Dream State『Primrose Path』UNFDからUKオルタナ/ポスコアデビュー! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
以前、何かの記事でチラッと取り上げた
 
Rivals が先月、シングル"Supernova" をリリース。
 
先行シングルカット、EPが11/8にリリースされるみたいですね。
 
やっぱ良いな、好みです。
 
EPリリース時にはレビューもしてみようかね。
 
EPの収録曲が5曲以上なら
 
どうも、トトです。
 
 
 
粛々と10月リリース作品をレビューしていきましょう。
 
次のライブもすぐそこに迫ってるワケですしね。
 
とは曲数の少ないEPを続けてレビューすると
 
倍近い曲数のあるフルアルバムのレビューはだるくなる…笑
 
さて、本日取り上げるバンドも
 
今年、何度目かわからないブログ初登場バンド。
 
そして女性ボーカルバンド。
 
かなり注目を浴びたと思われる曲もあるので
 
知ってる人も多いかもしれませんが…
 
そんなバンドはこちら!
 
 
 
 
Dream State『Primrose Path』
01. Made Up Smile
02. Are You Ready To Live?
03. Hand In Hand
06. Spitting Lies
07. Out Of The Blue
08. Chapters
10. I Feel It Too
 
 
 
 
UK発のオルタナロック/ポスコアバンド、
 
Dream State が10/18、UNFD からデビューアルバム
 
Primrose Path をリリースしました。
 
 
叙情コア系御用達YouTubeチャンネル
 
Dreambound から2年前にUPされていた"White Lies"
 
 
これが現在までに1,000万回再生超えの大ヒット!
 
一時期、YouTubeアプリを起ち上げる度に
 
トップに出てきていたのを思い出します。
 
そのバンドが遂に1stフルアルバムをリリース。
 
1,000万超えは伊達じゃない
 
ってことを見せてもらいましょう。
 
 
 
 
Made Up Smile
時計の針音が徐々に早くなっていくようなSEから
vo/CJ の美声で幕を開ける1曲目。
そのCJのGo!!! から打ち込み要素を取り入れた、
バンドサウンドを展開し、歌唱パートは静に。
サビでは再び打ち込みサウンドを使用し、
アップテンポでエモーショナルなロックを披露。
ラストサビ前にはCJ の咆哮が響き、
サウンドもポスコア的な展開を見せます。
女性ボーカルバンド故のエモーショナルさはありつつ、
迫力のあるシャウトやクールなバンドサウンド、
なかなかにカッコいい音楽してます。
1曲目から5分超えのトラックだったものの、
バンドの音楽性を知るには十分な曲でした。
 
 
Are You Ready To Live?
2曲目はのっけから疾走感のある、
アップテンポなサウンドで展開する曲です。
アルバム序盤、ライブ序盤を大いに盛り上げられる
勢いのある曲ですね。とてもワタシ好み。
これが1曲目でも全然アリだと思えるくらい。
 
 
Hand In Hand
静かな歌い始めから、シンガロングパート
fighting for our lives!!
と、声量多めでスタートする3曲目。
前曲から一転、ミドルテンポで進行していき、
2コーラス目にはgt/Rhys のボーカルも。
彼のボーカルも、もっと起用してもいいのでは?
と思っていると、ラストサビ前にブレイクダウンを入れ
エモーショナルな雰囲気でラストサビを歌いきります。
 
 
Open Windows
4曲目は、今作リリース2ヶ月前に公開されたMV曲。
Listen!! と、冒頭からいきなり聴け!からの
再び勢いのあるアップテンポなクールサウンド。
サビ前には再度Listen!! から入り、
Hey!! とシンガロングできるパートも備えています。
そしてこの曲でも、CJ のシャウト&ブレイクダウンを展開。
オルタナロックがメインの音楽性だと思うけど、
そこにこういったポスコアの要素を入れてくるのが
このバンドの強みなのかも。
 
 
Twenty Letters
続く5曲目もMV曲。
こちらはリリース2日前に公開されています。
ここまで勢いのある曲と、ミドルテンポな曲、
交互に収録していますが、そのパターンに漏れず、
この曲ではミドルテンポな曲を展開しています。
しかし、所々に入るCJ の泣きのシャウトや、
ヘヴィなリフを弾くギター、
曲の雰囲気を底上げする打ち込みサウンド、
ただの聴かせる曲で終わらせません。
 
 
Spitting Lies
と、なると6曲目はやはりアップテンポナンバー。
個人的に聴いてて心地良いのは、やっぱこっち寄り。
そして女性ボーカルの前に、UKのバンドですしね。
その手のエモーショナルさもしっかり展開。
ラウドなサウンドを出しつつ、エモーショナル…
Lostprophets あたりが浮かんでくるなぁ。
 
 
Out Of The Blue
ここまでのパターンをぶち壊し、2曲続けて
アップテンポな曲で来た7曲目。
ここでは頭っからヘヴィサウンドを展開し、
バンドの持つポスコア要素を存分に感じられます。
CJ のシャウトも多く、Rhys のコーラス的クリーン、
ヘヴィなサウンドに、ブレイクダウンへの入り方…etc
今作でいちばんポスコアしてる曲だと思います。
Σd(・∀・)イィネ!!
 
 
Chapters
8曲目は、ここでまさかのRhys からの歌い出し。
というか、この曲でのメインボーカルを務めます。
なんだ、やっぱりRhys イケるやん!
2コーラス目のサビではCJ をメインに押し、
そこから先は2人のツインボーカルが光る、
至極のエモーショナルナンバーに仕上がっています。
やっぱRhys パートもっと増やした方が良くねぇ?笑
 
 
Primrose
9曲目は今作で最初に公開されたMV曲。
タイトル的にはこれが今作のタイトルトラックかな?
ここでは1曲目同様、打ち込みサウンドを上手く取り入れ
勢いのあるアップテンポナンバーを展開。
それでいて、2コーラス目は速攻で
ポスコアパートに入るのがアツいっすね。
タイトルトラックだけあって、今作の中でも
けっこう耳に残るメロディを展開していて、
個人的にも今作で上位で好きですね。
 
 
I Feel It Too
ラスト10曲目は、何故かド頭から
coldrainの"COEXIST"が浮かんできました。
ホントにド頭だけで、あとはそんなことないですが。
肝心の中身はというと、静と動のパートを組み合わせた
オルタナロックも、ポスコアも、両方を感じる
ここまでの曲の総まとめって感じのする曲でした。
And I'm just worried I'm gonna be like you
Because I'm starting to feel it too...
と、語り調な部分を最後に、余韻たっぷりの
長めのアウトロで締めます。
 
 
 
 
以上、
 
Dream StatePrimrose Path
 
でした。
 
たとえ1曲だけとはいえ、
 
1,000万再生超えを達成したバンドのデビュー作、
 
なかなかに良さげなアルバムでした。
 
少しハスキー寄りな女性ボーカルCJ
 
やはり女性ボーカルってことで、聴きやすさと
 
エモーショナルさは十分。
 
そこにUKバンドらしいエモーショナルも加味され、
 
日本人リスナーにも耳馴染みの良いサウンドなのでは?
 
 
NM MAGAZINEでは『ポスコア』として挙げられてましたが
 
流しで1周聴いたときに、確かにポスコア要素はあるが
 
ポスコアバンドか…?と思い、バンドのFacebookを見ると
 
Alt-Rock, Post-Hardcore
 
と、なっていたので、これでようやく納得。
 
Spotify上では、Dream State を聴いてるリスナーの
 
他に聴いているバンド一覧の中に、
 
Siamese
 
が出ていたのにも、少し納得しました。
 
彼らも最新作ではポスコア要素を強めてきてましたしね。
 
他には冒頭に挙げたRivals や、
 
Awaken I Am、Dayseeker、Holding Absence、Annisokay 等。
 
さすがはリスナーの傾向によって選ばれているだろうバンド
 
どれも大いに納得です。
 
思えば今作のアートワークもさ、
 
Dayseeker の前作の無印とDeluxe版の
 
アートワークを掛け合わせた感じっすよね。笑
 
 
 
 
 
そういえばAnnisokay から
 
スクリームvo/Dave が脱退してしまいましたね…(。´Д⊂)
 
まぁ、それはここで深く追及はしませんが。
 
バンドは来年に新譜リリース予定だそうなので
 
その時にでも少し語りますか。
 
 
 
 
そんなこんなで、
 
また新たに良バンドがシーンに名乗り出ました。
 
Dream StatePrimrose Path
 
↑に挙げたバンドや、オルタナロック/ポスコア
 
等々が好きなら是非ぜひ。
 
 
 
 
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本来ここで書こうとしてたのに、
 
約2名ほど、フライングでコメントいただきましたが!w
 
その報の当日のコメントなので
 
別にフライングでも何でもないんですが…(。-∀-)w
 
 
今月頭からマイケミ復活の報が世界を駆け巡りました。
 
数年の休止、解散期間を以て復活!
 
ってのは、やっぱり金銭的なとこもあるのかなー
 
ソロでやっても、裏方になっても、別バンドに参加しても、
 
大して売れず、話題にならず、
 
元のバンドでやればその供需、もちろん収入的にも
 
跳ね上がるだろうしなぁ…
 
と、邪推が過ぎる薄汚い人間になってしまいましたw
 
でも、復活自体は素直に喜ばしいですね。
 
遅咲きな自分にとっては、当然MCRも後追いであるものの
 
発見した、聴き出した時には
 
既にシーンから消えてましたから。
 
なので、思い入れ等もないっちゃないですが。
 
これが限定的な復活ではなく、
 
今後の活動もしっかり見据えての完全復活なら、
 
Fall Out Boy のように爆発するかもしれませんね。
 
 
そんなマイケミ復活よりも、
 
個人的には喜ばしいことがあったんです。
 
PVRIS のレビュー記事を上げたその日その時間
 
 

SUM 41
単独来日公演決定!!!
 
 
 
2作前『Screaming Bloody Murder』 の時、
 
2011年の単独公演以来、実に9年ぶり
 
この間、Deryck はアル中でぶっ倒れ、
 
ds/Stevo は脱退し、活動継続は絶望かと思いきや
 
Deryck 復帰と共にgt/Dave もバンドに回帰!
 
そして2016年『13 Voices』 を復帰作に、
 
PUNKSPRING、SUMMER SONIC、Download Japan等
 
フェスでの来日が続いていました。
 
そして!9年ぶりに!
 
満を持しての単独公演が決定!\(^o^)/
 
これが喜ばずにいられますかってね!
 
ワタシが世界でいちばん好きなバンドの単独来日が
 
9年ぶりに決まったんですよ!
 
平日ド真ん中2days?上等じゃねーか。
 
2days行ったるわ。
 
この日ばかりはね、他に何のライブが被ろうとも
 
最優先はサムですよ。それ以外に考えられない。
 
来年のライブ、
 
真っ先に行くことを決めたのはGreen day でしたが、
 
年始めのライブはSUM 41 に大決定しました。
 
 
いやー、音楽熱は下がる一方でしたが、
 
Green Day といい、SUM 41 といい、
 
音楽から離れず、無様にもしがみついていて
 
吉報もあるもんですね。
 
 
 
ただ、やっぱ不安なのは客層と客入りかな…
 
世代は自分と同じくらいだろうし、
 
ライブや音楽から離れてる人だっているでしょう。
 
NFGの初期作再現の20周年ライブもsoldしなかったし。
 
あとは、未だにサムにPOP PUNKのイメージ持ってる人。
 
とりあえず『Screaming ~』 以降の作品聴いとき。
 
それでもまだPOP PUNKって言うなら知らんわもう。
 
POP PUNKな曲も当然やるだろうけどね。
 
そして、サマソニの時の感じを見ると
 
あの時のようなオーディエンスが集まれば
 
楽しいライブになる気がするよ。
 
 
その時のライブレポ、
 
そして直近2作のレビュー記事を置いておくので
 
参考までに是非ともどうぞ。
 
そして9年ぶりの単独公演、
 
日本のSkumfuks みんなで楽しもうぜ!\(^o^)/
 
IMG_20170908_171349686.jpg
 
 
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しかし、まぁ
 
KNOTFESTにラインナップが追加されれば
 
KNOTFESTの反省会記事にアクセス出るし
 
マイケミが復活すれば
 
マイケミの解散記事と推薦記事にアクセス出るし
 
サムの来日が決まれば、
 
レビュー記事にアクセスが出るしで
 
こーゆーのはブログやってて面白いとこです。