橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて) -143ページ目

能登演劇堂で無名塾の「マクベス」を見ました

11月3日(火・祝)には、仲代達也さんの無名塾の「能登演劇堂」限定の公演「マクベス」を見に行きました。


塩売り主婦 奮闘記-マクベスパンフレット


この演劇堂は、能登半島の真ん中付近、石川県七尾市中島町という山の中にあります。

能登に旅行に来て魅了されて以来、この中島町で無名塾の合宿を実施していた仲代達也さんと町の方との協力で建てたという演劇専門のホールです。


「マクベス」は、この能登演劇堂だけでのロングラン公演。夏に手に入れたチケットですが、こんな場所での演劇に、キャンセル待ちが出たという評判の高い公演です。


塩売り主婦 奮闘記-能登演劇堂



塩売り主婦 奮闘記-能登演劇堂2


この能登演劇堂の最大の特徴は、舞台の後ろが開き、外の山を借景として、舞台の延長になる、ということです。


シェークスピア作のマクベス。

将軍マクベスは、三人の魔女が囁く予言に唆され、国王の地位を狙い、手に入れるのですが・・・。

「森が動くまで、その地位は安泰」と魔女達に言われます。そして、とうとう最期に森が動き・・・。


この森が動くという演出を、舞台の後ろが開き、本物の森を使って実現したのです。

町のボランティアの方々が、馬に乗り、鎧を着て、山を駆け回ります。


能登と名のつく商品で仕事をしている以上、一度は能登演劇堂で観なければ、と思う、貴重な体験でした。

最後に、劇場のスタッフの方に、仲代達也さんにお渡ししてくださいと、「能登 わじまの海塩」を渡して帰りました。仲代達也さんは、石川県観光大使でもあるのですよ。

(はい。社長業には、完全休日はありませんのです。)



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わじま農林漁業まつりのイベントで輪島市長にご挨拶

先週は、実は石川県に行っていました。
11月1日。まずは、輪島で打ち合わせ。

「輪島農林漁業まつり」というイベントがありました。


塩売り主婦 奮闘記-わじま農林漁業まつり

イベント開催のスピーチをされた輪島市長の梶 文秋市長にご挨拶。
紀ノ国屋さんで人気一位という記事が載った東京新聞をお渡しして、喜んでいただき、激励の言葉をたまわりました。


このイベント会場は、朝市にくるお客様のための駐車場。この駐車場の端に、六銘館という六軒のお店があります。
その中の一つ「おむすびころりん」という食事処では、おむすびやそば、うどん、ラーメンを出しています。ここは、中道・輪島事業所長が、企画・運営に携わっている店です。
ここのラーメンには、鳥ガラで取ったダシと水塩を使っています。これで、500円也。


塩売り主婦 奮闘記-塩ラーメン


さっぱりとしているのに、コクがあり、懐かしい味。スープを飲み干してしまうお客様が9割ということです。


さらに、この日はイベントのため、新しい商品が出されていました。
一つは塩焼き芋。


塩売り主婦 奮闘記-塩焼き芋


石を焼いて、その熱と遠赤外線効果でふっくりさせるのが普通ですが、それを、塩でやったもの。大きくなりすぎて商品にならない塩の粒を使ったものです。
これがまた、あら不思議。中が蜜色、しっとり、甘く・・。回りの大き目の塩の粒も塩辛くなく、おいしい・・・。
お塩の新しい可能性を感じます。


さらに、こちらは、地物のサバを使った〆鯖寿司。


塩売り主婦 奮闘記-〆鯖寿司の包装


塩売り主婦 奮闘記-〆鯖寿司


この厚み。そして、このツヤ、この赤み・・。


塩売り主婦 奮闘記-〆鯖寿司アップ


水塩とピチットを使って作っています。サバの生臭みもなく、水っぽさもなく、こんなに身が厚く、脂も乗っているのに、さっぱりと、うま味があります。

輪島の塩と水塩と魚介類、そしてピチット・・。
何ものにもかえがたい宝物です。大事に真面目に正しく育てなければ・・・。



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マグネシウム不足の原因とガンを防ぐ食事療法の対応

昨日まで連続して紹介していた横田邦信先生の著書「マグネシウム健康読本」に書かれているマグネシウム不足の原因とされている内容を、もう一度、以下に載せます。


・粗塩が消え、精製塩の普及もマグネシウム不足を招いた

・高脂肪の食事がマグネシウムを大量消費する
・穀物や野菜といった食材自体のマグネシウム減もある
・穀物摂取量の激減、お米の精製もマグネシウム摂取不足を引き起こした
・日本の飲料水には、もともとマグネシウムが少ない事情がある
・ストレスが体内からマグネシウムを失わせる
・アルコールの過剰摂取も、マグネシウムの消費と尿中への排泄を増やす


そして、済陽高穂(さいようたかほ)さんというお医者様が書いた「今あるガンが消えていく食事」という本が本屋で山積みされていますが、9月2日発売の「週刊文春」に載っていた、この先生の「がんを防ぐ食事療法8カ条」をおさらいします。


(1)限りなく無塩に
(2)動物性タンパクと脂肪の制限
(3)大量の野菜と果物を
(4)玄米・豆・芋類を
(5)自然水を飲む

(6)油は、植物性のオリーブオイルかゴマ油
(7)乳酸菌、海藻、キノコを
(8)ハチミツ、レモン、ビール酵母を


さて、この二つはとても対応していることがおわかりになりますか?マグネシウム不足の原因を補うことが、がんを防ぐ食事療法になるというわけです。


・粗塩が消え、精製塩の普及もマグネシウム不足を招いた
 →(1)限りなく無塩に
    精製塩ではナトリウム過剰摂取となってしまうため。


・高脂肪の食事がマグネシウムを大量消費する
 →(2)動物性タンパクと脂肪の制限


・穀物や野菜といった食材自体のマグネシウム減もある
 →(3)大量の野菜と果物を


・穀物摂取量の激減、お米の精製もマグネシウム摂取不足を引き起こした
 →(4)玄米・豆・芋類
    精製された米ではなく、玄米を。


・日本の飲料水には、もともとマグネシウムが少ない事情がある
 →(5)自然水を飲む


済陽高穂先生の著書には、「日本だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか」という本もあります。

済陽高穂先生は約30年間で執刀4000例以上、うち2000例ががん手術という日本でも屈指の消化器がんの名医です。その済陽先生の悩みは手術が成功してもがんが再発し、命を落としていく患者があとを絶たないことでした。その名医が考案し、進行ガンでも有効率66.3%という驚異的な成果をあげている食事療法。


食事の中でも、日本食がいいと世界から注目されているというのに、戦後、日本だけ他の国と大きく違ってしまった食事内容とは・・・?
粗塩が食卓から消え、精製塩に代わって約30年、ということではないでしょうか。



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健常成人男性では1日に約100mg以上のマグネシウムが不足している

今日も引き続き、東京慈恵会医科大学の横田邦信先生の著書「〝メタボリックシンドローム"対策の必須ミネラル マグネシウム健康読本」(現代書林・2006年)から引用して紹介します。


厚生省が制定する栄養所要量の2005年版食事摂取基準では、「食事から摂りたいマグネシウムの量」として
30歳~49歳の男性では370mg、女性では280mgと推奨されています。ところが、国民健康・栄養調査によると、日本人成人男性(30~49歳)の推定摂取量は258~270mg/日という結果となり、1日に100~110mg、摂取推奨量の約25%も、マグネシウムが不足している実態が明らかになったそうです。


そのマグネシウム不足を引き起こした原因として、横田邦信先生は以下を上げています。


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・穀物摂取量の激減、お米の精製もマグネシウム摂取不足を引き起こした
・高脂肪の食事がマグネシウムを大量消費する
・穀物や野菜といった食材自体のマグネシウム減もある
・日本の飲料水には、もともとマグネシウムが少ない事情がある
・ストレスが体内からマグネシウムを失わせる
・アルコールの過剰摂取も、マグネシウムの消費と尿中への排泄を増やす
・粗塩が消え、精製塩の普及もマグネシウム不足を招いた

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日本の製塩史は、マグネシウムを減らす方向に進んできました。マグネシウムは苦味があるので苦汁(にがり)と書くぐらいです。この苦味を排除しようと、精製しすぎてきてしまったあげく、大事なマグネシウムを除去してしまったという皮肉な結果になってしまったわけです。


横田先生はさらに続けます。


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私たち日本人は、長い間にわたり、マグネシウムがなく、塩化ナトリウムの純度の高い塩を"品質の高い塩"と思い、食用に使ってきました。その摂取量は必要と考えられている量の5~6倍にのぼります。それがナトリウムの過剰摂取とマグネシウムの摂取不足になったことは容易に想像できます。
粗塩が食卓から消え、ほとんどの塩が精製塩に代わって約30年が経過しました。くしくも糖尿病、高血圧などの生活習慣病が社会現象になり大きな問題になったのも、ここ30年くらいです。この奇妙な一致は単に偶然でしょうか。
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マグネシウムはさまざまな症状・病気に効果が期待される

昨日も紹介した東京慈恵会医科大学の横田邦信先生の著書「〝メタボリックシンドローム"対策の必須ミネラル マグネシウム健康読本」(現代書林・2006年)から、さらに引用を続けます。

この本には、マグネシウムの働きがたくさん書かれているのですが、マグネシウムは、以下のような症状・病気に効果が期待されるということなのです。本の見出しだけ列挙します。


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・不整脈を抑え、急性心筋梗塞による不整脈死を予防する
・セラミドの合成・産生を高め、アトピー性皮膚炎を改善する
・水虫を改善・予防する
・口内炎・歯周病を予防する
・骨密度を高め、女性の大敵・骨そしょう症を改善・予防する
・シュウ酸カルシウムの結晶化を防ぎ、尿路結石をできにくくする
・痛みの信号をブロックし、片頭痛の予防・治療に期待が持てる
・血液ドロドロ・ベトベトをサラサラにする
・筋肉のけいれんを抑え、こむら返りを防止・改善する
・神経の過興奮を鎮め、ストレスからのイライラを解消する
・エネルギー産生を高め、慢性疲労を改善する
・通勤疲労を軽くし、運動による効果を大きくする
・月経前症候群(PMS)のイライラや不快な症状を和らげる
・リバウンドなくダイエットの効果を補助する
・水分を引き込む作用で、便秘の悩みを解消する

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これだけの症状にマグネシウムが関わっているというのは、びっくりですね。

マグネシウムは、体内で生成することができないため、食品で摂る必要のある主要ミネラルです。

いつもの食事に、マグネシウムをバランスよく含むお塩をお使いください。


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マグネシウムは、糖尿病、高血圧症、高脂血症とも関係がある

昨日に引き続き、東京慈恵会医科大学の横田邦信先生の著書「〝メタボリックシンドローム"対策の必須ミネラル マグネシウム健康読本」(現代書林・2006年)から、マグネシウムの働きについて、主だったところを、抜粋して引用します。


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・マグネシウム不足がインスリンの効きの悪さをもたらす


食事からのマグネシウム摂取量が少ない群は、2型糖尿病の発症率が明らかに高いことが報告されています。


・マグネシウム不足が酵素の不活性化を招き、高脂血症に至る


中性脂肪やコレストロールなどの脂質は、そのままでは血液中に溶けることができません。そこである種のタンパク(アポリポ蛋白)と結合して、リポ蛋白という形で溶在し、血液中を流れていきます。このリポ蛋白を分解する酵素の一つにリポ蛋白リパーゼがありますが、この酵素の反応にはマグネシウムが不可欠です。マグネシウムが不足すると、リポ蛋白リパーゼという酵素がうまく働かなくなります。その結果、リポ蛋白の分解がうまくいかず、血液中に特に中性脂肪が増えてしまうのです。


・マグネシウムは糖尿病の発症予防と改善に大きな期待が持てる


戦後の日本人は、塩からのマグネシウム摂取減に加えて、特に穀類や野菜からのマグネシウム摂取が大幅に減少しています。「そうした食事性のマグネシウム不足こそ、2型糖尿病の発症と進展に強く関係している」と、私は考えたのです。


そして、横田先生は、デポラ湖の天然濃縮にがり(高濃度のマグネシウム)を使った臨床研究をおこなったそうです。その臨床研究で、マグネシウムは次のような大きな効果を示したそうです。


・インスリンの抵抗性が大幅な改善を見た
・継続使用で、その他の血糖コントロール指標も改善が見込める
・高血圧を改善し、天然のカルシウム拮抗薬の作用を発揮した
・中性脂肪の値も大きな改善データが得られた

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塩と高血圧の関係はよく言われることですが、塩化ナトリウムだけの塩により、マグネシウムの摂取不足を引き起こし、それが糖尿病を増加させたことは、まだあまり知られていないことなのではないでしょうか。食事に注目して、薬ではなく、天然濃縮ニガリを与えることで効果が出たというのは、とても重要な研究ですね。



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カルシウムとマグネシウムのアンバランスが高血圧の引き金を引く

先日も紹介した東京慈恵会医科大学の横田邦信先生の著書「〝メタボリックシンドローム"対策の必須ミネラル マグネシウム健康読本」(現代書林・2006年)。
この本には、マグネシウムの働きがたくさん書かれているので、いくつか主だったところを抜粋して引用します。


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・マグネシウムの摂取不足が、日本の虚血性心疾患を増加させた


マグネシウムは細胞膜の門番として、血管を収縮させるカルシウムイオンの流入と流出を調節している。もしマグネシウムが欠乏すると、このバランスを失って心筋梗塞の大きな原因になる。


・カルシウムとマグネシウムのアンバランスが高血圧の引き金を引く


高血圧の原因には数多くの因子があり、高インスリン血症もその一つです。
インスリンの効きが悪くなると、なんとかインスリンの作用を補おうと、すい臓からのインスリンの分泌が増えます。高インスリン血症は交感神経を活性化させるとともに、腎臓でのナトリウムの再吸収を増加させます。ナトリウムの再吸収の増加は、血圧の上昇につながります。


血圧を上昇させるもう一つの大きな要因が、カルシウムとマグネシウムのバランスです。
この二つのミネラルのアンバランスは、血管の収縮や神経の働きに致命的な影響を及ぼします。とくに細胞内のカルシウムが増えてマグネシウムが不足すると、血管が収縮します。収縮した血管を流れる血液は、どうしても圧力が高くなり血圧が上昇します。さらにカルシウムが増えてマグネシウムが不足すると、動脈硬化を促進することになります。マグネシウムには、血管を拡張させ、血圧を下げる働きがあります。マグネシウムを十分に摂ると、細胞内のカルシウムの過剰蓄積が抑えられる結果、血管が拡がります。血管が拡がると血液の流れがスムーズになり、血圧が降下するのです。


さらに、マグネシウムは交感神経の末端にも作用し、ノルアドレナリンの分泌を抑えます。この作用も血圧を下げることにつながります。

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カルシウムを摂ることを意識するだけでなく、そのときにはマグネシウムも同じように意識して摂る必要があるということです。


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東京新聞に紀ノ国屋の塩の人気第1位として「わじまの海塩」が掲載されました

2009年10月31日(土)の東京新聞 夕刊の「東京情報 あれこれランキング」のコーナーに紀ノ国屋インターナショナルの塩の売れ筋ベスト5が載りました。
その中で、「わじまの海塩」が、なんと、見事、第1位となりました!


塩売り主婦 奮闘記-東京新聞の見出し


塩売り主婦 奮闘記-東京新聞のわじまの海塩


記事には、次のようにコメントされています。


国内外、約50種の塩がそろう、高級スーパー紀ノ国屋インターナショナルの人気。
1位は、海水を低温でゆっくり蒸発、濃縮。ミネラルバランスが良い。素材にすぐなじみ、おむすびや浅漬けなどに。


東京新聞のホームページ にも同じ内容が掲載されています。

お塩が3つ並んでいますが、一番左が「わじまの海塩」です。


塩売り主婦 奮闘記-東京新聞のWeb


高級スーパーの紀ノ国屋さんは、素材や味にこだわるお客様がいらっしゃる店。
その中で、第一位に選ばれた塩ということで、大変光栄に思います。


紀ノ国屋まで足を運んでくださった皆さま、ありがとうございます。



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「熊魚庵 たん熊北店 東京店」では天ぷらの付け塩に「わじまの海塩」

「ミシュランガイド京都 大阪 2010」で一ツ星を獲得した「たん熊北店 本店」。


塩売り主婦 奮闘記-ミシュラン京都大阪2010

塩売り主婦 奮闘記-ミシュラン目次


そのグループとなる「熊魚庵 たん熊北店 東京店(東京ドームホテル店)」には、カウンターで食べられる天ぷらコーナーがあります。

その夜のコースでは、天ぷらの付け塩に「わじまの海塩」を使ってくださっています。


塩売り主婦 奮闘記-天ぷらキス

低温結晶の「わじまの海塩」。そのナトリウムとマグネシウムのバランスが、旬の野菜と魚介類の甘みとうま味を引き出して、さっぱりと食べられるのです。


こちらは、天ぷら「嵯峨野」の料理長 池内幸一郎さん。和食で修業をされた方です。よい素材を追求して、研究熱心な方です。

塩売り主婦 奮闘記-池内幸一郎料理長

素材に合わせて「こちらはお塩でお召し上がりください」、「こちらは天つゆでお召し上がりください」と言ってくださいます。
エビやアスパラガス、キノコやカボチャ、これらには塩が合います。甘さが引き立ちます。


塩売り主婦 奮闘記-天ぷらエビ


塩売り主婦 奮闘記-天ぷらアスパラガス


そして、コースの最後のご飯は、天丼、天茶、天バラ丼から選べます。この中の天バラ丼というのは、あったかい白いご飯に、かき揚げ天ぷらと、塩と、海苔を混ぜたもの。これがまた、甘い。旨い。えもいわれぬ美味しさなのです。


塩売り主婦 奮闘記-塩天バラ丼

付け塩の「わじまの海塩」は、お客様からの評判もよく、お塩をお土産にくださいとおっしゃる方もいて、小袋でお分けしているそうなんです。


天ぷらというと、「重たい」「胃にもたれる」というイメージがあるかもしれませんが、この店で、カウンターで揚げたての天ぷらを塩で食べる、というのを一度、経験してみてください。もちろん、お腹はいっぱいになりますが、胃にもたれる、ということがありません。
この店では、油も、太白(たいはく)胡麻油と、綿実油などを調合した、身体にやさしい油を使っているそうです。



「熊魚庵 たん熊北店 東京ドームホテル店」のプロフィール:


住所: 文京区後楽1-3-61 東京ドームホテル4F

電話: 03-5805-2250

URL: http://www.yugyoan.co.jp




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日本酒の甘口・辛口を決めるもの、それは水のミネラルバランスです

日本酒の甘口・辛口を決めるもの、それは何でしょう?

それは、酒造りの原料として使う水に含まれる成分です。

一般に硬水の仕込水を使えば辛口の酒が、軟水を使えば甘口の酒ができるといわれます。

硬水の場合、ミネラルにより酵母の働きが活発になり、糖の分解が速く進むことによって、やや酸の多い辛口になります。
逆に、軟水を使用するとミネラルが少ないため酵母の働きがゆっくりとなり、比較的長い期間をかけて発酵させるため、酸は少な目で、淡麗な甘口になるのだそうです。


灘の水は硬水、だから辛口。
伏見の水は中硬水、だから甘口、なのです。
かつては伏見の「女酒」に対して、灘の「男酒」と呼ばれたそうです。


ミネラルバランスによって、味が変わる。昨日、ブログに書いたように、お豆腐も同じです。

そして、ミネラルバランスの異なる塩によって、同じ材料を使っても、料理の味も変わってきます。
塩なんて何を使っても同じよ、と思うことなかれ。

単純なものほど、その違いが明確になります。
トマトと塩、キャベツと塩、じゃがいもと塩、豚バラと塩、サンマと塩・・・。
ぜひ、お試しください。



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