クイズ・「レタスクラブネット」の「わじまの海塩」プレゼントの応募数は?
今日は、東海大学・高輪校舎でフリーマーケットをやっています。イベントの模様は、また別途、ご報告しますね。
さて、今日はクイズです。
このブログでもお知らせしていましたが、10月13日から10月26日まで、雑誌「レタスクラブ」のインターネットサイト「レタスクラブネット」と、携帯サイト「@レタスクラブ」のプレゼントコーナーで、ネット会員向けに、「わじまの海塩」のプレゼントが掲載されていました。
応募は、会員限定(会員登録は無料)。雑誌に掲載されているキーワードの入力が必要でした。
レタスクラブネットの会員数は約15万人だそうです。「わじまの海塩」は抽選で20名様へのプレゼントでした。
(当選者の方には、今日あたりに届いていることと思います)
では、問題です。いったい、「わじまの海塩」への応募は何件あったでしょうか?
まったく予想もつかない、とは思いますが・・・・。
コメントか、メッセージでご回答くださいませ。約何件という答え方でいいですよ。
当たった方には、「わじまの海塩」200gを1つプレゼントしちゃいます。
ちなみに・・・、私の弱気な予想では、20件に満たない17件。強気な予想では、100件程度でした。
皆様からの回答をお待ちしていま~す。
レタスクラブネットのURL: http://www.lettuceclub.net/
明日「東海大学 高輪校舎」フリーマーケット&駒場学園の文化祭バザー
明日、11月2日11:00~16:00に、「東海大学 高輪校舎」のテニスコートで開かれるフリーマーケットに、学生団体「SOLA」さんと一緒に、出店します。
「わじまの海塩」「わじまの水塩」「水塩で作った梅漬け」「金米堂本店の塩栗蒸し羊羹」を販売します。
お時間のある方、ぜひ、いらしてくださいませ。
場所:東海大学 高輪校舎 テニスコート
(雨天時:4号館 地下1階食堂)
港区高輪2-3-23
アクセス:
JR・京浜急行「品川」駅から、都バス『目黒駅行』に乗り『高輪警察署前』下車、徒歩約3分
都営地下鉄浅草線「泉岳寺」駅下車、A2出口より徒歩約10分
東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅下車、出口1から左に進み徒歩約8分
さ・ら・に、もう1件、ご縁あって、駒場学園高等学校の文化祭で、卒業生の父母会・ひしの実会様の主催バザーでも、「わじまの海塩」が販売されます。
日時: 11月2日(火) 12時 ~ 16時
11月3日(祝) 9時 ~ 15時
場所: 駒場学園高等学校
アクセス: http://www.komabagakuen.ac.jp/access.html
駒場学園は、卒業と同時に調理師の免許が取得できるコースのある高校です。スポーツでも活躍していますね。
本日、バザーの係のご父兄の方に、わじまの海塩の説明をしてきました。ビール実験もお見せいたしましたよ。

卒業生、保護者の方、ご近所の方、こちらもどうぞよろしくお願いします。
「わじまの海塩」アメリカのCIAへ
アメリカのCIAといっても、あの「CIA」ではありません。
アメリカに、世界一の料理大学といわれる CIA大学(The Culinary Institute of America )という大学があります。料理と菓子の学士号が取得できる4年生大学です。
この大学では、13年前から「Worlds of Flavor」という国際会議を主催しています。世界のキュイジーヌを取り上げる、アメリカで最も影響力のあるプロ向けの祭典と言われているそうです。
毎年700名の来場者があり、リーディングシェフ、レストランオーナー、フードサービス企業のエグゼクティブ、バイヤー、ジャーナリストが参加しているということです。
この2010年11月4日~6日、カリフォルニアのCIA大学ナパ校で、「Worlds of Flavor」が開かれます。
今年のテーマは、日本。「Japan: Flavors of Culture」をテーマに、世界から700名ほどの参加者が集まるそうです。
日本からは、古典からモダンまで業界屈指の料理人65名が選抜され、“チーム・オブ・ジャパン”として3日間に渡り、世界中のプロの料理人に向けて「日本食の何たるか」をデモンストレーションすることになっているということです。
「服部栄養専門学校」の服部幸應先生、「オテル・ドゥ・ミクニ」三國清三シェフ、「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフ、「菊乃井」村田さん、「京都吉兆」徳岡さんなどがメンバのようですよ。
このイベントに、小学館「美味サライ」が日本の食材を紹介するブースを出店するそうです。
世界の料理界は日本食ブームとはいっても、流通しているのはマスプロダクトの食材ばかり。日本の良心的な質の高い最高の食材を世界のトップシェフに味わってもらいたいから、というのがその動機ということです。
そ・し・て、な・ん・と、7月に、輪島や舳倉島の製塩所に取材に来て、「この塩は世界レベル」と評価してくださった「美味サライ」の編集長様の推薦で、「わじまの海塩」もこの「美味サライ」のブースで紹介していただくことになったんです!!
ご縁、ご縁ですね。ほんとうに、ご縁に恵まれています。ありがたいことです。
「美味サライ」のブースというのは、去年11月に開かれたスペインのサンセバスチャンで開かれた「世界料理学会」についで2度目。このときの様子は、「美味サライ 2010年夏号」(小学館)に掲載されています。
そのときには、白扇酒造のみりん、かめびしの醤油、湯浅醤油の生一本黒豆醤、みふく庵のゆず胡椒、大久保醸造点の味噌、九重雑賀の酢、飯尾醸造の酢、山口ごま本舗の胡麻油、竹本油脂の胡麻油、等々が紹介されたそうです。
服部幸應先生などが、このブースに、世界ナンバー1シェフと言われるフェラン・アドリア氏、三ツ星のマルティン・ベラサテギ氏、スペイン料理の父といわれるアルサック氏、パリの「アストランス」のパスカル・ガルボ氏などを連れてきてくださって、奥田政行シェフが腕をふるった日本の調味料を使った料理を味わっていただいたそうです。
今回のイベントではどんな方がいらっしゃるでしょう。私は日本で留守番なのですが、「わじまの海塩」と「わじまの水塩」はすでに旅立ちました。どんなふうに評価されるかワクワク、ドキドキです。
リストランテヒロ丸ビル店で中道夫妻の真珠婚式記念の食事
結婚30周年「真珠婚式」を迎えた弊社・輪島事業部長の中道夫妻をお迎えしての東京観光。
夜は、東京駅・丸ビル「リストランテヒロ」で食事をしました。
大島今日シェフは、小学館「美味サライ」と北陸テレビの取材のときに、編集長さんや奥田政行シェフといっしょに、輪島製塩所や、舳倉島までいらっしゃいました。
大島シェフの今年のテーマが「発酵」で、「発酵する塩がある」と聞いて、行きたいと同行されたのだそうです。「塩そのものが発酵するわけない」と思っていたら、「食材を発酵させる塩」だったということで、納得されたということでした。
それ以来、「わじまの海塩」「わじまの水塩」「へしこ」を使ってくださっています。
塩を全部「わじまの水塩」に切り替えましたということで、「わじまの水塩」を通常使いの塩として、「わじまの海塩」を発酵を意識した塩として使ってくださっているそうです。
この日は「中道さんと行きます」と伝えていたので、腕をふるったスペシャルコースを用意してくださっていました。
まず、前菜。下に、塩をして少し寝かせたハマチが隠れています。
ハマチの上には、彩りのよい辛み大根。こちらも「わじまの海塩」で浅漬けふうです。
こちらは、ずわい蟹のアクアパッツァといってもいいかなあ。
なんて呼ぶのでしょうか?マカロニみたいな大きさのパスタも入っています。ソースがとてもいい味でした。
フルーツトマトの冷製パスタ。下に細~いカペッリーニが隠れています。
こちらは、輪島のへしことセロリのパスタです。へしこを薄くスライスして、柔らかいセロリの葉と茎との組み合わせで、和風アンチョビのいい味が出ています。
いのしし肉と牛蒡。お肉に臭みはまったくありません。お肉の上に「わじまの海塩」がかかっています。粒が残っているのがまたいいのです。
この後、デザート。写真を撮り忘れました。
普段、「東京の洋食は口に合わなくて・・・」という中道氏でしたが、どれも「こんなに口に合うのははじめてだ」と完食なさいました。(お塩がいいんですよっ)
帰りに、大島今日シェフとは、「わじまの水塩」談義。
お肉も魚も焼く前に「わじまの水塩」をスプレーすると、塩味は残らずに、うま味を引き出すので、お客様から、お肉の味がおいしい、お魚の味がおいしいと、素材をほめられるのだそうです。
そして、最近は、脱水シート「ピチット」にもハマッているそうです。中道氏から、「わじまの水塩」と「ピチット」で作るカラスミの作り方を伝授。大島今日シェフは、どんどん、新しいメニューの創造力がかきたてられているそうです。
1か月後ぐらいには、カラスミの料理が食べられそうですよ。
「リストランテ・ヒロ CENTRO(丸ビル店)」のプロフィール:
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング35F
アクセス:JR東京駅 丸の内口 徒歩2分、地下鉄丸の内線東京駅 徒歩1分
地下鉄大手町駅 徒歩3分、地下鉄千代田線二重橋前駅 徒歩3分
電話:03-5221-8331
営業時間: 11:00~15:30(L.O.14:00)
18:00~23:00(L.O.21:00)
定休日: 無休 (丸ビル休館日に準ずる)
URL:http://www.r-hiro.com/centro/index.html
輪島の塩士・中道肇夫妻ご結婚30周年記念の東京観光
10月27日・28日、輪島の塩士・弊社の輪島事業部長の中道氏がご結婚30周年記念ということで、「東京に行きたい」という奥様を連れて東京に出ていらっしゃいました。
銀婚式、金婚式というのはよく聞きますが、結婚30周年は「真珠婚式」と呼ぶのだそうですよ。
奥様からの「浅草に行ってみたい」というリクエストで、浅草・浅草寺に。ツアーコンダクターの私です。
本殿前の大きな香炉のけむりを頭につけるというのを一度、やってみたかったのだそうです。
中道肇さんと奥に映っているのが奥様・美奈子さん。私と同じ名前で、文字違い。
仲見世通りで、人形焼きや舟和のくずもちやお煎餅などのお土産を買って、かっぱ橋道具街へ。
元・漁師で、魚を扱うのが好きな中道肇。包丁を見る目が真剣です。
「合羽橋」の交差点は、東京スカイツリーが根元から見られるスポットです。
ろうでできた食品サンプルなどを楽しんで、もう一度、浅草へ戻り、「神谷バー」で「電気ぶらん」。私、初体験。
そして隅田川へ。朝日ビールのジョッキと炎のモチーフの建物に、スカイツリーが加わって、こちらも写真撮影スポットです。
隅田川下りの水上バスに乗りました。ライティングされててきれいです。
浜松町の日の出桟橋で降りて、東京タワーも見れました。
夕食は東京駅の丸ビル35階の「リストランテヒロ」の「わじまの海塩スペシャル」コースを。お料理の写真は明日のブログで紹介しますね。
帰りに、大島今日シェフと記念撮影。
奥様は、「輪島の朝市」に出ています。
そして、宿泊ホテルがある高田馬場へ。私がよくお邪魔している「ベティ」で。ご結婚30周年のケーキを。
そして、カラオケで「輪島朝市」などを歌ってもらって夜がふけました。
翌日は、御茶ノ水・本郷を回り、昼は「水道橋 かつ吉」でトンカツ。こちらはヒレカツ。「わじまの海塩」のつけ塩で。
そして、羽田空港へお見送り。
1泊2日といっても、飛行機の時間の関係で、正味24時間。でも、「真珠婚式」の旅、しっかり楽しんでいただけたのではないかと思います。一番、楽しんでいたのは私かもしれませんが・・・。
愛媛県今治市「自然良味 ゆらり」オープン
もう2週間前になってしまうのですが、10月14日に、愛媛県今治市に「わじまの海塩」使用店様がオープンしました。
きっかけは、ブログを書くようになって、初めて、ブログ読者さんで「わじまの海塩」をネットで注文してくださった「かおりっちぃ 」さんです。
「かおりっちぃ」さんがいつもブログで「わじまの海塩」や「わじまの水塩」を紹介してくださっているので「かおりっちぃ」さんの読者さんに、伝播されていっているんです。
それで、今治市のブロガー仲間の「ピコ 」さんがこのたびオープンしたカフェと食事の店「自然良味 ゆらり」さんで「わじまの海塩」を使ってくださることになったのです。
「かおりっちぃさん 」に、「お塩がどんなふうに使われているか聞いてきてください」とお願いしたら、ちょうど「ゆらり」でオフ会が開かれ、写真を撮ってきてくださいました。
今治地区ブロガー仲間さんもたくさん写真をアップされているので、「ぷら 」さんのお写真もお借りして、「ゆらり」さんを紹介しますね。
オープンの日の写真から。こちらがピコさん。お若い女性です。
このようなエントランスになっているそうです。
店内のイス席。
S字になっているちょっとした個室もあります。部屋から中庭も見えます。
ピコさんが一つ一つ選んだ食器が並んでいます。
店内も庭にも、もっともっと凝った作りや仕掛けがたくさんあるんですが、実際に行ってみてきてください。
では、お食事の紹介へ。
モーニング。こちらは「ピザトースト」。
ランチから一つ。「海老のちりマヨ」。
小鉢がたくさんついているのがいいですね。
夜は丼もの。こちら「ハマチ漬け丼」。
カフェの時間にはケーキを。ケーキもたくさんあるのですが、こちら「ティラミスワッフル」。
ケーキの隠し味に「わじまの海塩」を使ってくださっているそうです。
朝から晩まで居ついてしまいそうなお店ですね。
そして、2階の和室を使って、夜に宴会もできるそうです。
天ぷらや唐揚げ、お刺し身の付け塩用に、「わじまの海塩」とその抹茶塩が用意されていたそうですよ。
宴会料理、たくさんのお料理の中から一つ。鶏のから揚げ、奥に見えているのは豚の角煮。
9時から23時までの休憩時間なしの営業。毎日、どれだけの仕込みをしていることでしょう。店長・「ぴこ 」さん、休みの日も返上してケーキ作りの研究をしているようで・・・。お体、大事にしてください。
愛媛に行ったら、ぜひ「自然良味 ゆらり」さんにお寄りくださいね。
自然良味 ゆらり」のプロフィール:
住所:愛媛県今治市旦字久松241-4
電話:0898-47-1910
営業時間:9:00~23:00
定休日: 水曜
11月2日(火)に白金高輪でフリーマーケットに出店します
平日なんですが、11月2日(火)に、白金高輪の「東海大学 高輪キャンパス」で行われる「東海大学 建学祭」のフリーマーケットに参加します。
このブログでご紹介した、白金高輪付近をリヤカーで野菜を販売している学生団体SOLA
さんが出店するので、そこで一緒に「わじまの海塩」も販売させてもらうことになりました。
商店街協賛のフリーマーケットで、一般参加を募集しているのをみっくさん が教えてくださいました。
私もいます。お近くの方、ぜひいらっしゃってください!!
学園祭なので、他にも「ミスター&ミスコンテスト」や「女装男装コンテスト」などもあるようですよ。
日時:2010年11月2日(火)11:00~16:00
(フリーマーケットは3日(水)11:00~16:00もあります)
場所:東海大学 高輪校舎 テニスコート
(雨天時:4号館 地下1階食堂)
港区高輪2-3-23
アクセス:
JR・京浜急行「品川」駅から、都バス『目黒駅行』に乗り『高輪警察署前』下車、徒歩約3分
都営地下鉄浅草線「泉岳寺」駅下車、A2出口より徒歩約10分
東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅下車、出口1から左に進み徒歩約8分
「3分クッキング 11月号」で「わじまの海塩」プレゼント
先日、「レタスクラブネット」でのプレゼント紹介 をしましたが、集中して、もう一つ続きます。
10月16日発売の「3分クッキング2010年11月号」(日本テレビ放送網・発行)。
1963年から続くという日本テレビ系列の長寿番組「3分クッキング」。毎週月曜日から土曜日の11:45~11:55に放送されています。 その「3分クッキング」の11月放送テキストです。
こちらのプレゼントコーナー。
「わじまの海塩」、「おいしくて身体にやさしい塩ができました」と紹介されていますよ。
この「3分クッキング 11月号」には、11月放送分のレシピに加えて、秋のキノコを使ったレシピが、32種類も紹介されています。
380円。買って損はありませんね。
本誌のとじ込みハガキの読者アンケートに記入して送るだけです。抽選で10名様に。11月15日(月)の消印まで有効です。
パソコンは使えないし、ネット通販には抵抗があるわ、と思っていらっしゃるようなお母様やお友達に、ぜひ、ご紹介くださいませ!!
そして、おまけの話題ですが・・・
この「3分クッキング 11月号」をテーブルの上に置いておいたら、娘がページをめくって、「『時には自分でも昼にお弁当を食べてみよう』」って書いてあるよ。やってみてよ」と。
娘は大学生なのですが、まだ、私、お弁当作り、やっているんですよ。平日の夕食は、近くに住んでいる実家の母にいまだにお任せしている生活なのですが、お弁当作りだけは小学校以来、続けています。
お弁当のレシピのページに、見た目も味も食感も変化するから、たまには同じものを自分でも昼に食べてみましょう、と書いてあったんです。
確かに、いつも、できたてを味見して、おいしいと感じていても、昼になると、肉の脂がどうなっているか、味は濃く感じるのか薄く感じるのか、など、わからなかったりしますね。
自分で食べないようなものを、人に食べさせてはいけない。ほんとにそうですね。
ちょっと前になりますが、「よろん島きび酢本舗 」さんが、10月13日に、主婦であり、消費者としての自分が求めているものとして「きび酢」がある、と書かれていました。
印象的な言葉で、記憶に残っていました。「わじまの海塩」にとっても、私は主婦であり、第一の消費者であれ、という思いを強くしました。
「Amazon Kindle3」と、「ライフ」と「グリーン」のイノベーション
先日、アメリカの研究所へ出向している元・同僚Uさんが一時帰国したことをきっかけに、前職の会社の研究所メンバの集まりがありました。
Uさん、日本未発売で、8月末からアメリカで販売を開始された「Amazon Kindle3」を持っていましたよ。「Amazon Kindle3」というのは、アマゾン社が製造・販売する電子ブックリーダーのことです。
傷がつかないようカバーがつけられていました。一見すると、手帳のような感じです。薄いです。
開くとこんな感じです。隣にあるのは大きさの比較のために、焼酎瓶のフタです(笑)。
文庫本より大きいけれど、単行本よりは小さいというサイズ。
文字は、こんなふうにうつります。
文字の大きさは変更できるようになっています。
液晶の画面ではなく、目にやさしい感じがしました。水平にしても文字がちゃんと読めます。
日本語フォントも内蔵されていて、日本語PDFの表示もできますが、まだ日本語の書籍は発売されていません。
そこにいたメンバー全員、ipodやipadのように画面を指で触って、ページ送りを試みましたが、画面を触っても何も起きません。右についているボタンを押すことでページ送りになります。
検索やメモのために下に小さなキーボードがついています。
車社会、ラジオ社会のアメリカらしく、音声読み上げ機能がついていました。その自動合成された音声がロボット音声のようではなく、とても自然で、英語のラジオ教室のナレーターが話しているように聞こえました。
日本で電子ブックが定着するかどうかは疑問視されていますが、この画面の見やすさであれば、普及するかもしれないな~と思いました。
すでに、アマゾン書店の約400.000冊、100紙以上の新聞、39冊の雑誌を有料でダウンロードできるようになっているそうですが、日本の出版社は、電子ブック化に早々と乗るか、抵抗するか、見守るか・・・。未来を見据えた見極めが求められていますね。
また、話は変わりますが・・・・。
その会に参加していた、システム情報科学系の大学教授・I先生によると、文部科学省の補正予算で、今年、45歳以下の研究者300人に、4年間で1人総額2億円の研究費が助成されるという公募があったということでした。現在、募集は終わり、審査中ということ。
その研究テーマは、「ライフ」と「グリーン」のイノベーション(改革・革命)ということだそうです。
ライフというのは、生命。生命機能や疾患原因の解明等、健康社会の実現を目的としたもの。
グリーンというのは、環境・資源・エネルギー・食料分野などですね。
大手企業では、最近は、「医療」と「環境」がキーワードとして挙げられているようですが、弊社・「株式会社美味と健康」も、10年後、20年後を見据えた、このグリーンとライフというテーマに乗っかっている未来企業だなあ、と自負してしまいました。
「わじまの海塩」の製塩法、二酸化炭素を排出せずに、海水から食料資源を得るという技術。これは、たぶん、10年後ぐらいに評価される技術になるのではないでしょうか。
そして、なりより、健康社会に貢献できる企業でいられるということは、うれしいことですね。
今は零細企業ですが、未来を見据えて頑張っていきたいと思います。
独立行政法人日本学術振興会 「最先端・次世代研究課題支援プログラム」について:
http://www.jsps.go.jp/j-jisedai/index.html
風邪に抗生物質は効くか?
風邪を引いて病院へ行ったときに、抗生物質を処方してもらったことがありますか?
風邪に抗生物質は効くのでしょうか?
「日経ビジネス」(日経BP社 2010年10月18日号)に「心と体」というコーナーに、「細菌とウイルス」という記事が載っていました。
この記事を読んで、上述の答えが明確になりました。
昭和大学医学部臨床感染学の二木芳人教授の談話です。引用してご紹介します。
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風邪症候群をはじめとする感染症をもたらすのは病原体である。病原体の種類にはいくつかある。その主なものがウイルスと細菌だ。
ウイルスと細菌の大きな違いは、構造と大きさだ。
細菌は生物であり、細胞を持っているので、細胞分裂を繰り返して増殖する。
一方のウイルスは生物ではなく、たんぱく質の固まりである。そのため、自ら増殖することはできず、人の細胞などほかの生命体に寄生して増殖していく。
細菌による感染例としては、O-157をはじめとする腸管出血性大腸菌やサルモネラ菌、ボツリヌス菌などによる食中毒、結核菌などによる結核、破傷風菌による破傷風、肺炎球菌などによる肺炎や中耳炎・・などが挙げられる。
細菌による感染症と分かれば、抗生物質(抗菌薬)による治療が主になる。抗生物質を使用する限り、細菌は生き延びるために突然変異を起こす。その進化が耐性菌を作り出す。
ウイルスによる主な感染症には、風邪症候群、インフルエンザ、麻疹、風疹、水痘(水ぼうそう)、ウイルス性肝炎、帯状疱疹、エイズなどがある。
ウイルスに対する特効薬はまだない。人間の持つ免疫力が、体内に侵入したウイルスと闘うことが治療につながる。
その一助となるのが、特定のウィルスに対するワクチンだ。例えば、麻疹や風疹、おたふくかぜ、ポリオ、日本脳炎などのウイルスに対しては、ワクチンによる抗体で発症を予防できる。しかし、HIV(エイズウイルス)をはじめとする多くの感染症のウイルスに対するワクチンは、まだ開発段階にあるのが現状だ。
風邪の原因となっているのは、90%以上が細胞を持たないウイルスによるものである。よって、細胞に働きかける抗生物質では、治療効果は望めない。さらに言えば、肺炎やある種の気管支炎以外には、薬の処方は不要だろう。
咳止めや解熱剤などが処方されることもあるが、それは各症状を和らげる対症療法でしかない。
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風邪を治す薬が発明できたらノーベル賞がとれると言われていますが・・・、風邪は、抗生物質では治らないのですよね。それは、細菌とウイルスの違いだということがこの記事で再確認できました。
娘たちが小さかったころ、熱が出て、近所の小児科につれていったときに、診察して「風邪ですね」と言って、薬を出さなかったところと、すぐに薬を出してくれるところとがありましたが・・・。
安静にしていられないと、つい、薬に頼りたくなりますが・・・。
ウイルスは40℃ぐらいの温度で死んでしまうので、熱が出ているときは、自分の体がウイルスをやっつけているんだ、と思って、むやみに熱を下げない方がいいのですよね。
風邪は薬で治らない。自分の体の免疫力を信じて・・・。
体の免疫力をあげるには、やっぱり、体を作る食べ物が大事ですね。