『★私の症状３～身だしなみに気を遣わなくなる』

鬱病（うつ病）の症状として意欲の減退、というのがありますが…

まわりの人が気付きやすいものとして、「身だしなみに気を遣わなくなる」というのがあります。

実は、私もそうです。

もともとファッションには興味ない方でしたが、若い頃はそれなりに、時々だけど、服を買ったりお化粧したり、お気に入りの美容室に行ったりしていました。

でも今年は…

髪は洗わずブラシもかけずボサボサ、風呂に入らないどころか顔も洗おうととしない。

顔も手足もムダ毛はボーボー、同じ服（しかも膝に穴の開いた古いジャージとか）をずっと着ていられる…

「髪を洗わなくたって服を着替えなくたって生きていけるっしょ」

そう思っていた時期がありました。

だってその頃はもう心も体も疲れ果てて、死にたいなんて思えば外見なんてどうだっていいやと思えてしまってたのですもの…。

それでも、親や婚約者の勧めでなんとか夏と秋に美容室にはいちおう行きました。

私は小さい頃から人に触られるのが苦手だったので、新しい美容師さんに馴れるまではいまだに緊張します。

子供の頃、男の美容師さんにあたり嫌がって大泣きしたのを、幼いながら覚えています。

最後に美容室に行ったのは9月くらいだったでしょうか…

さすがにカラーの色が抜けてパサパサ、毛先は痛んでいるし地毛の色との境目が目立つし、前髪も伸び放題…

でも引っ越してはじめての土地で、美容室に一人で行けるだろうか…

私が躊躇していたら

「美容室いっといでよ。近くによさそうなところがあったよ」

と、彼が私でも入りやすそうな店を探してきてくれました。

スタッフは男性も女性もいるようだし、入り口からお店の中の様子がよく見えるし、いつもお客さん入っているし…

意を決して、久しぶりにお化粧までして美容室へ行ってきました。

私が美容室が苦手なもう一つの理由に、外リンパ瘻(がいりんぱろう)という耳の病気の後遺症で会話が聞き取りにくいことと、手術の後遺症で耳の知覚異常があることがあります。
今回は初めのアンケート用紙に「耳がよく聞こえません」「右耳は手術しているのでドライヤーなどが熱くてもわかりづらいです」と書いておいたので、説明もゆっくり丁寧にしてくれたし、シャンプーやドライヤーも気を付けてしてくれました。

茶色だった髪を地毛に近い色にもどしてもらい、毛先をカットしてもらい、トリートメントもしてもらいました。

うーん、なんだか若返った気がするぞ。

30歳だけど、20代でも十分イケルかしら？？と自己満足。

髪が変わると、不思議と顔の表情も生き生きして見えてくるのですね。

今日はそれで気分をよくし、ちょっといつもより遠くへお散歩して、おやつ変わりに大好きなフライドチキンを食べてきました。

ケンターッキー行くのも数ヶ月ぶりだったなあ…

カーネルサンダースさんもクリスマス仕様ですね。