息子の不登校からわかったことは
草花を育てることと子育ては,根本は同じだということ.
植物は,必要以上に水や肥料を与えてもうまく育たないように
子供も,先回りして,良かれと思って,準備したり整えてあげても功を奏すとは限りません.
逆に,子供から,「自ら考える力」を奪い続けることになってしまいます.
草花を育てるとき,あれこれいじくりまわすと枯れてしまうのは
自分で育とうとするエネルギーを植物から奪ってしまうから.
子育ても,アレコレ子供に干渉しすぎると,子供がイライラし,無気力になり,欲求が湧かなくなるのは
自分で考えてやってみようとするエネルギーを,子供から奪ってしまうから.
そして,両者に共通するのは,不安,心配といったマイナスの意識がベースにあることです.
マイナスの意識がベースにあると,どうしてもマイナスエネルギーのやり取りになってしまいます.
それよりも,子供の思いを尊重して
子供が思うようにやらせてみて
時には失敗して
そこから学び,成功につながる経験をさせてあげた方が
子供のためになるし,子供は自らの行動に責任を持つようになります.
次はどうしようかと自分で考えるようになります.
もちろん,成功とか失敗とかとは関係ない日常の選択も
すべて任せてあげるといいですよ.
親が黙り,子供に任せ続けると
子供の親に対する見方が,いい方向に変わってきますから.
(つまり,健全な親子関係が構築されていくということ)
さらに,その状態の中で,親が
「いつでもサポートはするから,そのときは言ってね」というスタンスで見守っていたら
本当に困ったとき,きっと子供の方から声をかけてきますよ.
自分が必要と感じたときに,親にサポートしてもらう経験を通して
子供は,自分の目的を達成するために,人に頼ることも覚えていきます.
子供は大切だから,どうしても手をかけたくなっちゃいますよね.
でも,求められてないことまでしすぎると,逆にエネルギーを奪ってしまうことになりますから
望まない方向に行ってしまう可能性が高いですから,気をつけましょうね.
そのときは,ちゃんとそういう出来事が起きますから,うまく修正していきましょう.
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