Architects『All Our Gods Have Abandoned Us』 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 


給料が入り、買わずにいたのも含め

近日リリースされてたものをまとめて

7枚のアルバムを購入しました。

昨夜、その中の1枚をレビューしようと思ってたのに

気付いたら寝落ちしていたという…(´-ω-`*)zZ

そんなこんなで本日、仕切り直したトトです。






Architects
『All Our Gods Have Abandoned Us』

01. Nihilist
02. Deathwish
03. Phantom Fear
04. Downfall
05. Gone With The Wind
06. The Empty Hourglass
07. A Match Made In Heaven
08. Gravity
09. All Love is Lost
10. From The Wilderness
11. Momento Mori


昨年2月【Crossfaithに呼ばれ来日】を果たし

それのプロモーションも兼ねて

6th album『Lost Forever // Lost Together』の

国内盤もリリースしたUKのメタルコアバンド

Architects 7枚目のアルバムがリリース。

最近、輸入盤もリリース日通りに店頭に並ぶことは

ほぼほぼ無くなっていたのに、

5/27付でリリースされたArchitects の新譜は

ちゃんと輸入盤がタワレコ店頭に並びました。

Epitaph が仕事してくれたのか、

タワレコが仕事してくれたのかは不明だが

おかげで早々に購入できて何より。


てか、何だかんだで7枚目なんだね。

Ruin』以降の5枚しか持ってねーや。



その『Ruin』以降、3枚のアルバムには

Architects の"A"のアイコンを使用したジャケットだったが

今作はそれよりさらにシンプルなものに。

Simple is Best

今年購入したアルバムの中では上位に好きです。

今年の年末総括記事には、

Best Artwork』の項目も追加しようか。



さて、肝心の中身ですが。

前作『Lost Forever // Lost Together』から続く…

というか、Architects ならではの

激しくも、どこか切なさのある

ヘヴィダークな世界観はそのままに

UKバンドならではのエモーショナルさも取り込みつつ

さすがのArchitects 節を見せてくれています。


track-01. Nihilist
最初の曲は至極肝心の1曲目
3分以内に収まる疾走するメタルコアナンバー
しっかりブレイクダウンパートもあるのが良い。
それでいて余韻を持たせるような終わり方
こういうとこArchitects 上手いなぁと思ったり。
1曲目は、言ってみれば"アルバム全体のイントロ"だ。
リスナーの耳を、心を掴むには重要なポジション。
Nihilist はその役割を存分に果たしてくれた。

track-02. Deathwish
2曲目も攻めのメタルコアが続く。
UKバンドならではのエモーショナルさもありつつ
サビはガッツリ上げてくれる。

track-04. Downfall
つい先日MVが上げられた曲。
高っかい建物の上でvo.Sam が叫んでる。
最後はタイトル通り、そこから落下。
わかりやすくタイトルを回収するMVは良い。
I want to be there to witness the downfall
って、downfall の部分をシンガロングしたいね。

track-05. Gone With The Wind
やはりMVになっている曲だけあって
一聴した時にかなり耳に残るのはさすが。
今回は他のMVの演出的にも、一貫性があって良いね。
ちらっと出てくるデジタルノイズ音も良い雰囲気出してる。

track-06. The Empty Hourglass
全体的には聴かせるコア曲だと思うが、
厳ついブレイクダウンでその雰囲気をぶっ壊す。
"静と動"が混在する良曲。

track-08. Gravity
タイトルからしても絶対気に入る!
と思ったら、やっぱり個人的に最初のお気にになった。
イントロから心もってかれた。
サビは浮遊感あるギターにvo.Sam シャウトが映えるよ。
"Gravity"曲にハズレなし

track-10. From The Wilderness
ミドルテンポに突っ走るArchitects っぽさ増し増し。
Sam が叫び倒しなのも良い。
やっぱArchitects の良さは、
ミドルテンポやスローテンポな曲でも
ほぼシャウトしっ放しだからナヨくならない。
そういったテンポでも、楽器隊も攻めてるしな。

track-11. Memento Mori
本作ラストを飾るのは8'12"にも及ぶ超大作。
アルバムの最後によくある、Break という名の
無音部分が阿呆みたいに長く収録されてる8分でなく
音は鳴り続けての8分だからな。
それ故か、他の曲と比べても打ち込み等の
飛び道具系も目立つが、そこはArchitects
あくまで"バンド本来の音"を邪魔せず入れてくる。
6分ちょい前、微かにバック流れていた時計の針音
それのみが3秒

カチッカチッカチッ…

とメインを張ったあとに
怒濤のように流れてくる激しいバンドサウンドとスクリーム
この曲いちばんの上がり所は、
このアルバムいちばんの上がり所のようにも思う。






今年リリース&購入したメタルコアアルバムの中では

Bury TomorrowThe Word AliveWage War に続いて

"硬派"盤として推せるアルバムだなぁ。

昨今はエレクトロ系のバンドも増えてるけど

結局、最終的に良いな、好きだなって思うのは

そういう飛び道具系に走らない"バンドサウンド"なんだよなぁ。

METALやPUNKが息の長いジャンルとして

キャリア20年以上のバンドが未だに現役だったりするのも

そこにリスナーがついてきてるからよね。


レビュー中でも言ったけど

Architects打ち込みとかを使ってるバンドだけど

それこそホントに些細な部分で、

そこが前面に出てくることは少ないし、

あくまで"バンドサウンド"がメインの

メタルコアバンドだと思うんよ。


でもって【Issues 記事】でも書いたけど

やっぱUKメタルコアって硬派なのが多いイメージがあって

Bury Tomorrow にしろ、Architects にしろね。

エレクトロ系じゃないから硬派に聴こえやすいし

クリーンも少ない、あってもナヨいクリーンでなかったり

そういうバンドが多いイメージだわ > UKコア勢

ガンガンにエレクトロ要素があるとはいえ、

"『APOCALYZE』までは"クリーンもすげー少なかった

CrossfaithがUK中心に引っ張りだこだったのも納得いくもんな。

コアで激しく、硬派なのが聴きたい人には

USよりUKをオススメしたい。


ってことで

Architects『All Our Gods Have Abandoned Us』

レビューでした。

前作の『Lost Forever // Lost Together』よりかは

ミドルテンポな曲も増えてる感じするけど

Architects の良さは微塵も失われていない良盤です。


また来日してくれないかなぁ…