★私の症状１～好きだったことに興味を無くす
鬱病(うつ病)の症状の一つに、今まで習慣や趣味にしていたことをしなくなったり興味を示さなくなる、というのがあります。
私の場合、「絵を描かなくなった」というのが症状の一つでした。
私は小さい頃から絵や工作が大好きで、中学・高校は美術部に入っていました。
自分の身長よりも大きなキャンバスに、思い切りよく油絵を描くのはめちゃくちゃ楽しかったです。
自分のデザイン画が、地元のイベントのPRポスターに採用されたこともありました。
暇さえあれば布団の中でも絵を描き、世界の偉大な画家たちについての本をみたりしていました。
まわりの人は、私が絵の道へ進むと思っていました。
でも、私は全く違う道を目指して進学したのでした。
そして…
進学した先で、厳しい講義や実習についていけず、人間関係にも疲れ、だんだん絵から遠ざかってしまいました。
二十歳頃の作品がこれです。
もうこの頃はストレスで胃潰瘍寸前の胃炎となり、抗不安薬を処方されたりしていました。
絵は未完成のままですが、内容がかなり病んでます。
結局、留年してなんとか卒業したものの、仕事がきつくて絵を描く気持ちには全然なれませんでした。
時々、美術館に行く程度…
就職してからストレスと過労で体重がどんどん減り、去年まで体重は38kgしかありませんでした…
私の症状２へ続く…
【追記】
＜私の精神症状についてのほかの記事＞
★好きなことに興味を戻すまで
★身だしなみに気を遣わなくなる
★夜の徘徊…ハイジと一緒！？
※私はうつ病ですが、病気の症状の出方は人によって違いますので、あくまで一症例としてご参考までに…
※診察内容や薬の話は別テーマで書いてるので他の記事をご覧ください
★真夜中の事件簿４～紛失物は冷蔵庫を探せ！
真夜中の事件簿１ でも書きましたが、私は夜中に変なことをしては物を無くすのが日常茶飯事です。
そんな訳で、先日から投薬内容が変更になった
のですが…
居間のドアに飾ってあったはずのクリスマスリースが、なぜか冷蔵庫の中に…？？？
新しく飲み始めた薬は残眠感がやや強いのか、今朝も出勤する彼を見送った後は朝食もとらずに再び寝てしまっていました。
お昼ご飯を食べようと冷蔵庫のドアを開けたら、なんとクリスマスリースがぶら下がっていたのです…
夜中にやったのかしら？
今朝の二度寝の時にやったのかしら？
実は、今までにも寝ぼけて玄関の鍵やメガネや携帯電話なんかを冷蔵庫にしまっていたことはあったのですが…
薬が変わったのに、またやってしまったーーーー
悲しくて涙が出ました…
あまりに悲しくて、婚約者の彼にメールしたところ、衝撃的な返信が…
「ぴよを驚かせようと思って私が移動しました」
…な、なにーーー
酷い、私がどれほど悲しんだか…
そしたら慌てて彼から電話が来ました。
「ごめんね。でもこれからは、物が変なところに移動していたら俺がいたずらしたんだと思っていいからね」
ですって…
私が、夜中に徘徊したり変なことをする度に悲しんでいることを気にしてくれていたんだ…
なんだか暖かい気持ちで、またクリスマスリースを飾りなおしました
追記
真夜中の事件簿３はこちら
真夜中の事件簿５はこちら
真夜中の事件簿を最初から読みたい方はこちら
★夢をみた話２～洪水から逃げる夢は良いらしい
今年の夏にみた夢の話。
ちょうど仕事に復帰したばかりの頃で、かなり心身ともに疲弊していた頃にみた夢です…
(ちなみに今は退職してます)
夢の中で…
津波か洪水がやってきて実家が壊れてしまい、私たち家族はどこかの屋上に避難していました。
高波が押し寄せてきて、屋上にも波しぶきがかかります。
すると、端にいた弟が転落し荒波の中に飲み込まれてしまったのです
私は必死に手を伸ばし弟を助けようとしました。
でも、どんどん水が押し寄せてきて逃げざるを得なくなり、弟の名を叫びながら泣く泣く水から逃れるために走って逃げたのでした…
…目覚めると、私は泣いていました
汗もびっしょり
とても気になる夢だったので、家族に夢の内容をメールで送りました。
弟は…無事でした。
しかも彼女とデートしてました
実家も壊れてないし、誰も怪我や病気の人はいませんでした
あぁ良かった
そして妹が、こんなメールをくれました。
「その夢は…昨日私が水難に遭ったから、もう大丈夫！
トイレットペーパーを替えようとして、水の中に落としちゃった。
故にその夢はもう無効
」
…笑っちゃいました
さらに、妹は私を安心させるために、夢占いも調べてまたメールをくれました。
「洪水から逃げる夢を見たら、あなたが抱えている問題を克服するのに手を貸してくれる人が現れます、と本に書いてあった。
ちなみに私が夫の死ぬ夢を見たら、その日に夫の姪が生まれました。
死の夢は、出産や結婚等、逆に良い意味を持つのさ
お姉ちゃんの夢も良い意味だと良いね」
なんて良い妹なんだ…姉ながら感心しました。
いつもちょっとしたことで不安になってしまう私に、家族は優しい言葉をかけてくれます。
怖い夢をみたときは、婚約者の彼や親・弟・妹に話して、気持ちを落ち着かせるようにしてます
【追記】
夢をみた話３は→こちら
夢をみた話１は→こちら