不登校 家の居心地とゲームの関係② | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

まさです.
 

 

 

 

****************

 

前回のブログのつづきになります.

 

 

まだ読んでない方は,ぜひ先に読んでくださいね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームばかりしているから,家の居心地が良くなるわけじゃなくて

 

 

先に居心地の良さがあって,その中でゲーム(楽しいこと,ワクワクすること)に集中するから,さらに子供は充電されていく

 

 

その先に,純粋な欲求「学びたい」「人とつながりたい」がある

 

 

 

 

という話でした.

 

 

 

 

 

 

 

そこで,「僕ら親にできることは何か?」というのが,今日の話です.

 

 

 

 

 

 

親に僕らにできること,それは

 


まずは,親の僕らが,自分で自分を満たすことです.

 

 

子供ではなく,まずは自分です.

 

 

子供に対してアプローチするのは,お勧めしません.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも,居心地の良さを感じていない環境で,僕ら親が何か働きかけても,子供は聞く耳を持たないのではないでしょうか?


さらに言えば,働きかける前提が,自分のモヤモヤ,不安をどうにかしたいからじゃありませんか?

 

 

となると,子供への働きかけは,単なるコントロールでしかないので

 

 

さらに子供のエネルギーを奪ってしまうことになると思います.

 

 

エネルギーを奪えば,エネルギーを奪われる出来事が起こります.

 

 

つまり,さらにモヤモヤ,不安を感じる出来事が起こるでしょう.

 

 

これが,子供にアプローチすることをお勧めしない理由です.

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ,なぜ親は,自分を満たすことが大切なのでしょうか?







子供のエネルギーが枯渇して動けなくなる場合の多くが


親がエネルギーを奪っています.
自戒を込めて言ってます


もちろん,無意識です.無意識に奪っています.

 

 

なぜそんなことをするのかというと,自分の心にぽっかりと穴があるからです.


そして,無意識に,人は自分の心の穴(=欠乏感)を埋めたいと考えるんです.


その穴を埋めるために,エネルギーをもらえそうな相手として,無意識に一番弱い対象を選びます.


親の場合であれば,その対象の多くが自分の子供です.







マイルールや自分の価値観を押し付けたり


不安や心配が強すぎて,過干渉になったり


親が思う通りに行動させようとしたり.







もちろん,親からすれば愛情です.

 

 

子供がちゃんとできるように

 

 

子供が傷つかないように

 

 

子供が恥をかかないように

 

 

子供が自信を持てるように

 

 

子供が自立できるように

 

 

子供が○○なるように…

 

 

と,子供のためを思う愛情でしょう.






でも,それは,「子供が○○ならないと大変なことになる」という思い込みからくる

 


不安や恐怖がベースの,マイナスのフィルターを通した愛情なんですね.


結局は,子供が○○なることで,自分を安心させたいという親のエゴでもあります.

 

 

 

 



 

子供が自分の希望通りに成長したり,子供が周りから称賛されたり

 

 

「●●ちゃん,すごいね」とママ友から言われたかったり

 

 

子供がどうにかなることで,自分の心の穴を埋めようとすることを

 

 

僕ら親は,無意識に,無自覚にしています.

 

 

つまり,自分の心が満たされる材料を,子供に委ねてしまうんです.

 

 

自分の人生を子供に背負わせることで,子供からエネルギーを奪ってしまうのです.

 

 

 

 

 

また,子供を必要以上に守ろうとしたり,コントロールすることで

 

 

子供が○○ならないことから何かを学ぶ,成長の機会を奪うことにもなるかもしれません.

 

 

 

 

 

 

 

そのループから抜け出すには,つまり

 

 

子供に自分の安心を委ねず,自分の心の穴は自分で埋める

 

 

自分のことは自分で満たす



コレをしていくことが,子供のエネルギーを奪わなくなることにつながるのです.








自分で自分を満たせるようになると,他人に自分の心の主導権を渡すことが無くなります.

 

 

つまり,自分で自分の機嫌をとれるようになるんですね.

 

 

それが自己信頼につながります.






自分を信頼できるから,他者のことも信頼できるようになれます.


そうなると,いい意味で子供に対して無関心になれて

 

 

子供と,程よい距離感を保てるようになります.これが境界線です.

 

 

したがって,信頼,応援,共感などの,プラスのフィルターを通した愛情で
 

 

「ありのままの子供を受け入れてみる」ができるようになってきます.







自分を満たすってなに?





これは,単にテンションが上がることをすることじゃありません.


もちろん,それで満たされる部分もあるかもしれませんが,僕が言う自分を満たすは






自分の感じていることを,ちゃんと自分がわかってあげる


他者に言いたいことも,心の中ですべて肯定してあげる


感情を感じてあげる,自分のネガティブ感情もすべて受け入れてあげる


親に対する未消化の思いを,解放してあげる


出来事を客観的に見て,勘違いなどあれば記憶を書き換えて,自分の心の傷を癒し,自分を安心させてあげる


このような作業を繰り返すことで,心の器を育て,心の中に安心領域を作っていく

 

 

 

 

 

 

これが,『自分を満たす』です.





そうやって,自分を満たしていくことで,他者に求めることが無くなります.


他者をコントロールしたくてたまらなくなることも激減します.


つまりは,他者からエネルギーを奪うことが減ってくるので


マイナス意識のループから抜け出すことができます.



 

 

 

これが,親が子供からエネルギーを奪わなくなる最短距離.

 

 

 

 

 

 

必ず,出口はあります.

 

 

 

 

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