InVisions『Between You & Me』ストリングスが光るヘヴィなUKメタルコア! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

(旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
 
 
もうじきウチもボーナスが振り込まれます。
 
しかし毎年毎年、↑これを見るたびに思うけど
 
どこ行きゃこんなもらえるんだろね…
 
自分の勤めてる企業がド底辺だと改めて気付かされます。
 
そして、平均値じゃなくて
 
中央値を出せ
 
ってのも、毎年言われてますよね。
 
はーーー……
 
この平均値もだし、自分がもらうボーナス額もだし、
 
毎年毎年ため息もんだわ(。-д-)-3
 
そうかと思えば
 
 
なんてニュースもやってましたが、
 
そっちの方がよっぽど信憑性ありますよね。
 
まぁ、自分は独りもんなんで
 
「お小遣い」なんて概念のものはありませんが。
 
さらに、そうかと思えば、
 
 
ですってよ。さらには…
 
 
そりゃ庶民の血税収上がったんだから
 
公務員様のボーナスは上がりますわなぁ。
 
それはまだわかる。
 
 
問題発言をしたおっぱい不祥事議員にまで
 
300万以上ボーナス出るんですってよ。
 
もうこれわかんねーなどうなってんだよこの国…
 
金の巡り方おかしない?
 
働くのが馬鹿馬鹿しく思えてきちゃいますよね…(´・ω・`)-3
 
もぅマヂ無理。リスカしょ・・・
 
って冗談はさておき、
 
ボーナスなんて出ない企業もあるんだし、
 
もらえるだけマシ…って思うようにはしてるけど
 
もらえるんだったら、たくさん欲しいですやん。
 
どうも、トトです。
 
 
 
ド底辺のどうにもならないことを言ってても仕方ないので。
 
今日もいつも通りに更新更新。
 
日付的には今月最後の記事になりますかね。
 
リリースが不作だ不作だ言ってた割には
 
ネタに困ることなく、今月もやり切りました。
 
とはいえ、今日取り上げる音源は
 
今月リリースではないんですが。笑
 
 
 
InVisions『Between You & Me』
03. Follow Me
04. Worlds Away
05. Too Little, Too Late
06. Heretic
08. Dead to Me
09. Lifelost
10. Down Out
11. Never Enough
12. Destined to Fail
 
 
 
昨年10月にAttila Fronz が主宰を務める
 
Stay Sick Recordings と契約したメタルコアバンド
 
UKのInVisions が、2月8日に2枚目アルバム
 
Between You & Me をリリースしました。
 
ウチで取り上げるのは当然、初なワケですが、
 
自分も知らなかったバンドではなくて、
 
知っていたけど追えていなかったバンドです。
 
そういったバンドをたくさん追えるようになったのも
 
Spotifyのおかげですね。
 
そんなInVisions 、今月には
 
Crystal LakeのUK TOURの2公演でゲストに抜擢。
 

 
 
そして、先月には
 
Slipknot"My Plague" カバーを出してます。
 
 
Real Friends も、元来のPOP PUNKテイストではなく
 
ガッツリ!へヴィに"Duality" をカバーしてましたが
 
やはり今年は、Slipknot が本格的に活動し始めたからですかね。
 
いいぞ、みんなSlipknot カバーを上げて
 
人気・知名度の上昇に役立てるんだ!
 
 
そんなSlipknot の楽曲をクールにカバーした
 
InVisions 2枚目のフルアルバム、
 
遅ばせながら聴いてみました。
 
 
 
Good for Nothing
フェードインしてくるギターイントロの次に
バンドサウンドとストリングスで展開する1曲目。
ボーカルを細かく刻む加工がエレクトロコアっぽい。
ストリングスはその後も随所に取り入れられており
曲の壮大さを後押しするメタルコアナンバーに。
 
 
Too Far Gone
のっけからスクリームで勢い良く始まる2曲目。
やっぱタイトル見るとCane Hill が浮かぶなぁ。
しかし、そんなCane Hill とは違い、
メタルコア然としたサウンドで、スクリーム多め
高音ギャーギャーと低音ヴォーヴォーの
2つのスクリームがせめぎ合い、ブレイクダウンもへヴィに展開。
 
 
Follow Me
前曲の終盤に出現したピアノサウンドを
イントロに取り入れているような3曲。
イントロを超すとテンポも速めに転調し、
アグレッシブなメタルコアを叩きつけてきます。
ここまででは個人的なお気に入り曲。
クリーンも取り入れているバンドですが、
この手の声質はポスコア系によく聴くイメージ。
 
 
Worlds Away
前曲のアウトロからそのまま繋がる4曲目。
そして1曲目同様、ストリングスが響くイントロから
へヴィサウンドとスクリームをバックにクリーンを展開。
そこからバンドサウンドが勢いをつけ、
サビに入るとストリングスもひときわ大きく、
壮大なメタルコアサウンドを展開していきます。
ブレイクダウンも強力で良いですね(・∀・)
 
 
Too Little, Too Late
不穏な雰囲気からのブレイクダウンで始まる5曲目。
サウンドもスクリームも低めに、へヴィに展開。
ダークに、アグレッシブにメタルコアが響く。
そんな重低音響く曲を3分以内に完結させます。
From Sorrow To SerenityAlpha Wolf のような
重さと破壊力に長けたメタルコア好きに是非。
 
 
Heretic
6曲目も前曲の続きのようなへヴィサウンドで開始。
そして再び、2つのスクリームが同時に展開する。
高音シャウトの方が、早口で捲し立てるようなとこは
AttilaFronz を彷彿とさせますね。
サウンド的にもラップとチャラさを抜いたAttila
のような、前曲に引き続き破壊力高め1曲。
終盤に向かい、いきなりではなく、
徐々にテンポを落としていってのブレイクダウン、で締め。
 
 
Memoriam
前2曲から比べると、イントロのリフ
少しメロディックに感じる7曲目。
封印していたクリーンボーカルもここで戻ってきて
スクラッチ音のようにも聴こえる打ち込みが特徴的。
サビではクリーンと共に、バックにストリングスを従え、
2コーラス目終わりにはギターソロも。
Fronz らしい早口パートはこの曲にも。
てか、何も記載はないけどホントにFronz じゃないのかなw
 
 
Dead to Me
静かに徐々にフェードインしてくる8曲目。
そしてサウンドは再びへヴィ路線へ。
またクリーンを排除してきましたしね。
ギターも怪しさを後押しするようなリフで、
ブレイクダウンもズドン!と来ます。
ダークな雰囲気漂うメタルコアナンバー。
 
 
Lifelost
渇いたリフと鍵盤の打ち込みが鳴るイントロから
テンポ感早めに展開していく9曲目。
ブレイクダウンもリズム速めで来つつも、
サビのクリーンでエモーショナルな雰囲気に。
大いにギャップが楽しめる1曲に。
 
 
Down Out
刻みながらフェードインしてくるリフで始まる10曲目。
そしてスクリームも削りつつ、アップテンポに、
勢いのあるメタルコアを展開していきます。
しかしサビ前には、短いながらラップ調のボーカルを入れ
サビではストリングスをバックにクリーンという、
今作でも定番化しつつあるパターンを展開。
ラストサビにはそこにピアノサウンドも取り入れ
オケ感のある壮大なメタルコアが完成します。
 
 
Never Enough
あー、こういう感じのリフ好きだな
って感じで始まる11曲目。
本編はサイド重さとアグレッシブさが
クールな展開を見せるメタルコアサウンドに。
2コーラス目には、ここでもラップ調のボーカルを見せ
サビではクリーン+ストリングスのドラマチック展開。
こういったへヴィで、ラップ調なボーカルが
Fronz が取り仕切るStay Sick Recordings との
契約を勝ち取る決め手となったのかも?
 
 
Destined to Fail
何だかんだであっという間にラストを迎えた12曲目。
イントロから走り気味なメタルコアを見せ、
自分の中のゾクゾク感を掻き立ててくれます(゚∀゚*)
ここまででいちばんテンポも速く、
しかし、ブレイクできっちり落として、
へヴィな部分を押し出してきます。
サビはクリーンながら、ここでもそんなにテンポ落とさず
勢いがあるので、個人的にはとても好感。
後半はメタリックな臭いギターソロも展開し、
壮大な雰囲気を纏いながら曲を締めます。
 
 
 
 
以上、
 
InVisions『Between You & Me
 
でした。
 
リリースからだいぶ遅くなりながらも、
 
自分がレビューしようと思った理由、
 
それはストリングス要素がだいぶ大きいです。
 
シアトリカルとは切り口が少し違うものの、
 
シアトリカルにもストリングスはよくある要素。
 
そこに自分のアンテナが引っ掛かったんですよね。
 
加えて、レビュー中にも名前を出しましたが
 
From Sorrow To SerenityAlpha Wolf など
 
デスコア上がりのメタルコアバンドと同等の
 
へヴィサウンドを奏でていて、
 
そこにストリングスやピアノサウンドを組み合わせ
 
自分のアンテナを引っ張ってくれました。
 
近年、そうしてストリングスを
 
大々的に取り入れたメタルコアだと
 
Architects が浮かんできますね。
 
そういった点では、Architects 好きにも
 
大いにオススメできるように思います。
 
 
 
今作で2枚目のフルアルバムってことですが、
 
じゃあ前作や初期はどうなんだろ?
 
と思って、何曲か聴いてみたんですが
 
 
 
 
打ち込み要素も、クリーンも、
 
ずっとやってきてるバンドなんだと判明。
 
そういったスタイルを貫いてるのも好感ですね。
 
 
 
 
重低音を響かせるだけでなく、
 
クリーンパートのエモーショナルでメロディックな部分、
 
打ち込み要素を取り入れての壮大さなど、
 
ただへヴィなメタルコアだけでなく、
 
他の要素でリスナーを掴んでいく可能性、
 
広くファン層を取り込めるような気もします。
 
それは↓の関連記事に挙げるバンド好きにも。
 
 
 
ってことで、
 
InVisions『Between You & Me
 
コアミュージック好きな多くにオススメしたいバンドです。
 
是非!
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は普段とは少し違う余談。
 
とはいえ、昔はこんな記事もよく書いてましたが。
 
やっぱ、ちょっと難民が気の毒だったので…
 
 
 

 
今日の昼間は
 
BMTH単独チケット難民
 
で、阿鼻叫喚でしたなぁ。
 
ホント、退会したモバイル会員に
 
わざわざ再登録して先行で取った甲斐があったよ。
 
でも、今回に関してはクリマンのやり方もなぁ…
 
一般発売前に発表したらダメなゲストでしょう。
 
こういうの、近年はクリマンもやらなくなってたから
 
忘れてたけど、思い出したわ(。-∀-)
 
やらなくなってたというか、
 
こっち系の単独が少なかったからですね。
 
 
近年、こういうのはH.I.P.のお家芸だったけど
 
All Time Low / PVRIS にワンなんちゃら
 
Sleeping With Sirens / Issues になんちゃらロック
 
Hoobastank に被り物オオカミ/なんちゃらオーケーなんちゃら
 
Yellowcard / Tonight Alive になんちゃらなんちゃらなんちゃら←
 
……やっぱ↑コレ見ると酷ぇわ(。-∀-)
 
 
今回のBMTHにHYDEは、これと同類の組み合わせ。
 
日本でZepp、新木場、下手すりゃアリーナまで
 
埋められるバンドをサポートに付けるって
 
悪手でしかないと思うんだよなぁ…
 
客層のバランスが悪すぎだもの。
 
それだけで荒れる要因にはなるのに
 
主催がそんなのわかってないハズないですしね。
 
こういうのって、どっちのファンにとっても
 
+の面が多くなるなんて思えない。
 
こういうところでさぁ、
 
『出れんの?サマソニ』に出るような若手や新人バンド、
 
まだまだこれからの中堅バンドを当てることが
 
正解なんじゃないの?と。
 
そういうことするのが主催の役目なんじゃないの?と。
 
こういったところで
 
若手、新人、中堅にチャンスが与えられない、与えないから
 
そのへんの世代がなかなか出てこれないんだろ、て。
 
 
 
フェスにパンダを呼ぶなら"まだ"わかるんですよ。
 
それで海外アクトのライブ(客入り)がスッカスカになる…
 
ってのはもちろん避けて欲しいことだけどさ。
 
フェス存続の為にチケットが売れるならやむなし。
 
そもそも単独とは規模が段違いだし、
 
見たくないなら見ないという選択をすれば済む話。
 
 
でも、単独はそうもいかないじゃない。
 
もちろん両方を楽しめる人が行くのがいちばん良い。
 
でもバンドの規模、ファンの規模が
 
大きければ大きいほど、そうは言ってられなくなる。
 
だから荒れる。
 
SNSを見てても、どこぞのワンなんちゃらのファンより
 
HYDEファンの方が遥かに良識的な印象を受けた。
 
でも、やっぱりそうじゃない人もいるワケで。
 
それがバンド、ファン層共に大きなものの弊害だよ。
 
今回、HYDE発表が一般発売の後だったとしたら
 
ここまで荒れることはなかったと思うんだよなぁ。
 
そもそも海外ではアリーナバンドにまで成長した
 
Bring Me The Horizon
 
いくら洋楽が死んでる日本でだって
 
『That's The Sprit』『amo』 から入ったという
 
新規ファンもいるのは確かでしょう。
 
そしてBMTHは、2016年の単独来日公演が
 
豪州のSOUNDWAVE 中止の余波で
 
キャンセルになってしまったという事例がある。
 
『That's The Sprit』 リリース後で、
 
タイミング的にはバッチリだったんだけどね。
 
この単独の前の来日は、KNOTFEST JAPAN 2014
 
ここで見た人でも約5年も待ってたことになるし、
 
KNOTFESTに行けなかった人は、それ以上。
 
 
こういった現実を見てるとさ、
 
やっぱ海外アクトのファンの人、1人でも多くに
 
チケットが行き渡らないもんかなぁ…
 
と、思わずにはいられませんね(´・ω・`)
 
 
 
 
 
次回更新予定の記事は
 
そんな洋楽フェスのことに関することをUPします。
 
ここに書いたことにも、一部ヒントは載せてますが
 
それを、より深く掘り下げた記事になってます。
 
お暇な時にでも是非ぜひ<(_ _)>