RENEGADES『RENEGADES - EP』USメタルコアのセルフタイトルデビューEP | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


風邪っぽい時に、「風邪だ…」と思うこと。


体温計で熱を測った数値を見て「熱ある…」と視認する。


そうすることで一気に症状が悪化する


みたいな、一種の負のプラシーボ効果みたいなことって


ありますよね。


事実、自分も


以前、夜勤中になんかだるいなーって思いながら


その日は朝までフツーに仕事をしたんですが、


試しに病院に行って体温計で測ると37度後半。


自分は平熱35度台なので、


36度台の人からすると、38度に相当しますが、


こういった数値を見るまでは


フツーに夜勤乗り切ってますからね笑

 

夜勤中にこの体温みたらアウトだったでしょう。


そういうのを避ける為に


この時期特有のヤバイやつ、今まで認めずにいました。


でも、もう認めますよ。


自分は花粉症です。


↓ツイッターで回ってきたのがさ

 

2012年の花粉 : 昨年の3倍
2013年の花粉 : 昨年の3倍
2014年の花粉 : 昨年の3倍
2015年の花粉 : 昨年の1.5倍
2016年の花粉 : 昨年の4倍
2017年の花粉 : 昨年の6倍
2018年の花粉 : 昨年の3倍

つまり2011年の花粉に比べて2916倍の花粉が舞っている計算になりますね。これはとんでもない事ですよ。

 

 

ってのがあったと思えば、

 

↓一方では


「今年のヒノキ花粉は428倍!」それって本当にヤバいのか??


というサイトまで。


年々花粉症患者も増えてますよね。


そりゃこんなにも花粉が飛びまくってれば


誰だって花粉症なるわもうこれ公害やろ…


国も何か対策せーよ


スギとヒノキ伐採せぇ!


とはいえ、自分はまだマシな方で


薬は飲んでないし、マスクと対策スプレーで何とかなってますが。


それでも効かない日はホント効かないですがね。


こんな状況でも、友人の一人は花粉症じゃないのがいますが


お前の体どうなってんねん、と。


この状況で未だに花粉症を発症してない人が羨ましいですね。


どうも、トトです。

 

 

 

さて、前フリがだいぶ長くなりました。


前回はハゲ林檎… じゃない、

Appleの愚策について記事にしましたが、

今回レビューする音源もiTunesで購入しました。

リリース日がASLWの新譜と同じだったので、

その時に同時に購入。

先月、この【バンド発掘記事】で予告した通り

デビュー作をレビューしていきます。

 

ASLWとはまた違ったタイプのメタルコア
 

 




RENEGADES『RENEGADES - EP』
01. Deception (feat. Jon Rose)
02. Extortion
03. Hysteria
04. I. H. Y. M. S. (feat. Michael Martenson)
05. Endless
06. New World


 

 


アメリカはカンザス出身のポスコア/メタルコアバンド

RENEGADES がデビュー音源である

セルフタイトルEPをリリースしました。

彼らの影響を受けたバンドや、

先行して公開されたTeaserからも

期待を煽っていました。

早速聴いていきましょうかね。



テンポの早い鍵盤と打ち込みから
エレクトロ系かなと思いきや、
サウンドはがっつりヘヴィなメタルコア!
クリーンがまた少しエモーショナル感あり、
壮大なシンガロングコーラスパートもあり、
ギターソロは完全にメタルな1曲目"Deception" でした。


2曲目の"Extortion" は、イントロから
わかりやすすぎる現行メタルコアを鳴らします。
ここでもシンガロングが映えるパートがあり、
ライブ映えが容易に想像できますね。


アップテンポに走り気味に始まる3曲目"Hysteria"
しかし1コーラス目が終わると、
ヘヴィなブレイクダウンが顔を覗かせます。
個人的にはサビのメロディがツボですね。



バンド初のMV作品となっている"I. H. Y. M. S."
こちらもメタルコア然とした始まりから、
サビのクリーンの感じはポスコア的にも。
かなり良い感じのブレイクダウンも入ってます。
ROCKLAHOMA 出演もだけど、
APにも取り上げられたりしているようで、
この手のマイナーバンドが、MV公開からひと月経たずに
再生回数12,000overはなかなかじゃないかと。
そしてMVを見て判明したのは、ボーカルは
スクリームとクリーンの両刀使いだったということ。
獣感のあるスクリームと、相反するような
エモーショナルなクリーンは武器ですねー。


少し控えめなEDM感のある打ち込みから
ガツッとヘヴィに切り込む5曲目の"Endless"
サビの打ち込み感がBTFあたりを感じさせます。
そしてタイトルをクリーンで叫ぶ部分は
共にシンガロングしたい衝動に駆られます。


多幸感のあるイントロから始まるラストの6曲目

"New World"
イントロが過ぎると多幸感は消え、
暴力的なヘヴィサウンドがお出迎え。
サビはクリーンと共に、イントロの雰囲気も。
そしてこのバンドのブレイクダウン良いっすね。
そしてイントロの多幸感を持って、
ラストは余韻を感じさせる終わり方を以て、
今作をしめます。





以上、新生バンドRENEGADES

セルフタイトルデビュー盤でした。

サウンドに添える形での打ち込み要素を入れつつ、

バンドの基本は現行のポスコア/メタルコアサウンド。

影響を受けたバンドに

Wage War, Architects, We Came As Romans, A Day To Remember, blessthefall, A Skylit Drive, The Word Alive, Crown The Empire

これらのバンドを挙げてますが、

打ち込みの感じはWCARやBTF、CTE的で

サウンドのポスコア/メタルコア感は

Wage War 、TWAあたりを感じさせますね。



今回、レビューする上で色々調べてわかったのが

RENEGADES になる前、元々Get Busy Living という

POP PUNKバンドをやってたってこと。



RENEGADES に比べると再生回数が可哀想だな…

見た感じボーカルは同一人物ですかね。

しかし、これまた随分な方向転換したな、と笑

ADTRに影響を受けてるのも、

元はこうした音楽性だったことからかな?



そしてI. H. Y. M. S. にfeatしてる

Michael Martenson が所属してるバンド



Boys Of Fall はこんな感じ。

これは確実にGet Busy Living 期からの繋がりに見える。

Michael がっつり叫んでたし、てっきり

RENEGADES と似た音楽性のバンドだと思ったよ。




ちなみに、1曲目にfeatしてた

Jon Rose なる人物の特定は出来なかったです。

ググッて最初に出てくるのバイオリニストですしね。

まさかその人… じゃないだろうしなぁ(。-∀-)



そういえばRENEGADES

ROCKLAHOMA の他に、レッジャンこと

The Red Jumpsuit Apparatus

サポートも決まってましたね。



公式のSNS見ても、頭のThe があったりなかったり…

まぁバンド名長いし、他にいないから

The があろうがなかろうが判別のつくバンドですが笑



新しいバンドなのでね、

音源レビュー以外の情報も判明したものだけ挙げました。

ここからバンドに注目するかしないかは

アナタ次第です!←




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