舟木昭太郎の日々つれづれ -68ページ目

天候異変と災害/井岡一翔のボクシング/他

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・天候異変と災害
 ~福島原発周辺では猪、ネズミが跋扈~
[スポーツ二題]
・井岡一翔のボクシング
 ~打たせないで打つ~
・ダルビッシュが見せた醜態
・片山源太さんの近況

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天候異変と災害
 
天災は忘れたころにやってくる。これは昔のはなしで、今は忘れる暇がない。やれ竜巻だ、地震だ、大雨だとよくも凝りもせず次々襲ってくる。このブログをおこしている(16日AM8時半)も、台風18号の接近で猛烈な風雨がまるで狼のように唸る。
 
 関東地方にも上陸する可能性ありと気報予報士は繰り返し語っている。雨脚は益々激しさを加え戸外のあらゆるものに狂ったように体当たりしている。この夏北陸や東北地方で洪水の被害に遭っているのに、東京は猛暑だったけれども、何故か別天地の暮らしができた。
 
 私は常々、東京だけが安穏と生活できるとは可笑しい、いずれしっぺ返しがくると思っていたから、今度の台風も別に驚くに当たらない。来るべくして来た、神様は災害にも平等であらねばと思っている。京都市の桂川が氾濫した。凄まじい濁流に言葉を失う。自然の猛威に人間の無力を感じる。台風は列島を縦断して各地に甚大な被害の爪痕を残した。東京は今度も被害が少なかった。幸いというべきなのか、災害地思うとなんとも複雑な気分である。
 
 しかしアメリカで起きたような竜巻が、まさか日本の町々を舐めつくすとは想像だにしなかったので、そのリアルな光景をテレビで見て驚愕した。アメリカで起こることは日本でも起こる、のだ。
 
 どうにも変なのは北海道でやたらマンボウが網に引っかかったり、いままでマグロが獲れたことが無い地域で、大漁だったりしている。水温が影響しているのだろう。
 
 そのうち北海道でも熱帯魚が見られるかもしれない。知床でもバナナの群生林が見れるか?!地球は人間の傲慢な振る舞いに、我慢できずに怒り狂っているのだ。
 
 
~福島原発周辺では猪、ネズミが跋扈~
 
 福島の原発事故周辺の立ち入り禁止の町や村では、猪や豚が道路を我が物顔で跋扈している姿がテレビに映る。また、放置された鶏舎にネズミが侵入、卵を食べつくす光景もあった。
 
 鶏舎を襲った後は、空家に行き今度は荒らし捲って、一時帰宅した住民を「これじゃとても住めない」と落胆させている。それは世紀末の様相で、人の手が及ばなくなると、動物はかくも凶暴化するものか。
 
 困るのは猪と豚が交配してイノブタになることだと専門家はいう。繁殖力が旺盛になりドンドン増えて行くだろうと懸念する。豚類は土をほじくりキノコやミミズを食して、放射能を体内に宿すといわれる。従って捕っても食べられない、駆除するハンターも汚染区域には入りたがらない、ということで益々彼等の天国だ。
 
 やがて福島を喰い尽くした豚や猪、ネズミが大挙して首都東京に押し寄せてくるかもしれない。昼夜を問わず、その数を増やして進軍する。何だかSF映画のシーンを見るような事態を空想してしまう。
 
 昼下がりの銀座は逃げ惑う買物客を襲う夥しいネズミ、猪の群れでパニック!彼等は肥大凶暴化して、遂に都心は戒厳令が敷かれた。武装した自衛隊が出動して鎮圧にあたるも効果なし。
 
 新装なった老舗デパートの地下食品売り場は、殺到した動物の群れは高級牛肉を貪り、デザートは1個1万もするメロン。ネズミは黒い塊となり食品を食い荒らす、ケーキ、惣菜ありとあらゆるものが床に散乱。さながら夢の島のごみの山で、阿鼻叫喚のまさに地獄絵。店員は悲鳴を上げ逃げ惑う。もはや手の施しようがない。
 
 と、そこへ「ハメルーンの笛吹き男」みたいな御仁が現れた。笛で猪や豚、ネズミをおびき寄せ、遂には隅田川で残らず溺死させる…で、ハッピーエンド!あちゃちゃ。でもこういう状況も将来有りえるよ!
 
  
[スポーツ二題]
井岡一翔のボクシング

 
 井岡一翔×クワンタイのWBA世界L・フライ級戦は7回に井岡がKOして2度目の防衛を果たした。全く隙のないない戦い振りであった。相手のクワンタイは元ミニマム級王者で、キャリア(43戦22KO1敗1分)で井岡(12戦8KO)3倍を超える。老練という言葉が相応しいこの挑戦者を無難に退けた。
 
 井岡の素晴らしい所は、ガードが堅いこと、無駄な動きをしないこと、ボディーアッパーが飛び抜けて上手いことだ。パンチをコンパクトに繰り出す、大振りはしないことで、的確に狙った的に打ち込める。こうした基本に忠実なボクシングは毎回私の目を見張らせる。本物だね。
 
 
~打たせないで打つ~
 
 今回はやや気負い過ぎて強引な攻めもあった。珍しく挑戦者のパンチを顔面に食ってヒヤリとさせる場面もあったが、連打を許さないのはガードのよさである。兎に角彼の試合だけは安心して見て居られる。
 
 ボディーアッパーで挑戦者のスタミナを消耗させ、7回にそのボディー攻撃から左フックで仕留めた。現在日本には10人の世界王者が君臨するるが、井岡ほどバランスのとれた王者はいない。
 
 打たれないで打つ理想のボクシングは、それだけ健全な肉体を長く維持できる。これは井岡の目指す5階級制覇への道には欠かせない条件である。満更夢物語ではないのはこうした裏付けによるものだ。限りない向上心を掻き立て自らを叱咤する彼の姿勢には、背を押したくなる。目指すはパッキャオ!5階級制覇に向かって突っ走れ!
 
 
ダルビッシュが見せた醜態
 
 12日のインターリーグ、対パイレーツ戦で振る舞ったダルビッシュ有は、かつて見たこともない醜態で顏を背けたくなるようなものだった。ストライクが決まらずイライラして、その挙句はキャッチヤーのピアジンスキーに当たり散らすというもので、大リーグでも滅多に目にしないこの場面は、ダルビッシュの評価、人格を著しく下げた。
 
 レンジャースの内野陣は誰一人マウンドに激励に来る者もなくそして崩れ、ダルは打ち込まれ結局敗戦投手となった。ピアジンスキーは大リーグでは実績のある大先輩である。彼はベンチに帰るとコップを投げつけていたのは、よほどダルの行為に腹が立ったのだろう。己の不甲斐無さを他人にぶちまけた、これって最低。今後ピアジンスキーとの間にシコリが残るだろう。
 
 ダルは勝てない。次のツインズ戦でも6回までノーヒットの好投を見せていたが見方の援護もなく7回1点を取られて、8敗目を喫した。案の定キャッチャーは、別人(二番手ソト)に代わっていた。仲間も変に他所他所しかった。
 
 仲間とのコミニュケーションを絶たれ投手は、かくも惨めになる。早急に関係修復をしなくてはならないだろう。15日のアスレチェック戦でも好投しながら援護がなく0-1で負けで9敗目。予想した通りだ。楽天・田中投手が21連勝の記録を更新したのも仲間に愛されていればこそだ。
 
 点を取られてもバックは、それ以上の点を取ってくれる。ダルは大リーグ2年目の若造。いまから天狗になっては困る。日本球界の名がすたるものである。喝!喝!
 
 
片山源太さんの近況
 
 以前にもこの項で綴ったキックボクシングの往年の名選手片山源太さんから近況を写した写真が送られてきました。すっかり柔和な顏になり、かつてのコールマン髭も見られない。
 
 大沢昇さんとの2度に亘る引分け延長戦の話題に触れると「いや~いまでも何故もう少し頑張れなかったのかと悔やみます」という。あれは東上2戦目で大沢さんの事はあまりしりませんでした。1戦目が江口和明選手で、逆転でKOして「中京に片山あり」と騒がれましたと昔日を懐かしむ。
 
 中京ジムの会長も健在でいまも空手道場を営んでいるということだ。
是非お目にかかりたいものだ。片山さんは鉄工所で働く傍ら社長が行う「缶詰をアフリカのマリに送る会」にボランティア活動している。
 
 詳しいことは名古屋に私が出向き聞きたいと電話を切る。会うのがたのしみである。当然インタビューは「甦る!キックボクシング黄金時代」に挿入する積りである。
 
 
左辺が片山源太さん、仲間と。現役時代はコールマン髭があったが今はなく若々しい。
舟木昭太郎の日々つれづれ
 
趣味のボーリングを楽しむ。
舟木昭太郎の日々つれづれ
 
台風一過の夕焼けと月(右辺上=16日午後6時前)
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さて、2020年東京五輪開催が決まって/他

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・さて、2020年東京五輪開催が決まって
 ~私と56年前の東京オリンピック~
 ~称賛の言葉だけでは良くない~
 ~開会式のプロデューサーを公募せよ~
 ~これを契機にスポーツ立国を目指せ~
 ~膨張する医療費に運動で歯止めを~
・ドラマ半沢直樹は何故受ける
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さて、2020年東京五輪開催が決まって
 
 2020年のオリンピックパラリンピックの東京開催が決まった。先ずは東京都民の一人として御祝い申し上げます。7年後も健在でありたい。さすれば生涯に2度の自国開催を目撃できるのだ。幸いなり。
 
 前回の第18回オリンピックの時期は、私自身が社会の底辺でもがき苦しんでいたので「世紀の祭典」を体感することはなかった。高卒で2年間勤めていた電気工事の会社をやめ、漠然とした思いでアルバイトに明け暮れていた頃。
 
 オリンピックに合わせて開業した「レストランシアター・ミカド」の舞台進行のアシスタント要員として、プロダクションに雇われ働いていた。舞台進行係といっても要は雑用で、主たる仕事は大道具係の重労働であった。マチネー(昼興行)のときは一日中働いていたような気がした。
 
 
~私と56年前の東京オリンピック~
 
 オリンピックが翌年に迫った暮れに力道山がクラブで刺されてマスメディアは大騒ぎした。午後会社に行こうと赤坂の一ツ木通りを歩いていたら大型のキャデラックが私に触れんばかりに止まった。中で大男が運転手に何やら「気を付けろ」と怒鳴って、車から降りてきたのは金田正一投手(国鉄スワローズ)だった。顔面蒼白で慌ただしかったので、力道山の見舞いに行くんだなと直感した。力道山と金田投手の親交は知っていた。
 
 道路という道路は何処へ行っても突貫工事中で、特に赤坂付近は戦場のような混雑を極めていた。翌年10月、オリンピックが開催しても私は部屋にテレビも無かったので、安食堂で偶に競技を見るのが精一杯であった。従って金メダル18個も獲ったという記憶も甚だ薄い。東海道新幹線の開通も他所事であった。
 
 あるとすれば神永がへーシンクに横四方固めで破れたこと、後は東洋の魔女のバレーボールのアナウンサーの"金メダルポイント!!"という絶叫が印象深い。それと同県人円谷のマラソン、振り向かず振り向かずゴール付近で抜かれて3位の虚脱感。優勝は裸足のアベベ。ゴールして軽く体操した余裕の姿をいまなお鮮やかに覚えている。
 
 五輪イヤーに、ミカドは大物タレントや海外のビックショーを相次いで招聘して、田舎出の私は食い入るようにステージの袖から見ていた。サミー・デービスJr、パット・ブーン、パリのムーランルージュ…。御蔭で普段接することもできない世界的な芸能人を間直に眺めることができた。写真にあるようにムーランルージュのダンサーとは親しくなった。
 
 当時私は中野区新井町に在った薬局の3畳一間の安アパートに住んでいた。仕事が終わり中央線で帰ると車窓から国立競技場の聖火が闇に明々と浮かんでいた。これが何とも淋しかった。世界から自分だけが取り残されたようで、脇目もふらずに暗いアパートに帰ったものだ。オリンピックがまだ始まらない38年秋には、ミカドの運営は困窮し始めた。
 
 結局私は、東宝舞台に引き取られて、ここに私は約2年間御世話になった。ミカドはオリンピックが終了するのを待っていたかのように倒産。東宝舞台では、来る日も来る日も大道具の設営や運搬で、日劇や宝塚に出向いた。先の見えぬ人生に翻弄されていた。そしてここも2年弱で辞めて、新聞配達店に住込みで入り大学へ進む道をやっと歩むことが出来た。これは、余談だね。
 
 
~称賛の言葉だけでは良くない~
 
 56年前の東京オリンピックの記憶はかように暗澹たるものであった。そんな苦い思い出があるから、今度はのんびりテレビ観賞したいと思う。或いは喧噪を逃れ鄙びた町へ旅に出ようか…いずれにせよ、7年なんてあっという間にやってくる。
 
 でも浮かれているだけでは困る。東北の被災地でいまなお故郷を追われ仮設住宅に罹災者が大勢いることを忘れまい。五輪を優先するあまり復興が遅れてはならない。
 
 で、安倍総理は原発汚の染水問題を外国記者やIOC委員などから聞かれ「政府がコントロールしているから大丈夫です。汚水は港内0.3㌔だけで、安心を保証する」と懸念の払拭に努めていたが、漫画家のやくみつるさんは「日本国民の前でそういうことを明言したことがない」とNHKテレビで噛み付いた。
 
 プレゼンテーション向けの言葉ではないのかと言うのだ。確かに私もそう感じた。よくぞ言ってくれたとやくみつるさんに拍手を送った。東京招致成功に称賛ばかりでは、大会の成功には繋がらない。どしどし苦言を呈して行こうじゃないか。
 
 
~開会式のプロデューサーを公募せよ~
  
 もうひとつ開会式のプロデューサーは国内外から公募すべきだろう。北京、ロンドンのそれを見て感じたことは、とてもファンタスティックでドラマティックで、洗練された印象が在る。それに引き替え過去日本で行われた2回(札幌、長野)の冬季五輪の開会式は、心に残る物はない。特に長野は全く頂けないものであった。
  
 日本の歴史と文明の発展…神社仏閣、伝統芸能と先端技術の融合、海、山、川の自然の美しさをコンパクトに鋭く表現する演出家。そうした技法を持った才能豊かな演出家を世界に求めよ!何も日本人でなくてもよいのである。2020年のメーン会場は、イラン人の設計によるものである。才能、叡智を世界から集める、そして過去に例ない燦然たる開会式にする。政治やしがらみで人選してはならない。
  
  
~これを契機にスポーツ立国を目指せ~
  
 今度のオリンピック招致を契機に、日本は敢然と「スポーツ立国」のフラッグを高々と掲げるべきである。幸い猪瀬東京都知事は、熱心にスポーツの効用を力説している。勿論主催国の金メダルの数も大事だろうが、私が申すのは国民総スポーツ人の具現化にある。
 
 毎日歩いたり、スポーツをしている高齢者の方が病気にかかる確率は少ないといわれる。それが証拠にラジオ体操に集まる人の顔触れは殆ど変らない。ということは風邪で休んだり、長期寝込んでしまったという人がいないということだ。
  
 適度に体を動かす事は、血液の循環をよくして、腰痛肩こりも起らない。体も動かさずサプリメントで補強しても無駄な事で、運動の効用で病院に行ったり、整骨院に行く人も少なくなり強いては膨張する国民健康保険の医療費にもブレーキがかるというもの。日本ほど薬を大量に出す、飲む国はないといわれる。
  
  
~膨張する医療費に運動で歯止めを~
 
 北欧などではまず、風邪で薬を投与するのは極めて稀だという。子供にさえホット赤ワインを飲ませ、熱いシャワーを浴させて床に入れるのだそうだ。風邪は病気じゃないらしい。私もここ10年来風邪で病院に行ったことがない。風邪と思ったら、熱い生姜湯に、レモンを絞り、はちみつとウイスキー少し入れて飲み、厚着してベッドイン。これで治る。
 
 高齢者への何でもバリアフリー化も私は決して善い事ではないと思っている。それでなくとも高齢者は運動不足気味なのに、階段をなくしてスロープにすればそれだけ体が楽するだけ。高齢者こそ苦行を!体をいじめることが即ち健康に繋がり、長生きに通ずると信じたほうがよい。
 
 もうそろそろ日本人の病院癖にオサラバしようよ。病院に行けば病気が治るという錯覚は捨てよう。それが自分自身の為、イコールお国のためである。
 
 
ドラマ半沢直樹は何故受ける
 
 ”やられたら倍返し”の日曜ドラマ「半沢直樹」は勧善懲悪が徹底していて実に痛快である。ここ三週ばかり見ているが、ドラマの筋が分かり易くしかも展開がスピーディーだからつい見てしまう。例えていえば現代版水戸黄門、例えていえば力道山。
 
 どちらも、葵の紋所、方や空手チョップが火を噴いてヒール(悪役)を退治する。分かっているけどやめられない。高視聴率を稼ぐのも頷ける。単純明解、銀行員としての使命感、志の高さに半沢直樹とダブらせて見る人は共鳴するのだろう。近頃の銀行員は儲けるだけの使命感に欠ける。経験者は語る。
 
 このドラマの成功は一にも二にも、主人公半沢直樹に堺雅人を抜擢したことである。銀行員としての情熱の発露、上司への怒りの表現は、目の動きや表情の変化で堺は見事に熟している。妻を演じる上戸彩も重いドラマの中で、一服の清涼剤となっていて、彼女は新境地を開いた感がある。
 
 大和田常務役香川照之の重厚で狡猾な演技も半沢を引き立たせている。金融庁国税査察官役の片岡愛之助のネチッコイいやらしさがドラマに味を添える。兎に角ベビーフェイス(=善人)とヒール(悪役)など登場人物がはっきりしている点がいい。ドラマの成功は、キャステングで決まる。
 
 8日の金融庁模擬調査の場面は見応えがあった。やはり追い詰められてサウドバック状態の半沢が一転反撃する場面は、正に力道山。やられたら倍返しの爽快感だった。
 
 もうそろそろ、残り一週か二週で終わるのだろうが最後は大和田常務が半沢直樹に、土下座するのだろうか。だとすれば、これぞ黄門ワールド。それでいいのだ!
 
 
オリンピック東京開催決定を大きく報道する新聞

  
'64年正月のミカドの年賀状とムーランルジュの踊り子と私。



現在ミカドの跡にはビルが建ち、奇しくも私の御世話になっているTCエンタテインメントが入居している。不思議な縁である。

 
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小林桂のジャズヴォーカル/アラブの冬/スポーツ二題/他

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・往年の名選手片山源太さん
・小林桂のジャズヴォーカル
・アラブの冬

 ~エジプト4000年が見ている~
『スポーツ二題』
・バレンティンの本塁打
・村田のデビュー戦で耳にした

・空の色は秋色

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往年の名選手片山源太さん
 
昭和46年から50年代にかけて活躍したキックボクサー片山源太さんに連絡がとれました。FACEBOOKでの片山源太さんの消息を知りたいという私の願いを元コロッセオ店主の大森敏範さんが目にして、弟の小源太さん(元協同ジム選手)に電話して下さり、宛先が分かりました。お蔭さまで、30数年振りで御本人と会話ができました。大森さんの御尽力に感謝いたします。
 
 懐かしい昔通りの声の響きが電話越しに伝わってきました。予め弟・小源太さんから連絡があったようで、私が元ゴングにいた舟木です、というまでもなく即座に応じてくれました。
 
 何故私が彼の消息が知りたかったのか、それは”小さな巨人”と謳われる大沢昇と、2度にわたり引分け延長戦の死闘を演じた選手だったからです。いずれもミクロの僅差で片山選手は敗れています。非運の名選手です。大沢選手をかくも苦しめた日本人キックボクサーは、後にも先にも彼だけです。 
 
 極真空手の創始者・大山倍達総裁は、あるとき総裁室で素うどんを二人で食べながら、大沢昇さんの話がたまたま出たときに、キミ、大沢を黒崎(健時)に取られたことが私の最大の失敗だったよ、と唐突に吐露したことをいまも鮮明に覚えています。人格、力量、清貧…或は大山総裁、自分の後継者に大沢氏を考えていたのかも知れない。そういえば初版の「THIS IS KARATE」のモデルは殆どが藤平昭雄(大沢昇の本名)である。
 
 余談が長すぎた。伝説の男・大沢昇に地獄を見させた片山さんは、名古屋に在住、65才になったいまも鉄工所の会社員として勤務している。「とっくに定年退職したのですが、そのまま同じ所で働いています。舟木さん、会いたいですねえ」と仰ってくれた。名古屋は現役時代、片山さんが、中京ジムに所属していた土地、やっぱし第二の故郷だったんだ。
 
 私も勿論です。私は名古屋の山本屋の煮込みうどんが大好きです。暫く名古屋には足を延ばしていないので、今年中には出掛けてみたい。そのときは酒を酌み交わしながら、来し方をじっくり語り明かしたものである。人生にまた楽しみが一つ増えました。
 
 
小林桂のジャズヴォーカル
 
 小林桂、音楽生活20周年記念LIVE~ヴォーカル&ドラムで語るスウィンンギージャズ~(日経ホール、8月30日)に家内の誘いで出掛けてきました。
 
 協賛が化粧品会社ということでジャズ演奏をナマで聴くのは初めてと思しき中高年のご婦人が目立った。私もジャズ酒場などで体験したことがあるが、一般のホールで目にするのは初めて。
 
 父親の小林洋がピアノ、安ヵ川大樹がベースで、桂が歌とドラムを兼人した。全13曲、ジャズヴォーカリスト小林桂のソフトな甘い声に日中の猛暑も忘れた。デューク・エリントンのA列車で行こう、スウィングしなくちゃ意味がない、Sophistikated Ladyは桂は幼い頃より歌い続けて、思い入れも深く味のあるものだった。
  
 専門家の間で高く評価される桂のステージ、やはり酒がないとこちらの体がスウィングしない。ジャズはやっぱホテルのラウンジか、ジャズ酒場で聴くのが相応しい。酒は断然バーボンのソーダー割がいい。ドラム、ピアノ、ベースの響きが快く魂を揺らしてくれる。小林桂のステージは、さしずめジャズのジェットストーリムである。 
 
 
アラブの冬
 
かつてアラブはロマンと物語の国であった。特に幼い頃に胸に刻んだエジプトは。ピラミッドにスフィンクス、砂丘をゆっくりと歩むキャラバン隊、ラクダが一筋の帯のように続く挿絵はまるで御伽の国の風景に思えた。それがどうでしょう、毎日のように繰り返される治安部隊とデモ隊との流血の衝突…。嗚呼、あの平和は何処へである。
  
 確かにイスラエルとアラブの度重なる戦争があったけれど、同胞が殺戮し合う、今日のような反政府デモがほぼ中東全域に広がりをみせたのは、2010年あたりからでした。チュニジアからはじまった、所謂「アラブの春」はエジプトに波及して、長く続いたムバラク政権をも倒し、民主的な選挙によって大統領が選ばれる仕組みに変わりました。真っ当な国家に変貌したと感じたら、何んと歴史は逆戻りです。
  
 皮肉にもその民主化が原因で、エジプトはクーデターが起こりました。選挙で選ばれたムルシ大統領は追放され、ムスリン同胞団(ムルシ派)と政府側は一歩も引かず争う事態になって仕舞いました。。
 
 
~エジプト4000年が見ている~ 
  
 かつてエジプトに進軍したナポレオンは馬上、兵士にこう檄を飛ばしたという。「諸君!エジプト4000年が見ている」と。畏敬の念をもってかの国に入ろうということだろう。さぞ兵士たちは襟を正して、整然とエジプト入りを果たしたのだろう。目に浮かぶようだ。浅学な私はそう解釈するのだが。
  
 あの悲劇的な最後を閉じた絶世の美女クレオ・パトラがいた。幾多の伝説に育まれ、ロマンに満ちたたこのエジプト、中東全域に一日も早く平和が訪れる事を願ってやまない。
 
、シリアではアサド政権側と反政府側が攻撃の応酬で収束の見通しが立たない。最近では禁じられている化学兵器(毒ガスなど)を使用したとされ、反政府側に多数の死傷者が出たとの報告もある。
 
 米国のオバマ大統領はシリア空爆を宣言している。シリア情勢はのっぴ切らない瀬戸際に差し掛かっている。イラク戦争(2003年1月)はまだ記憶に新しい。アラブ対イスラエル図式から同じ民族が争う今日の凄惨な事態を一体誰が想像したろうか。「アラブの冬」に私は心痛めている。
 
 
『スポーツ二題』
 
バレンティンの本塁打
 
 バレンティン(ヤクルト)が王貞治選手ら3人持つ日本プロ野球本塁打記録55本を破りそうだ。いや、残りの試合数からみて間違いなく突破するだろう。でもね、私の永遠のホームランバッターは王さんです。
 
 ケチをつける訳ではないが、どうもこの本塁打量産は今年から統一球が飛ぶボールに変更された、その恩恵の結果だと私は睨んでいるのですが。確かにバレンティンは来日して過去2年連続、31本塁打でセ・リーグのホームランキングに輝いています。でも今年はホームランマシーンのようです。これって飛ぶボールに関係しているのでは?
 
 そうはいっても彼のバッティングはスピード感溢れるもので、見ていて気持ち良い、スカッとするものです。当然大リーグでも関心を持っているだろうから、来期、日本を離れ大リーグに戻るかも知れません。
 
 とはいっても、バース(阪神=54本、現オクラホマ州上院議員)、ローズ(近鉄=55本)、カブレラ(西武=55本)等が大リーグに舞え戻り、更に活躍したという話は聞いていません。従って大リーグはもはや手を出しません。ヤクルトファンの皆さん御安心下さい。ヤクルトさん、年棒はそりゃ、覚悟せにゃ。え?巨人が狙う…それもありかも、用心用心。
 
 
村田のデビュー戦で耳にした
 
 先に華々しいデビュー戦を飾った村田諒太に纏わるはなしです。少々古くなりましたが、私の元に届く声を紹介します。
Aさん『村田は凄い!チャンピオンを問題にしなかった。世界チャンプ間違いなしです。』 
Bさん『流石オリンピックの金メダリスト、衝撃のデビューに感動しました。』
Cさん『田口(良一)は東洋太平洋の現役王者だろう、あの試合はてんでプロのプライドも意地もなかったね。村田が強いというよりも田口がだらしなさ過ぎたよ。単にかませ犬だね。』
Dさん『村田のあの程度のスピードとパワーじゃ世界には通じませんよ。プロでキャリアを積んで、揉まれて欲しい。世界はそれからだ。(ジム会長)』
  
 というわけで、賛否両論。村田君、耳に痛い事でも傾けて今後の糧にしてください。期待していますよ。
  
  
空の色は秋色
   
暦は9月というのに真夏の暑さ、それでも空の色は秋色。季節は空からやってくるというが、けだし名言である。空の彼方の積雲去って、ゆっくり流れる雲は薄いシルクの布のようだ。
 
 ところが梢からは相変わらずの蝉しぐれ。行く夏を惜しんで鳴く蝉の声は何となく哀れだ。ツクツクボウシはせわしなげに声を競う夕暮れ時、庭の虫も負けじと合奏に加わる。去りにし夏、来る秋…森羅万象、ただ移りゆく。
 
そこでわが我流の俳句を一句
  
夏過ぎて 蝉の声々 甲高し


小林桂のジャズボーカル公演のパンフ
舟木昭太郎の日々つれづれ
  
すっかり秋らしくなった空の色、雲の流れ
舟木昭太郎の日々つれづれ

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村田のデビュー戦と井上の将来性/江藤光喜の50年ぶりの快挙/他

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・村田のデビュー戦と井上の将来性
 ~これからが本番だ!~ 
・江藤光喜の50年ぶりの快挙
 ~タイで勝てない理由~
・汗とハンカチ
~具志堅会長とタイでゴルフの逸話~

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村田のデビュー戦と井上の将来性
 
今回はボクシングの話題で尽きそうです。注目する試合がありました。特にロンドン五輪ミドル級金メダリスト村田諒太(27=三迫)のデビュー戦、それに高校アマ7冠王・井上尚弥のデビュー4戦目での日本タイトル獲得なるかという一番、いずれも期待にたがわぬ好試合を見せてくれました。(25日 東京・有明コロシアム)
 
 先ずチャンピオン田口良一(26=ワタナベ)VS挑戦者1位井上尚弥(20=大橋)の日本L・フライ級タイトル戦から私の感じたものを述べてみましょう。結論から申しますと、この試合は終始双方が手数を出して見応えのある試合でした。
 
 両選手共右のボクサーファイターです。身長で3cm優る田口を、挑戦者はアグレッシブに小気味よく毎回攻め立て3-0の文句ない判定でした。流石7冠、洗練されたテクニックの持ち主で、将来を約束されるような勝利でした。大橋会長の指導も定評があり、間違いなく”世界”の器です。井上に関しては伸び代はまだまだあります。変な癖がなくボクシングが素直なところを私は買うのです。
 
 よく井上選手は同じクラスのWBA世界L・フライ級王者井岡一翔(24=井岡)と比較されますが、私はあらゆる面で完成の域に達し、なおかつ成長を続ける井岡選手が、いまのところ2枚も3枚も上です。私は井岡こそ”カンムリワシ具志堅二世”であると期待しています。いずれにせよ近い将来に井岡と井上が雌雄を決する試合が見たいものです。
 
 さてさて村田諒太のプロ第1戦、は関係者の思惑通りの結果でしょう。東洋太平洋ミドル級王者柴田明雄(31=ワタナベ)が契約ウェート73kg、6回戦で村田のデビュー戦に花を添えたのも異例のことです。
 
 
~これからが本番だ!~
 
 結果は村田のパワフルな右ストレートが柴田を襲い2回TKOで勝って五輪王者の片鱗を披露しました。リングに登場したときから、村田の見事にビルドアップされたような上半身に驚き、身長で1cm上回る柴田の方が貧弱に見えました。
 
 村田こそ世界に通用するミドル級のスタンダード身体であると先ず、私は納得しましたが、試合も相手を寄せつけないものでした。先ずは幸先良いプロデビュー。しかしこれからが戦いの本番に入ります。このクラスは層が厚く世界に強豪犇めきます。スピードも、パワーも日本人とは雲泥の相手が待っています。
 
 リングサイドにはWBCスレイマン会長も臨席していました。電通(村田は電通の子会社社員)とフジテレビ、帝拳、三迫の両ジムの協力体制で村田を世界に押し上げて行こうとする気概を確かに感じました。日本のメダリストは大成しないというジンクスを是非破ってもらいたいものです。でも余り過保護し過ぎると選手をスポイルしてしまうことが多々あります。老婆心ながら一言申し上げます。
 
 
江藤光喜の50年ぶりの快挙
 
 25日のビックイベントに負けない隠れた快挙が日本ボクシング界にありました。0勝17敗1分け、皆さんこの数字分かりますか?これ実は日本人ボクサーがタイでタイトルと名のつく試合での勝敗です。F原田がキングピッチにリターンマッチで負けたのが、昭和38年1月。以来今日まで半世紀日本選手はタイで勝っていないのです。
 
 それを白井・具志堅ジム江藤光喜選手が遂に打破したのです。敵地タイで見事WBA世界フライ級暫定王者になって凱旋したのです。その祝勝パーティ(8月24日、17時から東京・後楽園飯店)が開かれ私も参加させて頂きました。
 
 試合は8月1日(バンコク)で暫定チャンピオン、コンパヤック・ポープラムックVS挑戦者7位江藤光喜(江藤3兄弟の長男)の試合をビデオで会場で見せてもらいました。敵地で勝つということが如何に大変であるか、今回のビデオでも実感いたしました。
 
 
~タイで勝てない理由~
 
 1R完全なダウンを取っているにもかかわらずレフェリーは全く無視、その後も前進攻撃を繰り返す江藤の鋭いアッパーが、何度も決まり圧倒的に優勢な試合を進めました。にも拘らず最終12回を迎えるまではジャッジ一人がコンパヤックの勝と採点されていたのです。
 
 幸い最終回にコンパヤックからダウンを奪って、なんと50年ぶりの勝利に導いたのです。でも暫定王者とは摩訶不思議な代物で、王座を奪い獲ったといっても即正規王者に挑戦できません。日本では防衛戦を認めていないので、またバンコクで試合を行います。危険この上ない試合で、負ければ王座挑戦は遠のきます。
 
 でもしかし50年ぶりにタイで勝ったという自信は江藤選手のバックボーンになるでしょう。皆さん、村田や井上選手と同様の声援を送りましょう。そして1日も早く正規王者との統一戦が実現されることを祈りましょう。亀田3兄弟に対する、江藤3兄弟白井・具志堅ジムにあり!
 
 
汗とハンカチ
 
 猛暑が続く今年の夏はハンカチが離せない。特に私のような汗っかきには。でも街角で外国人を見ていると、ハンカチを手にしている人はほとんど見ないけど、あれってどうしてだろう?
 
 汗腺が無いのかしらと思ってしまう。タイの国民などもハンカチで汗を拭いているのを先ず目にしたことがない。5月ごろは日本の夏のように湿気が異常で、むわっとするのに平チャラだ。
 
 これって暑さに慣れているからなのだろうか。ゴルフをやっていても私のタイ人の友は、プレー中全くと言っていいほど汗をかかないでいる。ゴルフといえば、具志堅用高さんとバンコクでプレーしたときの事に触れてみたい。
 
 その日も朝から猛烈に暑くタイの友人も流石に顔に日焼け止めを塗ったり、しっかり長袖のシャツで防護して、勿論キャップも準備万端でスタートした。私も以下同様の装備、日傘もプレー中は離さなかった。ペットボトルも多目に携帯して。1ホールが終わった頃には忽ちシャツの中が滝のような汗で、私はカートの中で、はやバテて、フーフー。
 
 
~具志堅会長とタイでゴルフの逸話~
 
 ところがどうだ、具志堅さんはキャップを脱ぎ天を仰ぐと、最高だね、この暑さ、丁度いいよね。石垣(具志堅さんの故郷)なんか足元から陽が射してくるもの、とのたまう。タイ語が少しわかる私が通訳してタイ人に伝えると、おお、ノーといって笑った。で、具志堅さんは殆どカートに乗らずホールアウトした。
 
 ここで話は終らないところが”チョッチュネ”さんの本領。『え?もう止めちゃうの?せっかくタイに来たのにもったいないよ。もうハーフやろうよ。』てなわけで1.5ラウンド遣る羽目になってしまった。私はダウン寸前のボクサーのようにグロッキー。だが具志堅さんは、アウトよりインが、インより最後のハーフとスコアがどんどんアップしていたのである。これにはメンバー全員降参でした。
 
 これにはキャデーもタイの友人も驚いていたっけ。なおも吃驚したのは、「本当は俺たち2ラウンドが普通なんだけどな~。」悔しがっていたこと。いやはや、世界戦13度防衛の底力は並大抵ではない。その時ばかりは「ダメダメ、夕方約束があるから」と吾輩は吠えたのでありました。
 
暫定王者江藤選手と記念に。具志堅会長の愛弟子が快挙を成し遂げたことは無上の喜び。次は正規チャンプだ!
舟木昭太郎の日々つれづれ 
翌日のスポーツ紙には1面でタイトルマッチの模様が報じられた。スカイブルーのトランクスが江藤選手。
舟木昭太郎の日々つれづれ
老人施設の庭の池につつましく咲くハスの花、涼しさを誘う。
舟木昭太郎の日々つれづれ 
 
 
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マー君の無敗記録を育てたもの/常総エースの突然の降板に考えた/他

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・感傷的世界陸上考
 ~長髪の米女子ランナー~
・マー君の無敗記録を育てたもの
 ~ハンカチ王子との明暗~
・常総エースの突然の降板に考えた

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感傷的世界陸上考
 
 モスクワで展開した世界陸上は括目ものだった。やはり世界のトップアスリートによる鬩ぎ合いには痺れた。陸上は人間の本能「より速く、より高く、より遠く」を目標とするもので、単純にして明快。一番早くゴールした者、一番高く跳んだ者、そして一番遠くまで投げ,跳んだ者が勝者、単純だから面白い、かつ奥行きがある。
 
 一瞬の勝負に肉体を爆発させる、芸術は爆発だ!ではないが、陸上は究極の魂と肉体の爆発です。だから見る者に感動を与えるのです。肉体が咆哮する、まさしく本能のスポーツです。
 
 ウサイン・ボルトは100、200そして400mリレーも制してロンドン以来チカラが衰えていない事を証明したし、リオデジャネイロでも彼のパフォーマンスがみられそうだ。女子短距離もジャマイカがアメリカを圧倒した。
 
 短距離王国は紛れも無くジャマイカになった。これ陸上の地殻変動。で、私が不思議に感じたのは、アメリカの女子ランナーの多くが長髪で、ゆさゆさ揺らせながらゴールに雪崩れ込む姿。
 
 ジャマイカもピンク色の派手なカラーに染めた、長い髪のランナーがいたっけ。ロック歌手のようでオジサンは面食らった。世の中変われば変わるもんだ。あれって邪魔にならないのかねえ。

  
  
~長髪の米女子ランナー~
 
 日本ならさしずめ部活から追放されるか、監督に強制的にハサミでバッサリ切られているだろう。秒速を争う競技だから少しでも風の抵抗を受けるものは避けるのが常識だ。なのにアメリカはコーチも女子メンバーも、全く気にしていない様子。個人の意思を尊重する、流石アメリカ。ジャマイカも右に倣えか。女子スイマーなどは下の毛も剃るのが当たり前というに。陸上女子は豪気なもんだね。
 
 女子やり投げ決勝はクリスティナ(独)が、本命のアバクモア(ロシア)を押さえて優勝したが、筋骨隆々たる女の戦いは、躍動美の極致、そのまま彫刻になるようなフォームである。喜びの表情、無念の表情はほれぼれするほどの野性美。中でも、地元ファンの期待に応えられず3位に沈んだアバクモアの悲痛な姿は切なくも神々しいものだった。強い女ほど魅力があるということか、美の定義が変わったようだ。
 
 男子マラソンはロンドン五輪優勝キプロティク(ウガンダ)リオまで健在であるかな。4位までアフリカ勢。あの走りを見ていると何となく得心するよ。陸上はもはや、中・長距離はアフリカ、短距離はジャマイカ、アメリカ勢と男女とも色分けされた感じがする。陸上王国アメリカは遠い日の夢になった。あのカール・ルイス、ジョイナーの活躍が懐かしい。  
 
 
マー君の無敗記録を育てたもの
 
 楽天田中将大投手の快記録が止らない。昨季から負けなしの21連勝、どこにそんな力を秘めていたのかと只々脱帽するのみ。でその勝利の原動力だが、勿論その強靭な肩、それを支える足腰の発条(バネ)にあることは言うまでもない。北海道の過酷な冬で培った我慢強さも忘れてならない。
 
 もう一つ加えるなら彼の投球リズム、テンポよく投げるので野手は守り易く従って、ファインプレーも生まれる。彼が例え打たれても、失点に容易に繋がらないのはこのバックの攻守のお蔭である。攻守はリズムから生まれる。
 
 快記録を驀進中なのにマー君には不遜な態度が全く見受けられない。いつもチームメートに感謝の言葉を忘れない。この人柄の善さも、マー君と野手の信頼関係を生んでいると推測する。
 
 投球のリズムがいいから、攻撃にも連鎖していくというわけである。野球は9人で守り打つチームプレイーである。幾らマー君が好投しても、バックの援護がなければ勝てない。

  
 
~ハンカチ王子との明暗~
 
 さて、マー君の連勝記録はどこまで伸びるだのだろうか。思えば、2006年の夏の甲子園、斎藤佑樹の早実に決勝戦延長再試合で敗れ、マー君(駒大苫小牧)は、悔し涙を流したものだ。奇しくも最後の打者がマー君であった。さぞトラウマとなって心の襞に残っていることだろう。
 
 歓喜の輪の中にある斎藤投手、うな垂れる田中…あの悔しさ、あるいは屈辱といったものが以後の野球人生に、少なからず影響を与えてるのではないか。敗北が彼の生き方を豊穣なものにした、と私は考える。人生負けから学ぶこと多多あり。
 
 あれから7年の時が流れ、二人の運命は大きく変わった。もう斎藤にはかつてのハンカチ王子の面影はない。いま日ハムの2軍で苦悩する日々。方や田中は、日本プロ野球NO1投手に成長した。人生とはげに分からぬものであります。斎藤に「喝!」

  
 
常総エースの突然の降板に考えた
 
 夏の高校野球も球児の健康問題で課題を浮き彫りにした。19日の前橋育英対常総の試合、9回常総のエース飯田が勝利目前にして突然脚の異常を訴えて降板した。
 
 一度ベンチに下がり治療して戻り、投球を再会して2球目で堪え切れず降板だったが、病名は熱中症による足の痙攣だったとアナウンスされた。急遽2年生投手がリリーフ、結果的には延長10回に育英に痛恨のサヨナラ負けを喫した。熱中症を軽く見てはいけない。血行不良になって脳梗塞、脳溢血に繋がる恐れもある。経験者は語る。
 
 炎天下の連日のフル投球、体に善いわけない。根性野球はそろそろ終わりにしたほうがいい。済美の安楽投手も延長10回、花巻東に打たれて散った。投球数175球…地獄的猛暑の中でこの投球数、将来有望な投手が肩の酷使で潰れた例は枚挙にいとまがない。アメリカなら文句なしに、
オオ、クレイージー!と絶叫するだろう。
 
 夏は試合を午前中で終わりにするとか、投手は1試合100球までに制限を加えるとか、球児を保護するルール作りを望みたい。高野連は真剣に考えるべき時期に来ているのではないか。死人が出てからでは遅い。と私は思うのですが。これって暴論ですか。

 
 
玄関に力なく舞い降りた油蝉、秋が忍び寄る

舟木昭太郎の日々つれづれ

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往年の名選手 片山源太さんの消息/・福士加代子、ひょうきんランナー/他


残暑お見舞い申し上げます。

 

今日12日も激しく雷が鳴り夕立がありました。そこで愚作を一句。

 

夕立や 蝉の鳴声 掻き消して   

舟木昭太郎の日々つれづれ


平成25年8月

 

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・福士加代子、ひょうきんランナー
・江藤光喜の暫定王者への賛辞
・大リーグ薬物問題~
 ~筋肉増強剤は生命を侵す
・往年の名選手 片山源太さんの消息
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福士加代子、ひょうきんランナー
 
 世界陸上女子マラソンで銅メダルの福士加代子は日本のアスリートには珍しくひょうきん者で型破りな印象を受けた。トラックに入って来たときのあの天真爛漫の笑顔は、あれはとても42,195㌔を走り切った者の姿とは思いないものだった。
 
 4位でゴールした木崎良子は感に堪えず嗚咽してたのとは好対照だった。彼女は国際大会での代表は初めてで、本来はトラックのプロ。大舞台で余力を残しての3位入賞は本人は自信をもったろうから、マラソン1本に絞って走り込めば記録はまだまだ伸びそう。
 
 32歳、次のブラジル五輪はどうかな。でも今回の3位で自信が付いたろうから、目指して欲しいね。彼女の様な根明な姿を見ていると心救われるものがある。それにしてもキャップを取ってからの後半の走りは、ストライドの度に揺れなびく髪の毛は、とても美しかった。
 
 33㌔付近で棄権したアテネ五輪の金メダリスト野口みずきは、身体がもうランナーとしての研ぎ澄まされたそれでなかったね。残念だけど。人は衰えに攻し難いか、でもひたむきに挑戦する彼女の姿、私は好きで応援してるんだけど。これも生き方、諦めず何度でも挑戦してください。
 
 優勝したエドナ・キブラガト(ケニヤ)は異次元の走りだね。世界陸上二連覇でしょう、さながら黒い稲妻とという感じです。それでもだよ、彼女ロンドン五輪では20位だった。因みに優勝はゲラナ(エチオピア)で、日本勢は木崎の16位でした。木﨑はエドナに勝っていたんだんね。
 
 だけどケニヤやエチオピアにはエドナのような金メダル予備軍は沢山いるということだ。走って勝てば有名になり、金を稼げるとくれば頑張るはね。いつの世もスポーツはハングリー精神がものいうか。今の日本にはハングリー精神は「死語」になってしまったようだ。
 
 
江藤光喜の暫定王者への賛辞
 
 話はすこし古くなるが8月1日タイのバンコクで行われたWBA世界フライ級暫定王者コンパヤック(タイ)と対戦した同級7位江藤光喜(白井・具志堅)が最終回にダウンを奪う好ファイトで判定勝ちして暫定王者になった。
 
 日本人ボクサーがタイに渡りタイトルマッチと名のつく試合で19年間も勝っていないことからすれば大変な快挙である。古くはファイテング原田や海老原博幸も初防衛戦をタイで行いキングピッチにあっさりと王座を奪われている。
 
 かように日本人ボクサーにとってタイは鬼門のリング。試合が賭けの対象となるお国は、異常な雰囲気で、しかも高温、独特の試合前のセレモニーの長さなどの”タイ流儀”にコンディションを崩して敗れてしまうケースが多い。
 
 こうした敵地での試練を乗り越え見事勝利を得た江藤は特筆に値する。WBCもWBAも安易に暫定王者を作っていることに私は日ごろから苦々しく思っていたが、江藤の快挙は認める。ある面暫定王者のシステムは、団体の認定料稼ぎの産物だから選手を責めることはできない。選手も犠牲者である
 
 さて暫定王座を獲得した江藤は日本国内ではどういう位置づけ化かといえば「正規王座に挑戦権を持つ」というだけのあやふやなもの。世界王者にカウントされないし、国内での防衛戦も認められていない。そんなあやふやな王者ってありかよ。
 
 現在の正規王者はファン・カルロス・レベコ(亜)だけど果たして江藤の挑戦を受けてくれるものやら。いずれにしても19年振りにタイで王座に就いたという事実、この一点だけは、評価されて然るべきと思う。あとは目標は一つ、江藤よ、正規王者になることである。具志堅会長の夢を実現してほしい。
 
 
大リーグ薬物問題
 
 大リーグはまたも薬物騒動に揺れている。A・ロドリゲス(ヤンキース)やライアン・ブラウン(ブルワーズ)等20名がその対象とされる。ダルビッシュの在籍する球団レンジャースでもチーム最多本塁打(8月初旬、27本)の主砲クルーズが薬物使用を認めて50試合の出場停止処分を
受けた。ア・リーグ西地区で優勝争いをしている最中にチームとしては痛恨の極みだろう。
 
 年収24億のスパースターA・ロッドに至っては今季と来季の全試合を出場停止処分科する旨をMLB(大リーグ)は発表した。しかしA・ロッドは裁判で争う構えであるために、結審するまでは(今年11月になる見込み)試合に出場できる。
 
 それでも場合によっては球界からの永久追放もあり得るとニュースは伝えている。薬物(ステロイドなどの筋肉増強剤)によって肉体改造する選手が後を絶たないことに、MLBは危機感を募らせていている。
 
 まだ記憶に新しいのは激しくホームラン王を争ったマクガイアとサミー・ソ-サ。彼等二人も薬物使用で球界から追われている。バリー・ボンズもジアンビイも名のあるホームランバッターは、軒並みである。MLBで桁外れの強打者は疑ってみるとよい。夢のない話だが。
 
 
~筋肉増強剤は生命を侵す~
 
 つい最近のニュースではタイガースのエース、バーランダー投手も薬物使用の疑いがあると報じられていて、この問題底なし沼の様相を挺している。幸い日本人大リーガーは過去も現在も一人もいないのは御同慶の至りである。
  
 宝塚じゃないが、清く、正しく、美しくである。プロレスラーなどはステロイドはフリーパスだから見栄えを良くするため外国選手は相当数薬物を使用しているといわれる。ダイナマイト・キッドなどはそのいい例、身長の割に異様な筋肉の盛り上がりで早くから囁かれていたものだ。彼はそれがもとで若くして死んだ、といわれる。
 
 筋肉増強剤は心臓に負担ががかり心臓発作を起こす危険性が指摘されている。期待と不安のプレッシャーからそうした薬物の使用に走るのだろうが、こと生命を侵す薬物の使用は、健全な野球の発展を阻害するものであるからして、厳罰は当然だ。
 
 
往年の名選手 片山源太さんの消息
  
 全日本キックボクシングの日テレ系列で”小さな巨人”大沢昇(目白)死闘を繰り返した往年の名選手片山源太さん(当時中京ジム)の消息を御存じの方おりませんか。
 
 この度のDVD「甦る黄金のキックボクシング時代」のなかでどうしても御本人に会って、インタビューをしたいと考えてております。御存じの方は下記までお知らせ願いたいと思います。
FAX: 03-3469-0685 

E-MAIL: upper@lapis.plala.or.jp
アッパー 舟木昭太郎まで。
 
尚、「甦る黄金のキックボクシング時代」の宣伝用案内チラシが出来ましたので掲載します。

舟木昭太郎の日々つれづれ



DVD 『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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麻生副総理の「ナチス発言」/野菜泥棒再稿/他

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・麻生副総理の「ナチス発言」
・野菜泥棒再稿

 ~1年かけて野菜は育つ~
・富士山の入山規制をすべき
・澁澤恵介さんからの絵葉書
・セミ、セミ、セミ

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麻生副総理の「ナチス発言」
 
憲法改正について、ナチス政権を例にとり「ある日気がついたらワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。あの手口に学んではどうか」この麻生副総理兼財務大臣の発言は,内外に大きな波紋を広げている。
 
 これ国を預かる人物の発言とは思えない。ナチスによって被害を受けたユダヤ人への配慮も無いし、憲法改正への姿勢がこの程度の軽い気持ちかと思うと背筋が寒くなる。
 
 流石に安倍政権は早期に「撤回」に動き、麻生副総理は「ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい」と短いコメントを発表したが、とても何故ナチスを例に引き、何故かくも簡単に撤回したのかさっぱり伝わってこない。
 
 政権のNO2にして、再度総理を狙うお方にしては、誠にお粗末で情けない。これは日本の恥曝しである。余談だが、ドイツでは先生が生徒に「分かった人は手を挙げて」というような、所謂”挙手”は禁じられているというのだ。ヒットラー=ナチスを連想させるから。海外ではかようにナーバスなのである。日本の政治家は無知か無神経なのか、本当に困ったものだ。
  
 
野菜泥棒再稿 
 
 手塩にかけた露地栽培の茄子や胡瓜、明日辺り収穫だなと思い採らないでいると、翌早朝畑に来てみれば無くなっている。おまけにスイカのまだほんの小さい野球のボール大のものまで浚っていくとは何たる酷いことだ。
 
 犯人の年齢は70歳代、近所の目撃証言もある。計4度も侵入している。警告文を掲げてもなおである。目撃者によると、侵入時刻は何と昼下がりの2時頃、全く大胆不敵なオッサンだ。
 
 私は原則として早朝5時と夕方5時頃、水撒きに行くからその空白の時刻を敵はちゃんと知っている。益々もって許し難い。常習犯である、多分あちこちで盗みを働いているのだろう。こういう輩は捕まえて二度と起こさないように、厳罰に処す以外にないと考えている。
 
 
~1年かけて野菜は育つ~
 
 野菜はほぼ1年かけて育てるもので、一朝一夕にできるもんではない。冬の土返し(虫や雑菌を殺すため)を2度ほどして、寒風に土を曝す。さらに堆肥作りで春を待つ。そして種まきの段階にはいると、その約2週間前には化成肥料や牛糞、鶏糞に堆肥を混ぜ合わせて畝を作るのです。こうした経緯があって、5月のゴールデンウィーク明けに種まきが始まる訳です。
 
 従って種から芽が出て、やがて小さな実を付ける頃は、全く我が子同然の感慨に浸るのです。それでも農業を生業(なりわい)としているプロの人から見れば、手間がかかってない、それじゃままごとだよと叱られるかもしれません。商品にするためには完全なものを要求されるからこまめな殺虫剤の散布があるだろうし。
 
 約8坪の小さな畑ですが、それでも一人で土を耕すわけですからやはり重労働です。この周到な準備期間が在って種は芽をふいてくれるのです。今年5年目にして、甘い理想のトマトができました。試行錯誤の末の努力が実ったと満足しています。
 
 胡瓜、茄子は今年はベト病や虫が異常発生して散々でした。そんな中でも逞しく実ってくれた数少ない胡瓜と茄子だったのですが、怪盗に遣られて悔しいのなんの。必ず犯人を捕まえて、このブログでオッサンの顏を全世界に曝したいと復讐心に燃えているのであります。幼稚かな?
 
 
富士山の入山規制をすべき
 
 夏山シーズンを迎え世界遺産に登録された富士山は登山客で大変な混雑だそうだ。山開きから1カ月で早くも10万人に達したとの報道。登山道は前を行く人のお尻を見ながら登って行って、30m進むのに何と30分もかかり頂上に着けば身動き取れない状態なのだという。
 
 それでも富士山に登りたいかねえ。オラ、イヤダ!オラ、本当にイヤダ!私みたいな素人は、精々標高700~800mクラスの山で十分。つまりハイキングというやつである。
 
 歩きながら草木を愛で、時に河原で弁当をひろげ、せせらぎの音や小鳥の冴えずりを聴きながら、ビールやワインを飲む。疲れたらちょっと一眠り、それが理想。すし詰の頂上で御来光など見たくもない。
 
 で、10万人分のおしっこやウンチはどうしているんだろう、そっちの方が気がかりで、とても「美味しい富士山の湧水」なんて売り文句のペットボトルなんて、飲む気がしない。これはやっぱり入山規制をするべきだろう。何てったって”神聖”な山なんだからね。富士山は泣いている! 
 
 
澁澤恵介さんからの絵葉書
 
 スポーツライター澁澤恵介さんから絵葉書の暑中見舞いが届きました。それによると、アジア放浪の旅から帰ったばかりだという近況。「未知なるものを求める好奇心が薄らぐことはありません」とあり絵葉書はラオス・アタプー地方の原住民の生活風景があった。珍しい写真である。
 
 澁澤さんにはゴング時代御世話になっている。プロレスから柔術まで多岐にわたるジャンルで寄稿してもらった。元東京スポーツ記者でフリライターになった。原稿に1本芯が通っていて記事も真実の積み重ね、安心して掲載できる人であった。
 
 実はマスコミ人で最初にグレイシー柔術を日本に詳しく紹介してくれたのが澁澤さんで、ほどなく我も我もとライターはブラジルに足を運んだ。それらは付け焼き刃の域を出て居ず、澁澤さんの長期に亘る研究には足元にも及ばなかった。
 
 彼の書いたものが引き金で、やがてグレイシー一族が続々と日本に上陸することになり、とりわけヒクソンは無敵の強さで格闘技ファンに強烈なインパクトを与えた。編集者としてはいまひとたび手を組んで仕事をしたい人物である。澁澤さん、御壮健でなによりです。御活躍を見守っています。
 
  
セミ、セミ、セミ
 
 8月の声を聞き蝉の鳴声も俄かに騒々しくなってきて、蝉好きの私は正直ホッとしている。今朝(5日)も畑に行ったらミンミンゼミが、ゴルフ練習場のネットに絡まって激しく鳴いていた。泣いていたのかもしれない。
 
 家に持ち帰り鉢植えの山茶花の木にそっと置いたら、忽ち大空へ飛んで行った。そうかと思うとラジオ体操から帰宅すると玄関前にアブラゼミが息絶え絶えで居た。手に取ってみたが微かに足を動かすだけで、臨終が近かった。私は「末期の水」を口元に注いで見守った。
 
 人の一生、セミの一生何ら変わることはない。今日の東京は特別暑かった…。
 


箱根、ロープウェーから望む富士山
舟木昭太郎の日々つれづれ

 

畑に隣接するゴルフ練習場の網に引っ掛かったミンミンゼミ。
持ち帰り自宅の植木に置いたら間もなく飛び去った
舟木昭太郎の日々つれづれ ・

 

8月になり朝顔も活発に咲き競演。
舟木昭太郎の日々つれづれ

 

畑の策に野菜泥棒への警告書を掲げた。
舟木昭太郎の日々つれづれ
 

澁澤さんからの絵葉書

舟木昭太郎の日々つれづれ  

 

 

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松井さんの印象に残った引退式/キックボクシングDVD制作中/他

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・松井さんの印象に残った引退式
・キックボクシングDVD制作中
・蝉の声が減少した…

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松井さんの印象に残った引退式
 
 松井秀喜さんのニューヨークヤンキースタジアムでの引退セレモニーは、簡素でそれでいて心にくっきりと刻印されたものであった。日本などではこの種のイベントは、大仰にやるのだが少しも記憶に残らない。
 SHIMPLE IS BEST!
  
 伝統あるヤンキースの一員として、1日のマイナー契約をして引退できたのだから本人はもとよりファンの一人としても嬉しい。ニューヨークのファンにかくも愛された日本人の野球選手もいない。
 
 多分にそれは彼の野球に取り組む姿勢が真摯なこと、誰からも愛される素直な人柄であったからと私はみます。松井さんがカートに乗って球場に現れると48,000人余の観衆から盛大な拍手がおくられました。そのこと事体が愛されている証明であります。
 
 勿論ヤンキースでの活躍、特に2009年のワールドシリーズでは松井の大車輪の活躍があったればこそ世界一に輝いた。そのことを球団もチームメートも、ファンも決して忘れてはいない。現在ヤンキースは東部地区の第4位、首位レイズから7ゲーム差(7/29日)で、こんなに低迷する同球団の姿を久しく見ていない。痛々しいほどの惨めな名門の凋落。
 
 恐らくヤンキースファンは、いまこそ松井のような選手がいてくれたらと願望するのではあるまいか。日米の親善という観点からも彼の功績は極めて大きい。野球を通して松井秀喜さんは、立派に親善大使の役割を為した。ヤンキースの前代未聞の粋な計らいもまた、その辺にあったのかもかもしれない。素晴らしい引退式でした。
  
 
キックボクシングDVD制作中
 
 「甦る黄金のキックボクシング時代」(仮題)~舟木昭太郎が100年後に残したい名勝負戦~DVD2枚組BOX、収録時間約240分を制作中です。収める映像素材の8割は既に集めましたが、どなたか1966年から1980年にわたる選手のスナップや試合の映像をお持ちの方がおりましたら御提供頂きたいと存じます。
 
 私の最後の仕事としてキックボクシングの不朽のDVDをなんとか完成させたいのです。ボクシングはDVD「日本ボクシング不滅の激闘史」(TBS 3巻セットBOX、収録時間約11時間)の大作を私がプロデュースしているのに、肝心のキックボクシングの纏まったものがまだ存在しないことに私自身少なからず責任を感じています。これを為すことは私の天から授けられた使命と思っています。
 
 制作に要する資金もほぼ自己負担です。多くの人の協力を得なければ完成をみません。販売元を引き受けて下さる会社がおありでしたら是非ご紹介下さい。既に予約注文が200セット某所から入っていますから十分採算が獲れ、かつ販売権を差し上げます。掛率も御相談に応じます。因みに初回契約枚数は、1,000枚です。予価8,800円(本体)、小冊子付録で10月発売予定です。


御協力及びその他の相談・情報の提供は、
E-MAIL:
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TEL03-3469-0620(アッパー 舟木迄)

 
 
蝉の声が減少した…
 
 もう7月も終わりだというのに、今年は蝉の鳴声が少ない。例年だと早朝からかしましいのに、一体自然界に何が起こったというのだ。そういえば今年3月の真夏のような日が続いた翌日の北風が吹く早朝に、大山公園でミンミン蝉が私の足元降ってきて息絶えた。3月の蝉なんて信じられないから天からの贈り物、吉兆である、といまでもプラスチックの箱に入れ大事に保管している。
 
 以前この欄でもお伝えしたが、あれは余りの暑さに、多分夏と間違え地上に出てきたのだろう。というわけで、これに懲りた蝉諸氏も、騙されまいぞと土中深く季節を慎重に推し量っているのかも知れない。昆虫も人間と同じように疑い深くなってしまったようだ。
 
 夏に蝉がいなかったらどうだろう、死の街にでもなったようなアクセントのない暑いだけの夏になってしまうだろう。都会ではクマゼミの声を聞かない。私の故郷福島県鮫川村では、ミンミンゼミが寧ろ珍しい。蝉の王者クマゼミが、早朝から山々で声を競う、空を引き裂くような金属音は少年に、夏が来たと心高ぶらせたものである。
 
 夜の帳が降りる頃の蜩(ひぐらし)のカナカナカナという何とも物悲しい響きもまた格別で、恋に破れたときのさしずめ男心の溜息のようだ。我が村にはかつて小さい温泉宿が2軒ほど在って、川添のその宿に明りが灯る黄昏時に、競う蜩の声はいまでも我胸に熱く沈殿している。おお、セミ、セミよ、汝、私を満たしてくれたセミよ!
  

  
地元代々木上原の盆踊り大会は天気にも恵まれて、賑わいをみせた。
すっぽん田吾作の親方夫妻と痛飲した。

舟木昭太郎の日々つれづれ
  
露地栽培脇のひまわりが今年も力強く花を咲かせた。
舟木昭太郎の日々つれづれ

 

ある朝の収穫、ミョウガ、枝豆、茄子、トマト、オオバなど。

舟木昭太郎の日々つれづれ  

 

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佐竹雅昭の参院選/他

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・佐竹雅昭の参院選
 ~自民党圧勝でまた来た道を歩む?~
 ~リーダーなき民主よ、何処へ~
・プロ野球選手会の勇断
・大リーグオールスター戦の見事さ 
 ~リベラ登板への心憎い演出~
・夏祭りのお手伝い

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佐竹雅昭の参院選
 
 今回の参議院選挙で比例区から自民党公認で出馬して、国政にチャレンジした佐竹雅昭さん、判定負けしました。友人や知人に電話したりメールを打ったりと、私なりに応援したけど、残念です。
 
 佐竹さん、真に政治家を目指すなら地方の町や市から経験を積んでからでもいいのじゃないか。でも敗北から学ぶ事は、成功から学ぶより多しといいます。当選しなかったが、貴方の名前で投票した17,500余の人の事を絶対忘れないでくださいよ。そこに佐竹雅昭の次への原点が在るのですよ。
 
 1回の挫折で落ち込むよりは、新たな出発点と捉え今日からでも、戦闘開始のファイテングポーズをとるべきです。空手でもK-1でも叩かれ、もがきながら貴方は、成長したじゃありませんか。捲土重来です。
 
 
~自民党圧勝でまた来た道を歩む?~
 
 今回の選挙は自民党の独り勝ち、あとは向かうところ敵なし。アベノミクスのフリーハンドです。参議院のねじれも解消して、原発促進、憲法改正、増税は意のままです。連立を組む公明党の出方次第ですが。兎も角も国民はこれを選択、支持したのですから今後何が起きても驚いてはいけません。
 
 民主党が大勝したときも、そうでした。国民が二大政党への限りなき夢を抱き、かつ政治の変化を望みました。それが見事裏切られました。そしてこの度惨敗、自民党の圧勝、驕る平家、久しからずです。慢心しないでください。 
 
 自民党にはゼネコン派のベテラン議員がしっかり根を張っています。高速道路の推進、新幹線網、公共施設の拡大と虎視眈々と利権を狙っています。いつか来た道をまた自民党は、歩むのですか。
 
 そのつけは当然国民に回ってくるのです。考えただけでもぞーっとします。真っ当な政治家、自民党の中で、それらに待った、をかける人いませんかねえ。石破幹事長辺りに期待するんですけど。
 
 
~リーダーなき民主よ、何処へ~
 
 今の民主党は、大海に漂う砕氷のようなものです。よくも悪くも束ねるリーダーがいません。もしかして細分化してしまうかも知れませんね。野党としての活力を失って、アベノミクスに反撃する手立ても、気力も無しの無気力状態です。嗚呼、落ちぶれし民主よ何処へ行く。
 
 社民党は存在意義がありますかねえ。生活の党は今回当選者無でしょう。小沢一郎の断末魔の叫びが聞こえます。もうそろろそ田原坂です。政界に切腹してください。あなたは政界を混乱させただけの政治家、いやただの政治屋でした。その末路は当然の結果です。
 
 人生、禍福はあざなえる縄のごとしです。次の選挙までアベノミクスは続くのでしょうか。首尾よくいけばいいのですが、失敗すればまた自民党が惨敗することもありえます。どうぞそのことを肝に命じて、諸先生方は、国政に真剣に取り組んでくださいまし。
 
 東京選挙区で3位当選の無所属新人山本太郎さん(38才)は見事なもんです。脱原発を旗印に混戦の中に真っ向から切り込み、当選したのですから。その行動力、その清新さに民衆は心を打たれたのでしょう。バイタリティ溢れる若者に、未来を感じます。おめでとう!円形脱毛症も勲章ですぞ。
 
 
プロ野球選手会の勇断
 
 プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)は7月19日札幌で臨時総会を開き日本プロ野球機構の加藤良三コミッショナーに辞任を求めた。これほど痛快なニュースもない。農民が百姓一揆で、悪代官を追放したような図式である。
 
 加藤コミッショナーの無能無策についてはこの欄でも先般書きましたが、「統一球」問題で、今年から選手には内緒で飛ぶボールに替えたことを知らぬ存ぜぬで通してきた。流石に選手会も頭に来たようだ。
 
 当然だろう、使用球には全部加藤コミッショナーの名前が刻印されてている。にも拘らず知らなかったで済ませてしまうのが、外務官僚、駐米大使とエリートコースを歩んできた、紳士のお決まりの答弁らしい。
 
 結局のところ彼は、野球を愛していなかった。愛しているかのようなポーズで実は、サロンで野球を弄んだのだ。一刻も早くプロ野球界から退場してもらいたいと願う。
 
 
大リーグオールスター戦の見事さ
 
 大リーグのセリ・コミッショナーは、野球が五輪に復帰した場合の事を聞かれ、「五輪のためにシーズンを中断することはない」と、些かも動じづず言い放った。大リーグの出場には消極的であること改めて明言した。ブレない姿勢、これも一つの見識だ。御飾りのコミッショナーでは、そうはいかない。先ずは大新聞翼下の球団オーナーにお伺いを立てるであろうから。
 
 それはさて置き今年の大リーグオールスターの見事さと言ったらない。一言でいうと、演出が心憎い。ニューヨークのメッツの本拠地シティフィールドで開催された大会は、ア・リーグが3-0で勝ったが、試合そのものよりも一年に1度、1試合の祭典をいかに楽しんでもらうかの壮大な工夫がなされており感心致しました。
 
 
~リベラ登板への心憎い演出~
 
 たとえば、8回のア・リーグの守りに入る前に、フィールドに歌手のNEIL DIAMONDが登場して、”SWEET CAROLINE”を歌うと球場の4万を越す観客が一体となって合唱する。音楽が鳴りやむと、今期限りで引退するマリアーノ・リベラ(ヤンキース)がマウンドに向かう。
 
 万雷の拍手が鳴りやまない。同じニューヨークの球団に在籍する名クローザーに、主催者は最高のタイミングを用意した。期待に応えリベラは3人で抑え今年のオールスターのMVPとなった。クローザーとは試合の最後を締めるものだが、8回、SWEET CAROLINEで盛り上がった所でリベラの投入は、心憎いばかりです。
 
 しばらくはリベラも投球できなず、何度も何度も観客に向かって帽子をとってそれに応える。何とも言えぬシーンで、私も涙を落してしまいました。大リーグに日本選手が憧れるのも無理はないです。夢があります。
 
 
夏祭りのお手伝い
 
 週末の20,21日は地元西原商店街の夏祭り、今年もタコ揚げ(タコ焼きに似たものを天ぷら油で揚げる)を手伝った。二日間好天に恵まれ大いに賑わった。阿波踊りあり、デキシーランドジャズあり、売店も沢山出て、商店街は表情を一変してしまいました。
 
 今年は中学生位の御嬢さんの浴衣姿が多かったように思いました。夏休み、いい想い出になることでしょう。夏祭りも無事終わって、翌日はへとへとでしたが、これも一期一会、体の続く限り御手伝いしたいと決めています。
 

  
地元の夏祭り四題―
 
商店街の賑わいと阿波踊り、そしてタコ揚げの仲間です。
舟木昭太郎の日々つれづれ  

舟木昭太郎の日々つれづれ  
舟木昭太郎の日々つれづれ

 

浴衣姿の御嬢さん
舟木昭太郎の日々つれづれ  

 
拙宅の鉢植えに実った宝石のようなミニトマト!

舟木昭太郎の日々つれづれ

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我が永遠の上司 小柳幸郎氏死去す/いま明かす、ハンセン、ブロディ引き抜き事件秘話/他

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・我が永遠の上司小柳幸郎氏死去す
 ~いま明かす秘話~
・夏には天使の恵みがある
・ラジオ体操のうたは名曲である
・「優雅でない」一日の始まり

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我が永遠の上司 小柳幸郎氏死去す
 
元日本スポーツ出版社の創業役員であった小柳幸郎氏が亡くなられた。
脳溢血で倒れて埼玉県下の病院に入院、治療につとめてきたが、その甲斐もなく6月に死去されたもの。先輩からの確かな情報です。享年83才とか。葬儀は密葬で済ませその後のことは未定とのことです。
  
 私の直接の上司にあたり入社当初から学ぶものが多かった。特に学んだのは、タイトルの付け方。記事を要約するタイトルはシンプルで、明解、私を度々うならせたものである。週刊ゴングはこの人が居なかったら、生まれていなかった。週刊化に池社長と共に急先鋒で推進派の私を全面的に支えてくれた。そして週刊ゴングは実現を見たのだ。
 
 専門は野球であった。長くベースボールマガジンで野球担当編集長として名を馳せ、退職して日本スポーツ出版社を興すとゴングの創刊に携わり、以後私が編集局長になるまで、格闘技の最高責任者であった。
 
 また後に社長に就任することになる竹内宏介氏の最大の理解者だった人かも知れない。その教養と文才は会社にあって他の追随を許さないものであった。恐らくどこぞの高名な雑誌の主幹も十分に務まる力量があったと私は確信する。
 
 いまだから明かすが、ライバルのプロレス誌に「ハンセン&ブロディ引き抜きにゴングが関与、マスコミにあるまじき行為」なる記事を掲載されたときに、反論と謝罪広告を要求した文章を書いたのは他ならぬ当時の小柳局長であった。
 
 
~いま明かす秘話~
 
 ハンセン&ブロディとも新日本と契約するレスラーで、それを全日本が引き抜いたといわれる事件。これを仲介したのがゴングで、二人の揃った写真も新日本に無断で静岡の興行時に撮影したものだ、という週プロの論調だった。が、これは全くの事実無根で、写真に至ってはアメリカで特派員が撮ったものであったから、我社は当然反撃に出た。
  
 同時に内容証明もベースボールマガジン社に送られ、これが原因で時の編集長は交代させられた。小柳編集局長のその文章たるや峻烈を極めた筋金入りの名文だったことをいまさらながら思い出す。余談ながら本名は横山、叔父にあたる小柳家に子供がなく養子にもらわれたという経緯がある。
  
 その父親となる人が小柳司気太(おやなぎ・しげた)、著名な中国文学者、道教研究者である。(1870年12月24日~1940年7月18日)東大文学科を出て母校で教鞭を取るなどし、最後は大東文化大学学長を務めた。著書に「白雲観志」「老子の思想と道教」「新修漢和大字典」等がある。私も結婚の御祝いにと弟さんから「新修緩和大字典」を頂いた。
 
 もし興味がある方は、Wikipediaでお調べください。多磨霊園にお墓がありそこに眠る。当然、故人も同霊園に埋葬されていることだろうから、折を見て墓参りにいくつもりです。小柳さん、御世話になりました。幾多の暴言、喧嘩もした。お許しを。貴方のいた時代は会社が活力に満ちておりました。有意義なサラリーマン人生でした。改めて御礼申し上げます。安らかにお眠りください。合掌。
 
 
夏には天使の恵みがある
 
 連日の猛暑、熱帯夜はクーラー無に居られない。昨今のクーラーはコンピューター制御で電力も無駄に消費しないし音も静かで誠に有難い。蒸し暑い夜に、あたかも軽井沢あたりの避暑地にいるような気分で熟睡できるのも先進の技術のお蔭げ、おまけに刻々使用した金額、時間までも計算して表示される。
 
 これで驚いてはいけない。ストップすれば、その瞬間から自動的にクーラーのクリーニングが始動する。お蔭で厄介な掃除は一切無用であるから、なんだか上流階級に属したような気分になる。
 
 拙宅では昨年ナケナシの金を叩いて一度に4台クーラーを取り替えた。今年の猛暑を考えると、思い切って正鵠を得た喜んでいる。で、この暑さはいつまで続くのだろう。まだ7月が始まったばかりというのに。
 
 暑い夏は嫌な事ばかりではない。朝のラジオ体操はこの季節殊の外恩恵を受けている。5時には畑に水遣りにいって、6時前には大山公園にはいる。もうその頃には体から汗が吹き出ている。ストレッチをしてラジオ体操に備える。
 
 日曜日(14日)も早朝から暑かったが時折自然の風がさーッと吹きぬけて行くと、これぞ天使の風と感じる。そう夏の早朝のラジオ体操には天使の恵みがあるのです。運動したものだけが得られる特別な恩恵です。
 
 
ラジオ体操のうたは名曲である
 
 そういえば朝日新聞7月13日夕刊、昭和史再訪の蘭にラジオ体操の由来に付いて綴られていた。ラジオ体操がスタートしたのは、昭和3年11月という、もう80年以上の歴史になっている。
  
 そもそもラジオ体操はアメリカの保険会社が加入者の健康維持促進のために始まったという。それを欧米視察に出た逓信省の役人が目にして、日本に採り入れたのだと。そういう経緯でいまもラジオ体操のスポンサーは、郵便局のかんぽなのです。
 
 体操もテーマソングにも移り変わりが在り、現在のうたは1956年、作詞藤浦洸、作曲藤山一郎によって作られている。体操前の足踏み曲として親しまれている、このうたはリズムも詞もよく一日の始まりの音楽としては身も心も弾む名曲だ。
 
 単純明解、詞も曲も見事に融合して親しみやすい。全国で毎朝凡そ2800万人が愛好するラジオ体操、是非貴方も始めませんか。夏は初心者にとっては運動の最適な季節です。自然の恩恵お最も享受する季節です。
 
「ラジオ体操の歌」一番

 ♪新しい 朝が来た 希望の朝だ
  喜びに 胸を開け 大空 あおげ
  ラジオの声に 健やかな胸を
  この薫る風に 開けよ
  それ 一,二,三

 
 
「優雅でない」一日の始まり
 
 ラジオ体操からは7時頃帰る。直ちに乾布摩擦(実際は水タオル)で上半身ごしごし遣った後、満を持してシャワーを浴びる。一気に蛇口を全開、まるで華厳の滝にうたれたようなごーごーたる勢いのシャワーで私の体は完全に覚醒する。この瞬間も夏の恩恵です。
 
 シャワーのあとは、髭を剃り(休日でも1年中)、パンとコーヒーと野菜果物の簡単な朝食が終ると、真っ直ぐ仕事場にいきパソコンの前にすわります。こうして私の「優雅でもない」一日が始まるわけです。毎日が同じことの繰り返し。平凡ですが、この同じことの繰り返しができるのも元気だからです。そこにラジオ体操ありきです。
 

14日朝の露地栽培の収穫、中型トマトとミニ、それにししとう。

舟木昭太郎の日々つれづれ

  

今年はトマトが豊作、病気にもやられず成長した。
舟木昭太郎の日々つれづれ

 

自宅前の道路わきの鉢植えのミニトマトもよく実った。

舟木昭太郎の日々つれづれ

  

大山公園でみた夾竹桃は夏を告げる。ピンクの花が好きな私には堪えられない。

舟木昭太郎の日々つれづれ
 
 

DVD 『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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