塩分 コンディショニング特集<2> | VSO(東京ボルメッツ&武蔵野アトラス&埼京フライヤ-ズ)NEWS FLASH

塩分 コンディショニング特集<2>

もうすぐ仕事だって言うのに、なかなか眠れませんので
ダダダダっと書いちゃいますよ。

塩分の摂り過ぎは身体に毒です。
でも、運動しているときは適度に塩分を摂らないと、
体温調整や運動能力が上手く発揮できません。

なので、適切な水分補給に加えて塩分の補給もしていきましょう。

しかし、どう摂るかは課題です。
建設現場などでよく見られる方法で、
塩化ナトリウムの錠剤を摂る方法もあります。
ですが「胃が荒れる」とか「味がしょっぱい」など、
あまり好き好んで摂る物では無い様でして・・・。

そこでVSOではベンチに食塩を置くことがあります。
私自身も熱中症に割と良く掛かるので、
時には命綱になることもあります。
イニング間にほんの僅かずつ手にとって、
スポーツドリンクなどと一緒に飲むようにしています。

塩分が失われていくと起こる症状の一つに
意識障害があげられます。
本当にボーっとして、次はガクッときます。
熱中症の場合は吐き気目まいを伴い、
突発的に冷や汗が出たり、生あくびが多発するなどの症状が出ます。



塩には「生成された塩化ナトリウム」と、「天然塩」の二種類があります。
どちらも一長一短ではありますが、摂り過ぎないように注意しましょう。

・塩化ナトリウムの場合
塩分濃度が濃いため、量の割に塩分を摂ってしまうのが難点。
味も塩気が強いが、衛生面では優れている。

・天然塩
成分中に水分が含まれているので、量の割には塩分は控えめになる。
(岩塩より海水から作る塩のほうが、より水分量が多いようです)
天然由来のミネラルも塩化ナトリウムに比べて豊富なため、味も丸みがある。
ただし、製造環境や海洋汚染の影響をモロに受け、劣悪な品質の物があります。


私個人としては、栄養面では微々たる差ですが天然塩を推奨します。
岩塩も今ではたいぶ安く手に入るようになりました。

(参考までに)1kg中の成分分析例
    カルシウム カリウム マグネシウム 硫酸根 ナトリウム 塩素 水分その他
海水製塩  2.4g   2.7g    6.4g     14.6g    351g    555g   67.9g
専売食塩  0.2g   1.0g    0.3g     0.2g     391g    606g   1.3g

血圧の高い人は塩分を抑えた食生活を過ごしながら、
運動中の注意点はないか、酷暑期は少量の塩分を摂るべきか、
医師と相談の上でスポーツに臨んでみましょう。



次回は減量についてお話したいと思います。