「海水は全身の免疫力を高める働きもある」 by 石原結實先生 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「海水は全身の免疫力を高める働きもある」 by 石原結實先生

昨日のブログでは、石原結實先生の著書「『塩』は体を温め、免疫力を上げる!」(発行・2007年、株式会社経済界)から、「タラソセラピー」(海洋療法)の歴史をご紹介いたしました。

塩は


ゴールデンウィークには、海の方へ行かれた方も多かったのではないでしょうか。

また、これからの季節、日本でも海外でも、海辺に行きたいという方が増えてくると思います。

むしょうに海が見たいという気持ちになることもありますよね。

海水浴をしなくても、海辺で、風にあたり、波の音を聞くだけで、リフレッシュ、リラックスができたという経験は、みなさん一度はお持ちなのではないでしょうか。

それも一つの「タラソテラピー」の一つかのかもしれませんね。

今日は、その海をテーマに、「海水は全身の免疫力を高める働きもある」の章を引用してご紹介いたします。

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海水浴をした後は、とても気持ちのいい爽快感にひたれるものですが、これは海水に含まれる種々のミネラルが、皮ふの血行をよくしたり、皮ふの細胞の新陳代謝をよくしてくれるほかにも、体表に存在するケラチノサイトを刺激するからです。

ケラチノサイトは、全身の免疫機能に深くかかわっており、海水はケラチノサイトを刺激することによって、全身の免疫力を高めます。

たとえ海水につからなくても、海風い含まれるエアロゾル(海水微粒子)のシャワーを浴びることができるので、浜辺を散歩したり、海辺に座って海を眺めるだけでも、海水につかったのと同様の効果に浴することができます。

私の娘たちが赤ん坊だったころ、自分の海水浴も兼ねて、浜辺に娘たちをよく連れていったものです。移動の車の中では、ギャーギャー泣いていたのに、海辺で、かごに入れて寝かせると、スヤスヤと気持ちよさそうに眠ったものでした。

波の音を聞くと、脳からは瞑想したり、リラックスした時に出現するα波という脳波が出てきます。

このα波は、脳からβ-エンドルフィンという快感ホルモンを分泌させて、心を落ちつかせ、安眠を誘います。

β-エンドルフィンは、NK細胞を活性化させ、免疫力を高める作用もあります。

海水浴やタラソテラピーを受けた後は、インターフェロンやNK細胞の活性が高まることがわかっていますが、海水の成分や波の音などが、心身に及ぼす総合効果の結果なのでしょう。

このように、海水、海風、波の音、海で摂れる塩、海藻、魚介類には、甚大なる健康効果があることがわかります。

私たち人間を含め、すべての生命体の故郷が海であることを考えれば、当然のことではないでしょうか。

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石原結實先生は、「このように、体の外(体表)に良い(健康を増進)ものが、一転して「塩を摂ると体に悪い」となるのもおかしな理屈です」ともおっしゃっています。

海水は全身の免疫力を高める働きもあるなんて、海の力は無限大ですね。

塩を料理で使うだけでなく、皮膚からもたっぷりのミネラルを吸収させてくださいね!!

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