能登演劇堂で無名塾の「マクベス」を見ました
11月3日(火・祝)には、仲代達也さんの無名塾の「能登演劇堂」限定の公演「マクベス」を見に行きました。
この演劇堂は、能登半島の真ん中付近、石川県七尾市中島町という山の中にあります。
能登に旅行に来て魅了されて以来、この中島町で無名塾の合宿を実施していた仲代達也さんと町の方との協力で建てたという演劇専門のホールです。
「マクベス」は、この能登演劇堂だけでのロングラン公演。夏に手に入れたチケットですが、こんな場所での演劇に、キャンセル待ちが出たという評判の高い公演です。
この能登演劇堂の最大の特徴は、舞台の後ろが開き、外の山を借景として、舞台の延長になる、ということです。
シェークスピア作のマクベス。
将軍マクベスは、三人の魔女が囁く予言に唆され、国王の地位を狙い、手に入れるのですが・・・。
「森が動くまで、その地位は安泰」と魔女達に言われます。そして、とうとう最期に森が動き・・・。
この森が動くという演出を、舞台の後ろが開き、本物の森を使って実現したのです。
町のボランティアの方々が、馬に乗り、鎧を着て、山を駆け回ります。
能登と名のつく商品で仕事をしている以上、一度は能登演劇堂で観なければ、と思う、貴重な体験でした。
最後に、劇場のスタッフの方に、仲代達也さんにお渡ししてくださいと、「能登 わじまの海塩」を渡して帰りました。仲代達也さんは、石川県観光大使でもあるのですよ。
(はい。社長業には、完全休日はありませんのです。)
