Beartooth『Disease』安心安定のBeartooth式メタルコアを響かせる3作目! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


 

めっちゃ面白ぇぇぇええええ


ようやく購入したスパイダーマンをプレイ中ですが


クリエイターもビックリ、ユーザーもビックリの評判通り、


すげー面白いっす!

 

プレイし出して約1週間半ほどでトロコンまでしてしまい、

 

これまでやってきた


MGSⅤ
ペルソナ5
仁王
ウィッチャー3


等に比べれば、当然ボリューム自体は落ちるものの


コレ、一種のオープンワールドゲーとしては完成してるんじゃね。


もうね、


NYの街並みを移動してるだけで楽しいし、


アクションも簡単、レスポンスも最高、


操作簡単だし、ストーリーもサクサク進んで快適!

 

オレでもトロコンできるくらいに難易度も高くない!


昨今のゲーム同様、


当たり前のようにDLCで集金するところだけは気に入らないが


ゲームとしては、申し分ないです。


これ、今年のGOTY獲れるんじゃね?さすがに言い過ぎ?


どうも、トトです。

 

 
 

さて、スパイダーマンのおかげで


テンション高めで始まった本日ですが。

 

今月も新譜のリリースは続々とされてるし、
 
もちろん自分もその都度、入手はしてるんですが…
 
ちょっと想像と違ってたり…
 
悪くはないけど…だったり…
 
そもそもレビューするにはスキルが足りなかったり…
 
カオス過ぎてレビューできなかったり…w
 
そんなこんなでレビュー記事が書けず、
 
過去に下書きしてたのを引っ張り出してきたり、
 
来日情報を書いたりと、お茶を濁しつつ
 
何とかネタを切らさず頑張りました( ノД`)笑
 
なので、今月は全く記事がストックできてません…
 
買う新譜買う新譜、良盤揃いだったら
 
こんなことになってねーんだよ!←
 
で、ようやく辿り着いたレビュー記事。
 
つって、リリースされたのは先月なんですが。
 
 
 
 
Beartooth『Disease』
01. Greatness Or Death
03. Fire
04. You Never Know
05. Bad Listener
07. Manipulation
08. Enemy
09. Believe
10. Infection
11. Used And Abused
12. Clever
 
 
 
 
Red Bull Records 所属、US産メタルコア
 
Beartooth が3枚目のアルバムをリリース。
 
しかし、
 
来日はない=日本のメジャーレーベルは仕事しない
 
ので、今のところ国内盤リリースはありません。
 
Beartooth が1stと2ndの国内盤が出たのは
 
来日があったからだってのが容易に想像できます。
 
ホント、メジャーはわかりやすいクソっぷり。
 
こういった日本の音楽シーンはド無能なれど、
 
バンドはどんどんキャリアを重ねていきます。
 
そんなメジャーに所属するような
 
売れ線バンド嫌いなCaleb 率いるBeartooth の最新作。
 
早速聴いてみました。
 
 
 
 
Greatness Or Death
弾き語り風に静かに始まる1曲目…が、
すぐさまCaleb のシャウトが飛び出します。
それと同時にラウドなサウンドもお目見えし、
サビはアップテンポに攻め立てます。
アグレッシブさは十分!
アルバムのオープニングを立派に務めてくれます。
 
 
Disease
今のところ、唯一のMV曲となっている
2曲目のタイトルトラック。
こちらも始まりは静か、そこからすぐに
アップテンポに展開し、サビはミドルテンポに。
と、展開的には1曲目とは逆パターン。
更に1曲目にはなかったシンガロングパートがあり
ライブでの盛り上がりが想像できます。
 
 
Fire
ここまで3曲連続、シャウトは激しいサウンドに入る前
ド頭は静かに始まりますね。
しかし、そこを抜けての上げ感はここまでで一番!
シャウト+疾走パートで一気にブチ上がります!
そしてシャウトパートは同時に、
激アツなシンガロングパートでもあります。
タイトルに恥じない、燃え盛る火の如く
かなりテンション上がる曲に仕上がっています。
 
 
You Never Know
そして続く4曲目は、
ラウドな歌モノの様相を見せます。
しかしラストサビ前は鬼気迫るシャウトも見せ、
メリハリのある展開で、非常に聴きやすい
ラウドでキャッチーなナンバー。
 
 
Bad Listener
今度はのっけからブレイクから始まる5曲目。
そのままアグレッシブなサウンドと、
叫びまくりのCaleb で、ミドルテンポながらも
攻めまくりな楽曲が素晴らしい。
 
 
After all
前曲との比較で聴かせ曲かな?と思いきや、
やっぱり上げてくれるBeartooth 最高やん。
そんな6曲目。
しかし、シャウトは激減でクリーンがメインに。
Caleb の声というか、歌い方というか、
全然ナヨい声ではないし、それでいてサウンドは
きっちり上げているのでユルさは皆無。
聴きやすさとエモーショナルさに長けたラウドナンバー。
 
 
Manipulation
イントロの掻き鳴らすギターサウンドが、
coldrainの"ENVY"を少し彷彿とさせる7曲目。
これもミドルテンポながら、しっかり盛り上がれる
ラウドなサウンドとシンガロングパートを搭載。
 
 
Enemy
タイトルからして不穏な感じは、
イントロから実感できる8曲目。
しかし、同時に期待のできるタイトルでもある。
それは不穏なタイトルを抜けた、
本編開始のクソかっこいいイントロから証明されました。
サビは少し勢いが落ちるけど、
サビまでの展開は超クール!超カッコイイ!
ラストサビ前はメタルメタルしてるリフと、
ブレイクを披露し、肝心のラストサビは
ここまでのサビより少しテンポも上げ、
イントロのカッコ良さそのままにアウトロに入り締めます。
 
 
Believe
初っぱなからシンガロングパートで幕を開ける9曲目。
てか、さっきからリフがちょいちょいSOTYっぽい。
そして、サウンドが陽性に傾いていて、
若干POP PUNKっぽい感じすらある。笑
Beartooth からまさかこんな曲が出てくるとはなぁ。
 
 
Infection
今度はしっかり厳ついサウンドで攻めてくれる10曲目。
そこまでアップテンポではないにしても、
こういうサウンドはまさにBeartooth って感じで、
聴いてて安心する。
ラストサビ前のブレイクもイカしてるしね。
 
 
Used And Abused
ラスト前11曲目は、今作でいちばん最初に
気に入った曲です。というのも、これも
イントロがやべーカッコイイ!
やっぱりイントロが良い曲は強いです。
こういうリフ好きだなぁ。
この曲ではサウンドも、ボーカルも程よく攻め、
アップテンポに展開してるところも高ポイント。
てか、今までギターリフと言ったら
自分の中ではWhile She Sleeps だったけど、
今作のこの曲に関しては、Beartooth もかなり良い。
 
 
Clever
ラスト12曲目は、今度こそホントの聴かせ曲。
1st、2nd、そして3rdの今作も、
割りと攻め感あるサウンドがBeartooth の印象なので
こういう曲は新鮮に感じますね。
しっとりしてる聴かせ曲ではないところが、
Beartooth らしいといえばらしいですけどね。
ラストを飾るにはピッタリの曲です。
 
 
 
 
以上、
 
Beartooth『Disease
 
でした。
 
今作で3枚目になりますが、
 
Beartooth は安定してるなぁ( ´∀`)
 
ホント、安心安定。
 
聴いてて不快、不安に思うことはなくて助かるわぁ。
 
おかげで他の新譜を差し置いて
 
こうしてレビュー記事が書けたワケですが。
 
以前からシンガロング系の曲はありましたが、
 
今作は、そういったシンガロングできる曲も多く、
 
そういった意味でのキャッチーさはひとしお。
 
そして初期からメロディラインはホントに秀逸で、
 
一聴して、耳馴染みの良い曲が多いのも
 
このバンドの強みですよね。
 
 
 
しかし、Beartooth がメタルコアって呼ばれるのは
 
なーんか1stの頃から少し疑問なんだよなぁ。
 
そもそもそんなにメタル感がないというか…
 
ザクザク刻むようなリフもあまりないし、
 
そこまで頻繁にブレイクダウン入れるでもないし、
 
8月にレビューしたDesasterkids から

 

打ち込み要素抜いた、的な。
 
彼らもメタルコアにカテゴライズされてますが、
 
従来のメタルコアとも、昨今のメタルコアとも少し違いますしね。
 
でも、そういったメタルコア要素はDesasterkids のが強く
 
Beartooth は、日本的な言い方なのはあれだけど、
 
少しラウドロック寄りな気さえします。
 
もちろんそれはそれで違うってのは百も承知なんですが。
 
メタルコアより、そっちのがしっくり来る。
 
なんだろ…ハードロックっぽいのかな?
 
1stあたりはハードロック+パンクっぽかったし…
 
ま、ジャンルなんて語り出したところで
 
得てして曖昧なもんには変わりないですが。
 
 
そんなジャンルはさておき、
 
今作も安心安定のBeartooth 節を披露してくれました。
 
1st、2ndから追っている人はもちろん、
 
ここからBeartooth に入る人にもオススメです。
 
 
 
さて、夏はPOP PUNKが盛り上がってましたが
 
ここから先は
 
Ice Nine Kills
Our Hollow, Our Home
Architects
Unearth
Crystal Lake
 
などなど、ヘヴィなサウンド光る
 
ポスコア、メタルコアなバンドのリリースが
 
目白押し!
 
秋冬はコア勢に要注目です。
 
 
 
 
 
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