橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて) -32ページ目

「東京ソラマチ」31階・奥田シェフプロデュース「ラ・ソラシド」で「わじまの水塩」

スカイツリーの開業、5月22日。もうすぐですね。

スカイツリー


お隣のソラマチも同時にグランドオープン。

今日は、珍しく、開店前の使用店様ご紹介です。

ソラマチの31階、「LA SORA SEED FOOD RELATION RESTAURANT ( ラ・ソラシド フードリレーションレストラン)」。

山形県の有名イタリア料理店「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフがプロデュースするお店です。

「食」と「農」をテーマに立ち上げた、「日本各地の生産者」と「都市で生活する人々」を繋ぐプロジェクト"Food Relation Network"(ap bank)とのコラボによって、東北地方の食材にこだわったレストランになるとのこと。

川島洋シェフが料理長を務められます。

川島料理長から、「わじまの水塩」に興味があるとお問い合わせがあり、サンプルをお送りしたところ、使っていただけることになりました!!

昨日のブログでご紹介したように、輪島の塩士・中道肇氏とスカイツリーを見に行った翌日に、その連絡がありました。繋がってます~。

「ラ・ソラシド」では、「ランチは野菜をふんだんに食べられるビュッフェスタイル」、「ディナーは“日本”を感じていただくコースメニュー」を用意、ということです。

大きなガラス窓で、スカイツリーをまじかに見ながらの食事。楽しそうですね。

ラ・ソラシド

(写真は、グルメぴあのサイトからお借りしました)

私は、いつ行けるかしら。楽しみです。


「ラ・ソラシド」のプロフィール:

住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ31F
アクセス:押上駅B3出口すぐ 
電話:03-5809-7284      
営業時間:11:00~23:00(L.O.21:00)
定休日:無休

スカイツリーと浅草寺とおいしい和食「みこはち堂」

塩士の中道肇氏と、立会川を出て、京急線・都営浅草線直通で、押上(スカイツリー前)駅に。

開業前のスカイツリーを見学。

スカイツリー


お隣「ソラマチ」の内覧会もやっていました。

隅田川の方に行き、業平側の真下からの図。

スカイツリー2


そして、お腹をすかせるため、浅草通りを歩いて、浅草まで散歩。

吾妻橋から見たスカイツリー、アサヒビールタワー、スーパードライホール。

浅草


浅草寺でお参り。

浅草寺


ゴールは、すし屋通りにある「三五八堂」あらため「みこはち堂」。

みこはち堂


和食屋さんらしく、のれんもつきました。

のれん


お料理は・・・。 冷しゃぶ風のお肉の出汁浸し。

冷しゃぶ


繊細で上品な牛すじの煮込み。

牛すじ


牛ステーキ。「わじまの海塩」で。

ステーキ


魚の本場・能登の中道さんに、東京の魚を食べさせても・・・ということで、お肉をリクエストしたので、肉三昧。

でも、お昼を食べ過ぎてしまったので、お料理はここまで。

お肉を食べながらも、料理長の高村真さんも一緒に、やっぱり能登の魚の話題で話がはずみました。

スピード勝負の漁師(中道)から見ると、和食人の魚のさばき方は、まどろっこしく見えるという話や、産地でさばいた新鮮な魚を、宅急便で、一番おいしくなる、寝かした状態で東京に届ける方法など、面白い話でしたよ。

「みこはち堂」は、先日、ご紹介した鶏肉の唐揚げが大流行で、鶏肉の専門店にしようかということでしたので、また今度行くと、変わっているかもしれません・・・。

三社祭、スカイツリー開業、熱い浅草です。

「浅草 みこはち堂」のプロフィール:

住所:東京都台東区浅草1-8-4
アクセス:銀座線 田原町から徒歩3分
     浅草駅3番出口から徒歩7分 
     つくばエクスプレス浅草駅から徒歩2分
      雷門通りから「すし屋通り」を入って、右側すぐ。もんじゃ「祭りばやし」の2階。
電話: 03-6796-7358                  
営業時間:平日 17時~23時30分 
        日祝 13時~20時30分
定休日:月曜日

立会川・吉田家で、そば生産・農林水産大臣賞受賞の農家さんの蕎麦

能登・輪島から、打ち合わせのため、塩士の中道肇氏が1泊2日で上京しました。

能登空港から羽田空港まで60分。午前と午後の1日2往復。

東京から能登に観光に行き、輪島の朝市に寄ってから帰ることを前提にしているための時間設定なのでしょうか。午前便といっても、羽田に着くのが12時40分。

お昼を食べに、羽田から、京急線で、旧東海道沿いにある、1856年創業の老舗の蕎麦処「立会川 吉田家」さんへ。

まず板わさ。

いたわさ


玉子焼き。

玉子焼き


天ぷらのつけ塩に「わじまの海塩」をすって細かくしたものを使っています、ということで、天ぷらの盛り合わせ。大エビが乗っています。

天ぷら


能登の方では採らないという穴子の1本揚げ。穴子だけかと思ったら、アスパラ、オクラ、湯葉巻きなども乗っていて、ボリューミー。

穴子


そして、お蕎麦。2枚を3人分に分けてもらいました。

蕎麦


吉田家の若旦那(お婿さん)の川田亮二さんは、蕎麦粉にも、水の比率や茹で時間も、いろいろ研究されている勉強熱心な方です。

こちらの蕎麦を作っている農家さん、この4月に、「2011年度全国そば優良生産表彰事業」で、最高賞の農林水産大臣賞を受章されたのだそうです。
そのニュース記事はこちら ⇒ 

蕎麦を作っているのは、渋川市赤城町長井小川田の高井真佐実さん。東京都出身で、そば屋や植木生産業を営んできた方で、庭園の作業で出入りしていた製粉屋さんから、そばを作ってみないかと声をかけられ、2005年に転身。

たまたま借りた群馬県の土地、赤城山麓の土地が、たまたま蕎麦を作るのに、とても適していたのだそうです。

蕎麦はどんな痩せた土地でもできると言われていますが、やっぱりいい土地でないと美味しい蕎麦は作れないそうです。

この赤城山麓は、毎日夕立が振る、水はけがよく、じめじめしない、寒暖の差が大きい、という蕎麦作りに適した立地だったのだそうです。

そして、区画ごとに、鶏ふんや堆肥などいろんな肥料を試して、最善のものを追求されたそうです。

さらに、山麓なので、土地がだんだんになっているため、刈り取りの時期がずれるので、一番いいタイミングで刈り取りができるのだそう。

広大な土地だと、1日に刈り取りきれず、結局、タイミングとして早すぎたり遅すぎたりしてしまうのだそうです。

そして、川田さんが吉田家を継ぐべく蕎麦打ちを始められたときに、すぐに使ったのが、こちらの高井さんの蕎麦だったと。

その後、よその産地のものを調べてみたけど、ここまで熱心にやっているところはなかった、とおっしゃっていました。

たまたま、たまたまの組み合わせなんですが、これは蕎麦の神様の引き寄せですねー。

そして、中道さんには、やっぱり「わじまの海塩」を使っているうどんも食べていただかないと、と。これも2枚を3等分の量です。

うどん


ツヤツヤもっちりのうどん。

川田さん、塩も精製塩ではしょっぱいだけで、うどんの味がしない、とおっしゃっていましたよ。

いろいろな塩を試して「わじまの海塩」を使ってくださっています。

まだまだ知名度の低い「わじまの海塩」だけれども、こだわっている方のところに、ちゃ~んと届くようになっているんだな、と。

これはやっぱり塩の神様の引き寄せでしょうか。

帰りに、吉田家の若旦那・川田さんと、塩士・中道。

中道さんと川田さん


吉田家さんの面している旧東海道から1本外側は、運河の通り。こんな水辺の景色も楽しめます。

運河


お蕎麦やうどんにこだわりのある方には、ぜひお試しいただきたいお店です。

「立会川 吉田家」のプロフィール:

住所:東京都品川区東大井2-15-13
電話 :  03-3763-5903      
営業時間:11:00~21:00
     ※平日の15:00~17:00は休憩時間
定休日:火曜 ※祭日の場合は営業
駐車場:12台
URL: http://www.tachiaigawa-yoshidaya.com/


仙台・塩竈で、塩の神様のお導き

昨日、一昨日のブログの続きになります。

5月13日に、「東日本料理学校協会」の定時総会があり、仙台に行ってきました。日帰りでしたが、塩土老翁神がまつられているという塩竈神社に行ってきました。

この塩竈には、町おこしの一環で、昔ながらの製塩法・藻塩焼きで塩を作っている製塩所があります。

実は、去年の5月、この塩竈市で、全国「塩」サミットを開く計画がありました。

私と能登の塩士・中道肇は、この塩サミットに招かれて、パネルディスカッションのパネラーに登壇する予定になっていました。

去年の2月下旬、塩竈市産業部商工観光課の阿部課長様から、主催の製塩所「合同会社 顔晴れ塩竈(がんばれしおがま)」代表の伊藤栄明氏が3月上旬に東京に上京するので、ご挨拶と打ち合わせをしたい、スケジュールを組んでいるところです、という連絡をいただいていました。

そこに3月11日の震災。

沿岸部の製塩所です。ご無事かどうか心配して、google安否情報を検索して、避難所にいらっしゃることを確認しました。

4月に入り、阿部課長におそるおそるメールしてみたところ、ちょうどネットワーク・メールが復活したというタイミング。

でも、製塩工場は天井まで海水、泥水が流入し壊滅、でも、命に別状はなく、みな元気に復旧作業にいそしんでおります、という返信をいただきました。

その後、テレビで、塩竈の製塩所が復活したという話を知り、ほっとしていました。

そんなやりとりから、月日は流れ・・・。

仙台に行くなら、この製塩所を見学に、と思ったのですが、直前まで計画を立てていなかったので、前日の土曜日に製塩所のホームページを見たら、土日は休みで連絡取れず・・・。

じゃあ塩竈神社だけ見ようと思って来たのです。

思いのほか、神社のお参りも、博物館の見学もあっという間に終わり、時間が余り、参道ではない道を通って海辺のほうまで出ました。

早めに仙台市内に戻ろうと駅まで帰りかけたら、交差点の向かい側の釣り道具屋さんに、その塩竈の藻塩の看板をみつけました。

釣り具


釣り道具屋さんでしたが、店に入って、お塩コーナーを発見。

お塩とおせんべいを選び、レジへ。

店番をしているおばあさんが、塩入りのお菓子の試食を勧めてくれたので「この塩を作っている方をご存じですか?」と聞いてみたんです。

そしたら、なんと・・・。

「うちの息子です」と。

「え~!!」

そして、休日のお休みで、二階にいらっしゃったのを呼んでくださり、伊藤栄明さんとご対面!! 

なんとも、すごい、引き寄せ! 塩の神様のお導きとしか思えません!!

伊藤さんとしばし話を。

その後、塩サミットは、2011年9月に規模を小さくして開かれたそうです。

伊藤さんは、私のブログなども読んでくださっているということでした。

塩竈の神事であるホンダワラを使った藻塩作りにこだわっているけれど、「わじまの海塩」のランプを使った濃縮法に興味があるということ。

今は、製塩の現場は、他の人にまかせ、1日1回、顔を出す程度だということでした。

そして、まだ時間があったので、車で、昔、塩を作っていた釜を祀った御釜神社につれていっていただきました。

御釜神社は、毎年7月にホンダワラを煮詰めて塩を作る「藻塩焼神事」が行われている神社ということです。(ここに来ないで、帰ろうとしていた私・・・)

神器とされる4口の竈が安置されています。

御釜神社

(wikipediaの写真を転載)

この竈には、水が張られ、水の変色でト占が行われているそうで、変事のときには、水の変色があるそうです。

3月の震災の前にも、水の色が茶褐色に変わったそうですよ。

社務所の方がいらっしゃらず、柵の隙間から覗いただけでしたが、古い鉄の平釜に、水がなみなみと張られていました。

その後、震災後、場所を移して復旧したという製塩所に連れていっていただきました。

製塩所


でも、やはり日曜日で現場の方がいらっしゃらず、中には入れませんでしたが、窓から覗いて拝見しました。

きっと、これは、よそ様の製塩所に入っては行けないよ、という塩の神様のお達しなのでしょう。

伊藤さんにお会いできただけでも十分、大満足。 

こちらが伊藤栄明さん。

伊藤さん


ご無事でなによりでした。休日に、突然の訪問を温かくご対応してくださって、ありがとうございました!!

本塩釜駅前のモニュメントにある下の方の白い形は、塩のピラミッド型の結晶をかたどったものだそうです。

モニュメント


この後、仙台市内に出て、ブログつながりの川熊味噌の川村社長の会社に電話を。でも、日曜日ということでご不在。

「東日本料理学校協会」の定時総会と懇親会の間に、携帯から電話をくださり、電話で話をしました。

それを考えても、やっぱり、「偶然に会える」ってすごいこと。

無計画な仙台行きでしたが、強運というか、神がかり的というか、ミラクルを感じた旅になりました。

仙台・訪問記「塩竈神社」でお参り

昨日のブログでご紹介しましたが、5月13日に、「東日本料理学校協会」の定時総会があり、仙台に行ってきました。

日帰りでしたが、せっかく行くなら、と思い、新幹線を降りた仙台駅からすぐ仙石線に乗りかえて、本塩釜駅へ。そこから、お塩にゆかりのある塩竃神社に行ってきました。

塩竃神社は、正式には、鹽竈神社と書きます。「しおがま」です。

日本書紀に登場する神、武甕槌命(たけみかずちのみこと)と経津主神(ふつぬしのかみ)が東北を平定した際に、両神を先導した塩土老翁神がこの地に留まり、現地の人々に製塩を教えたことに始まると伝えられているそうです。

創建年は不詳ですが、平安時代初期、嵯峨天皇の御代に編纂された「弘仁式」に「鹽竈神を祭る料壱万束」と記され、厚い祭祀料を授かっていたことが記録に残っているそうです。

塩土老翁神が主祭神として祀られています。塩土老翁神は海や塩の神格化と考えられています。

そこから、航海安全・交通安全の神として、また安産祈願の神として、あがめられているということです。

仙台まで来たなら、ここにお参りしなくちゃね、ということで・・・。

こちらが、表参道。202段の階段。

表参道


途中から見ると、こんな感じ。

階段


登り切ったところから下を見ると、こんな感じ。ここを降りるのは怖いですね。

上から


塩竈神社では、「わじまの海塩」の製塩所の無事、塩士・中道肇さんご一家の無事、関係者一同の無事を祈りました。

こちらは、国の天然記念物に指定されている鹽竈桜(シオガマザクラ)という桜。散りかけでしたが、美しく咲いていました。

桜


商売繁盛の「撫で牛」。

牛


敷地続きにある志波彦神社。こちらは、農耕守護・殖産・国土開発の神と伝えられているそうです。

そして、鹽竈神社博物館。

博物館


塩業関係資料の展示があるそうで、外には、能登の揚げ浜塩田で使われていた平釜がありました。期待いっぱい。

平釜


中に入ったところ・・・。

塩の展示は、震災の影響で、立ち入り禁止になっていました。(入場料も100円とお安くなっていました。)

博物館の階段


本塩釜駅から塩竈神社までの間は、道路も街並みも家屋もきれいで、津波の爪痕をまったく感じませんでしたが、こんなところにまだ影響が残っていました。

実は、このブログを書くために調べたら、あの表参道の石段の少し手前まで津波が来たそうです。

1時間ぐらい博物館に予定していたので、すっかり時間が余り、高台から見えた海の方まで足を延ばしてみました。この後、塩の神様のお導きが・・。

明日に続きます。

東日本料理学校協会の定時総会2012

5月13日(日)、東日本料理学校協会の定時総会がありました。会場は、宮城県仙台市の「ウェスティンホテル仙台」。

仙台は、まさに、風薫る5月の杜の都、でした。

総会は、とてもおごそかな雰囲気。

総会


東日本の約100校ほどの料理学校の代表の先生方が参加されています。

私は賛助会員としての参加でした。この雰囲気の中で、賛助会員が一言づつのご挨拶。緊張します。

年齢が75歳以上になられたということで、協会規定により、理事から名誉理事に昇格された先生方。まだ現役の先生方です。

先生方


一番左端の江上栄子先生は、名誉会長に就任されました。

休憩をはさんで、懇親会。副会長だった江上栄子先生の後、副会長に就任された千葉県「やまクッキングスクール」の植山敏江先生のご挨拶。

副会長


会長の服部栄養専門学校の服部幸應先生のご挨拶。

服部先生


料理長からのお料理紹介。仙台の牛タンや野菜や味噌を使った地産地消のお料理でした。

料理長


こちらは、「メープルサーモンの塩麹マリネの炙り。カラフルトマトのマリネと山葵添え。山葵のエアーとソースアンダルシア。

塩麹


塩麹漬けというより、塩のかわりに使ったというような感じでしたが、ホテルのお料理でも、塩麹が使われているんだわ~と思いました。

テーブルのお隣の席は、栃木県の「とちの実クッキングスクール」の大塚和子先生。管理栄養士さんでもあり、料理の作り方だけでなく、栄養指導も兼ねて行なっているそうです。

「わじまの海塩」を使ってくださっているそうで、生の山椒の葉から山椒塩を作られたお話などを伺い、楽しい時間を過ごしました。

最後に、もうお一人の副会長、新潟県の「更科料理専門学院」の更科紘圀先生のご挨拶。

更科


本来は昨年度の5月に仙台の同じ会場で開催される予定でしたが、震災のため延期。あらためて今年度の開催となりました。

津波の犠牲になられた先生もいらっしゃいます。建物の被害で、まだ料理教室を復興されていない先生もいらっしゃいます。

お見舞い申し上げます。

日帰りで行ったのですが、総会が夕方・夜だったので、この前に、塩竃神社に観光に行きました。明日はその話をレポートします。


「海水は全身の免疫力を高める働きもある」 by 石原結實先生

昨日のブログでは、石原結實先生の著書「『塩』は体を温め、免疫力を上げる!」(発行・2007年、株式会社経済界)から、「タラソセラピー」(海洋療法)の歴史をご紹介いたしました。

塩は


ゴールデンウィークには、海の方へ行かれた方も多かったのではないでしょうか。

また、これからの季節、日本でも海外でも、海辺に行きたいという方が増えてくると思います。

むしょうに海が見たいという気持ちになることもありますよね。

海水浴をしなくても、海辺で、風にあたり、波の音を聞くだけで、リフレッシュ、リラックスができたという経験は、みなさん一度はお持ちなのではないでしょうか。

それも一つの「タラソテラピー」の一つかのかもしれませんね。

今日は、その海をテーマに、「海水は全身の免疫力を高める働きもある」の章を引用してご紹介いたします。

---
海水浴をした後は、とても気持ちのいい爽快感にひたれるものですが、これは海水に含まれる種々のミネラルが、皮ふの血行をよくしたり、皮ふの細胞の新陳代謝をよくしてくれるほかにも、体表に存在するケラチノサイトを刺激するからです。

ケラチノサイトは、全身の免疫機能に深くかかわっており、海水はケラチノサイトを刺激することによって、全身の免疫力を高めます。

たとえ海水につからなくても、海風い含まれるエアロゾル(海水微粒子)のシャワーを浴びることができるので、浜辺を散歩したり、海辺に座って海を眺めるだけでも、海水につかったのと同様の効果に浴することができます。

私の娘たちが赤ん坊だったころ、自分の海水浴も兼ねて、浜辺に娘たちをよく連れていったものです。移動の車の中では、ギャーギャー泣いていたのに、海辺で、かごに入れて寝かせると、スヤスヤと気持ちよさそうに眠ったものでした。

波の音を聞くと、脳からは瞑想したり、リラックスした時に出現するα波という脳波が出てきます。

このα波は、脳からβ-エンドルフィンという快感ホルモンを分泌させて、心を落ちつかせ、安眠を誘います。

β-エンドルフィンは、NK細胞を活性化させ、免疫力を高める作用もあります。

海水浴やタラソテラピーを受けた後は、インターフェロンやNK細胞の活性が高まることがわかっていますが、海水の成分や波の音などが、心身に及ぼす総合効果の結果なのでしょう。

このように、海水、海風、波の音、海で摂れる塩、海藻、魚介類には、甚大なる健康効果があることがわかります。

私たち人間を含め、すべての生命体の故郷が海であることを考えれば、当然のことではないでしょうか。

---

石原結實先生は、「このように、体の外(体表)に良い(健康を増進)ものが、一転して「塩を摂ると体に悪い」となるのもおかしな理屈です」ともおっしゃっています。

海水は全身の免疫力を高める働きもあるなんて、海の力は無限大ですね。

塩を料理で使うだけでなく、皮膚からもたっぷりのミネラルを吸収させてくださいね!!

すぐに海に行けないあなたに、「無農薬ドライハーブ・バスソルト手作りキット」はいかがでしょう。


バスソルト

ご注文は、こちらから。
http://shop.wajimanokaien.com/?pid=42712931

タラソテラピーの歴史 by 『「塩」は体を温め、免疫力を上げる!』(石原結實著)

今日は母の日ですね。

母の日向けにご用意したギフト商品の中には、無農薬のピンクローズのハーブと「わじまの海塩」の粒の大きい結晶をセットしたバスソルトをお入れしました。

ミニバスソルト


このバスソルトの根源にあるのが「タラソテラピー」。

タラソテラピー'Thalasso-therapy’とは、ギリシァ語の'Thalassa'(海)とフランス語の'therapie'(治療)の合成語。1867年、フランスの医師、ラ・ボナディール博士により作られた用語だと言われています。

海水、海藻 海泥などの海の資源を活用し、心と身体のリラクゼーションと自然治癒力を高める海洋療法です。

「タラソセラピー」とも呼ばれています。

今日は、石原結實先生の著書の中に、「『塩』は体を温め、免疫力を上げる!」(発行・2007年、株式会社経済界)という本があります。

塩は


今日は、この中から「タラソセラピー」の章を引用して、「タラソセラピー」の歴史をご紹介いたします。

---

現代医学における「タラソセラピー」の発祥の地はフランスで、ブルターニュ地方を中心に70以上の「タラソセラピー」の施設があり、諸外国を含めますと100近くの施設が存在します。

フランスでは、レッキとした医療の一部として認められており、1961年以来、一部、健康保険の対象になっています。

しかし、タラソセラピーの歴史は、かなり古く、3500年前の古代バビロニア王国に、その端を発しており、その後、古代エジプト時代には火傷や婦人疾患の病気の治療に用いられた、という記録もあります。

古代ギリシァ時代の紀元前480年に詩人エウリビデスは「海は人間の病気を治す」と書き記していますし、かの有名な西洋医学の祖ヒポクラテスは、紀元前420年頃、「海水による温浴法」を、種々の治療の一助とすることを提唱しています。

しかし、「タラソセラピー」は、ローマ帝国の滅亡と共に、衰え失せていくのですが、1578年、フランスの国王アンリ三世が、「海水浴で皮ふ病を治した」ことから、再度、脚光を浴びることになり、フランス人の医師アンブロワーズ・パレは「海水のもつ温熱・収斂、化膿止め」効果について発表しています。

1750年に、イギリスの医師リチャード・ラッセルが「胃腸病、リウマチなどの関節の病気に対して海水の飲用、海水浴、海産物を食べることが効果的である」ことを論文にして発表し、一般に人々のタラソセラピーへの関心も高まっていくようになりました。

そして、ついに1778年には、ノルマンディーのディエップに、タラソセラピーのセンターが設置されるに至ります。1894年には、フランス国立科学アカデミーから「タラソセラピーは、医学的に効果がある」というお墨つきが発表されました。

タラソセラピーの効能の根拠について、フランスの生物学者のルネ・カントンは、その論文の中で

(1)生命・生物の起源が海にあること
(2)あらゆる動物の細胞の中には海水成分が閉じ込められており、またそうした細胞は、血液という海水の中に浮遊して生きていること

をあげています。

つまり、海水は、我々の体が必要としているすべてのミネラルを含んでいることがタラソセラピーによる治癒力の原動力になっているということでしょう。

フランスやロシアの黒海沿岸を中心として諸外国に存在するタラソセラピーセンターでは、外傷のリハビリ、皮ふ病や胃腸の病気、呼吸器疾患などを対象にして、治療が行われています。

海水浴や海泥を全身の皮ふに塗る治療の他にも、海水を飲む治療法も存在するのですから、日本で宣伝されているような、「塩が体に悪い」などという考えは、少しピントが外れているといえるのではないでしょうか。

---
明日に続きます。

北原照久さんの講演会・・・女性交流会「月輝会」にて

「女性が輝くと、家族が輝く!女性が輝くと、社会が輝く!!女性が輝くと、世界が輝く!!!」

・・・というコンセプトの「月輝会」という女性限定の交流会があります。

それぞれのステージで活躍している女性たちが集まり、大いに話し合い、盛り上がり交流し、学びあい、刺激しあい、癒しあい、支えあい、励ましあい、何かを見つけ、何かに気づき、そして美味しいものを食べてパワーを充電し、それぞれが更に輝いていく事を目的としています、という会です。

「ホンモノの塩とオリーブオイルの会」でコーディネーターをしていただいた装いコンシュルジュ・麻日奈芽実さんに誘っていただいて、去年の2月から参加させていただいています。

5月10日(木)に、その月輝会の定例会がありました。

普段は、月輝会のメンバーがプレゼンをする勉強会と、交流会なのですが、この日は特別ゲスト。

テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」でおなじみ、「ブリキのおもちゃ博物館」館長の北原照久さんの講演がありました。

北原照久さん


10代からの夢を実際に実現した北原照久さんの体験を通して、「夢を叶える秘訣」と「運が良くなる十か条」についてのお話でした。

講演の内容を書いて、どんどんシェアして、ということでしたので、ご紹介いたしますね。

「夢を叶える秘訣」は、

●自分の夢を熱く情熱的に楽しく語ること
●具体的にイメージすること
●実現するまであきらめずに続けること

だそうです。

・「叶える」という字は「口」に「十」。10回、口に出すこと。10回では足りないから、千回、万回、人に伝えること。

・夢はホラと言われるぐらい大きくていい。実現したら「ホラ見ろ」と言ってやれ。

・夢は逃げていかない。自分が夢から逃げてしまうんだ。

・夢を実現するまでの出会い、プロセスが素晴らしい。

など、一つ一つの言葉が面白く、身に染みる内容でした。

そして、運が良くなる十か条は、以下だそうです。

(1)プラス発想(万象肯定、万象感謝)
(2)勉強好き
(3)素直
(4)関心
(5)感動
(6)感謝
(7)ツイてる人と付き合う
(8)親孝行をする
(9)褒める
(10)自分はツイていると思う

「感謝」や「謝罪」の「謝」は、「言葉」で「射る」と書く。だから、心の中で思っているだけではだめ、口に出して、相手の胸に刺さらないと意味がない。

という話が印象的でした。

今回の会場は、江東区の清澄白河にある「中村学園新館LADY」内の「CAFE MiyakooDori」。

「月輝会」世話人代表の阪田浩子さんがプロデュースした空間で、今後、地域の交流会などにも使ってもらいたいそうということでした。

講演の後は、交流会。阪田さんからの挨拶と、校長先生の乾杯のご挨拶。

乾杯


阪田さん率いるママアイドルユニット「さくらマザー」の歌。

さくらマザー


北原さんのお仲間「Temiyan(テミヤン)」のミニライヴ。北原照久さんも51歳から始めたエレキギターで参加。

テミヤン


北原照久さんと2ショット。満面の笑顔の私です。

2ショット


北原さんの奥様も参加されていたので、奥様に「わじまの海塩」をプレゼントしましたよ。

集合写真です。女性が約80名。圧巻ですね。

集合写真


泣いて笑って踊って・・・、「ありがとう」の言葉が飛び交い、やる気と元気をもらえた会でした。

「子宮癌・卵巣癌、完治!」の体験談 by ムラキテルミさんのブログ

以前、このブログでご紹介しましたが、石原結實先生の食事療法で、余命3か月の肝臓癌が消えてしまったという体験談『ガンは自宅で治す』(KKロングセラー社)。

その著者・ムラキテルミさんが始められた1日1食断食生活を綴られているブログ。

そのブログで、2010年11月に、極度の貧血の検査をきっかけに、大学病院で子宮癌・卵巣癌を宣告され、全摘出手術を勧められたという方が、手術も抗がん剤も拒否して、石原先生のメソッドで、18か月で完治された方の体験記が、以下に紹介されています。


●子宮癌・卵巣癌、完治!ー2
http://ameblo.jp/ganwajitakudenaosu/entry-11244829300.html

●子宮癌・卵巣癌、完治!ー3

●子宮癌・卵巣癌、完治!ー4
http://ameblo.jp/ganwajitakudenaosu/entry-11248210496.html

●子宮癌・卵巣癌、完治!ー5
http://ameblo.jp/ganwajitakudenaosu/entry-11248210496.html

●子宮癌・卵巣癌、完治!ー6
http://ameblo.jp/ganwajitakudenaosu/entry-11249012416.html

●子宮癌・卵巣癌、完治!最終回
http://ameblo.jp/ganwajitakudenaosu/entry-11250753553.html


この体験記に書かれていますが、石原先生の初診時の体温は、35℃。

石原先生からは、「とにかく、水が入り過ぎです!」と言われ、健康と血液サラサラのために毎日2リットルの水を飲んでいたのを、「即刻止めるように!生理痛で常飲していた鎮痛剤も止めるように!お塩をしっかりと摂取するように!」と診断されたそうです。

食事療法といっても、朝は人参リンゴジュース、ランチは玄米粥と梅干し、夕飯は、無制限で飲んで食べる、という内容。

そして、お腹を温めるため、腹巻き3重、ホカロン6枚貼り、レギンスにレッグウォーマー、靴下も重ねて夏を過ごされたそうです。

女性にとっては、とても気になる病気・・・。

切除手術や抗がん剤、値段の高い免疫療法やサプリメントや水、でなくても、癌を完治されているという体験談は、とても励みになると思います。

そして、このお嬢様と一緒に、石原メソッドを始められたお父様は、脳梗塞2回の発作の後遺症で、半身の自由が効かなかったのが、ジュース断食とカイロプラクティックでの骨の調整で、今は自転車に乗って出掛けることが出来ていらっしゃるそうです。


●ムラキテルミさんのブログ
⇒ http://ameblo.jp/ganwajitakudenaosu/