何か新しいことを始める,一歩踏み出すときって,誰だって不安はあると思います.
もちろん,不安よりもワクワクの方が大きいこともあるだろうけど
不安がゼロって,なかなか無いと思いませんか?
今まで家にいる時間が多かった子供が,一歩踏み出そうとするとき
それを見て,親が不安に思うことって,よくあることだと思います.
うれしい反面,不安や心配があるのも事実ではありませんか?
うまくやっていけるのだろうか…
友達はできるだろうか…
また,動けなくなってしまったりしないだろうか…
でも,きっと本人だって不安を持っているはずで,それをわかった上で,一歩踏み出そうとしていると思うのです.
そして,忘れちゃいけないのは
人は不安があっても前に進めるということ.
不安をすべて取り除いてから,前に進むのではありません.
にもかかわらず,子供が一歩踏み出そうとするとき
僕ら親にはどうすることもできない「子供の不安」
僕ら親が背負う必要のない「子供の不安」
これらを妄想し,頼まれてもないのに,子供の不安をあれやこれやと取り除こうとすると
子供の「やってみよう」とする欲求を摘み
その子の課題を奪うことになるので
その時は不安が回避できたとしても,必ず似たシチュエーションが用意されるものです.
なぜなら,それはその子が乗り越える人生の課題だから.
だからと言って,全く手を貸さないということではなく
頼まれたことであれば,できる限りのサポートをしてあげればいいと思います.
それは,子供を応援する思いだから.
要は,僕ら親の行動が
心配や不安の意識からなのか
応援や信頼の意識からなのか
これが大切だと思うのです.
行動してみて,やっぱりしんどかったら,また立ち止まればいいわけで
そして,行動してみて,何を感じるかで,自分はどうしたいかを決めればいいし
それが,本人の成長につながります.
親が不安に飲み込まれそうなとき
親は口に出さずとも,無意識に不安のオーラを出しまくっているものです.
そして,それはほぼ子供に伝わると思っていいでしょう.
なぜなら,相手に伝わるのは,言動ではなくて意識だから.
もちろん,不安になっちゃいけないということではありません.
大切なことは,親の不安と子供の不安,これらは切り離すこと.
親が,子供をコントロールすることで,自分の不安をどうにかしようとするから,おかしな方向に進んでいくのだから.
親の不安は,親の課題であって,親が自分で解決するもの.
だから,その揺れている心を整えるための行動をすればいいだけ.
皆さんは,それを知りたいから,ブログを読んでいるのではないでしょうか?
「これかも?」と思うことを,勇気をもって,どんどんやってみればいいんです.
成功とか失敗とか,結果に執着せず,自分にどんどんやってあげればいいんです.
それが自分を信頼するということ.
自分を信頼できなきゃ,子供を信頼することはできません.
結果にフォーカスするから,不安や心配が大きくなるのだから.
そして,「勇気をもってやってみる」という意識が,周りにも伝わるんじゃないかな.
僕ら親がどうにかするのは,子供の不安を取り除くことではなく
自分の不安を少しでも和らげてあげること.
ゼロにしなくてもいい!
自分をどうにかしてあげること.
必ず出口はあります.
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