Story Of The Year『Wolves』シーンに復帰したSOTY 5枚目の新譜! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 


1日2日に出勤、3日4日は休み、

5日が夜勤で、本日は夜勤明け、

相変わらずクソみたいな勤務体系っすな。

どうも、トトです。



さて、前回のAAに続き、

昨年リリース作のレビューといきますか。

リリース自体はAAの1週間前くらいだったかな?






Story Of The Year『Wolves』
01. Wolves
02. How Can We Go On

03. Bang Bang
04. Youth
05. I Swear I'm Okay
06. Miracle
07. Can Anybody Hear Me?
08. A Part of Me
09. Give Up My Heart
10. The Eternal Battle For Mike Cronin's Soul (To Be Alive Again)
11. My Home
12. Goodnight, My Love
13. Like Ghosts
14. Praying for Rain

 

 

 



このバンドの始動を、

今か今かと待ち望んでいました!

今回は自主制作としてリリースしたSOTYの

オリジナル作としては6年ぶり、5枚目のアルバムです!

リリース期間空けすぎィ!(。>д<)

その6年の間に、シーンはかなり動いたよ…

いくら00年代に作ったスクリーモ貯金があっても

目に見えるほどの大きな結果は出んでしょう(´・ω・`)

しかし、待ち望んだバンドの新譜

買わないワケに、聴かないワケにはいくまい!





Wolves
オープニングトラックのタイトル曲は、
およそ1分のSE曲。
遠くで鳴る鐘の音と、狼の遠吠えがこだまする森の中を
自転車で走っている…… と、まぁ
アルバムのジャケットまんまのSEです。
しかし今回のジャケット……ダサいよなぁ(。-∀-)w


How Can We Go On
そして本編スタートとなる2曲目。
のっけからアグレッシブに攻め立てるサウンドが
こちらの気持ちを掻き立ててくれます。
この超久々なSOTY感をひしひしと感じ、
この先の期待を煽りますねー。


Bang Bang
今回のアルバムで最初に発表された曲であり
MV化もされているリードトラックの3曲目。
3月か4月あたりのライブの時に披露していて、
オーディエンスショットの動画が上げられてましたよね。
この曲もSOTY然としていて良きですなぁ(*´ω`*)
Bang!! Bang!! とシンガロングできるサビの
キャッチーさが、ライブ映えしそうでとても良い。


Youth
gt.Ryan がめっちゃ恍惚としてそうな
ギターソロのみの1分で紡がれる4曲目。


I Swear I'm Okay
から繋がる5曲目なんだけど…
なんだこのイントロからキラキラした多幸感w
らしくねぇwww

謎にネバーエンディングストーリー浮かんじゃったよw
このファンタジー感のある映画にありそうな
主題歌感はなんだw
これまでの"らしさ"ある2曲からのこれはちょっと
急展開すぎやしませんかねw


Miracle
そんな感じのが続かずホッとした6曲目。
でも、打ち込み要素が少し残ってるな…
でもでも、このミドルテンポでのスクリーモ感は
SOTYの鉄板"Until The Day I Die" を彷彿とさせる。
この時代の00年代スクリーモバンドはみんな、
ボーカルの声をいかしたシャウトだからね。
没個性にならないのが良いっすなぁ。


Can Anybody Hear Me?
と、思ったのにw またこんな感じ?w
何で"Miracle" をこんな感じの曲で挟んだしw

さすがにさっきのよりはだいぶ良いけど
こっちはこっちで、ちょっとアップテンポで
なんやもうPOP PUNK感あるよね(。-∀-)w
は?www みたいな感じになるから面白いけど…
この2曲いる?とも思うのが正直なところ←


A Part of Me
気を取り直して8曲目。行進のような足踏みから
一気にヘヴィに入り、その後は歌唱パートの
エモーショナルさひとしおに。
Dan の渇いたシャウトも健在ですね。


Give Up My Heart
続く9曲目も聴かせるスローバラード。
こういうのはカラオケとかで思っくそ歌いたくなる。
こういう聴かせ曲でも、ボーカルは声張る感じだしね。
後半はサウンド面のテンポが上がるのも良き。
それでいてエモーショナルさは忘れない感じ。


The Eternal Battle For Mike Cronin's Soul (To Be Alive Again)
タイトルが長いな… Mike Cronin って誰や←
そんな10曲目は、サビの疾走感に
名曲"Stereo" を彷彿とさせるし、
サビじゃない部分はヘヴィなサウンドとシャウトで
The Blackswan 期の感じある。
タイトルは長いけど、良いじゃないか!


My Home
シンガロング御用達な大きなコーラス&
クラップパートで始まる11曲目。
曲調的にはスクリーモ感はなく、
それこそPOP PUNKバンドがやる聴かせ曲、
エモーショナル特化な曲、って感じがするなぁ。
まぁ、件の2曲よりは断然良い出来ですが。


Goodnight, My Love
うわ!なんだこのイントロからして
最近のcoldrainっぽい感じのやつ!
って印象を持った12曲目。
いやー、なんか聴けば聴くほどcoldrainっぽいぞ笑
まぁ、coldrainがSOTYをはじめ、
00年代のスクリーモ、ポスコア系のバンドに
影響を受けてることは周知の事実だけども。
coldrain好きな人には間違いなくハマる曲だと思う。


Like Ghosts
そして続くは本格スローバラードな13曲目。
しかし、思い返すとこういうのって
過去のSOTYにあったっけな?って感じもします。
やっぱ"Until~" とかの印象が強いんで、
多少聴かせ曲であっても、シャウトがあって…
こういうクリーンのみの聴かせ曲って
ちょっと新鮮なイメージですね。


Praying for Rain
ラスト14曲目は、そんなSOTYらしさのある
スローながらもヘヴィなパートがある聴かせ曲。
ラストはテンポアップし、シャウトを響かせ、
ヘヴィなサウンドに終始し、幕を閉じます。
そして今作イチの長尺、およそ7分半
ここまで長い曲って、最近だと
Architects "Memento Mori" とかありましたね。
あくまで長尺なだけで、当然のことながら
音楽性的には全く別物ですが。




以上、Story Of The Year 6年ぶりの新譜

Wolves でした。

ホント、謎にあの2曲の存在よwww

仮にあれがなくても12曲になるし、

10曲未満でフルアルバムとする最近のバンドのより

十分フルアルバムとして成り立つしね。

それ以外の曲に関しては、

これまでのSOTY色の強いもの、

00年代のスクリーモ、ポスコア感を押し出したもの、

そしてこれまでものを踏襲しつつ、

新たな一面を覗かせてくれたものと、

なかなかに良いものを作ってくれたって印象です。


ただね、やっぱ止まってた期間が長いことと

自主制作ってのが相まって、

日本の企業が国内盤を出すような動きは見られなかったし

アルバムリリース毎、そして

1stPage Avenue の10周年でも来日してくれていた

非常に親日家でもあるSOTYですが、

国内盤は出ない、そもそも既存のファンも

どれほどの人が新譜をチェックし、買ったのか…

ってのを考えると、この作品での来日は、

果たしてあるんだかどうだか…(。-ω-)-3

 

でも、何より嬉しいのは

 

現代に蔓延る休止や解散の波に呑まれず、

 

こうして戻ってきてくれたことですよね。



何はともあれ、昨年リリースの新譜レビューも

とりあえずAAとSOTYで終わります。

そして、今年のライブ始めに向けて

本格的に予習を開始します。




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