★私の症状2~好きなことに興味を戻すまで
私がストレスから大好きな絵を描かなくなってしまった話
の続きです…
職場で頼まれてちょっとしたイラストを描くことはありましたが、帰宅してから絵を描いたり工作をすることはなく、画材セットは埃をかぶっていました。
私が絵や工作を再開し始めたのは、今年になってからです。
弟がガラスを削って絵を描ける工具を持っていたので試しに使ってみたところ面白く、父の還暦祝いにオリジナルビールジョッキを作成しプレゼントしました。
彼氏からは、30歳の誕生日にパソコンで絵を描くセットをプレゼントされました。
残念ながら、パソコンで描くのはいまだうまく使いこなせていませんが、私に絵を描きたいと再び思わせてくれたプレゼントでした。
その後、仕事がますますハードになり、過労で不整脈を起こし、とうとう仕事を長期欠勤することになりました。
手が痙攣し自由に動かなくなったため、リハビリ代わりにペンでチラシの裏に落書きを始めました。
母は、とても喜びました。
「あんた、やっと絵を描ける気持ちになれたんだね…」
母はずっと前から私が絵を描けなくなっていたことに気付いていてくれてたんですね。
でも、その頃描いていた絵はボールペンやマジックのモノクロの絵で、彩りはありませんでした。
私に絵を描く喜び、作品を作り上げる喜びを完全に思い出させてくれたのは、最近結婚した妹です。
その頃、私は結局退職してしまい、ふらふらと毎日あてもなくのんびり過ごしていました。
ところがある日、妹が私にこう言ってきたのです。
「お姉ちゃんにウェルカムボード作ってもらえないかな…」
うぉーー
やるしかないっしょ
妹の大好きな花の絵を描いたり、写真を切り抜いたりかわいいシールを貼ったり、楽しくて仕方ありませんでした。
真っ白な画面に花の色が鮮やかに描かれていく瞬間、快感で身震いしました。
「あぁ、私は今生きてる…」
そう感じました。
結局、作品は不眠不休で一気に作り上げました。
精神科の先生にバレたら怒られますが、その日は勝手に睡眠薬を飲みませんでした。
私は睡眠薬を飲まなければ48時間くらいフル活動できちゃう困った体なんです。
できあがった作品は、妹夫婦のプライベートな写真満載なため皆様にお見せできないのが残念です。
…そんなわけで、結局ストレスの元凶であった職場を辞めたことで、私は再び好きなことに向き合える気持ちになれたのでした…というお話でした。
さて、昨日はクリスマス用の作品作りをしていましたので、また後程紹介します。続きは→こちら
【追記】
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※私はうつ病ですが、病気の症状の出方は人によって違いますので、あくまで一症例としてご参考までに…
※診察内容や薬の話は別テーマで書いてるので他の記事をご覧ください