美澄さくらです。









2019年3月9日(土)、


わたしは某ホテルで号泣していた。








その数十分前、


目の前にいる占い師に明るい口調でこんな質問をした。






「側からみると順風満帆な人生と言われるんですけど


なんかいつももうちょっとなんです。




お金に困らないけど大金があるわけではないし、


家はあるけど大豪邸じゃないし、


子供も2人いて悪い母ではないけどいい母でもないです。




どうしたらもっと流れが良くなりますか?」







今のような仕事をしておいてなんだが、



わたしは昔から占いというものに興味がなく


"占い師"に占ってもらうのはこれが初めてだった。








雑誌の後ろに書いてある星占い的なアドバイスがもらえるかと思いきや、



2、3言葉を交わした後


その占い師は鮮やかにタロットカードを展開しながらわたしが想像もしていなかった言葉を発した。










「誰に分かってくれない。誰にも愛されてないって思ってるね。」








家族と仲が良く父母ともに愛してくれている。





そう思っていたはずなのに


その一言があまりにも衝撃的すぎて、


そしてあまりにも図星すぎて、



冒頭のとおりわたしは大号泣したのだった。









わたしはずっと愛されていた。



しかしそれは「満たされ愛されている自分」を演じ続けてきただけだということにその時初めて気付いたのだ。





あの涙はやっと本当の声に気付けた安堵感だった。





そしてそれが繁栄のスイッチがオンに切り替わった瞬間でもあった。





(実際現在進行形で溺愛されているのだが妹と比較して相当に拗らせていた。


この件についてはすでに解決済みである。)










少し話は変わるが、



朝ドラ『ごちそうさん』で主人公にいじわるする義姉役を演じた女優のキムラ緑子さんが


テレビのインタビューでこんなことを話していた。








「ごちそうさん以降、


近所の人が話してくれなくなったり


地元の人からそんないじわるな人だと思わなかったと言われたり


街で嫌味を言われたりするんです。」







緑子さんはいじわるな義姉役を演じていただけなのに


その役柄が緑子さんそのものだと勘違いした人が多くいた。






「本当のわたしは違うんですけどね…」



と寂しそうな表情をされていたことを思い出す。









テレビドラマだと分かっていても


それがフィクションであると分かっていても



人間は目に見えているものだけを判断材料にしてしまう。










そう考えたとき、



わたしが抱えてきた「誰もわたしをわかってくれない」という気持ちは



わたし自身が本音を無視して世間一般の"シアワセナオンナ"を演じてきたことの代償なのだと思った。








シアワセナオンナを演じているわたしを見て


多くの人がわたしのことをシアワセナオンナだと認識していただろう。








当たり前だ。



わたしが望んでその役を演じていたのだから。


ある意味わたしは名女優なのである









なのに「分かってくれない」とは何事か。




分かってもらう努力を怠り拗ねていたのはわたしだった。










そこから今日までコツコツ自分の本音を聞いてきた。





「本当はどうしたい?」という問いに答えられなかったとき、


こんなに自分のことを無視してきたのかと驚いた。









何度も何度も転覆して溺れながらも大きな波を乗り越え、


やっと自分に対する絶対的な信頼感を育てることが出来た。









あんなにシアワセナオンナだと他人に思われることにこだわっていたのに


そう思われるために生きていたようなものなのに、




今はそんなことにこだわっていた自分が可愛く思えるほど


わたしにとって「人からどう見られるか?」は重要なことではなくなった。





とはいえいろんな人から褒めてもらったこの写真を嬉しがって何度も載せるあたり、わたしも人間なのである








本当の自分を生きることは勇気がいる。






怖いこともたくさんあるし


わたしも何度泣いて絶望したか分からない。






何も主張せず他人に迎合した方が楽なのだ。









しかし



本当の自分で生きる世界は


想像の何倍も愛に満ちていて


想像の何倍も優しくて


想像の何倍も豊かだった。








こっちの方が幸せ、とは言わない。




シアワセナオンナを演じていたあの日々も


今のわたしにとっては愛おしく幸せな日々だったから。









でも、これからの時代、



役を演じることに窮屈さや違和感を覚える人が増えていく。






無価値感や満たされていない感覚が浮き彫りになっていく。








その時あなたは何を感じるだろうか。








あなたがそれを絶望ではなく喜びだと思えるように


これからもわたしは真理を伝えていきたいと思う。







それが本当のわたしがやりたいことだから。






『【募集中】世界一簡単な現実創造アカデミー開講のお知らせ』美澄さくらです。         ついに始動します。      現実創造オタクが暑苦しく♡お届けする   世界一簡単な現実創造アカデミー Materializ…リンクameblo.jp


♡願いの叶え方講座inブログ♡