚。
今回は、童謡「もみじ」のジャズアレンジも歌うようです。
ご興味のある方は、どうぞ。ほんとに元気をもらえます。
「銀座午後ライブ、CD「SMILE」を歌う秋の会」について:
日時:10月23日(土)14:00開店14:30~16:30 45分2set入替えなし
場所:銀座エムズ
電話:03-3574-5508
URL:http://www.jazzbar-ems.com/
出演:遠藤律子p&vo、小笠原千秋vo>
要御予約
料金:チャージ3000円(2drink付き)
同じ「銀座エムズ」で、夜のライブもあります。
日時:10月28日(水) 19:45~23:15 3セット入れ替えなし
場所:銀座エムズ
出演:遠藤律子、山口彰、影山Miki
料金:2500円
遠藤律子さんの公式サイト:
東銀座「こびき」で築地・魚・塩談義
日刊食料新聞新社の山初省吾さんと瀬川顧問と東銀座の「こびき」に。築地の村田明陽商店さんから「わじまの海塩」を卸していただいている店です。
「日刊食料新聞」というのは、築地市場で生まれ、日本の生鮮食品(青果・鮮魚)流通情報や魚介類の築地市況などを提供している日刊ジャーナル。山初さんと瀬川顧問とは、脱水シート「ピチット」以来の仲。
10月10日(私が御茶ノ水でイベントに出店していた日)には、7年ぶりとなる「築地市場まつり」が開かれていたそうですが、7万人の来場があったそうです。
市川海老蔵さんの奥様になった小林麻央さんが来場したり、このブログでもご紹介したことのある水産庁の上田勝彦課長補佐 らによるサンマの蒲焼サービスなどもあったそうです。
さて、この「こびき」では、最初に、本日のオススメを持ってきて見せてくれます。焼いたり、煮たり、フライにしたり、というのも指定できるんですよ。
松茸、キンキ、キス、柳ガレイ、鯛のカシラなどでした。
こちらは、その中から柳カレイの一夜干し。
カツオのたたきや、うなぎを卵焼きにまいた鰻巻き、レンコンのきんぴらなど。
他にも、季節物として、ノド黒やサンマもありました。お酒は、奥能登の「宗玄」を置いています。
世界一の魚介類市場である築地、そして魚と、「わじまの海塩」を結びつけるよい接点は・・・?というような話をしながらの会食でした。
日刊食糧新聞ブログ(超速報・特報ヘッドライン&動画ニュース):
→http://freshfoods.blog88.fc2.com/
「こびき」のプロフィール:
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座6-16-6
最寄駅: 地下鉄東銀座駅 徒歩5分
地下鉄大江戸線築地市場駅 徒歩5分
旧「日産自動車」本社・現在「読売新聞社」ビルの裏
TEL: 03-3541-6077
定休日: 日・祝
営業時間: 月~金 17:00~24:00(L.O.23:00)
土 16:00~22:00
URL: http://r.gnavi.co.jp/g151900/
明日10月16日「アド街ック天国」は埼玉県行田市特集・「はす蔵」出演します
明日16日(土)の21時から、東京テレビ系「出没!アド街ック天国」では埼玉県行田市が特集されます。行田といえば、B級グルメの街。
そして、「パパラッチ日記 」さん経営の店、「はす蔵」が出演するそうです。
「はす蔵」さんは、あさって17日プレオープンします。横田酒造さんの蔵を使っていて、異例のオープン前のテレビ登場です。
こちらが外観。
入り口。
玄関入ったところの看板かな。
お庭。なんと、立地敷地は850坪、建物は二階建て総延べ坪300坪だそうです。
一見、料亭のように見える店構えですが、居酒屋以上割烹未満を目指している「はす蔵」さん。お値段もお手頃価格のようですよ。
ぐい飲み酒180円、酔いどれ美酒鍋1400円で、全品この間ぐらいの価格だそうです。
そして、お料理には、「よろん島きび酢 本舗」さんのきび酢、「イタリア食材ベリタリア 」さんのところのオリーブオイル、そして、「わじまの海塩」が使われます。
さらに、仙台の川熊味噌
さんの味噌も。(ブログのご縁って面白いですね)
レジのところでお土産品としても販売されますよ。
10月17日にプレオープン。11月1日にグランドオープンです。10月31日まで全品2割引だそうです。お得ですね。
宴会は飲み放題で4000円。1ヶ月前にご予約のお客様は15%OFF。こちらもお得ですね。
「はす蔵」のプロフィール:
住所: 埼玉県行田市桜町2-29-17
電話: 048-550-5151
最寄り駅: 秩父線 東行田駅 徒歩3分(熊谷駅乗換秩父線乗車)
高崎線 吹上駅(新宿湘南ライン 又は 上野駅発高崎線乗車)
吹上駅から行田車庫行きバス12分 桜町下車3分
下車進行方向一つ目の長野交差点左 二軒目
営業時間: 昼 11:30~14:00
夜 17:30~22:00(L.O 21:30)
定休日:水曜日
「あんしん、健康、しかもデリシャス」at 小田急線内のつり革広告
私は、電車の中で、つり革広告を見るのが好きです。目もいいので、隣の車両のつり革広告まで読んでいることがあったりします。
皆さんはいかがですか?
新発売の商品の情報や流行りものがわかるだけでなく、キャッチコピー、伝え方など、勉強にもなります。
特に大企業は、広告代理店を通して、マーケティングにお金をかけているので、消費者の声、求めているものをアンケート調査したりしているため、その時代感覚を、敏感に反映させているから、参考になります。
先日、小田急線に乗っていて、目にとまった広告がこちら。
「あんしん、健康、しかもデリシャス」
あれ?「わじまの海塩」のキャッチコピー?と思うような言葉の羅列。
よく見ると・・・。
スーパーの「Odakyu OX」の今月の商品の豚肉「優とん」の広告でした。
「あんしん、健康、しかもデリシャス」
どうでしょう?この順番。
「デリシャス」が最後なんですよ。さらに「しかも」は、「それなのに」という逆説をうける接続詞。
まず安心、そして健康、それなのに美味しんだから、なおいいでしょう、ということですね。
特に、これはスーパーの広告ですので、消費者がなんとなくスーパーの肉に対して抱いている不信感をまず払拭して、「安心」から入っているのだろうと思います。(「健康」というのは、豚さんのことのようです。)
そして、価格の安さだけを訴えるスーパーとは、別のステージに打って出ている、というところですね。
安さだけを求めているのではない、もう一つの消費者の方向というような時代感覚がよく出ているように思いました。
そして、「わじまの海塩」は、「おいしくて、体にやさしい」というのをキャッチコピーにしていたりしているのですが、私の気持ち的には、「体にやさしい、しかも、おいしい」というような順番で説明したいなあと思っているんです。
先日の御茶ノ水のイベントでは、パネルの表示もその趣旨で内容を変えてみたりして、方向転換を図っているところでした。
そんなときに見つけた、この広告。
「安心、健康、しかもデリシャス」
「わじまの海塩」のキャッチコピーにもらいたいぐらいです(笑)。それにしても「デリシャス」って単語、最近、聞かなくなっていましたが、逆に新鮮に感じます。
「レタスクラブネット」で読者限定プレゼントやってます
主婦の方であれば、毎日のおかずやお弁当のレシピや、家事の裏技などが掲載されている「レタスクラブ」という雑誌(発行・角川エスエスコミュニケーションズ)があるのをご存知ですよね。
その「レタスクラブ」には、「レタスクラブネット」というインターネットのサイトがあります。
→ http://www.lettuceclub.net/
このたび、縁あって、この「レタスクラブネット」の読者限定プレゼントの品として、「わじまの海塩」を扱っていただけることになりました。
「わじまの海塩」200gを20名様の方にプレゼント! お申込みは10月26日(火)までです。
プレゼントのページはこちらです。
→ http://www.lettuceclub.net/present/index.html
ただし、応募には、レタスクラブネットの会員登録(無料)をした上で、「レタスクラブ」10/25号(10/9発売)に載っている<今号のパスワード>を入力し、読者アンケートに回答する必要があります。
「わじまの海塩」、気になっているのだけれど、近くでは売っていないし、送料を払ってまで購入するのはバカらしいし、試してみないうちから送料無料の5000円までまとめ買いする勇気もないし、でも、「レタスクラブ」ならときどき購読しているわ、というかた・・・、この機会にいかがですか?
パソコンは使わないけれど、携帯電話は使っているという方にも、携帯向けコンテンツ「@レタスネット」からでもプレゼントにお申込みできますよ。(情報料は一部有料(月額105円))
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●iモード
iモードメニュー
→メニュー/検索→グルメ/レシピ→レシピ→@レタスクラブ
●EZweb
カテゴリで探す→住宅・健康・暮らし→料理・レシピ→@レタスクラブ
●Yahoo!ケータイ
メニューリスト→くらし・健康→レシピ→@レタスクラブ
または
http://lettuceclub.mobi/
を直接入力
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なお、「当選者の抽選・賞品の発送は事務局にて行います。当選発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます」ということなので、せっかく、ご応募いただいたのに、外れてしまったら、ご了承くださいね。
舳倉島は世界有数の渡り鳥の交差点 by『舳倉島・七ツ島からの手紙』
COP10(「生物多様性条約約10回締約国会議」)が、先日2010年10月11日から日本の名古屋市で開催されていますね。
多様な生き物や生息環境を守り、その恵みを将来にわたって保つため、国家間で協力しあうことを目的にした会議です。
「わじまの海塩」の原料となる海水を取水している、石川県輪島市の「舳倉島」は、多様な生き物の生息地として、日本の中でも代表的な場所になっているんですよ。
先日もご紹介した「舳倉島・七ツ島からの手紙」(舳倉島・七ツ島自然環境調査団、北國新聞社発行・2010年8月)から、今日は渡り鳥についてご紹介しますね。
舳倉島は世界有数の渡り鳥の交差点と言われています。 渡り鳥の季節には、大きな望遠鏡付きのカメラを持ったバードウォッチャーさんがたくさん舳倉島を訪れています。
舳倉島では、2009年までに361種の野鳥が確認されています。日本では、約590種の野鳥が確認されているそうですが、その半分以上の61%を舳倉島が占めているというわけです。
面積約1km²の狭い島で、これだけ多くの野鳥が確認される場所は、日本では他に類を見ないということです。すごいですよね。
「ちょっとしたら世界的にも上位ランクに位置するバードウォッチングスポットかもしれない。国際交流の拠点に・・・」というのが英国からきたバードウォッチャーの提言だそうです。
以下、本から引用します。
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寒冷地、熱帯に生息する野鳥、水辺(海洋、岩礁、海岸、湖、池、川)や、山野(荒地、草原、畑、集落、林、森)の野鳥など、あらゆる生活環境の野鳥が観察されている。
大きい鳥や小さい鳥、動物食(鳥、魚、虫)や植物食(草木の実、海藻)の鳥、いろいろな色の鳥、渡り鳥と留鳥など、舳倉島は「あらゆる野鳥が行き交う交差点」といっても過言ではなくい。
日本の渡り鳥として分類される鳥のほとんどが舳倉島で観察されている。
大きい鳥はアネハヅル、コハクチョウで、重さは7~10キロある。一方、小さい鳥の代表はキクイタダキ、カラフトムシクイで4グラム台である。これは10円玉1枚分の重さである。
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舳倉島は、周囲約5km、面積1.04km²、標高約13mの小さな島。そこで深い山の鳥を代表とするアカショウビンと、海の鳥のウミネコ、ウミウとを同時に見ることができるのも、舳倉島ならではの醍醐味だそうです。
掲載されている生息地別の表を見ると、ヨーロッパ系、北アメリカ系、シベリア・モンゴル・中国北東部系、東南アジア系、中国大陸中央を南北に渡るコース系などからの渡り鳥が確認されていることがわかります。
珍鳥の宝庫ですね。この環境を大事にしていかなければと思います。
玄米を炊くときに「わじまの海塩」をひとつまみ入れると旨味が増します by 情熱弁当屋さん
みなさんは、玄米を召し上がっていますか?
玄米は、精白された白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含むため、健康を意識して召し上がっている方も増えてきているようですね。
こだわりの宅配仕出し弁当屋「玄米と大自然の恵み 情熱弁当」さんでは、発芽玄米を炊くときに、「わじまの海塩」をひとつまみ入れているそうです。
玄米といっても、加熱乾燥されて死んでいる場合には発芽はしませんが、自然乾燥の場合だと、種子としての機能を持ち、発芽するんです。
そんなこだわりの玄米をお使いになっている店主・原田主税さんのブログ から、以下を引用させていただきますね。
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玄米を水だけで炊くと若干の苦味を感じます。玄米に豊富に含まれるカリウムの作用です。塩をひとつまみ入れて炊くと、ナトリウムの作用で苦味が消えます。
さらに、ミネラルバランスの良い塩(わじまの海塩はカルシウム:マグネシウム=2:1)だと、それに加えて旨みがかなり増します。精製塩では出来ない芸当ですね。
毎日、自分で玄米を発芽させて炊いているボクが言うのだから、信じてくれても損は無いはずですよ(笑)
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原文はこちら → http://ameblo.jp/chikara624/entry-10673082011.html
玄米を炊いていらっしゃる方、「情熱弁当」屋さんを信じて、ぜひ、「わじまの海塩」をひとつまみ入れて炊いてみてください!!
白米の方がおいしいと思うんだけど、健康のために我慢して玄米を食べている、というような方にもオススメです。
美味しいものと体によいものは両立します。
消化機能や免疫機能のポイントとなる「酵素」は体内で生産できても、その酵素を活性化させるミネラルは、体内で生産することはできず、生命維持のためには、外から食事として摂るしかありません。
であれば、種の保存本能は、生命維持に必要なものを「欲しい」「美味しい」と感じるようになっているはず。健康のためだからといって我慢して不味いと思うものを食べることはないのです。体によいものなら、さらに、おいしくなるようにして、食べればいいのです。
そして・・・、10月10日には、名古屋市昭和区の情熱弁当屋さんの朝市で、無農薬や有機栽培の野菜や、お手製お惣菜にまじって「わじまの海塩」「わじまの水塩」が販売されました。
次回の開催予定日は10月23日(土)、31日(日)(8時~11時)だそうです。名古屋の方、ぜひ、行ってみてくださいね。
宅配仕出し弁当屋「玄米と大自然の恵み 情熱弁当」さんのプロフィール:
住所:愛知県名古屋市昭和区前山町1-17-8
電話:052-764-6690
情熱弁当 とは・・・
・国産食材使用率90%(緑提灯5つ星です。)
・野菜はすべて無農薬または有機栽培品のみ使用。
・肉魚卵類は薬品に頼らない、自然な形で育ったものを使用。
・揚げ物が少なく、薄味。鰹節の出汁をベースとした和風弁当です。
・調味料を含め、化学合成の食品添加物は一切不使用です。
・使用食品名や生産地などを個別掲載した「安心メニュー表」付き。
御茶ノ水アートピクニックでの出展報告
10月9日(土)、10日(日)の御茶ノ水アートピクニックでの出展についての報告です。
輪島に行ったときには、台風の進路もかえさせてしまった(?)私だったので、雨の天気予報でも、降らないと自信を持っていたのに、両日とも朝、起きたときには雨。
一日目は、少しだけ神通力(?)がきいて、昼間は傘がいらないぐらいの小ぶりでした。
二日目は、スケッチ大会の日。天の神様に祈っていたら、始まるころには雨がやんでくれました。
展示即売会は、「丸ビルでの輪島物産展」「東日本料理学校協会の研修会」「NPO元気な120歳を生きる会の文化祭」「女性デーの交流会」「女性起業家交流会」で行なった経験があるのですが、このような、全く一般の方向けのイベントは、実は初めての試みでした。
お塩だけの販売では、町ゆく人に立ち止まってもらえないかなと考えて、輪島朝市ふうの品揃え。
でも、「わじまの海塩」のコンセプトはブレないように、お塩以外の品揃えにはこだわりました。
・「わじまの海塩」
・「わじまの水塩」
・横浜石川町・金米堂本店さんの「わじまの海塩」使用の塩栗蒸し羊羹
・同じく、餡子に「わじまの海塩」使用のどら焼き
・塩士・中道さんが「わじまの水塩」で漬けた梅漬け
・中道さんのお仲間が作っている、能登の天然塩を使った魚醤(いしる)
・中道さんのお仲間が樽漬けした、輪島のへしこ(さば、いわし、カワハギ)
・「わじまの海塩」の原材料の海水を取水している舳倉島で海女さんが採っためかぶ
・「わじまの海塩」と島根県のモンモリナイトの「海塩石鹸」
このブログでも、ご紹介したことのあるもの達ですね。
さて、販売の様子は・・・。
道行く人に、足を止めてもらうため、甘いもの「塩栗蒸し羊羹」を小さく切って試食を呼びかけました。
召し上がった方は、9割の方が「おいしいっ」と声をだしてくださるので、そこから「わじまの海塩」を紹介する、という流れを作りました。
そこから「わじまの海塩」を購入してくださる方、羊羹を買ってくださる方、お値段手頃のどら焼きを買ってくださる方・・。
それから、お塩マニアのような方でしょうか、何の説明もしなくても、お塩をみつけて、すぐに購入してくださる方もいらっしゃいました。
梅干しとあれば買ってみたくなるというような、梅干し好きの方も世の中には多かった、というのは発見でした。
その梅干しマニアの方々にも、青梅を「わじまの水塩」で漬けただけの「梅漬け」が好評でしたよ。(こちらも味見を用意しました)
2日間で、せめて、賞味期限のある「塩栗蒸し羊羹」や「どら焼き」だけはなんとかしたいと思っていましたが、おかげさまで完売。梅漬け、へしこ、めかぶ、海塩石鹸も完売できました。
たっくさん用意していた肝心の「わじまの海塩」や「わじまの水塩」は完売こそできませんでしたが、善戦しました。
(こういうときに、たくさん用意して、残ってもなんともないので、つくづく、賞味期限がない塩を扱っているっていいな~と思いましたよ(笑))
販売のお手伝いには、中野ねこりん
さんが駆けつけて来てくださいました。中野ねこりんさん、私より、断然、こういう場での販売がうまいんです。
私はついつい説明が理屈っぽくなってしまうのですが、中野ねこりんさんは、「わじまの海塩」のファンとして「ほんっとに、おいしいんですよ~」といかにも、ほっぺたが落ちるような表情たっぷりに説明してくださるのです。
(これがなかなか私にはできません。修行が足りませんね)
そして・・・、1日目の夕方には、神通力が切れて、大雨が降ってきて、30分早めに撤収。その直後に、野菜ソムリエのちょりくん さんが、御茶ノ水での夕食前に、ご友人を連れてきてくださったそうで、大変、申し訳なく、残念でした。
2日目には、風呂敷&和文化コンシェルジュのつつみ純子さんが来てくださいました。私のはっぴ姿の写真もブログにアップしてくださっています。→http://ameblo.jp/11264ki/entry-10672722851.html
それから、ブログを読んで、起業前にいた会社の先輩もお友達を連れてきてくださいました。(その直前に、その元いた会社の顧問だったHさんが偶然にも通りかかったんです。スケッチ会に参加なさったご友人と一緒で、お元気そうな様子でした。)
また、茗溪通り商店街会長で「昌平不動産総合研究所」の瀬川昌輝社長をはじめ、社員の皆様方、アートピクニックの実行委員長で「レモン画翠」の阿部部長、喫茶店「穂高」のご家族様などなどから、ご支援・ご協力を賜りました。
みなさま、どうも、ありがとうございました。感謝申し上げます。
新宿伊勢丹「イタリア展」でスペイン「エルブジ」に研修に行く薮中シェフと初対面
以前、このブログでご紹介した、石川県輪島市出身のシェフ・藪中 さん。兵庫県芦屋市の「JOJO」の料理長をしている方です。
日経新聞の「ご当地調味料ランキング」に「わじまの海塩」がランクインしたときに、「輪島をPRしてくれてありがとうございます」と、わざわざお電話をいただきました。
この薮中シェフ、10月末から、世界一予約が取れない店と言われているスペイン・バルセロナの「エルブジ(エルブリ)」に修業に行くのだそうです。
「わじまの海塩」と「わじまの水塩」を持って行って、エルブジのヘッドシェフ・フェラン・アドリア氏に渡します、とのこと。そこで「わじまの海塩」と「わじまの水塩」のスペイン語のちらしを作って、と頼まれました。
「え~、スペイン語~!?」と思いましたが、運良く、すぐに、スペイン語の翻訳ができる方を見つけることができて、ネイティブチェックまでしてもらい、できあがりました。これです。
見出しはこんな感じ。
そして、この藪中さん、東京の新宿・伊勢丹で開催中の「イタリア展」のため上京しますということで、御茶ノ水のイベントの後、このチラシを持って行ってきました。
鹿児島でリストランテをしているご友人の助っ人ということで、ジェラートの出店のお手伝いということでした。
鹿児島のリストランテ「CAINOYA」(甲斐の国・山梨県出身の祖父母が鹿児島に移り住んで始めたのが、1931年創業の「甲斐之家食堂」だったので。三代目だそうです)。お店のドルチェとして出しているジェラートを東京・初出展だそうです。
上の写真で、左がCAINOYAのシェフ・塩澤さん。右が藪中シェフです。初対面でしたが、何度かお電話で会話しているし、輪島つながりなので、旧知の仲のように感じました。
このジェラートがとても珍しいジェラートで、BONATIのバターとパルミジャーノ、オリーブオイル、ピスタッチオ、赤ワインとバルサミコ酢、というようなブレーバーなんです。
イチオシの「BONATIのバターとパルミジャーノ」は売り切れでしたが、他のフレーバーほとんど味見をさせていただいちゃいました。
こちらは、赤ワインとバルサミコ酢のジェラート。見えませんが、下には、抹茶色のピスタッチオが入っています。
バルサミコ酢のコクがあり、とてもおいしかったですよ。
伊勢丹のイタリアフェアは明日11日(火)18時までです!! (なんとか前日中に告知。もう遅いかな)
私、生ポルチーニ茸をゲットしました。おいしそうなもの、いろいろありました。
そして、イタリアといえば、ベリタリア さんは、直輸入しているEXVオリーブオイル「バランカ」の農家に、オリーブの実の収穫の様子をその目で確かめるべく、イタリアに出発しました。
みなさん、世界を舞台に活躍していますね。
世界に羽ばたこうとしている藪中シェフにくっついて、「わじまの海塩」「わじまの水塩」もスペイン上陸。そして、ベリタリアさんにくっついて、イタリア上陸も果たします。
ご縁はありがたいものですね。ワクワクします。
新宿伊勢丹 本館 6階「イタリア展」について:
URL:http://www.isetanspecial.com/
リストランテ「CAINOYA」のプロフィール:
住所:鹿児島市城山町2-11 照国宮前通り ドルチェヴィータB1F
電話:099-223-5277
URL:http://www.cainoya.com/
「ナホトカ号重油流出事件のその後」…「舳倉島・七ツ島からの手紙」より
御茶ノ水のスケッチ会、アートバザール、今日もやっています。
やっと雨も上がってきたようでホッとしています。
さて今日は違う話題を。
輪島市の中道肇氏から、「舳倉島・七ツ島からの手紙」(2010年8月・北國新聞社発行)という本を送ってもらいました。B5判・オールカラーの本です。
「舳倉島・七ツ島自然環境調査団」編で、団長は、金沢大学・金沢学院大学名誉教授の藤則雄先生。
地質・気象・漂流物、魚介類・海藻、野鳥、動物、昆虫、植物、考古など各分野の専門の先生方が調査団のメンバになっています。
輪島沖に浮かぶ二つの離島「舳倉島(へぐらじま)」と「七つ島(ななつじま)」の自然環境について、北國新聞社が2008(平成20)年から2年余りをかけて実施した自然環境調査団の成果や、豊かに息づく動植物、魚介類、昆虫類の姿が収められています。
「舳倉島(へぐらじま)」は「わじまの海塩」の原料の海水を取水している場所。
「七つ島(ななつじま)」は「わじまの水塩」の原料の海水を取水している場所。
中道肇の生まれ育った島々です。
どのページもとても興味深いものなのですが、その中で特に興味深かった内容をご紹介します。
「重油流出事故のその後」という項目です。
1997年1月、ロシア船籍タンカーの「ナホトカ号」が島根県隠岐島沖で座礁し、へし折れた船首部分が福井県三国海岸に漂着したという事件を覚えていらっしゃいますでしょうか?
船首部分からは、大量の真っ黒な重油が海岸に漏れ出し、流れ出た重油は能登半島の西側一帯の海岸に漂着しました。
私も、「ナホトカ号」という名前や、テレビニュースで、地域の住民や、のボランティアたちの皆さんが、柄杓(ひしゃく)とバケツで油の除去をしている作業が映ったのを覚えています。
その重油流出事故の直後の2,3月、北國新聞社と金沢大学で、舳倉島と七ツ島の環境調査を行ったときには、油膜は海面を帯状になって漂い、海藻やごみを含んだ塊が海岸に押し寄せていたそうです。
七ツ島の一つに船で上陸してみると、大量の重油が大きな岩の間に漂着し、岩の表面の海藻が黒く覆われるという惨状が広がっていたそうです。
さて、それからその重油はどうなったでしょう?この本に書かれていました。引用してご紹介します。
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流出事件から11年経った2008年5月、今回の自然環境調査で舳倉島、七ツ島(荒三子島、御厨島)で重油汚染のその後を調べた。
埋められた油、大きな火山灰や溶岩、コンクリートの表面にへばりついた油は11年経っても黒く残っている。
ところが、本来の重油が持つ異臭や粘着性がない。手でも容易にはがれるほどである。
黒い部分を持ち帰り、電子顕微鏡で観察したところ、重油は「ろう」の一種である無害なパラフィンに変わっていた。
パラフィンには球菌、杆菌、糸状菌の「石油分解細菌」がぎっしりと詰まっていた。
つまり、重油が石油分解細菌の働きによって無害なパラフィンに変化していたのである。
自然の浄化力に驚かされるばかりである。
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海水の中に生きる石油分解細菌・・・。自然の力は本当にすごいですね。
「日本海すごいっ!!」と思ってしまいました。
この石油分解細菌の力は、いろいろな分野に応用ができるのではないかなと思いました。