僕の勤めている予備校は,今週で1学期の授業が終わります.
すでに一部の夏期講習は始まっていますが,僕は来週の後半から夏期講習の指導に入ります.
受験生にとっては,「夏休みの過ごし方が大切」と言われますよね.
その過ごし方によって,秋以降の成績の伸び方が変わってくるのは事実です.
だから,生徒たちには,過ごし方のポイントは話します.
そして,少しはっぱをかけます(笑)
でもね…
これは生徒には言わないことですが…
その人にとって必要なことは,ちゃんと受け取れるんです.
ただ,頭では100受け取りたいと思っていても
潜在意識の方が抵抗して,40しか受け取らないこともあります.
つまり,その人にとっては40が必要な量だったということです.
また,今は受け取らなくても,後から受け取ることになっている場合もあります.
潜在意識の抵抗とは
できる自分になりたくない
(ダメな自分でいたい)
劣等感を感じていたい
(それを原動力にしたい,誰かのせいにしておきたい)
努力しても成績が伸びないのが怖い
(挫折したくない,バカにされたくない)
自分の立ち位置を変えたくない
(今の環境が心地よい,環境を変えたくない)
など…
心の奥底で感じていることって,普段は自覚してませんし
彼らにとって,潜在意識の話なんて,今は必要無いことだと思っています.
それに,頭では「できるようになりたい」と皆が思っていますから.
だから,そういう話は生徒にはしないのです.
もちろん,僕の考え方なので,それを採用するかは親御さんしだいですが
子供を見守る親,特に,不登校の受験生の子供をもつ親御さんには
「必要なものは必ず受け取れる」
そういう見方もあると,知っておいて欲しいなと思うのです.
まだ充電できていないような状態で,勉強もままならない
そんな子供を見て,心がざわつくこともあると思います.
でも,今の状態は,子供が生まれる前から魂にセットしてきたことです.
そして,何よりも,親が「必要と感じる勉強量」と子供のソレは違います.
今はたくさん受け取れなくても
数年後,他の人以上に,たくさんのことを受け取ることだってあるのです.
ただ,そのためには,子供が受け取れる態勢になることが大切.
言うまでもなく,充電できて,自ら動き出そうとする状態です.
勉強よりも,そっちが優先です.
その人の人生において,必要なものは必ず受け取れる!
ただ,必要なものでも,必要性を感じる時期,「受け取る」と決める時期が
人によって違うのです.
もちろん,あなただって受け取っているし,これからも受け取れるんですよ.
そして…
「自分自身,今までちゃんと受けってきた」ことが腑に落ちると
「子供だって,受け取れる」と信じられるようになれますから.
必ず,出口はあります.
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