立会川・吉田家で、そば生産・農林水産大臣賞受賞の農家さんの蕎麦
能登・輪島から、打ち合わせのため、塩士の中道肇氏が1泊2日で上京しました。
能登空港から羽田空港まで60分。午前と午後の1日2往復。
東京から能登に観光に行き、輪島の朝市に寄ってから帰ることを前提にしているための時間設定なのでしょうか。午前便といっても、羽田に着くのが12時40分。
お昼を食べに、羽田から、京急線で、旧東海道沿いにある、1856年創業の老舗の蕎麦処「立会川 吉田家」さんへ。
まず板わさ。
玉子焼き。
吉田家の若旦那(お婿さん)の川田亮二さんは、蕎麦粉にも、水の比率や茹で時間も、いろいろ研究されている勉強熱心な方です。
こちらの蕎麦を作っている農家さん、この4月に、「2011年度全国そば優良生産表彰事業」で、最高賞の農林水産大臣賞を受章されたのだそうです。
こちらの蕎麦を作っている農家さん、この4月に、「2011年度全国そば優良生産表彰事業」で、最高賞の農林水産大臣賞を受章されたのだそうです。
蕎麦を作っているのは、渋川市赤城町長井小川田の高井真佐実さん。東京都出身で、そば屋や植木生産業を営んできた方で、庭園の作業で出入りしていた製粉屋さんから、そばを作ってみないかと声をかけられ、2005年に転身。
たまたま借りた群馬県の土地、赤城山麓の土地が、たまたま蕎麦を作るのに、とても適していたのだそうです。
蕎麦はどんな痩せた土地でもできると言われていますが、やっぱりいい土地でないと美味しい蕎麦は作れないそうです。
この赤城山麓は、毎日夕立が振る、水はけがよく、じめじめしない、寒暖の差が大きい、という蕎麦作りに適した立地だったのだそうです。
そして、区画ごとに、鶏ふんや堆肥などいろんな肥料を試して、最善のものを追求されたそうです。
さらに、山麓なので、土地がだんだんになっているため、刈り取りの時期がずれるので、一番いいタイミングで刈り取りができるのだそう。
広大な土地だと、1日に刈り取りきれず、結局、タイミングとして早すぎたり遅すぎたりしてしまうのだそうです。
そして、川田さんが吉田家を継ぐべく蕎麦打ちを始められたときに、すぐに使ったのが、こちらの高井さんの蕎麦だったと。
その後、よその産地のものを調べてみたけど、ここまで熱心にやっているところはなかった、とおっしゃっていました。
たまたま、たまたまの組み合わせなんですが、これは蕎麦の神様の引き寄せですねー。
そして、中道さんには、やっぱり「わじまの海塩」を使っているうどんも食べていただかないと、と。これも2枚を3等分の量です。
ツヤツヤもっちりのうどん。
川田さん、塩も精製塩ではしょっぱいだけで、うどんの味がしない、とおっしゃっていましたよ。
いろいろな塩を試して「わじまの海塩」を使ってくださっています。
川田さん、塩も精製塩ではしょっぱいだけで、うどんの味がしない、とおっしゃっていましたよ。
いろいろな塩を試して「わじまの海塩」を使ってくださっています。
まだまだ知名度の低い「わじまの海塩」だけれども、こだわっている方のところに、ちゃ~んと届くようになっているんだな、と。
これはやっぱり塩の神様の引き寄せでしょうか。
これはやっぱり塩の神様の引き寄せでしょうか。
帰りに、吉田家の若旦那・川田さんと、塩士・中道。
吉田家さんの面している旧東海道から1本外側は、運河の通り。こんな水辺の景色も楽しめます。
お蕎麦やうどんにこだわりのある方には、ぜひお試しいただきたいお店です。
「立会川 吉田家」のプロフィール:
住所:東京都品川区東大井2-15-13
電話 : 03-3763-5903
営業時間:11:00~21:00
※平日の15:00~17:00は休憩時間
定休日:火曜 ※祭日の場合は営業
駐車場:12台
URL: http://www.tachiaigawa-yoshidaya.com/