Dream Theater ~メトロポリス~飛訳集(物語がわかるとさらに好きになる)
☆エピソード0
0: Metropolis Part1: The Miracle and the Sleeper
☆第一幕
1: Regression
2: Overture 1928
3: Strange Déjà Vu
4: Through My Words
5: Fatal Tragedy
6: Beyond This Life
7: Through Her Eyes
☆第二幕
8: Home
9: The Dance of Eternity
10: One Last Time
11: The Spirit Carries On
12: Finally Free
☆エピソード0
0: Metropolis Part1: The Miracle and the Sleeper
☆第一幕
1: Regression
2: Overture 1928
3: Strange Déjà Vu
4: Through My Words
5: Fatal Tragedy
6: Beyond This Life
7: Through Her Eyes
☆第二幕
8: Home
9: The Dance of Eternity
10: One Last Time
11: The Spirit Carries On
12: Finally Free
【続続】TENET テネット、結局観れば観るほど気になってしまう点をまとめる【ネタバレ】
映画『テネット』の話です。
前回の記事で疑問点はある程度解決されたのですが、それでも追加で気になってしまった点、言いたい点、をまとめてみました。
少し雑多ですが…↓
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スタル「スク」だよね
いろんな解説やレビューを見てるとスタルクスと書いてる方をよく見ますけど、「Stalsk(スタルスク)」、ですよね。ロシアの地名を見てると、最後が「スク」で終わる名前がよくあります。
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オペラハウスのクロークの番号、もしかして241?
違うかなぁ…主人公がクロークの番号を探しているシーン、一瞬しか映らないんですけど200番台だったような気がするので、小ネタとして潜入CIAスパイが預けたクローク番号が241っていうこともあり得るかな、、とか思っています。(細かすぎる)
-
任務中はお酒を飲まないという主義の名もなき男、初対面時のプリヤとの乾杯は何を飲んだのかな?
プリヤ「サンジェイ、お客様にお飲み物をお出しして」
サンジェイ「へい、生中、お待ち!」
名もなき男「すまん…ダイエット・コークはあるか?」
サンジェイ「…へ?」
みたいなことになってたんでしょうか笑
-
主人公とキャットが食事をするレストランは、セイターが経営するレストラン?
でも、一般客もいたのに大丈夫なのかな…笑 一般客もサクラだったら凄いよセイター。
-
セイターが年に何度もオスロのフリーポートに行ってるのは、ゴヤの絵のためではなくて、回転ドアで未来から送られてきた物資を順行に切り替える作業のためだったのかな?
-
ROTAS社とは一体何だったのか…?
貸倉庫の一番奥の「図面にも載っていない部屋」が、左右対称になった回転ドアの部屋なので、ただの一般客のためにROTAS社はそこまでしないですよね。
だとしたら、フリーポートに「顧客(=ニール)」を紹介したのはキャットなので、セイターとROTAS社が繋がっているなら、セイター的には未来が見えなくてもある程度危険を予測できていたかも知れませんね。
-
オスロのフリーポート内で回転ドアがある部屋の入り口に、赤色と青色のプレートみたいのが貼ってあった。
タリンのフリーポートでは部屋の照明の色で識別していましたね。逆行と順行を間違ったら大変ですから、それぞれ工夫をして間違えないようにしてるわけですね。
-
ノルウェーとインドめっちゃ往復しすぎ…笑
主人公、大変だったなあ…。
ちなみにプリヤ姐さんも、のちにムンバイからオスロまで呼び出されてましたね笑
-
カーチェイスシーンあたりからのセイターの動き
主人公尋問シーンで逆行したセイターが、逆行弾で撃たれたキャットを連れて車に移動
↓
間一髪ブレーキを踏んだアウディからキャットを連れ出す
↓
プルトニウム箱を受け取って別の車に乗り込む
↓
主人公からプルトニウム箱を受け取る
↓
高速道路でキャットを連行しながらアウディで激走、主人公と並走
↓
逆行主人公の車が横転
↓
最後のアルゴリズムの部品を奪う
↓
逆行主人公の車に火をつける
↓
そのまま「14日」まで逆行する
↓
「14日」で順行に切り替えてベトナムの船にヘリで戻る
↓
逆行から来たキャットに銃殺される。
って流れ?????
その場合、順行セイターはフリーポートでの尋問の間、様子を見ながら尋問が終わるころを見計らってレッドルームに入ったってことでしょうか。
-
プリヤがアルゴリズムを完成させたかったモチベーションが分からない。
-
最終決戦時、ニールが扉の鍵を閉めた理由は?
時系列を整理し直す必要がありますね。
おまけに、ラストシーンでニールが「鍵を開けるために」逆行に向かうのですが、一緒に行ったアイブスはニールが扉を閉めて盾になることを知ってるんですよね?
「鍵を開ける」と思ってるのは、何も知らないニールだけということ??というあたりで頭がパンクしました。
誰か助けてください。
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ボルコフに攻撃できなかった理由
だとしたらなおさらニールが扉の鍵を閉めた理由が分からない…
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ニール「タマを蹴り」
もしくは主人公がセイターのクルーズ船から降りてニールと合流した時に話をした?
どちらかというと後者ですかね?
ニールがその話をしたとき主人公は違和感なく聞いていたみたいですし。
-
この映画をややこしくしている要因
①逆行をガチのアナログで撮影してるので、同じ逆行のシーンでも爆発や煙の演出の有無によって「撮ったものを逆再生してるのか」「撮ったものをそのまま再生してるのか」が混在している。
そのせいで、同じ時間軸のはずなのにぎこちない動作になったり自然な動作になったりが入り混じってる。それのせいで余計に「今は順行なのか?逆行なのか?」が分かりにくくなっている。
(兵士たちがヒョコヒョコ逆歩きしてるのは、可愛くて好きなんですけどね笑)
②物語中、ニールだけが主人公がテネットの黒幕であることを知ってて、そのほかのひと(テネットおじさん、プリヤ、アイブス)は主人公のことをただのCIA上がりの新人、としか認識してないという点を意識しないと訳がわからなくなる。
③「14日」でセイターを殺して作戦を完了した「逆行からの順行のキャット」は、そのまま時間を順行で進んで、ラストシーンにつながるわけですが、もともとの時間を歩んでいたキャット(セイター殺害後に船に戻って来たキャット)は、どこへ消えたの??
っていう疑問がわくとどうしようもなくなります。ラストシーンで主人公に携帯電話で伝言を残しているということは、ラストシーンのキャットは、「逆行からの順行のキャット」のはずなので、もともとのキャットは一体どこへ・・・・・。
④噛み合わないまま進む会話のせい。
これは特に主人公とキャットのレストランでの会話なのですが、キャット「その服、時計、あなたには分不相応だわ」
主人公「(顔色一つ変えずに)もう一つの絵はどこだ?(キリッ)」
主人公「アレポは自由の身なのか?」
キャット「あの人に会ったなら分かるでしょ?(字幕にはありませんが、彼はもはや歩けないというようなことを言ってた気がします)」
主人公「いや、彼とは電話で話したんだ」
キャット「それもムリよ…」
みたいな感じで、さすがスパイの主人公、ポーカーフェイスで相手に怪しまれず会話を進めて…る、とは言えない感じで、、「え、これで任務大丈夫なんですか?」と心配になって、話が入ってこなくなります。
僕が心配しすぎなんでしょうか。
最後に一つ、前回の鑑賞で感動したポイント↓
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セイターを殺して自分もボートから飛び降りる際、もともとの時間を歩んでたキャットが船に戻ってくるのをあえて待ってから飛び込んでいる。
その時のキャットの表情は、自由を得た強いまなざしですよね。
以上、今回の気になったポイントをまとめました!!
『テネット』に関しては、まだ書きたいことがありまして・・・劇中に登場する場所を地図にまとめたり、サントラの曲名について解説したり、ということを(時間があれば)やってみたいと思っています。
本日はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
↓前記事
【続】TENET テネットの疑問点をもとに再鑑賞した結果をまとめる【ネタバレ】
はい、前回の続きで、疑問点に注目しながら『テネット』の鑑賞をしてきた結果をまとめてみようと思います!!
結論から申し上げますと、
また観に行きたくなってる。
ということですね笑
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回文は他にも存在するのか?
→OPERAとAREPO、SATORとROTAS、TENET、、、しかないですね!ハハ!(結論)
-
主人公初登場シーン、あれ何やってる?
→分かりませんでした…銃弾をピシッと…上に飛ばして…何をしていたんでしょう…ただ、あの時の名もなき男がイケメンすぎるということだけははっきりと言えます。それで十分なのかも知れません。
-
オペラ襲撃事件時、突撃前に映るドライバーが主人公に拷問する人?
→そうでした。助手席の男は一緒に列車基地にいて、拷問中スマホいじってましたね。
ちなみにこの運転手はセイターと同じロシア訛りの英語でした、のちにテネットおじさん(船の上でテネットのことを話してくれるCIA(TENET)の上官のことをこう呼んでいます)が彼らのことを「ロシア人」と言っていたので、セイター側の人間ということで良さそうです。
あと、運転手は主人公が隠していた自殺ピルを発見した時「CIA製か」と言っていたから、間違いなくCIA側ではないですよね。
-
オペラ襲撃事件時、CIA潜入スパイが着替えたシーンが不明瞭
服を別の人と交換してる?だとすると衣装チェンジでCIA潜入スパイの(政府高官的な)衣装を着た人は、身代わりということなんでしょうか…?
→潜入スパイを、テロを仕組んだ組織(現地政府?)から(下水道を使って)逃がす目的で、主人公と身代わりCIA隊員が車に戻った。ただ実は、主人公含む「黄昏」仲間は、偽装突撃隊(セイター)に潜入していた二重スパイだった。
主人公はそれを知って参加していたというよりは、みんなCIAだと思って一緒に作戦を行っていたら突然運転手と助手席の男に裏切られて拷問された、という認識(テネットおじさんに「歯を抜かれたぞ」って怒ってたし)です。
理由は、車に戻って身代わりCIA隊員が運転手に殴られたとき、主人公が「その男じゃない!」と叫んでいたので、彼が身代わりだということを言ってるんですが、運転手が敵だと分かっていたらあえて身代わりのことを伝えないはずですもんね。
ちなみに、このテストのために下水道で逃げる予定だった「黄昏」仲間(政府高官スパイ含む)たちも全員セイター側に殺されたっぽいですね。
それでも、さらに先回りしてプルトニウムを現地政府に奪われたので、セイターはこの作戦には失敗したということだと思います。
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風車での1シーン、なにか伏線はある?
このシーンの解説をあまり見かけないので、なんとなく気になっているんです。
→特に見当たりませんでした…!保存食っぽい箱が何個か積んであった程度ですね。
-
博士の研究所、黒電話や紙の資料しか無いらしい
いろいろな解説で拝見したのですが、逆行物質を研究している博士の研究室には、パソコンやスマホといった電子機器がなく、黒電話や紙の資料ばかりらしいです。
→たしかに旧式の電話機と紙の資料、デジカメ程度でした。あとは電子レンジっぽいのもありましたが、目新しい発見はありませんでした。
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ニール初登場シーン、彼の表情どんなだろ
本作最大の胸アツポイントであるニールの存在ですが、ムンバイのヨットハーバーでの初登場シーンは物語のラストを踏まえたうえで改めて観察してみたいですね。
→名乗った直後、初対面らしくない表情で一瞬顔が緩んでたのが確認できました。
再会の喜びを噛み締めていたのだと思います、でも本人にはそのことを言えない。
「無知こそが最高の武器」、と2人で誓ったから…グッとくるシーンですね。
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カーチェイスシーン、主人公がプルトニウムの箱をセイターに投げるとき、箱の中身を抜くところは映ってる?
→投げる直前に、箱の下にプルトニウムを隠してる様子は映っていました!
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順行主人公がプルトニウムを逆行主人公の車に投げ入れるとき、順行主人公は逆行主人公を認識してる?
これ、セイターが車に火をつける前に「挟み撃ち作戦か」って言ってたと思うんですけど、本人(名もなき男)、、、その認識ありました?
→主人公が逆行主人公の乗ってる車を凝視するシーンは映っていたが、逆行主人公自体を目視してた訳ではないと思います。
たまたま現れた謎の車に投げ入れた、という感じですね。
これ、このとき現れた車は逆行してるわけなのでセイター側の車の可能性が大いにあったと思うんですが、、よく決断したな主人公。
そしてセイターが「挟み撃ちか!」って言ったけど…まぐれなんだと思います笑
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プルトニウムが逆行主人公の車の中に投げ入れられたとき、やたらガンガン車内をバウンドしてたけど、あれはどういうこと?
→投げ入れられた衝撃でバウンドしただけと思われます…。でも金属の重たい塊が、あんなに跳ねるかなあ?笑
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キャットが捕まって主人公に尋問をするシーン、あの会話はどうやって成立してる?
→これは自分のリスニング力をもっと高めないと、聞き取ることはできなそうですね。
セイターがブルールーム側で声を発するとその直後にレッドルームにセイターのセリフが聞こえてくる、という感じではありました。
-
キャットが捕まってブルールームにいるとき、セイターがキャットに酸素マスクをあててるのはなぜ?
キャットがどこからどこまでマスクを着けていたかを注目して観たらわかるような気がしています。
→確認したところ、ブルールームに入るときにマスクを口に当てられて、部屋に入ってからはずっと着けていました。
ブルールーム自体が逆行空間で、順行の人はそこにある酸素を吸えないのかもしれませんね。
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セイターのクルーズ船内で逆行金塊が運ばれてきたが、あれは金塊で殴られた男が盗んだもの?
→オスロでの飛行機衝突シーンで、マヒアと一緒に飛行機をジャックしためがねのおじさんスパイが、金塊をお一つポッケに入れてくすねていたのを見て、あ!彼なのか?!と思ったのですが、メガネもしてませんでしたしたぶん違いますね。
彼が盗んだっぽい描写ではあったけど、詳細の説明がないのであまり気にしなくて良い要素なのかも。
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セイターから血塗られた金塊を投げ渡されたシーン、主人公が土を採取してたらしい。ほんと?
→金塊が血で濡れた部分を土がこぼれてる床にこすって、血を糊代わりにして土を採取してましたね。
すみません…もしかして、先ほどの殴られ男、この演出の、金塊に血をつけるためだけにセイターに殴られたんでしょうか…?ああ、なんて可哀想な…。
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セイターが未来からの契約書を掘り起こして誰かをスコップで殴り殺すシーン、あれは「生き残った方をアンドレイ・セイターという名の選ばれし者として任命する」と契約書に書かれていて、勝ち残ったセイターが契約書をゲットして今の地位(未来予知と金塊で成り上がる)に就いたということ?
→「生き残ったほうが勝つ」的なことをセイターが言ってたので、そんな気もします。
あと、未来から届いた契約書の箱の中に、金塊も一緒に入ってたのが見えました。
「未来との仲介人になるなら巨万の富を授けよう」的な感じの契約書だったんですかね。
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ベトナムの日まで逆行することになった主人公、ニール、キャット。どの装置で逆行に移動した?
どうやら、大型船のなかに逆行装置があるらしいのですが…劇中、どこかで説明ありましたっけ?
→はっきりと説明はされてないですが、船での移動中に逆行装置で隊員たちが逆行している様子が映っているので、船内に装置があったということですね。
-
ベトナムの日まで逆行しているときに乗っている大型船、あれはテネット手配??
ちゃんとエアロック式の部屋があるので、テネット船ってことですよね。ということは、あの船はテネット軍団を乗せてスタルスク12に向かってるということ?ならキャットは途中のベトナムで降りて、セイターのもとに向かったということですね。
→逆行装置もありますしテネット船ですね。
主人公たちは「14日」で船を降りて、キャットだけはさらに一日さかのぼった13日で順行に切り替えた。
そこから1日かけてベトナムに向かったということですね。どっちにしても飛行機使わないと間に合わなかったわけですけど。
ちなみに、テネット船からベトナムまでの移動については、「手配してある」と主人公が言っていましたね。
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主人公が手を後ろで組んで優雅?に歩いてるシーンの意味が分からなかった。
周りにいる人々は、移動中のテネット軍…ですかね?トレーニングでもしてた感じかな?
→そんな感じで合ってると思います。
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船内でのキャットたちの会話が不明瞭
これは僕の読解力が低くてお恥ずかしいのですが、「オペラ襲撃事件」と「ベトナムの船」と「スタルクス12での大爆発」が同日だ!というところから、最終決戦地を割り出す流れが付いていけず…リベンジします。
→どちらかというと主人公が主導で話を進めていた印象ですね。
このシーンの前に、ある程度情報が集まって確たる仮説が出来上がってた感じがします。
映画の時系列的には、テネット船のシーンの前はプリヤと主人公との会話で、ある程度プリヤから情報提供はされていたので、それをもとに推理したんですかね。
すべてを知っているニールは極力何も知らないふりをしてたので、ニールから主人公に最終決戦地のヒントになる情報はあまり与えてなさそう。
ニールがスタルスクの話をした時も、主人公は不審がっていましたし。
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キャットが言う「ベトナムの日以降セイターは姿を現していない」が理解できていない。
その後イタリアのクルーズ船で、セイターと一緒に過ごしてるんじゃ?主人公と会う日までは現れてないということ??…はい、これも僕の読解力の不足ですね笑
→それで合ってると思います…笑
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オペラ襲撃事件はセイターが仕掛けた?現地政府?
オペラ襲撃事件におけるセイター側の関与具合がよくわからず…。セイターは最後のアルゴリズムを追ってたからその日もオペラ会場にあるアルゴリズムを狙うはずですよね?でもテロは仕組まれていたわけで、襲撃犯と地元突撃隊がグルになって証拠隠滅のため客席を爆破しようとしてるということは・・・?その二者にセイターは関与していない?現地政府が取り戻したアルゴリズムを横取りしようとしたが、上手くいかず、セイターにとってオペラ会場での奪還は失敗に終わったということなんでしょうか。
→オペラ襲撃事件自体は別の組織(現地政府?)と考えるのが自然で、セイターはその騒動に乗じてプルトニウムを横取りしようと考えていた。
ただ、先回りしたCIA(テネット)がセイター部隊に潜入していて、プルトニウムをバンに持ち帰らず下水道脱出チームに託した(→結局地元警察に押収されるが)。という理解です。
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スタルクス12戦、「衝撃波が来るぞ」のあとの大爆発時、ニールの車がロープを引っ張ってるのが映っているらしい
→ロープが見えました!!主人公とアイブスは映っていませんでした。
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ベトナムの日、本来の順行のキャットはセイターに怒って船を降りて、そのあと船にまた戻ったの?飛び降りた女性(逆光で戻ってきた第2キャット)を目撃したのは「船を降りたとき」じゃなかっただろうか??
→一度船を離れて呼び戻されたとき、ですね。
実際にセイターが無線で「息子を連れてこい」と仲間に連絡を入れていました。
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そして、ラストシーン。毎回頭の中を整理するのに追われて最後のセリフを咀嚼できておりません…
→結局今回も頭の中で状況整理タイムが始まってしまって、最後のセリフをいまだに飲み込めていません笑笑
とりあえず、「恐ろしい威力の爆弾が起動しそうだったが、それを防いだ」ということを言っていましたよね。複雑な物語のラストにしてはどうもあのセリフがシンプル過ぎてしまって、逆にしっくりこないんです。行間を読めていないだけなんでしょうか…。
以上、おそらく7割くらいは疑問が解決したんじゃないかと思います!
ただし、再鑑賞によってまたしても気になる点が出てきてしまったので、別記事にてまとめてみようと思います。
観れば観るほど謎が解決し、観れば観るほど謎が増える映画、テネット・・・さすがです。
それでは本日はここまでとします。お読みいただきありがとうございました。
↓前記事
TENET テネットをおかわりする前に疑問点を整理する【ネタバレ】
待ってましたよ、ノーラン最新作。
インセプション、ダークナイトシリーズ、インターステラー、ダンケルク、と公開のたびに映画館に通わされてきたノーラン作品ですが、今回の『テネット』は今までで一番映画館へ観に行くことになりそうです。
見れば見るほど謎が解決し、見れば見るほど謎が生まれる、まさに劇場という場で上映されるべくして上映されている、至極の作品だと思います。
今回はレビューというよりは、今週またおかわりしに行くので、個人的な疑問点や、もう一度しっかり確かめたい!という点を書き記しておこうと思います。
鑑賞後、疑問点が解決したかどうか、解答編というものも載せてみる予定です。
はい、予告編も貼っておきます。
僕は初回鑑賞にあたって、何パターンかある公式予告編も、観る種類を最小限にとどめ、解説ブログやレビューもいっさい見ないようにしてまっさらな状態で鑑賞しました。
…結果、
わけが分からない
で終わったのですが(おい)、2回目までは予習なしで観てみるのがおすすめです。
その後いろいろな記事や友人の話などで学習し、そのうえで疑問として残っている部分を以下に挙げてみます。
もしかしたら、同じ疑問を持っている方もいるかもしれませんね。
では、(以下、ネタバレです)
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回文は他にも存在するのか?
(難易度:ハイパーレベル。)Opera↔Arepo、Sator↔RotasとTENET、までは各方面で解説されているが、実はほかにもあったり・・・?
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主人公初登場シーン、あれ何やってる?
名もなき男の初登場シーン(CIA車両内で運転手が「アメリカ人を起こせ」と言って、名もなき男が睨み付けるように反応する場面)がめちゃめちゃ好きなんですけど、あれ、主人公何やってるんですかね…?銃弾を「ピシィッ」と上にはじいてキャッチしてるようには見えるんですが、ただ手で弾いてるだけ?なにか軍人特有の手癖みたいなやつなんでしょうか、、、もう一回ちゃんと確かめてきます。
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オペラ襲撃事件時、突撃前に映るドライバーが主人公に拷問する人?
オペラ襲撃事件での最後の大爆発→主人公とCIA潜入スパイ(政府高官みたいな人)が車に飛び乗る→誰かにつかまる→で、次のシーンには列車基地で椅子に縛り付けられてるわけですよ。そのとき拷問して主人公の歯を楽しそうに抜いている彼。この彼が主人公初登場シーンで主人公を起こす運転手だという情報を見たのですが、本当なのか?そうだとしたらCIA側の人間ってことになりますよね。
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オペラ襲撃事件時、CIA潜入スパイが着替えたシーンが不明瞭
服を別の人と交換してる?だとすると衣装チェンジでCIA潜入スパイの(政府高官的な)衣装を着た人は、身代わりということなんでしょうか…?
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風車での1シーン、なにか伏線はある?
このシーンの解説をあまり見かけないので、なんとなく気になっているんです。意外と風車内の部屋の中に物がいろいろと置いてあったので、その後のシーンにつながるようなアイテムがあったりしそうな気がしています。目を丸くして観てきます。
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博士の研究所、黒電話や紙の資料しか無いらしい
いろいろな解説で拝見したのですが、逆行物質を研究している博士の研究室には、パソコンやスマホといった電子機器がなく、黒電話や紙の資料ばかりらしいです。この部屋は細かいところにいろいろなヒントがありそうなので、じっくり見たいですね。ホワイトボードにマクスウェルの悪魔の図が載ってるのは…考えてもわからないので、気にしないことにします(典型的な文系人間)!!
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ニール初登場シーン、彼の表情どんなだろ
本作最大の胸アツポイントであるニールの存在ですが、ムンバイのヨットハーバーでの初登場シーンは物語のラストを踏まえたうえで改めて観察してみたいですね。ここでのミーティングが、ニールにとっては、何年もの孤独な逆行生活を経ての主人公との久しぶりの再会なわけですよね。僕だったらその時点で男泣きしちゃうなぁ…。
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カーチェイスシーン、主人公がプルトニウムの箱をセイターに投げるとき、箱の中身を抜くところは映ってる?
幸い、カーチェイスシーンはそれほど苦戦せず理解できたのですが、細かいところがハッキリしてないですね。プルトニウム(アルゴリズム部品)を箱から抜いてからセイターに投げてるところは順行視点時に描写されてるのか?気になります。
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順行主人公がプルトニウムを逆行主人公の車に投げ入れるとき、順行主人公は逆行主人公を認識してる?
これ、セイターが車に火をつける前に「挟み撃ち作戦か」って言ってたと思うんですけど、本人(名もなき男)、、、その認識ありました?なかったよね?たまたまよね?じゃないと順行主人公が箱をセイターに投げる時点で未来の(逆行して合流する)自分の行動が分かってしまうことになるので、辻褄が合わなくなります。テキトーに投げ入れた車が、実はのちに逆行してくる自分の運転する車だった、というミラクル!という理解で良いのでしょうか…
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プルトニウムが逆行主人公の車の中に投げ入れられたとき、やたらガンガン車内をバウンドしてたけど、あれはどういうこと?
順行の主人公が投げた順行のプルトニウムが逆行視点の主人公には、あんな感じに見える、というただそれだけの話ですかね?逆行主人公にとっては、「車の中にプルトニウムが落ちてる」⇒「投げ入れられた衝撃でガンガンバウンドする」⇒「車外に放り出され順行主人公の箱の中に吸い込まれる」という時系列になるんですよね。
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キャットが捕まって主人公に尋問をするシーン、あの会話はどうやって成立してる?
セイターの言ったことを逆再生してるのか?あのシーン、セリフがごっちゃごっちゃして気持ち悪いですよね。セイターの発言の順番が、逆行視点では逆になっているのは分かるんですが、逆行の人がしゃべったらふつう順行の人は逆再生のようになって聞き取れないですよね?どうにかしてその音声をさらに逆再生して、順行側に聞き取れるようにしてるんだと思うんですが、まだ理解が足りないですね…。
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キャットが捕まってブルールームにいるとき、セイターがキャットに酸素マスクをあててるのはなぜ?
この時キャットは順行だから酸素も吸えるし、マスク不要では?これは、キャットがどこからどこまでマスクを着けていたかを注目して観たらわかるような気がしています。
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セイターのクルーズ船内で逆行金塊が運ばれてきたが、あれは金塊で殴られた男が盗んだもの?
あの殴られる彼は、ヘリから降りる時点でセイター部下に乱暴に引きずられてたような気がするので、盗んだのがバレて連行されてきたということですかね。それにしてもポケットから金塊を出すときの彼の表情・・・・先生に怒られる直前の中学生みたいでかわいかった…笑(教師役のセイター鬼すぎるけども)
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セイターから血塗られた金塊を投げ渡されたシーン、主人公が土を採取してたらしい。ほんと?
たしかにあのシーン、主人公ちょっとドタバタしてますよね。そんな小技を決めていたなんて…しかと見届けねば。そのあとの主人公とニールの、土の解析の話につながるわけですよね。
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セイターが未来からの契約書を掘り起こして誰かをスコップで殴り殺すシーン、あれは「生き残った方をアンドレイ・セイターという名の選ばれし者として任命する」と契約書に書かれていて、勝ち残ったセイターが契約書をゲットして今の地位(未来予知と金塊で成り上がる)に就いたということ?
この部分もあまり解説がなくて一人でモヤモヤしてるポイントです。契約書にセイターの名があったのは、未来人が、セイターがスタルクスで働いていたことを記録で調べていたという話であれば納得はできるんですが、あのシーンで誰かを殴り倒してる場面がよく分からなくて…もともとスタルスクで働いてたのはセイター一人のはずですしね。
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ベトナムの日まで逆行することになった主人公、ニール、キャット。どの装置で逆行に移動した?
どうやら、大型船のなかに逆行装置があるらしいのですが…このあたりの理解度が低すぎてヤバいです…でも船内に装置があるなら以下の疑問点もだいぶ解決しますね。劇中、どこかで説明ありましたっけ?
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ベトナムの日まで逆行しているときに乗っている大型船、あれはテネット手配??
ちゃんとエアロック式の部屋があるので、テネット船ってことですよね、きっとね。ということは、あの船はテネット軍団を乗せてスタルスク12に向かってるということ?ならキャットは途中のベトナムで降りて、セイターのもとに向かったということですね。フィンランド→ベトナム→ロシア、ってどえらい長距離の船旅ですよね。ユーラシア大陸往復してる!(え?ロシアからベトナムまで飛行機で行ったんじゃないかって?…あ…。)
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主人公が手を後ろで組んで優雅?に歩いてるシーンの意味が分からなかった。
周りにいる人々は、移動中のテネット軍…ですかね?トレーニングでもしてた感じかな?
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船内でのキャットたちの会話が不明瞭
これは僕の読解力が低くてお恥ずかしいのですが、「オペラ襲撃事件」と「ベトナムの船」と「スタルクス12での大爆発」が同日だ!というところから、最終決戦地を割り出す流れが付いていけず…リベンジします。
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キャットが言う「ベトナムの日以降セイターは姿を現していない」が理解できていない。
その後イタリアのクルーズ船で、セイターと一緒に過ごしてるんじゃ?主人公と会う日までは現れてないということ??…はい、これも僕の読解力の不足ですね笑
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ベトナムの日まで遡ったキャットは、どの装置で順行に戻った?
先ほども出ましたが、テネット大型船のなかに装置があるなら納得です。
-
オペラ襲撃事件はセイターが仕掛けた?現地政府?
オペラ襲撃事件におけるセイター側の関与具合がよくわからず…。セイターは最後のアルゴリズムを追ってたからその日もオペラ会場にあるアルゴリズムを狙うはずですよね?でもテロは仕組まれていたわけで、襲撃犯と地元突撃隊がグルになって証拠隠滅のため客席を爆破しようとしてるということは・・・?その二者にセイターは関与していない?現地政府が取り戻したアルゴリズムを横取りしようとしたが、上手くいかず、セイターにとってオペラ会場での奪還は失敗に終わったということなんでしょうか。
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スタルクス12戦、「衝撃波が来るぞ」のあとの大爆発時、ニールの車がロープを引っ張ってるのが映っているらしい
これを知った瞬間、鳥肌が立ちましたね。はやく大画面で確かめたいです…!
-
ベトナムの日、本来の順行のキャットはセイターに怒って船を降りて、そのあと船にまた戻ったの?飛び降りた女性(逆光で戻ってきた第2キャット)を目撃したのは「船を降りたとき」じゃなかっただろうか??
これは物語序盤のレストランでキャットが話している内容をもう一度ちゃんと聞けば、前後関係が整理できそうです。
-
そして、ラストシーン。毎回頭の中を整理するのに追われて最後のセリフを咀嚼できておりません…
…はい、がんばりましょう。
以上、挙げてみるとけっこうありましたね。
答え合わせをするために観に行くというのは、心持ちが変わってこれまた面白いものです。
これを読んだ方が、『テネット』の内容の理解の助けに…は、一切なっていないと思いますが(笑)、「また観に行きたい!」というモチベーションを掻き立てられていたら、とっても幸いです。
最後まで読んでいただき有難うございました!
オフィシャルサイト:http://tenet-movie.jp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/TENETJP