マグネシウム不足の原因とガンを防ぐ食事療法の対応 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

マグネシウム不足の原因とガンを防ぐ食事療法の対応

昨日まで連続して紹介していた横田邦信先生の著書「マグネシウム健康読本」に書かれているマグネシウム不足の原因とされている内容を、もう一度、以下に載せます。


・粗塩が消え、精製塩の普及もマグネシウム不足を招いた

・高脂肪の食事がマグネシウムを大量消費する
・穀物や野菜といった食材自体のマグネシウム減もある
・穀物摂取量の激減、お米の精製もマグネシウム摂取不足を引き起こした
・日本の飲料水には、もともとマグネシウムが少ない事情がある
・ストレスが体内からマグネシウムを失わせる
・アルコールの過剰摂取も、マグネシウムの消費と尿中への排泄を増やす


そして、済陽高穂(さいようたかほ)さんというお医者様が書いた「今あるガンが消えていく食事」という本が本屋で山積みされていますが、9月2日発売の「週刊文春」に載っていた、この先生の「がんを防ぐ食事療法8カ条」をおさらいします。


(1)限りなく無塩に
(2)動物性タンパクと脂肪の制限
(3)大量の野菜と果物を
(4)玄米・豆・芋類を
(5)自然水を飲む

(6)油は、植物性のオリーブオイルかゴマ油
(7)乳酸菌、海藻、キノコを
(8)ハチミツ、レモン、ビール酵母を


さて、この二つはとても対応していることがおわかりになりますか?マグネシウム不足の原因を補うことが、がんを防ぐ食事療法になるというわけです。


・粗塩が消え、精製塩の普及もマグネシウム不足を招いた
 →(1)限りなく無塩に
    精製塩ではナトリウム過剰摂取となってしまうため。


・高脂肪の食事がマグネシウムを大量消費する
 →(2)動物性タンパクと脂肪の制限


・穀物や野菜といった食材自体のマグネシウム減もある
 →(3)大量の野菜と果物を


・穀物摂取量の激減、お米の精製もマグネシウム摂取不足を引き起こした
 →(4)玄米・豆・芋類
    精製された米ではなく、玄米を。


・日本の飲料水には、もともとマグネシウムが少ない事情がある
 →(5)自然水を飲む


済陽高穂先生の著書には、「日本だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか」という本もあります。

済陽高穂先生は約30年間で執刀4000例以上、うち2000例ががん手術という日本でも屈指の消化器がんの名医です。その済陽先生の悩みは手術が成功してもがんが再発し、命を落としていく患者があとを絶たないことでした。その名医が考案し、進行ガンでも有効率66.3%という驚異的な成果をあげている食事療法。


食事の中でも、日本食がいいと世界から注目されているというのに、戦後、日本だけ他の国と大きく違ってしまった食事内容とは・・・?
粗塩が食卓から消え、精製塩に代わって約30年、ということではないでしょうか。



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