最近の朝晩の冷え込みが半端じゃない…
(((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブル
11月なのに気温が一桁台とか何事。
冬が近付いてきてますねぇ。
暑さで夏がやってくるより何百倍もマシですが。
しかし、近年は暖冬だったし
11月でここまで冷え込むのも久しぶりな気もします。
どうも、トトです。
先日、tacicaのライブを終え、
次のThe Royal に行く前にレビューをひとつ。
おかげでThe Royal の予習全然できてねーやw
今回のバンド、過去リリースでは、
年間アルバムランキングtop 10にも名を連ねました。
2年ぶりとなる、待望の新譜です!
さすがにこのレベルのバンドともなると、
海外リリースからそこまで間を置かずに
タワレコにも輸入盤が並んでいたので、
フィジカルでしっかり購入できました。
02. Hereafter
03. Mortal After All
04. Holy Hell
05. Damnation
06. Royal Beggars
07. Modern Misery
08. Dying To Heal
09. The Seventh Circle
10. Doomsday
11. A Wasted Hymn
UKの誇るメタルコアバンドArchitects が
8枚目となるアルバム『Holy Hell』 をリリース!
↑NM MAGAZINEの記事によると、今作は
2年前に他界したTom に向けてのアルバムだ、と。
今作を含め、直近の3作品では
Tom について書かれた曲や作品が続きましたね。
やはり、彼の存在はバンドにとって
とても大きなものだったことへの表れでしょう。
その大事なメンバーに向けての
残されたメンバーの、バンドの想いが綴られた作品
早速聴いてみました。
Death Is Not Defeat
まず1曲目は、現在最新のMVとしてUPされている曲。
イントロから鳴り響くストリングスの音と、
vo/Sam のシャウトから幕を開けます。
これまでのArchitects 色の濃いサウンドに、
今回はストリングスによるドラマ性を高める要素が。
そこと相反するようなへヴィなブレイクもあり、
ブレイクパートではシンガロングパートも。
ブレイク後には再びストリングス+Sam 、
そこに女性の神秘的なコーラスも混じという、
至極の展開で今作が始まります。
Hereafter
MVのある2曲目はまさかのクリーンから始まるも、
そこを抜けると気持ち良いくらいの
メタルコアサウンドを叩きつけてきます。
サビではミドルテンポに落とすも、
Sam のシャウトは止まるところ知らず。
しっかりブレイクも展開し、
Architects らしいメタルコアを鳴らしてくれます。
Mortal After All
3曲目は、前曲よりもアップテンポに展開し、
掻き鳴らされるギターサウンドが心地良いメタルコアに。
ラストサビ前のブレイクもかなりイケてますが、
そのブレイク前の打ち込みパートが好きだなぁ。
ラストは再びストリングスを響かせ、
ドラマチックなメタルコアを展開しています。
Holy Hell
そのままストリングスを取り入れたイントロから、
軽く走る感じに始まる4曲目は、今作のタイトルトラックです。
3曲目に続き、アップテンポなメタルコアを見せます。
後半に向かうにつれてテンポは落ちていきますが、
サウンド面も、ボーカルも全く落ちず。
終盤のドラム連打とシャウトの組み合わせや良し。
そしてストリングスとブレイク、Sam のシャウトと、
最後はストリングスを残して曲を締めます。
Damnation
静かな打ち込みからヘヴィなギターサウンドで
お迎えされる5曲目。
刻むリフとか超カッコイイっすね。
そしてここでもクリーンからのサビに入り、
叫びまくりのSam の裏で奏でられるストリングスも超良い。
それでいてブレイクも忘れず入れてくれる。
今回のアルバム(曲)には、ストリングスが
大々的に取り入れられてますが、それがまた良い。
ストリングスパートは、この曲がいちばん好きかも。
Royal Beggars
6曲目のMV曲は、ブレイクからのクリーンで開始。
今作はストリングス同様、目立つのはクリーン。
でも、それも曲に合わせたクリーンだし、
Architects のサウンドが緩くなったとは思わないし、
Sam も基本はかなり叫びまくってますしw
そういったクリーン要素も含め、この曲に関しては
静と動がハッキリしてる曲ですね。
Modern Misery
こちらもMV曲の7曲目。
ここではヘヴィなギター+シャウトで幕開け。
ヾ(*≧Д≦)ノ モーダァンミズァリィ(Modern Misery)!!!!!
は、一緒にシャウトシンガロングしたい。
ここでも静と動を感じられる展開がありますが、
こちらの『静』ではクリーンなしのシャウト祭り。
サウンド面がエモーショナルな為に、
Sam のシャウトも自然とエモーショナルに聴こえるから不思議。
Dying To Heal
続く8曲目はミドルテンポながらも、
手数足数の多いドラミングが非常にツボです。
2コーラス目のサビへの入りも、クリーン導入から
ぐんぐん上がっていき、サビでMAXになる勢いが良い。
ここのブレイクも割とスローに、ヘヴィに、
ガツンとぶちかまして、ブレイクで幕を閉じます。
The Seventh Circle
9曲目は今作最短となる、わすが1'48"の曲。
同様に今作で最もアグレッシブな曲です。
こんなArchitects 久しく見てない!
って感じで、サウンド面の攻め感がすごい。
Sam も当然、この約2分間は全力シャウト。
ライブの頭に一気に火をつけるにも良し、
最後の最後に燃え尽きさせるでも良し、
こういう短く、激しい曲は使いどころを選びませんね。
Doomsday
10曲目は、今作で最初に発表された曲。
It's like a brand new ヾ(*≧Д≦)ノ Doomsdaaay!!
ってシンガロングしたいっすねぇ。
約1年前にUPされたMVは1900万再生を超えてます!
やはり今作の中でも、頭ひとつ抜けてるようなクオリティ。
この曲を最初に聴いた時の、このバンドの安定感よ。
同時に今作への期待値も上がりましたよね。
でも、約1年で1900万再生超えるとかやべぇな…
こんなメタルコアバンド、今や他にいないんじゃ…
Tim が復帰したAs I Lay Dying 復活の1曲が
約5ヶ月で582万超え。これを単純に1年換算しても
1900万には全く届かないぜ…?(;゚Д゚)
もちろんメタルコアの中で細分化してしまえば、
Architects もAILDも違う位置にいるバンドだろうけど、
"メタルコア"としての広い畑の中じゃ同じじゃん。
それでここまで差がつくって、改めて
今のArchitects が如何にバケモノじみてるかわかりますね。
そして今年7月には、
この曲のピアノverが公開されています。
これもまたエモーショナルさに振り切ったアレンジで
グッと心を掴まれますね。
A Wasted Hymn
そしてラストを迎える11曲目。
アルバム後半は鳴りを潜めていたストリングスが
再びここで戻ってきます。
壮大で、ドラマチックな展開を見せるサウンドに、
Sam のシャウトがこだまします。
今作で最もエモーショナルで、
叙情性の高いメタルコアを以て幕を閉じます。
以上、
Architects『Holy Hell』
でした。
今作ではクリーンを取り入れ、
そしてかなり存在感を顕にしたストリングス。
そこがArchitects のサウンドに
更なる壮大さと、エモーショナルさを付加し、
2年前、癌によって他界したTom へ向けての
素晴らしい追悼アルバムになったのではないかと。
普段から言っている通り、
個人的には疾走し、勢いのあるサウンドが好きで
それはメタルコアに対しても変わりません。
でもArchitects のサウンドって
アップテンポで勢いはあっても、
疾走してる曲って近年ではほとんどないし、
何なら少しミドルテンポなのが多い気もする。
それでもアルバムを、曲を聴いていると、
やっぱArchitects すげぇな、かっけーな、
って思ってしまうバンドです。
それは今作に対しても同じで。
前作『All Our Gods Have Abandoned Us』 も、
前々作『Lost Forever // Lost Together』 も、
もちろん良かったけど、
そこを超えてくるあたり、さすがArchitects だなと。
今、本国UKでの人気やばいもんね。
"Doomsday" のライブ動画が上げられてる会場
Alexandra Palace (アレクサンドラ・パレス)
調べてみたら、キャパは10,400人らしいですよ。
↑この時のライブが、
キャパをフルで活用したかどうかわからないけど
動画見るだけでも、相当デカイのは一目瞭然。
Architects ならフルの10,400人でも
フツーに埋めててもおかしくないって思えるのがね…笑
逆に、世界の人気や知名度とは裏腹に
Panic! At The Disco でも新木場程度がsoldしない、
Neck Deep がCYCLONEごときもsoldしない
そんな日本にArchitects が来てくれたところで、
Alexandra Palace のキャパ1/3以下のZepp Tokyoはおろか
1/5以下の川崎CITTA'すらsoldさせられんでしょう。
悲しいことですね。
しかし、そんな日本のバロメーターなど関係なく
今、間違いなく現代最高峰のメタルコアバンド
Architects の新譜『Holy Hell』
メタルコア好きは当然のことながら、
そうじゃない人も是非、この1枚を手に。
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そんなArchitects フォロワーバンドのひとつである
UKメタルコアの来日が決まりましたね。
これには思わず
キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!!
と、言わざるを得ませんでしたね。
2度目となる来日で、しかも単独での来日ですよ。
呼び屋がEvokenってのが意外すぎましたが。
個人的に初のEvoken公演になりそうです。
ただ、日程的にキツいのが同日に発表されました。
State Champs / Knucle Puck
普段の自分の好みだと、こっちが正解なんですがw
このツアーの前に、フェスでの来日が決まってましたが
むしろ、このツアーをやらないワケはないだろうと。
むしろ、識者はこっちが来るのをわかった上で、
情報出るのを待ってましたよね笑
もちろんワタシもその内の一人ですw
IGバンド、しかも過去に来日経験があって、
ツアーで日本を回ったことがあるバンドが、
イベントひとつだけで終わるワケがねぇ!
と、信じておりました。
しかし、これ
東京公演は、危うくWSSと日付かぶるとこでした…( ノД`)
それでも1日違いってのがツライのは変わりませんが。
しかも平日ど真ん中の2daysだぜ?
マジで近年の洋楽ライブの日程が厳しすぎる…orz
しかし、こうして
来年の来日公演も続報が絶えません。
同時に、お金の支出も絶えません!(。>д<)w
でも、この2公演は行くで!意地でも!