My Chemical Romance好きにオススメするバンド12選。(2017.9.23追記) | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 


2016年も7月に入り、

オレの大嫌いな本番の到来ですね!凸(# ̄皿 ̄)クソガッ

ホントに夏なんてなくなって欲しいと思ってます

どうも、トトです。


夏を迎えるということは

夏フェスシーズンの到来でもあります。

まぁ、そもそもフェス派ではないので

目当てのバンドが来ない限り、

フェスなんざどうでも良いんですが。

そんな目当てのバンドが来るということで

今年は3年ぶりにサマソニに行こうと思ってます。

今回は、そんなサマソニでも

過去、メインステージのトリを務めるほどに人気のあった

このバンドが好きな人にオススメを送ります!

 

 

 

 

 

 

My Chemical Romance が好きならコレを聴け!

 

 

 

 

当時のエモロックシーンの最前線を突っ走った

"エモ界の帝王"とまで言われたマイケミ。

突然の解散でシーンから姿を消したものの、

彼らの音楽は確実に後世に影響を与えている。

そんなマイケミ好きな人に

エモーショナルなのはもちろんのこと、

シアトリカルに、ゴシックに、ホラーに、

そんな要素を持つバンドをオススメしていきます。

早速いこう、まずはこのバンドから!

 

 

 

 

 

Set It Off (US)
1st album『Cinematics』リリース時には
"ポストマイケミ最有力候補!"と声高に言われていた
US産のSet It Off
その『Cinematics』、その前のEP『Horrible Kids』共に
シアトリカル要素満載の名盤。
続く2nd album『Duality』では、シアトリカル要素は減ったものの
R&B、POPS、果てはゴスペル等
そこに持ち前のエモーショナルさも掛け合わせた
振り幅の大きな作品になっている。
その後リリースされたアコースティックEPも名盤。
昨年の個人的なアルバムランキングでは見事1位に輝いた。
2015 Best CDs - TOP 10 海外編

メンバーもマイケミに多大な影響を受けていると語り
それは言葉より何より、音楽が物語っている。

知名度や人気もうなぎ登りで、
絶賛開催中、今年のWarped Tour では
遂にメインステージに抜擢された。
今年に入り、シングル"Uncontainable"もリリースされ
先日、10月に新譜リリースの発表と共に
新曲"Something New"も公開された。
それを聴いただけでも、新譜は期待しかないわ。
昨今の若手の中でも、マイケミ好きには真っ先に勧めたい
マイケミ好きでなくても勧めたいバンドです。

Set It Off
 -
Breathe In, Breathe Out
 - I'll Sleep When I'm Dead

 - Swan Song

 - Ancient History
 - Wild Wild World
 

 

 

 

Panic! At The Disco (US)
シアトリカルといえばこのバンドも忘れてはいけない。
US産エモ、シアトリカルバンドP!ATD

"バンド"とはいえ、メンバーが次々に脱退し
今はvo.Brendon のソロプロジェクトようになっている。
しかし、こちらもSIOに影響を与え、
マイケミのシアトリカルさと、
FOBのエモーショナルさを掛け合わせたような音楽性。

初期はMVすらも喜劇演劇を思わせる演出が多く
"シアトリカル"の名に相応しいものとなっている。

今年リリースされた新譜『Death of Bachelor』は
自身初の全米アルバムチャート1位を獲得。
今年は2011以来、5年ぶりにサマソニで来日。
P!ATD好きはもちろん、マイケミ好きにも
今年は是非ともサマソニに足を運んでもらいたい。

Panic! At The Disco
 -
I Write Sins Not Tragedies
 - New Perspective
 - The Ballad Of Mona Lisa
 - Girls/Girls/Boys
 - Emperor's New Clothes

 

 

 

 

The Used (US)
マイケミと共にエモ・スクリーモシーンを盛り上げ、
こちらもSIOにも影響を与えたスクリーモバンド
The Used
ここまでの3バンドはむしろ
マイケミ好きには必須と言っても過言ではない。

時代を彩ったバンドであることは間違いないが
今も現役で、人気・知名度も上々。
この手のエモ、スクリーモ好きには絶大な支持を誇る。

初期はvo.Bert も血管ブチ切れ系の
激しくもエモーショナルなシャウトが多かったが
近年ではエモーショナルな部分に磨きがかかっている。
しかし、ライブでは初期の曲も多くプレイされ
その頃からのファンの心を掴んで離さない。

やはり"シアトリカル"という名が示す通りなのか
ここまでの3バンドのボーカルは
ライブでのパフォーマンスもクオリティが高く、
ボーカリストとして、エンターテイナーとして
優れたものを持っていると感じる。
音源だけでなく、ライブも秀逸なのが素晴らしい。

The Used
 -
The Bird And The Worm
 - I Come Alive
 - A Box Full Of Sharp Objects
 - Put Me Out
 - Revolution

 

 

 

 

SycAmour (US)
Hopeless Records が放つ、新鋭スクリーモ
シアトリカルバンドのSycAmour
この手のバンドにしては
黒人系ボーカリストというのが珍しいが
間違いなくエモ、スクリーモを踏襲している。
facebookのオフィシャルページには
影響されたバンドの項に
P!ATD、FOB、Chiodos 等の名前があったことからも
そこは明らかだろう。

2年前に1st albumをリリースして以降、
音源での新情報はないものの、
ライブは確かに重ねているところを見ると
いつかの2nd albumを楽しみにしたい。

SycAmour
 -
Renaissance
 - We're In Hell
 - Calm Down Juliet (What A Drama Queen)

 

 

 

 

Creeper (UK)

UK彗星の如く現れた新人ホラーパンクバンドのCreeper
MisfitsThe Damned の他、エクソシストやトワイライト・ゾーンなど
古典的なホラー作品からも影響を受けていると語る。

 

デビュー間もなくメジャーレーベルのRoadrunner と契約し、
同年2015年にはDownload Fes にも出演。
2016年にはKerrang! Award にてBest British New Comer を受賞。
2016、2017とAPMAsにもノミネートされ、今年2017年には遂に
Warped Tour にも出演した。

 

今まさに筆頭注目株のバンドは、外見的にも、音楽的にも、

間違いなくマイケミにも影響を受けているだろう。
マイケミ好きには激プッシュしたバンドです。
"Black Rain" は必聴。

 

Creeper
 - The Honeymoon Suite
 - Suzanne
 - Hiding With Boys
 - Black Rain
 - Misery

 

 

 

 

Get Scared (US)
ここからは徐々に音も重くしていこう。
先月の【SOF 2016】での初来日も記憶に新しい
US産スクリーモ、ポスト・ハードコアのGet Scared
エモーショナルなだけでなく
キャッチーでノリの良い曲もあるのは
マイケミフォロワーにもウケると思う。
昨年リリースの『Demons』では、シアトリカル要素と
ヘヴィさ、ダークな世界観も増し
個人的にはGet Scaredイチの名盤となった。

大手Fearless Records 所属ながら
日本での圧倒的な知名度のなさを考えれば
マイケミフォロワーには
SIOの次に勧めたいバンドでもあります。

Get Scared
 -
Sarcasm
 - Told Ya So
 - Badly Broken
 - Buried Alive
 - R.I.P.

 

 

 


Crown The Empire (US)
5月の【Issues 好き】への記事に続き
2度目の選出となりました。
Rise Records 所属のポスト・ハードコアバンド
Crown The Empire
こちらも本国での人気はかなりのものなのに
日本では全く知名度のないという
ガラパコス国日本の典型となっている。

初期は打ち込みによるストリングス等で
シアトリカル+ポスコアサウンドだったが
徐々にそれも薄れているのは
個人的に少し残念な点ではある。

今月22日には新譜『Retrograde』がリリースされる。
retro:リバイバル、昔風の
という意味があることからも、新譜は
初期に立ち戻るのか?という期待も煽る。
気になった方は是非、新譜を手に。

そして遂に9月!
Rise Records Tour Japan 2016 で初来日が決定!
CTEの来日を切望していた…行かない理由がねぇ!

Crown The Empire
 -
Voices
 - Makeshift Chemistry
 - Johnny Ringo
 - Satellites / Rise of the Runaways
 - Zero

 

 

 

 

Ice Nine Kills (US)
それまではFearless 傘下の
Outerloop Records からリリースされていたが
昨年リリースのコンセプトアルバム
Every Trick In The Book』は遂にFearless からリリースされた
ポスコアバンドのIce Nine Kills

Outerloop から出されていた作品の段階では
よくあるポスコアサウンドな気もしたが
コンセプト作であるEvery Trick~
シアトリカル要素を大幅に取り入れた作品となっている。
人によっては
マイケミにブレイクダウン入れたらこうなる
とまで言われた逸材。
リリースされたのは昨年ではあるが
今年2月にレビューも書いている。
Ice Nine Kills『Every Trick In The Book』良質シアトリカル盤

今回の作風が続くかどうか不明だが
少なくともこのアルバムは
マイケミフォロワーにオススメできる1枚です。

Ice Nine Kills
 -
The People Under The Stairs
 - Connect The Cuts
 - Me, Myself & Hyde
 - Communion of the Cursed
 - Hell In The Hallways

 

 

 

 


Motionless In White (US)
ここまで来ると、もはやマイケミよりは
マンソン的要素が強くなってくるが
そんなゴシック感溢れるUS産ポスコアMIW

曲も、画像のような外見も
マンソン臭ハンパないのはご覧の通り笑
しかし、それ故にシアトリカルに、シンフォニック
迫力のあるサウンドを展開している。
vo.Chris が、後述のNYDの曲とfeat.していて
そこではメイクなしのChris が見れるのも必見。
イケメンですよ?←

ここも新譜作成中ではあるが、
1stの『Creature』を意識した作風になると
インタビューで明かしていた。
そして先日、Roadrunner Records と契約したとの情報が!
Slipknot Lomb of God、Trivium、
The Devil Wears Prada
等、強力なメタル系のバンドを網羅する
メジャーレーベルだ。
もちろん新譜はそのRoadrunner Records からリリース。
MIWもとうとうメジャーデビューかぁ。
日本のメジャーデビューとは全く意味合いが違う。
これからの活躍にも期待大っすな。

Motionless In White
 -
Abigail
 - Immaculate Misconception
 - Black Damask
 - Reincarnate
 - Dead As Fuck

 

 

 

 

New Years Day (US)
もひとつゴシックロックに、メタルにと
こちらも外見からゴス感溢れるNYD
やはり他と違う武器は、紅一点の女性ボーカル
Ashley の存在だろう。

そのAshley は、SIOの曲にfeat.ゲストで参加している。
その曲は『Cinematics』のExpanded Edition に収録されており
シアトリカル感増し増しの良曲となっている。
MIWにしろ、NYDにしろ、
こういった繋がりもあった故に選出しました。

New Years Day
 -
I Was Right
 - I'm No Good
 - Angel Eyes (feat. Chris Motionless of Motionless In White)
 - Kill or Be Killed
 
Set It Off
 -
Partners in Crime feat. Ashley Costello of New Years Day




Ender (JP)
今回、唯一日本からの選出。
日本の音楽シーンからすれば、こういった
シアトリカル要素のあるバンドすら非常に珍しい。
見た目からも、音楽性からも
マイケミへの影響を感じずにはいられないEnder

もちろん、海外のバンドと比べると
劣る部分は大いにあるとは思う。
しかし、日本のシーンにも"ようやく"出てきた
この手のジャンルのバンドなので
是非ぜひ、一聴してほしい。

Ender
 -
Hope
 - Fake In Every Single Way
 - My History Comes Around

 

 

 

 


Misfits (US)
今年のPUNKSPRINGにて来日を果たした
ホラーパンクのパイオニアMisfits
ドキュメンタリーDVDの中で
マイケミのvo.Gerard

「パンクはMisfitsだ。出身が近くてニュージャージーでは有名なんだ。伝説のような存在で今も街に君臨しているような感じ。Glenn Danzigに惹かれた。バンドを始める前に理想のバンドを考えたんだ。自分たちが聴きたくなるのは?って。それでMorrisseyがいるMisfitsが最高って結論になってそれが目標になったんだ」

と語っているほど。
マイケミも、Misfits の"Astro Zombies"をカバーしている。

見た目からしても多大な影響を受けているマイケミだが
それ以外にもMisfits の影響を受けたバンドは
ジャンル問わずゴマンといることだろう。
ここ日本ですら、最悪Misfits を知らなくても
Misfits のアイコンである、画像にも使用したスカルを
目にしたことのある音楽リスナーは多いハズだ。
これを機に、Misfits に興味を持ち
欲を言えばハマってもらえたら幸いだ。

Misfits
 -
Dig Up Her Bones
 - Scream!
 - American Psycho
 - Astro Zombies
 - Helena






以前、ジャンル記事で

"シアトリカル"とは?】という記事を書いたが

それの補足というか、

バンドの羅列だけならこっちのが多くなっちゃいましたね笑

本文を読んでいて

"シアトリカル"って何ぞや?

と思った人がいたら、是非とも↑のリンクから

その記事も読んで欲しい。


なーんて、シアトリカルに焦点を当てちゃいますが

"エモ界の帝王"と呼ばれたマイケミ発信の記事なので

やはり本質は"Emo"です。

今でこそエモなんてある種のジャンルとして確立されてますが

本来、ジャンルというか

そういった"表現法"の部類に入るものだと思うんです。

それはシアトリカルも同様で。

ってことで、こちらの記事もリンク出しときますね笑

"Emo"とは?



今年から始めた

【解】Broke up Bands【散】
【推】Recommend【薦】

というテーマ記事ですが、

実は2月を除いて、解散の方を先に上げてましたが

今回はその2月ぶりに推薦の方を先に上げました。

推薦した元となるバンドが既に解散したバンドだったので

今月の解散バンド記事はもちろん


My Chemical Romance
シーン一時代を築き上げたエモ界の帝王



と、題してお送りしたいと思います。