VSO(東京ボルメッツ&武蔵野アトラス&埼京フライヤ-ズ)NEWS FLASH -28ページ目

【VSO:5月前節】永関浩明GM(武蔵野)記者会見コメント(09.05.09)


5月9日(土) 2009 VSO:5月前節 vs 東京ボルメッツ、ナイツ
武蔵野 12 - 20 東京 (道満C)
ナイツ19- 20 武蔵野 (道満C)

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●永関浩明GM(武蔵野):
「1試合目ゲーム的には、点の取り合いになってしまい当然こちらとしてはあまり望まないシチュエーションでした。
どこかで、先にゲームを落ち着かせたかったのですが、中盤こちらから攻めてかなければいけないゲームになってしまいました。
(ボルメッツとの)得点力の違いは現実としてありますが、得てして荒れたゲームは点も入るので終盤望みもありましたが、時間カットとなりました。
打つ方では、充分健闘したと思いますが、反面守備で3つアウトを取るのにあまりに時間とコストを掛けすぎた感があって、スコア的には受け入れざるをえない結果だと思います。
ナイツ戦は、前半先行するカタチになりましたが、ウチとしては押さえたいところで全体が踏ん張れず結果点の取り合いになりました。
状況的には楽ではありませんでしたが、四球、エラーを絡めてハードワークし、よく点を取ったと思います。
1回負けている相手ですし、難しいゲームを取れたことは結果としてよかったですが、諸手を挙げて評価できるゲームというよりは、チームとしても個人としても課題も多いゲームであったという印象です。」


Q 失点が多かった原因は?


「今日大きく失点した要因としては、ホームランを含めてかなり長打を浴びてしまった事もありますが長打を浴びる以前に、アウトをとるポイントがあまりにも少なすぎ、且つカットプレーでうまく中継に収まらない状況があってゲーム中なかなか有効な手が打てなかった事も大きく響いた印象です。
あとは、イージーなプレーがイージーにならなかったり、少しのズレでヒットになったりした部分もあって、難しい状況でしたがギリギリ個々のスキルのある部分で、センター、ショートがゲームを作ったと思います。」

塩分 コンディショニング特集<2>

もうすぐ仕事だって言うのに、なかなか眠れませんので
ダダダダっと書いちゃいますよ。

塩分の摂り過ぎは身体に毒です。
でも、運動しているときは適度に塩分を摂らないと、
体温調整や運動能力が上手く発揮できません。

なので、適切な水分補給に加えて塩分の補給もしていきましょう。

しかし、どう摂るかは課題です。
建設現場などでよく見られる方法で、
塩化ナトリウムの錠剤を摂る方法もあります。
ですが「胃が荒れる」とか「味がしょっぱい」など、
あまり好き好んで摂る物では無い様でして・・・。

そこでVSOではベンチに食塩を置くことがあります。
私自身も熱中症に割と良く掛かるので、
時には命綱になることもあります。
イニング間にほんの僅かずつ手にとって、
スポーツドリンクなどと一緒に飲むようにしています。

塩分が失われていくと起こる症状の一つに
意識障害があげられます。
本当にボーっとして、次はガクッときます。
熱中症の場合は吐き気目まいを伴い、
突発的に冷や汗が出たり、生あくびが多発するなどの症状が出ます。



塩には「生成された塩化ナトリウム」と、「天然塩」の二種類があります。
どちらも一長一短ではありますが、摂り過ぎないように注意しましょう。

・塩化ナトリウムの場合
塩分濃度が濃いため、量の割に塩分を摂ってしまうのが難点。
味も塩気が強いが、衛生面では優れている。

・天然塩
成分中に水分が含まれているので、量の割には塩分は控えめになる。
(岩塩より海水から作る塩のほうが、より水分量が多いようです)
天然由来のミネラルも塩化ナトリウムに比べて豊富なため、味も丸みがある。
ただし、製造環境や海洋汚染の影響をモロに受け、劣悪な品質の物があります。


私個人としては、栄養面では微々たる差ですが天然塩を推奨します。
岩塩も今ではたいぶ安く手に入るようになりました。

(参考までに)1kg中の成分分析例
    カルシウム カリウム マグネシウム 硫酸根 ナトリウム 塩素 水分その他
海水製塩  2.4g   2.7g    6.4g     14.6g    351g    555g   67.9g
専売食塩  0.2g   1.0g    0.3g     0.2g     391g    606g   1.3g

血圧の高い人は塩分を抑えた食生活を過ごしながら、
運動中の注意点はないか、酷暑期は少量の塩分を摂るべきか、
医師と相談の上でスポーツに臨んでみましょう。



次回は減量についてお話したいと思います。

六大栄養素? コンディショニング特集<1>

家庭科でやりましたね、五大栄養素。

・蛋白質
・炭水化物(糖質)
・脂肪(脂質)
・ビタミン
・ミネラル

さて、タイトルは六大栄養素です。
あと一つは何でしょうかと言うお話ですが・・・栄養学上ではこれを栄養とは呼ばないでしょう。
しかしコンディショニングの観点で言えば、れっきとした栄養であると私は考えています。
それは・・・



水分です



人間は生きていく上で、他の五大栄養素が不足していても、
何日間も食べなくても生きていくことは理論上可能です。
しかし、水分だけはそうはいきません。

地球上の生物は、植物であれ動物であれ、魚類だろうが鳥類だろうが水分を必要としています。
人類が運動するとなれば、運動中唯一補給できる栄養素になる場合すらあります。

では、この水分を摂る上でのポイントです。
<酷暑期>
・よく冷やしておき、口の中に含んで口内の熱を取るようにする
熱中症予防のためにも、冷やしておく方が良いです。
しかし、そのままゴクゴク飲んでは効果も半減するどころか、
急激な体温変化による体調不良を引き起こす場合もあります。
口の中で何回か噛むようにして、少しずつ飲むと体温を適切に調整することが出来ます。

・カフェインは程々に
酷暑期は放熱するために、神経が意図的に緩もうとします。
コーヒーやお茶に含まれるカフェインを大量に摂取すると、
神経は放熱するためのオンとオフのバランスを崩すことがあります。
運動中はなるべく少量に抑えておきたいところです。

・2%
個人差がありますが、準備を含めてひと試合(およそ2時間)あたり
水分は1リットル程度失われます。
汗として流れるほか、身体から発散される水分量も結構な量になります。
運動する時間にもよりますが、外に居るだけでも過酷な時期ですので、
目安としては運動中ならびに運動前後に摂る水分量の合計が、
体重の2パーセント以上の水分が必要になると考えましょう。
例として50kgの人は1リットル、75kgの人は1.5リットル程度です。

<極寒期>
・飲むより浸かる
身体を温めるために温かい飲料を飲むのも手ですが、
尿として対外に排出すれば熱も奪うこともありますし、
なにぶん水分以外の糖分や脂質を過剰に摂ることにもなります。
極寒期と言えども、身体を動かせば水分は失われますので、
体重の1%は確実に水分補給しましょう。
寒さは温かい水分を取るより、入浴するほうがより暖まります。



さて特集2回目は、水分を摂るだけでは運動機能の維持にならないので、運命共同体の塩分についてお話します。

ベースコーチャー

チーム全体で同じ意識で走塁する

これが大切だと前回お話しましたんで、
今回は蛇足みたいなもんです。

ベースコーチャーは瞬時の判断と、決断力を求められる役職です。
言わば「もうひとりの選手」でもあります。

様々な場面で勝敗を分けるプロ野球のベースコーチャーは、
試合中に何やらランナーに笑顔で話しています。

よくアテレコで
「今日、試合後○○に行こうよ」
なんて言う人も居ますが、実際はそうでもないようで、
聞くところによると、指示は本当に単純明快なんだそうです。

一例だと
「ノーアウト1塁だから、ライナーは飛び出し厳禁。ゴロなら全力で2塁へ」

・・・と、誰でも解かるような事、もう解かりきっている事を言うそうです。
それが出来なければ、ボーンヘッドどころじゃ済まされません。
単純な指示に集中できるように、ベースコーチャーはランナーの意識に働きかけるのです。

(もちろんチームやコーチによっても違うでしょうけどね)

チームの作戦にプレイヤーを縛り付けるのはナンセンスな場合がありますが、
チームが活動していくために、ベクトルを揃える必要性はあります。


私は試合や設営に限らず、あらゆる場面で「ボーンヘッドを減らす」事が
楽しいソフトボールライフ、延いては充実した生活につながるのではないかと考えます。

次回からはコンディション維持の特集としたく考えております。
ひとまず六大栄養素?の話からしましょうか。

ストライクゾーンについて

ども会長です。

 ゴールデンウィークに突入し高速道路も渋滞してますが、会長は仕事が渋滞中でして午前中仕事しながら、午後どっか近くへ出掛けてという繰り返しになりそうです。
まあ良くも悪くも通勤時間0分ですから満員電車に押し込まれることもなく「めんどくせ~」という悩みもなく如何様にもなるんですけど、嫁さんの機嫌をどう取るかが一番の悩みです。
家族旅行はおそらくGW後ですなぁ~
通勤時間0分の人、VSOは何人か居るんですよ。
それだけにスロピを興じるというのは良い運動でありストレス発散になってます。



 さてまじめな話を少し。言い回しも変えます。
普段スローピッチを興じていて普段悩むのがストライクゾーンの扱い。日本では一般的ではないルールだけに新たにお手合わせ願いをするチームにも説明が難しい。
最大のネックが審判を誰もやりたがらなくなること。何年プレイしてる人でも馴染みの薄いルールだけにジャッジに困る。はじめてこのルールで試合をするチームからも「良くわからない」という声も聞かれる。

 アメリカのサイトではエクステンションベースというもの(写真)が売られていて、そこに落としたらストライクというルールを設けているところが多いらしい(複数の現地競技体験者に聞くと、必ずしもそうではないらしいが)国内でも多摩の米軍基地リーグや、または年配の方が興じている14インチのジョイフルスローピッチもこのルール。今年からVSO2チームが参加しているESSAもこのルールになった。
しかし実際にやってみるとこれがエクステンションベースに落とすというのが非常に難しい。以前やった試合では待ち球狙いで試合時間もかなり長くなった記憶もある。

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エクステンションマット、ホームベースの後方に敷く

エクステンションベースルールは明確なストライクゾーンが定まるので、妙なスキルは不必要になるが、hはじめてプレーする投手がそこにボールを落とせるか?というと難しい。


 相反するこの問題、どうしたら良いものか考えていたところ、日本のスローピッチの祖でもあるムーンライトリーグで試験的に以下の領域に落としたらストライクとするルールを今期から取り入れた(下記画像)
これならボール1つ分ぐらいはストライクゾーンが広がるので、おのずと打者もバットを積極的に振らないといけない。

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色のついた部分がストライク(引用元/ポートタウンナイツオフィシャルブログより)

さらに調べていくと台湾の慢速塁球(中国語でスローピッチの意)協会のストライクゾーンも上記MLSで試験導入しているゾーンと酷似していることがわかった。
台湾のルールはさらに明快で大き目のエクステンションマットを準備している。このぐらいの大きさなら慣れない投手でも結構ストライクも入りやすい。
台湾では軟式野球がなく、野球をやろうと思ったら硬式野球をやるか革スローピッチをやるしかないので、チーム数も非常に多く大変盛んである。
このルールはスローピッチになれていないチームでも、投手は投げやすくなるし、審判もやりやすくなる。

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通常のエクステンションマットよりも大きいのがわかる(台湾の慢速塁球協会のHPより引用)

スローピッチを興じる上での悩みは太平洋はるか向こうではなく、お隣の島国にヒントがあったとは。

幸いなことにVSOでは台湾野球関係者のルートがあるので、台湾流エクステンションベースを入手してもらって今後VSOのデファクトになるか試してみたいと思う。
誰でも楽しめる事がスローピッチの魅力でもあるので、ジャッジも合理的でなければならない。

VSO自主練習(2009.4.29)

29日戸田市道満F面にてVSOの自主練習が行われた。

当初活動予定にはなかったが、一部選手から「練習がやりたい」というリクエストがあり急遽4時間分のグランドを確保した。
この日は有志活動なので出欠簿も付けず「来たい人は出欠報告も特になしでカモン」状態だったのにも関わらず24名の選手が集まった。

なおこの日から昨年導入したチームテントのオプションパーツとして全周スクリーンがお目見えとなった。
家族連れも今後増える事から防球対策の一環としてデビューした。

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春季キャンプと違い、打撃ゾーンと守備ゾーンを設けて各自好きな反復練習を好きなだけやるというバイキング料理の様なスタイルで延々4時間活動を行った。

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今回は調整主体で連携プレーは一切なし、反復練習中心

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ボルメッツ・アトラス問わず指導する金澄総合コーチ

特筆すべきはボルメッツトライアウト中の女性選手のチバ選手。男子以上の強肩と強打をアピールすれば、入団内定の同じくボルメッツのサワ選手も快打を連発し、今季外野手不足に泣かされて来た小松監督と金澄総合コーチもニンマリ。
新進気鋭に負けじと別の意味でアピールしていたのがもはやベテラン格のさとん選手。宇野勝もどきのプレーをやらかした直後も「バッチこーい」と叫んで大ハッスルしていた。

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打撃練習も二箇所で行う盛況ぶり

さらに投球練習ゾーンではアトラスのモリツカ選手が藤本投手のアドバイスを受けていたり、同じくアトラスは杉本選手が打撃投手を務め、ボルメッツの松永、菊池両選手も投手にチャレンジと新機軸な一日となった。

その菊池選手は小松選手と共に台湾製のスローピッチ用木製バットを使って打撃練習。
芯に当てないと飛ばない上に、変な所で打つと折れる危険性もあることから「集中力を養うには非常に良い」と独特の打感も含めお気に入りの様子だった。
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木製バットで打撃練習中の小松

この時期の道満は駐車場が混雑する。
この日は公式活動ではないので集合時間を設けなかったが「駐車場が混むのでなるべく早く来て下さい」とアナウンスのお陰で、早めに来た人(10時30分~11時)はかろうじて参加出来たが、11時過ぎぐらいには早くも満車となり11時30分には長い駐車場待ちの行列が出来ていた。
おそらく6月ぐらいまでは休日の度にこのぐらいの混み具合は覚悟しなくてはならないので、道満で活動する時には10時30分目標、どんなに遅くても11時までには駐車場に入らないと試合に出られなくなってしまう。

もし人数がギリギリだと対戦相手にも迷惑が掛かるので、各自時間の見積もりだけは試合の内容以上にしっかりやろう。

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今日のセイブマン(背中のみ)

【ゲームレポート】SCサンターレ戦・浦和レッツ戦(2009.4.19)

<第1試合>
S 113 011 =7
V 200 301 =6

敗/小松3勝1敗
本塁打/金澄4号、遠藤1号、小松1号

初めての対戦となるサンターレ戦、元々はフットサルのチームがソフトボールをはじめたという事で革スロピをやるのが今日がはじめて。

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怪我防止とパフォーマンスアップの為にアップはしっかりやりましょう
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ダッシュも欠かせないメニューになりました


しかし守備がしっかりしていて、打つ方もしっかりミートしてくる堅実なチーム。初回2アウトから4番・5番に連打を浴び先制を許す。

反撃ののろしを放ったのが1番の金澄。4号ホームランを放ち、ルーキー元村のタイムリーで逆転に成功する。さらに遠藤が続くもこの日7番の小松が凡退に倒れ2点どまり。
サンターレは2回も2死からタイムリーを放って同点に。
その裏のボルメッツは垣内、松永の連続安打でチャンスを作るも残間・仲丸・SHIMAPが倒れて得点ならず。

するとスローピッチに慣れて来たサンターレが襲いかかる。
ライト前安打が2本続くと4番・5番に連打を浴び勝ち越しを許す。
このイニング先発の小松の投球も工夫がなく、打たれやすい球を投じていた感もあり。

なおもピンチは続くが、内野陣が次の打者はどうするか考えながら声を出しプレーしてた事もあり3点で食い止める事が出来たというのが感想。
おそらく昨年までなら8点ぐらい取られてもおかしくない勢いがあった。

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「とりあえず1つね!」ピンチになっても丁寧な試合運びが出来るようになったのが今年のボルメッツの進化具合。決してじゃんけんをやってる訳じゃありません。


なんとか開幕からの連勝を6に延ばしたいボルメッツは藤本の二塁打を放つも、元村の打席で二塁を飛び出し挟殺でアウトに。しかし遠藤が元村を置いて今季1号を放てば、前の打席好機に凡退の小松も今季1号を放って同点に。

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守備はアレでも(どうした?名手)
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打撃は絶好調の遠藤。今日は2本塁打。

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春の珍事?小松のホームラン(でも3年連続で打ってるんだってば~!)

試合は振り出しに戻ったが、サンターレ打線も2死から得点を絡めるという粘り強さが目を引いた。5回に勝ち越し、6回もさらに一点。
時間切れの為最終回となった6回裏、2点ビハインドの場面で寺平が俊足飛ばして出塁。宇野が倒れるも寺平がタッチアップで2塁に進み、金澄のタイムリーで1点差。澤、菊池が倒れるが四番藤本という一発出ればサヨナラという場面で平凡なレフトフライに倒れ今季初黒星。

巧守ともに堅実な試合運びをする相手だけに、ボルメッツは丁寧にプレーをすべきだった。
特に攻撃面で雑な試合運びをした様な気がしてならない。
準備を怠る事なく、自分を奢らず、大胆かつ冷静なプレーを心がけたい。
それにしてもサンターレはまとまりのある良いチームだった。

試合後四番藤本は道満の土手で黄昏るのであった。

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そのリベンジは次の試合で実現するのだが...


<第2試合>
L 000 01 =1
V 605 04 =15

勝/小松4勝1敗
本塁打/藤本5号・6号・7号、金澄5号、遠藤2号

昨年引き分けに終わったレッツ戦。サンターレ戦では不甲斐ない投球で敗戦投手になった小松が志願登板、さらにバイクのトラブルで遅れて参加の原田も加わりベストなオーダーを組んだ。
先発小松はサンターレ戦での二の轍を踏まないと丁寧なピッチングでレッツの立ち上がりを封じると打線も大爆発。

原田、好調の遠藤が出塁すると3番藤本が快心の一発をレフトへ。すると4番金澄もホームラン。元村のタイムリー2塁打もあって初回6点を挙げる。


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この日はレッツ戦で3打数3安打3本塁打と大暴れの藤本

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守備でも魅せた!藤本


6点の援護を貰った小松は緩急を使ってレッツ打線を封じる。3回に松永の2塁打の後、原田・遠藤と続いて藤本がレフト後方の園内車道にダイレクトで突き刺さる特大のホームランを放って突き放しにかかる。

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ボルメッツナンバーワンのキレのある体を持つ松永選手今年で62歳

流石に完封を意識したのか小松は連打を許して1点を失うも、キャッチャー仲丸とのトリッキーなプレーもあってこの1点に終わる。
5回裏に遠藤の2号、藤本3打席連続ホームランが出て時間切れの為5回で終了となると宣告されゲームセット。


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2試合目では見事に「狙い撃った」GNドライブ搭載の菊池。


不甲斐ないピッチングを払拭すべく志願登板した小松も、前の試合で最後の打者となった藤本も3打席連続ホームランを放ってリベンジを果たす。
この試合のポイントは他にも幾つかあった。
まずキャッチャー初起用の仲丸と小松のコンビネーションが良かった事「マルさんはとても投げやすかった」と試合後に語ってるが、今後もこのバッテリーで戦う機会も増えそうだ。
打撃好調の遠藤と、怪我から復調した金澄が共に3打数3安打、前の試合でノーヒットに終わった菊池も2本の二塁打を放った。

点数に関係なく、前の試合の反省を生かしてきっちり試合にイントゥーしたボルメッツがようやく「らしい」試合をしたのが印象的だった。

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本日のセイブマン(試合はお休み)

ハングリ~な精神で戦おう♪ by trf

日曜日の試合、お疲れ様でしたー!

いやー村上さん・・・かっこ良すぎじゃないですか!!!

昔からクラスに必ず一人はいましたよねー
かっこいいのに、スポーツもできる奴。(挙句の果てには女子にもモテる反則技。)

そんな彼らを一方的に敵視し続け早27年のしゃちょうです!

あ、村上さん!決して嫉妬してるわけではないので、誤解しないで下さいね!

まーなにはともあれ、当日、羽山先生がいらっしゃらなかったのが何よりです。
もし、あのプレーを見てたら、きっと、ゴールデンウィークは合宿でしたよ・・・

それはさておき、いよいよアトラス内野のポジション争いが激化していきそうな匂いを感じますね~

生粋の非戦闘員である僕は、まさに水鉄砲で戦場に駆り出された三等兵気分ですよ!
まったく~!!!


ただ、僕にも自称ファンタジスタとしてのプライドがあります!
イケメンが相手となれば、タダで引き下がるつもりはさらさらないのであしからず!


そんな折に昨日、実家のアニキより一通のメールが届きました。
タイトルも本文も白紙でしたが、写真が一枚、添付されてました。
(↓参照)


父、邦夫です。

何をやらかしたのかは、怖くて聞きたくもないですが、
どんなに頑張ろうと、生まれ持った星は変えられないと思い知らされた今日この頃です。





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【ゲームレポート】SCサンターレ戦・浦和レッツ戦(2009.4.19)

<第1試合>
S 000 021 0=3
A 001 220 X=5

勝 志村 2勝1敗
セーブ 永関 1セーブ

ボルメッツ戦で守備のスキから出来たチャンスを上手く生かし、勝利したSCサンターレとの対戦。
コントロールの良い相手投手に苦戦し、思うようにバッティングできず。
実際アトラスは、高めの球に詰まらされて、序盤2イニングはホップフライ連発。

こうなると何とか守備で踏ん張っておきたいところ。
先発の志村が堂々としたマウンド捌きを披露し、バックの好守も投手を盛り上げ、テンポを良く3回までをゼロに抑える。

守備面で作った流れが、攻撃にようやく結びつく。
先頭の永関、続くコバヤシと連続ヒット。好走塁もあってノーアウト1・3塁のチャンスを作る。
1アウト後に打順はトップに帰って、我らが社長!

 ボテッ!

しかし社長の当たりは上手く勢いが殺されて、絶妙な位置へ。
激走する社長の足が早く、内野安打。この間に永関がホームを陥れて先制。
チャンスに強い社長が、高い集中力を見事に発揮した。

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足が長いと良いことが沢山あります(^∇^)

この後4回には、先頭の村上が内野安打で出塁。
送球エラーで2塁に進んで、続く黒川がヒットで続く。
続くトライアウト生のコハギがセカンドゴロ。
懸命に走ってダブルプレーを阻止する間に村上が生還して2-0とリード。
岡村がピッチャーゴロに倒れるも、コハギは2塁へ。
ここで杉本がショート強襲のタイムリーヒットを放ち3-0。
トライアウト生・コハギのスピードに乗った走塁でリードを拡げたのが大きかった。

さすがに10イニング以上、同じような球筋を追いかけるSCサンターレ打線。
目も慣れてきたところに志村のコントロールミスもあって、甘い球をシッカリ捕らえてチャンスを作る。
タイムリーを打たれて2点を返される。
しかしここで慌てることなく、内野にすばやく返球をしたり、
丁寧な送球を心がけた野手陣の確実なプレーがあり、
チーム全体で守りきったので最小失点で切り抜けることが出来た。

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ベテラン杉本の卓越したプレーが光る


取られたところで取り返したいのだが、今日のアトラスはその当たりも秀逸。
直後の5回は先頭の社長がヒットで出塁!
もうこうなると、後に続けとばかりに山田・千葉が連続ヒットでノーアウト満塁のビッグチャンス!
期待を一身に受けて、続く打者は4番・村上。

 カーン!

センターへのタイムリー2ベースで2点追加。
一気の4連打で盛り上がるアトラスベンチ。
この後もチャンスは続き得点できるか・・・と思ったが、SCサンターレの堅い守備に阻まれる。

続く6回に1失点するが、堅い守備には堅い守備でお返し。
最小失点で切り抜けて、ゲームは最終盤へ。

数少ないチャンスを生かして得点しているが、点差は2点。
最後は志村→永関の投手リレーでゲームセット。第一試合は5-3で勝利した。
ロースコアで競り合う展開だったが、チーム一丸で守りきり、老練したチームのような落ち着いた試合運びができたのは大きな収穫だった。

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勝って一安心


◆聞いていないよ!(笑)
この日の7回表、シートの変更でサードが空く事に。
そこで白羽の矢が立ったのが、ライトを守る山田。
GM「タカさん、サード入ってくれません?」
山田「ええっ!?」
長いキャリアでセカンドでの出場は結構あるが、サードでの出場は本当に数える程度。
急遽インセンティブ契約を付け加えることで?
・・・いえ、チーム事情を瞬時に捉え、承諾してくれました。ありがとうございます。
山田「あとで敏腕代理人から連絡行くと思いますんで(笑)」
GM「うわ~!幾ら請求されるんだ~!(笑)」

◆え?どうしたの?
ベンチが凍りつく場面が。
試合に集中していたベンチの後ろで、スコア付けの練習を行っていたのがボルメッツの若手メンバー。
ちょうどどんな感じで付けているのかと、手本を見せてもらおうとスコアブックを手に取ろうと・・・。
小松「しむちゃ~ん、スコアは?」
志村「え?スコア?」
あ!付けるのすっかり忘れてた!
ピッチングの組立を考えて居た所に、青天の霹靂。
志村がこの後スコア付けでメロメロになったのは言うまでも無い。
それにしてはピッチングで良く粘ったもんだ。これを次回につなげたいところ。

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カンフースロピというか実写版ドラゴンボールというか、この試合一番ファンキーなプレーでした。


<第2試合>
L 003 200 0=5
A 301 706 X=17

勝 浅野 2勝
本塁打 村上1号・コハギ1号

この試合は初回から打線が爆発。
先頭の社長がヒット、山田もヒットで続いて3番・千葉が先制タイムリー。

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シュアーな千葉の打撃

あっさり先制すると村上も野選で出塁。
さらに黒川がタイムリーを放ち、守塚の当たりはエラーを誘って1点ずつ追加。
初回で3点も取っておく。

先発の浅野は落ち着いた投球術を披露して、ゲームの流れを引き寄せる。
3回にアンラッキーなヒットが続いて3点失うが、先ほどの試合同様に、
慌てずにプレーが出来たところは特筆モノ。
守備の連携で大きなミスは無く、失点を少なく止める。
懸命に追う野手と野手の間に落ちる当たりが続くが、
マウンドの浅野が踏ん張り、冷静さを取り戻したのも収穫。


追いつかれた直後、4番・村上がセンターへひと振り。
大きなホームランで勝ち越しに成功。

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村上の1号

良いタイミングで得点が入ったのだが、その直後。
実力者揃いのレッツ打線の勢いは衰えず、すぐさま逆転される。

しかしここも、アトラス守備陣に目立ったミスは無く、逆転はされるも1点差に抑える。
出来たばかりのチームなら、もっとズルズル失点してもおかしくない展開だったが、
取ることが出来る一つのアウトをしっかり取るなど、
簡単に突き放されない粘りが、この後の展開を有利にしたと言える。

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スーパーキャッチ!

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守備も光る村上(ユニフォーム注文中)

その粘りは4回裏の再逆転にも。
先頭打者はトライアウト生のシオウラ。
永関がDEPOとして守備に就く代わりに打席に立ち、懸命な走塁でエラーを誘って2塁へ。
この後2人が相次いでアウトになり、2アウト2塁。

しかし、ここから打線が大爆発。
またも起点は
社長!
ショートへの当たりは野手選択を誘う。
この場面、シオウラの果敢な走塁も見応え十分で3塁を陥れる。

 さぁ!社長が出れば、後ろも続く!

2番・山田が内野安打でチャンス拡大に成功。
さらに3番・千葉も続く。当たりがセカンドのエラーを誘って同点。
2アウトながら尚も満塁。4番・村上が先程のホームランに続いて、打棒爆発!
走者一掃のタイムリー3ベースで3点勝ち越し。
この後も黒川に連続タイムリー。コハギに嬉しい第1号2ランが飛び出す。
2アウトからの攻撃で一挙7点追加。マウンドの浅野を協力に援護する。

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コハギの嬉しい第一号

これでひと息つけたか、浅野の投球術がさらに冴える。
ピンチを凌いだ守備も綻びなく、試合を更に有利に運んでいく。
6回には駄目押しで6点。
しかもこれは、ダブルプレーであっさり2アウトになってからの7連続ヒット
コハギ、ミホ、シオウラ、小山にタイムリー。ベンチはお祭り騒ぎ!

一度は逆転を許した浅野も、尻上がりに調子を上げて5失点完投。
チーム一丸となった、見どころ満載のゲームだった。

◆円陣隊長を襲名?岡村がチームをひとつに!
この試合の円陣声出しは、女性のノリちゃんが任命される。
戸惑いながらも大役を見事にこなし、チームを一つにまとめた功績は大きい。
スコアラーとしての活躍も顕著で、忙しく難しい展開にも必死についていき、
これまでの学習の成果を遺憾なく発揮していた。
2回には目の覚めるような当たりを披露。次回の活躍が今から楽しみだ。

東京ボルメッツ&アトラス NEWS FLASH
ノリちゃんは眼前のベンチも恐れずファウルボールを取りに突進。グラブ入ったのに...でもそのファイトに拍手!

◆目下プレー上昇中!黒川&千葉
ショート村上のファインプレーが光った試合だが、それに負けないぐらいのプレーも。
5番の黒川は4打数3安打の猛打賞と、持ち前の打棒が大爆発。
また、3番の千葉は1安打だったものの、特筆すべきはその送球。
ライトからセカンドへの送球が、ドンピシャで守塚のグラブに。
この堅実な送球で相手の進塁を防いだのが、最小失点に止めた大きな要因だった。

◆大事なときに!
ショートフィルダーに入った小山も、抜けそうなあたりを好捕する
ファインプレーを見せてチームのピンチを救ったのだが・・・
この日一緒に来ていたお子さんが、その一番良い場面で
お隣(ヤクルト球場)に行ってしまい観ていないとは・・・。
お父さんは頑張っているんだぞっ!!!


東京ボルメッツ&アトラス NEWS FLASH
女性陣快打連発の要因となったニューバット(杉本さんありがとう!)

【VSO:4月節】永関浩明GM(武蔵野)記者会見コメント(09.04.19)


4月19日(日) 2009 VSO:4月節 vs サンターレ、レッツ
武蔵野 5 - 3 サンターレ (道満G)
武蔵野17- 5 レッツ (道満G)
本塁打:3回村上(武蔵野)、4回小萩(武蔵野)

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●永関浩明GM(武蔵野):
「1試合目ですが、サンターレさんは非常にいいチームでウチも大きい当たりは無いもののそこそこ打ったのですが点数が伸びない、要所はしっかり抑えられてしまい、ゲームクロージングまで気が抜けない展開になりました。
途中詰められたところは、個々のプレーのミス絡みでしたが、アトラス的には(ミスしても)次無駄に走者を進塁させなければOKというコンセンサスをとっていて、全てOKの範囲内、失点したがよく全員で集中して守ったという印象です。
終始お互い我慢のゲームでしたが、常にゲームの主導権を渡さずに7回なんとか粘りきれたと思います。
スコア的にはあまりスローピッチらしくないスコアで、見た目地味で申し訳ないですが、内容的にはお互い締まった好ゲームだったと思います、こういうゲームをとれて良かったです。
2試合目も初回先制して、ゲームとしてはアトラス次第という流れになったと思います。4回の相手の攻撃で一度追い抜かれましたが、すぐに打線が繋がり、中軸がランナーを返してビックイニングを作ることができました、素晴らしい集中打だったと思います。
逆転されてもチーム的には落ち着いていて、慌てる前にひっくり返したいところだったので、点をとるタイミング的にもベストでした。
今日は2試合通じて、集中したいいゲームができたと思います。また自分達で仕掛けるゲームを増やして、間が空きますが、次、もっといいゲームができるように、楽しんでやりたいと思います。」

Q:1試合目の継投は、この前(4.5)と同じ理由か。

全く同じ場面でないので・・・ゲーム的には1チャンスでもってかれる流れで、志村の出来という部分、悪くはなかったけど5回少し不安定に感じたところで、相手が勢いつきそうになっていたのが見えたので継投しようと。
ただ、シートの事もあったので、6回は続投、そこでやられたら仕方ないと思ってました。
結果6回は最小失点で頑張ってくれて、ここがゲームの大きな節目、後は全体落ち着いてやれたと思います。

Q:ショートに入った村上選手の評価は。

素晴らしかったと思います。
全体のバランスも統率できますし、非常に広い範囲で動いてもらえるので、言い方は変かもしれませんが他の内野陣は快適だったと思います。
打つ方でも、タイミングが合ってきて、今日の仕事も申し分ないですが、これからも期待できると思います。