建築知識経験がまったくない素人がセルフビルドで”四畳半ハウス”の制作備忘録をブログで紹介しております。
検索ワードで当ブログに辿り着かれた方は、恐らくDIY好きで自身で小屋を建ててみようとされていると思いますが、一つでもアイデアが参考になっていただければ幸いです。
但し、くれぐれも自己責任でお願いいたしますm(__)m
【序章】まえがき
【第1章】ブロック基礎
【第2章】樹脂パレット土台
【第3章】外壁カバー工法内壁化
【第4章】角パイプ躯体工事
【第5章】片流れ屋根工事①
【第5章】片流れ屋根工事②
【第5章】片流れ屋根工事③
【第6章】天井・壁軽天工事
【第7章】内装天井
【第8章】床下地
【第9章】内壁下地①
【第9章】内壁下地②換気扇排気ダクト
下記の写真は、この”四畳半ハウス”を建設し始めた頃の写真となります。
右に見えるドアは、キッチンからの勝手口です。
中央に見える黒いボックスは厨房換気扇カバーとなります。
換気扇からは、当然調理の臭いや煙などが排出されてきます。
このままでは”四畳半ハウス”の室内は、常に臭いに悩まされることになってしまうので外部に排出する必要があります。
ホムセンの空調部品などを扱っているコーナーで、ニップル150φ(継ぎ配管)を2個購入しました。
写真を撮り忘れましたが、空調ダクト150φも同時に購入しました。
換気扇カバーの内寸が、300mm角だったので廃材より300角にカットした合板の中心にニップルを合わせて墨出しします。
当初、手鋸でカットしようと思っていたので、複数のドリル穴を開けてしまいましたが、ジグソーを持っていたことをすっかり忘れていました(;^_^A
ジグソーだったら1ケ所ドリル穴開けていれば、円形に切り出すことができます。
ニップル150φをはめ込む穴が開きました。
ニップルの片側は、放射線状になるように金切バサミで切り込みを入れました。
特に寸法を測ったわけではなく、おおよそ30mmピッチくらいになるようにカットしています。
150φの穴を開けた合板にニップルを貫通させ、裏側は放射線状に刻み込んだ面をハンマーで叩きなるべくフラットになるようにしました。
そして、表より8ケ所ほどビス止め。
一度、換気扇カバーにはめ込み位置調整などを行います。
外部排気側の”四畳半ハウス”内壁下地のケイカル板にも同じようにニップル150φを通す穴を開けます。
ケイカル板を内壁に取付する前に貫通させておかないと大変面倒な作業となりますので注意が必要です。
ケイカル板の屋外側からもう一つのニップル150φを貫通させます。
木目むき出しだとあまりにも手作りっぽいし、湿気による劣化を少しでも軽減させるためにラッカーを吹きました。果たしてどれくらい耐久するものなのか?
ニップルの縁には安物のアクリルシーリング材を充填。
排気漏れチェックをしましたが、大丈夫そうでした。
アルミ空調ダクトを手曲げして90度エルボのような形状にしました。
ニップルとニップルの間に、アルミ空調ダクトを繋げます。
最後に隙間をコーキング材で埋めるか迷いましたが、合板の耐久性も怪しいのでアルミテープで止めました。
【第9章】内壁下地②換気扇排気ダクトで掛かった費用
・ ニップル150φ 2個@284円
・ アルミ空調ダクト150φ 1,078円
・ 11.5mm厚合板300角 廃材利用
・ ケイカル板三六判 2枚@877円
※ あくまで内壁下地②で使用した枚数なので合計数は異なります。
・ アクリルラッカーツヤなし黒 在庫使用
・ アクリルシーリング材 @498円
・ 軽天ビス 3.5φ×32 在庫使用
合計: 3,898円
<使用工具>
・ インパクトドリル
・ ジグソー
・ 金切バサミ
・ L型スケール
・ Fクランプ
<作業時間>
約2時間