7年7日蝉の一生/間もなくお盆です/他
・7年7日蝉の一生
~街路に大往生~
~オスはメスを求めて鳴く~
~蝉にも原発の影響はないのか~
・間もなくお盆です
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7年7日蝉の一生
~街路に大往生~
8月に入ってやっと蝉が鳴きだした。それでもうるさ過ぎる程ではない。今年は蝉までが震災の影響を受けているかのようだ。怯えながら、地上に這い出してくる、そんな光景を思い浮かべる。
蝉は7年土の中で過ごして、地上に出て1週間余りで昇天して行く。早朝のウォーキングでは、仰向けに大往生したアブラゼミをしばしば見る。どういうわけか、東京はアブラゼミが多い。
さて、蝉にとって7年7日の命は短いのか長いのか。人間の尺度で考えれば、この世に出て僅かに7日というのはいかにも儚い命…となるが。
目一杯鳴いて、街路で一生を終えるもの居る。凄まじい人生だ。その7割がオスのような気がする。人間と同じで、平均寿命もメスが長そう。
必死で鳴き叫ぶのはオスなのだ。メスを求めてひたすら声を張り上げる。いじらしいものだ。そうえいば、蛍もそうらしい。発光するのはメスを誘うためであると。何も人に見せるものではない。
~オスはメスを求めて鳴く~
子孫を残すために、オスは最後の一声まで泣き叫びメスを誘う。で、メスは、誰でもいいというわけでもない。声の大きさ、美声か否かを確かめてお婿さんを選ぶ。ちゃんと品定めをする。元気な子孫を残すために。オスに選ぶ権利はない。哀しいね。
クマゼミは午前中で、アブラゼミ、ツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕鳴くという。待てよ、この説おかしい。朝の体操時、頭上ではもうアブラゼミが鳴いていた。
都心では夜中も鳴くのだ。余談だが、山東省料理の中に、土から出て来てまもない蝉の幼虫を油で揚げた料理があるそうだ。塩をまぶして食す、大変美味でビールに合うらしい。
ところで故郷福島・鮫川村ではクマゼミの迫力溢れる鳴き声は、少年の心に実に頼もしく聞こえた。遠くの山からでも、あたかも拡声器を使ったように鳴り響き、存在感を誇示する。あのクマゼミの堂々たる音色、ドスの効いた響きは、まさしく蝉の王者であった。
蝉で印象に残るのは、平泉を訪れた時の事、ゴングに在職中のあれは30年ほど前、キックの試合が仙台であった折に、平泉まで足をのばした。
頃は真夏。森のしじまを切り裂くような蝉の声は、心に沁み通るものであった。中尊寺の旅は、私にとって今でも蝉の声と共にある。
閑けさや 岩に染み入る 蝉の声(芭蕉)
~蝉にも原発の影響はないのか~
東京では一度も聞いたことがない。逆に故郷ではめったにいないミンミンゼミが東京は沢山いる。寒いところはダメなのかしらん。ところで飯館村や南相馬では、蝉の声は変わらずに聞こえるのだろうか。人間や家畜が去った村や町に、鳴りわたる蝉の声、堪らない。
で、原発事故の影響は蝉たちにも将来当然出てくるだろう。鳴けない蝉とか。生殖器が壊れたりとか。破壊は昆虫にまで連鎖する、恐ろしい限りだ。福島の原発事故は世界中で起こり得る。脱原発は当たり前であろう。それによって、例え経済が停滞しても仕方ない。人命は重しだ。
間もなくお盆です
間もなくお盆。お墓詣り、盆踊り、花火…兄妹、縁者、仲間が集う故郷のイベントは、先祖の仲立ちで成立する、という。「1年に1度くらいは、皆仲良く顔を合わせなさい」と先祖が手引するのだと。誰かに聞いた事がある。いいはなしだ。
今年は帰省できるか。仕事の成り行き次第だ。我が故郷も放射能の影響は若干あるようだ。不安な日々を送っていることだろう。だからこそ都合をつけて行きたいものだが…。
夜店は人で賑わう

