マグネシウムはさまざまな症状・病気に効果が期待される
昨日も紹介した東京慈恵会医科大学の横田邦信先生の著書「〝メタボリックシンドローム"対策の必須ミネラル マグネシウム健康読本」(現代書林・2006年)から、さらに引用を続けます。
この本には、マグネシウムの働きがたくさん書かれているのですが、マグネシウムは、以下のような症状・病気に効果が期待されるということなのです。本の見出しだけ列挙します。
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・不整脈を抑え、急性心筋梗塞による不整脈死を予防する
・セラミドの合成・産生を高め、アトピー性皮膚炎を改善する
・水虫を改善・予防する
・口内炎・歯周病を予防する
・骨密度を高め、女性の大敵・骨そしょう症を改善・予防する
・シュウ酸カルシウムの結晶化を防ぎ、尿路結石をできにくくする
・痛みの信号をブロックし、片頭痛の予防・治療に期待が持てる
・血液ドロドロ・ベトベトをサラサラにする
・筋肉のけいれんを抑え、こむら返りを防止・改善する
・神経の過興奮を鎮め、ストレスからのイライラを解消する
・エネルギー産生を高め、慢性疲労を改善する
・通勤疲労を軽くし、運動による効果を大きくする
・月経前症候群(PMS)のイライラや不快な症状を和らげる
・リバウンドなくダイエットの効果を補助する
・水分を引き込む作用で、便秘の悩みを解消する
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これだけの症状にマグネシウムが関わっているというのは、びっくりですね。
マグネシウムは、体内で生成することができないため、食品で摂る必要のある主要ミネラルです。
いつもの食事に、マグネシウムをバランスよく含むお塩をお使いください。
