おそらく1番難しい会議を見た
水曜日は会議が被ってたので、外注の通訳さんを手配してくれました。なんもISSで先生をやっているすごい人 私は先輩と一緒に途中から別の会議に入る予定でしたが、せっかくなので勉強のためその先生の通訳をずっとみることにしました。基本、女性の通訳者さんしか見てこなかったけど、先生は男性の通訳者さんでした。女性の通訳者さんは黒子感が強くて、会議の流れを妨げないようにします。ですが、先生はすごかった 話者が長く話そうとしたら途中で「訳すから止まって!」と入り、訳し終わったら、OK, GO AHEAD!と言って、会議を完全にコントロールしてましたプレゼンターの話者の人もたじたじでした。笑向こう側の通訳者さんが訳し間違えたら、「○○さん!彼はこう言ってますよ!」と訂正し、メモはほんとに最小限しか取らないし、豊富な背景知識で話者の話を補足しながら訳すし、しかも会議の途中でメール返信してたす、すごすぎる、、、、そしてとにかく、声がでかかったですあそこまで大きくなくてもいいかもですが、実は私も、声だけは大きめにはっきり訳そうと心がけてるんです。だって、訳すの下手なのにさらに声小さくて聞き取れなかったら、ほんとに役立たずだもんねなので、はっきり大きい声で訳してます。(が、先生の通訳を聞いて、私の声はもともと通りやすくてでかいので、少し抑えたほうがいいかなと思いました笑)木曜日はかなりやばい会議でいつもの事務局同士の事前電話会議もほぼ直されて、しかも上っ面だけ訳しても意図してるとこが伝わらないという感じで、向こうの会社のトリリンガルのおじさんにほぼ全部訳されました。(ありがたいけど、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたで、本番のワークショップ会議も全部向こうからのプレゼンのため、私は勉強で入るだけで訳出はしませんでした。訳さなくていいので落ち着いて聞いていたのですが、それでも、わからない。。。私これぜったいできない、と思いました。(10年後とかにはできるようになってたいけど、この会社にいるうちにできるようになるかしら、、、)たとえばね、グラフが出てきて縦軸と横軸がなにを指してるか説明してくれたりしたんだけど、縦軸と横軸を英語でなんて言うか知らなかったから、聞き取れなかったし、その土台が分からなかったら話にまったくついていけない。(縦軸はvertical axisもしくはY axis、横軸はhorizontal axisもしくはx axisって言うぽい)基本的にそういう英語勉強したことないから、あとどれだけ知らない基本的なことがあるのか分からないし、話が長くなると整理できなくなって内容がつかめないし、そもそも音として(単語として)キャッチできないものもたくさんあった。サイマルの先生が1、英語力2、一般常識(ニュースとか)3、その会議特有のトピックの3つの力が通訳には必要で、社内通訳は英語力が少し弱くても3がすごいから訳せる、フリーランスは1と2の力で3をカバーしてるって言ってたから私は3をとにかく固めていかないとと思ってたけど、それ以前に1の英語力と2の一般常識も圧倒的にたりてないです。なので、やっぱりちょっとここで働いていくのは無理めな気がします。。4月末に更新確認を受けるとのことなので、その前に、自分のいまの実力を透明性を持って会社に伝えようと思います。