Sum 41『13 Voices』Deryckが!Daveが!サムが帰ってきた!5年ぶりの復帰作 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 


さて、今月は好きなバンドがこぞってリリースする

散財月間!

先月はライブ大量の散財月間、

今月はライブは少ないものの、音源入手による散財月間

来月はKNOTFESTがあるので散財月間←

えぇ、通常運転です。

どうも、トトです。


本日"13"日に記事を更新するのは

狙ってましたよ!←

自分にとってはなくてはならない、

どんなバンドよりも好きなバンド

自分の中でいちばん好きなバンドが

5年ぶりに新譜をリリースしました!

この時をどれほど待ったことか…(。´Д⊂)






Sum 41『13 Voices』
01. A Murder Of Crows (You're All Dead To Me)
02. Goddamn I'm Dead Again
03. Fake My Own Death
04. Breaking The Chain
05. There Will Be Blood
06. 13 Voices
07. War
08. God Save Us All (Death To Pop)
09. The Fall And The Rise
10. Twisted By Design
11. War (feat.T△K△ of ○NE ○K R○CK) **
12. Better Days *
13. Black Eyes *
14. War (Acoustic) *
15. Breaking The Chain (Acoustic) *
16. Radio Radio (Cover)  **


* Bonus Track
** Japan Exclusive Bonus Track



01. A Murder Of Crows (You're All Dead To Me)
1曲目からドスの効いたタイトルの曲に
wktkを禁じ得ない(゚∀゚)
ストリングスを交えた静かなイントロから
Deryck のハスキーボイスとラウドなバンドサウンド!
曲の1/3がインストで、アルバム全体の
イントロとなる1曲目、この先の期待を煽るぞ…

02. Goddamn I'm Dead Again
クラップから入り、ヘヴィなギター、ドラムが入ってきて…
あぁぁあぁああああぁぁぁあああぁぁぁああ
取り乱しました。
サビは疾走し、明らかにDave と思われる
メタリックなギターソロも!
クラップと疾走パートあるだけに
これ、ライブで聴いたら絶対ヤバイわ。
しかし、このギターの感じ…サムだよなぁ( ´∀`)
と、とても安心しています。

03. Fame My Own Death
そして最初にMVが発表されたこの曲。
イントロがさぁ…クッソかっこいいやん!
知ってます?この曲、YouTubeに公開3日で
100万再生突破したんですよ?
3ヶ月経った今は450万超え
Deryck のダウンもあり、長らく沈黙してたサムの
復帰曲であり、それがファンやリスナーにも
大いに受け入れられた証だと思うんだ。

04. Breaking The Chain
ストリングスありのシアトリカルなイントロで始まる。
ミドルテンポに攻める聴かせ曲。
あれ?でもコレどっかで聴いたことあるような…
リンキンの"New Divide" だ!
人からはパクりだなんだ言われるかもだが
個人的にはLPの大ヒット曲に迫るものを
作れるようになったんだなと素直に嬉しいけどな。
途中テンポも上がるし、脊髄反射で
パクりだ!なんて言う脳死してる連中にはわかるまい。

05. There Will Be Blood
ライブで"オイ!オイ!"できそうなとこあるな。
バウンス必須の曲ですかね。
2:07~の楽器隊のダダダダッ、ダダダダッてとこが
またSum 41節というかね。
そしてまたもギターソロもバッチリ。
Dave 復帰が存分に感じられるアルバム、良いですね。

06. 13 Voices
ここでタイトル曲の"13 Voices"
Metallica を彷彿とさせるイントロから疾走!
前作『Screaming Bloody Murder』に入ってても
おかしくないような、どこかダークな雰囲気ある。
はぁあぁぁあぁあああぁぁあ(*´Д`*)←
取り乱しましたすいません。
しかし良いなぁ。この曲クソ好き

07. War
2番目にMVが発表された"War"
"Count Your Blessing"とか"Skumfxxk"にもあるように
サム曲は時々、鍵盤(ピアノ)音を入れてくる。
そういった曲にハズレなしなんだよなぁ。
前述の曲とは違い、今回はバラード調だけど
いや、とても良いですよ。
こちらは約1ヶ月で230万再生突破です。

08. God Save Us All (Death To Pop)
続けて3番目にMVが発表されましたね。
てかまだ2週間くらい。
サビ前のスピーカーボイスみたいなん、良いね。
アップテンポなドラムが心地良い。
Stevo が戻ってきてくれりゃ、それほど嬉しいことはないが
メンバー最年少の24歳ながら
今のDr. Frank も良い仕事してるよね。
てか23でサム加入もすごいが、
今まさに復帰に際しの大爆発状態じゃん?
気持ち的にはBFMVのJamie みたいなもんかね?
Videoは、復帰後のライブ映像を中心のものに。
パンスプなんて復帰お披露目会みたいなもんだったし
てか、あんな舞台でお披露目なんてやめてほしかったが
早くこのアルバムで日本にもツアーしに来て!

09. The Fall And The Rise
もうここまで来るとハズレ曲なんてないな
って思って安心して聴き入ってしまっています笑
アップテンポで、ラウドなギター、
Deryck のハスキーボイスで紡がれる曲…
Sum 41 節全開で素敵ですよ。

10. Twisted By Design
通常盤はこの曲でラストを迎えます。
今作で唯一5分超えの壮大なミドルテンポソング。
大会場でこそ真価を発揮しそうなダイナミックな曲で
アルバムのラストにも相応しいかと。

11. War (feat.T△K△ of ○NE ○K R○CK)
ここからがボーナストラック。
日本盤ボートラだとこの曲含め+2曲で全16曲
サムは日本盤ボートラいつも大量にサービスしてくれる。
そーゆーとこ好きだよ。
まぁ、この曲は別に… って感じだけど。
歌唱力が抜群に高いのはわかるよ。そこは認めてる。
でも、マジでここ何年色んなとこに出張りすぎだろ。
自分の好きなバンド、好きなジャンルにまで
侵害してくるなよ… ってのが正直なとこです。
いちばん怖いのは、仮にこのアルバムで
JAPAN TOURやったとして、彼がステージに出てくるかも…
という、ホントにやめてほしい状態になりかねないこと。
海外意識はわかるけど、いい加減
自分の曲、自分のバンド"だけ"で勝負してくれ。

12. Better Days
と、今作唯一"いらない子"への愚痴はここまでにして。
これもボートラにするには勿体ない曲だな!
本編に入ってても何らおかしくないクオリティな
Sum 41 全開すぎて悶絶もんです←

13. Black Eyes
いいなーいいなー!とても良い!
ヘヴィな楽器隊、好きです!
このボートラ2つ共、
『Screaming~』に入ってても違和感ないけど、
やっぱりサム的に、Deryck 的に、
今後こういった作風がメインになるかね?
Dave が戻ってきて、それも存分に活かせる感じだし。
何よりオレはこーゆーサムのが好きだから大歓迎。

14. War (Acoustic)
今回は"War"関連多いね。
まぁ、アコースティックはこういう
ミドル~スローテンポな曲のが映えるしね。
アコギver とは言いつつ、ちょっとテンポ落として
ギターをアコギに変えただけのバンドサウンド
なんてのも最近多いけど、これはしっかり
アコギのみで構成されてて素敵ですよ。

15. Breaking The Chain (Acoustic)
さすがにアコギverになるとNew Divide 感は消えるね笑
こっちも原曲はミドルテンポで
アコギに適した曲な為、また違った良さが楽しめる。

16. Radio Radio (Cover)
これも日本盤限定ボートラの
Elvis Costello の"Radio Radio" cover
まぁ、自分もこの曲で知ったワケだが
これを日本盤限定で出すより、
通常ボートラにした方が海外ウケも良かったのでは?
そーゆー世代に向けての狙い?笑
こちらはアコギではなく、通常のギター一本での
言ってみればギターverカバー?
ちなみに原曲はこちら → "Elvis Costello - Radio Radio"




と、いう感じで

Sum 41、というかDeryck アル中からの復帰作となった

6枚目のアルバム『13 Voices』でした。

今日からちょうど約2年前

Sum 41 "Chuck" 10th Anniversary

という記事を書いたくらい

自分の中では『Chuck』が最も好きなんです。

いやー、Fake My Own Death のMVを見た時から

ホントにめちゃくちゃ期待をしてましたが

その期待を裏切ることなく、名盤に仕上がってました!

思い出補正ありきのNo.1『Chuck

は、超えられないにしても

その次に好きな『Screaming Bloody Murder』に

食い込むくらいで好きなのは間違いないです。

このアルバムの曲を、早くライブで聴きたいよ。

その為にも、このアルバム引っ提げての

JAPAN TOUR

切に、切に願っています。







とね、レビュー本編はここまでにして。

ここで今までずっっっと思ってきた疑問を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 












メディアでは"POP PUNKバンド"と

未だにカテゴライズされがちなSum 41 ですが…

違和感しかねぇ

確かに初期はPOP PUNKしてたよ?それは確か。

Chuck』ってメタル色強いアルバムもあったけど

そこからDave 脱退して出来たSum 41イチの出世作

Undeclass Hero』も、"まぁ"POP PUNK感あったけどさ。

今度のツアーもゲストはAs It Is とかいるし。

わからなくはないけど…

でも初期からDave によるメタル感はあった。

そして『Chuck』があって、

Screaming Bloody Murder』では完全に

脱POP PUNKしてるじゃん。

それは今作も一緒。

てかDave 戻ってくれたおかげでメタル感ありあり。

Metallica とかQueen のカバーをライブで披露し

メタルメタルしたサウンド面、

13(不吉の代名詞)や、"叫ぶ血まみれの人殺し"、

Sacrifice(生け贄、犠牲。メタル系曲によくある歌詞単語)に

Blood とか、Death とか、Devil とか、

そんな血生臭いタイトルや歌詞使うPOP PUNKバンドが

どこの世界にいるんだって。

いたとしても少数派だろうし、コア寄りのEASYCOREだろう。

 

かといって、メタルバンドでは到底ないし、


もうフツーに"ROCK BAND"で良くない?

と、ずーーーっと思ってます。

前回記事にしたYellowcard にも同じこと書いたけど

Yellowcard はPOP PUNKとは切り離せない

Emo寄りだったから、サムより疑問はないけど。

個人的にはサムに出会った時から

サムがPOP PUNKと呼ばれることに疑問しかなかった

入りが『Chuck』だし、遅咲き故にかもしれないけど

もはやそんなの関係なしに、今のサムに

POP PUNK要素ないじゃんよ…

明るく楽しいキラキラサウンドでもあるまいし

Chuck』『Screaming~』と『13 Voices

自分の好きなサムのアルバムtop 3

現行のサムはもっとヘヴィで、ラウドで、ダークで、

言ってみれば陽性のPOP PUNKとは真逆の

陰性な世界観な気がします。

言ってみれば初期の頃ですら、

そういったタイトルや歌詞の曲はあったしね。

 

それ故に、

 

POP PUNKバンドとしての印象が強い人なら

 

自分が好きな方のアルバム、もちろん今作も微妙に思うかもだし

 

逆に自分と好みが似ていれば、今作も気に入るかもしれません。


とね、長年抱いていた疑問を

ようやく大々的に吐き出せてスッキリしました。

 

ちなみに言っておきますが、POP PUNK自体は大好きだし

 

iPodに入ってるバンド、メジャーマイナー知ってるバンド共に

 

たぶん自分の中ではPOP PUNKバンドがいちばん多いです。

 

それ故に、今のサムにPOP PUNK要素なんてないじゃん

 

ってことを言いたかったのです。

まぁ、このブログ始めた時からずっと言ってますが

ジャンルなんて得てして曖昧なもので

そもそもそんなのメディアやリスナーが決めたもんでしょう。

一種のわかりやすく判別する為の指標でしかないので

そんなに固執してもしょうがないところです。

 

好き嫌いは個人の自由。

今回の件も

ただ"イチ リスナー"である自分が言いたかっただけの

単なる個人の主張ですしね。


お後がよろしいようで。

とりあえず新譜にはとても満足していて

とても良い気分で鬼リピしてしまいそうです笑

 

というか、この1週間コレしか聴いてないですw