Alpha Wolf『Fault』SharpToneからデスコア上がりの重低音メタルコアデビュー | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

(旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
5月に入って1発目の記事は
 
自分が今までにどれだけの海外バンドを見たのか
 
っていうのが気になって、あの記事を上げました。
 
好きな音楽やジャンルも結構な偏りがある自分ですらも、
 
あれだけの海外バンドを見ることが出来ていて、
 
また、あの記事に挙げたバンド以外にも
 
本当に多くのバンドが日本に来てくれている
 
という意味合いの方が強いです。
 
あの記事にも、Spotifyのフォローバンド記事同様
 
新たに来日し、自分が見たバンドは
 
随時追加していこうと思います。
 
どうも、トトです。
 
 
 
で、先月末にリリースされた新譜を
 
まずは粛々と進めていくとしましょう。
 
このバンドも、来日バンドの記事に
 
加えられたらいいんですけどねぇ( ´∀`)
 
 
 
Alpha Wolf『Fault』
2. Spirit Breaker
3. Russian Roulette
4. Fault
6. The Lonely Bones
 
 
 
オーストラリア産メタルコアAlpha Wolf
 
SharpTone Records と契約後、初のEP
 
Fault を、4/19にリリースしました。
 
初期はストレートなデスコアだったバンドですが
 
キャリアと共にメタルコアに。
 
そういった音楽性の変遷は、Bring Me The Horizon
 
今月初来日を控えるFrom Sorrow To Serenity らと
 
同じ道を辿っています。
 
そういったバンドだと、既存のメタルコアよりも
 
激しさや重さに秀でていることが多く、
 
そこに大いに期待したいところでもあります。
 
そんな気になる新譜、早速聴いていきましょう。
 
 
 
No Name
徐々にフェードインしてくるイントロで始まる1曲目。
さっき言った通りに、ヘヴィな重低音を響かせ、
破壊力抜群なサウンドで殴りかかってきます。
当然ボーカルもクリーンなど一切なしで、
スクリームオンリーで叫びまくり。
ブレイクダウンも強烈で、圧がやべぇよ圧が。
 
 
Spirit Breaker
前曲のアウトロからそのままイントロに繋がる2曲目。
ここでは軽快でアップテンポなドラムから、
そのままアグレッシブに攻め立てるメタルコアに。
この自然に頭振りたくなる感じ、
(・∀・)良いですねぇッ!
ブレイクの破壊力はもちろん言うまでもなく。
洞窟、または底知れぬ谷底に吸い込まれる
風の音のようなSEの不穏なアウトロがゾクゾクする(* ゚∀゚)
 
 
Russian Roulette
ギターと共にブレイクダウンに突入する3曲目。
ミドルテンポに突き進んでいくと思ったら、
ハードコア的なリフからハードコアな展開を見せ
激烈なブレイクダウンへ。
すんごいハードコア色強く感じたのは気のせい?
そこまでハードコアに精通してないから自信はないけど。
教えて河内野さん!←
 
 
Fault
タイトルトラックの4曲目は短いSE曲。
タイピングしているような音と、
ラジオから出てるナレーション的な喋り、
45秒のそれらを経て、次の曲へ。
 
 
Sub-Zero
5曲目はMVになっている"Sub-Zero"
ヘヴィなリフ&ボーカルからスタートします。
群集の怨念みたいなコーラス良いなw
所々で恐怖感を煽るリフとか、展開とか、
(・∀・)良いですねぇッ!
徐々にテンポを落としていくアウトロから
 
 
The Lonely Bones
ラスト6曲目へと繋がります。
のっけからスクリームとヘヴィなサウンドを叩きつけてきます。
テンポは落としても、ラストだからと勢いを弱めることなく
最後までボディブローかますような
腹にガツンと来るサウンドで貫徹&完結。
 
 
 
 
 
以上、
 
Alpha Wolf『Fault
 
でした。
 
良いですねぇ、問答無用でボコボコにされる感じ←
 
やっぱデスコア上がりのメタルコアってば、
 
重低音破壊力が凄まじいっすよね。
 
ミドルテンポであっても、全くギア緩めないものw
 
そういった点を踏まえて、今作のサウンド的にも、
 
From Sorrow To Serenity が好きになる人には
 
大いにオススメできるバンドだと思います。
 
そして、恐怖感を煽る雰囲気には
 
先月レビューしたLotus Eater
 
Cane Hill あたりが好きな人にも。
 
 
今作にはそこまで
 
ニューメタル要素は感じられなかったものの、
 
NM MAGAZINEでは"ニューメタルコア"と言われ
 
wikiでは"Metalcore" "nu-Metal" "Deathcore(Early)"
 
となっており、シングルカットされている過去曲
 
 
"Black Mamba" ではニューメタルを感じられるし
 
 
 
初期の"Death Bringer" では確かにデスコアしてる。
 
 
フルアルバムが1枚しか出ていないだけで、
 
バンドのキャリア自体は6年と、
 
そこまで新人でもなく、音源自体はそこそこ出てます。
 
そこからSharpTone 契約で、一気に知名度が上がった感じ。
 
自分もそれをキッカケに知ったワケですしね。
 
 
こうしてSharpTone と契約して、
 
今年EPをリリースしたということは
 
来年あたりにはSharpTone からフルアルバムリリース
 
なんていう期待もしちゃいますね(*´ω`*)
 
 
 
そんなAlpha Wolf SharpTone デビュー作Fault
 
重低音と破壊力に長けたメタルコアが好きな人には
 
是非ぜひオススメできるバンドです。
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなAlpha Wolf にちなんで、
 
ワタクシなんかが語れる知識と言葉は持ってない
 
泣く泣くのお蔵入りレビューの良質音源。
 
 
 
After The Burial『Evergreen』
2. Exit, Exist
3. 11/26
4. In Flux
5. Respire
6. Quicksand
7. The Great Repeat
8. To Challenge Existence
9. A Pulse Exchanged
 
 
Sumerian Records 所属、
 
プログレッシブメタルコアのAfter The Burial の新譜
 
Evergreen も4/19にリリースされました。
 
この通り、4/19リリースって、めちゃくちゃ多かったんですよw
 
 
で、肝心のATBの新譜も
 
これまで通りのクオリティを見せ、
 
腹にくる重低音が響く1枚となっています。
 
ATBは安定感あるなぁ。
 
 
 
同系統のDjent/プログレバンドと言えば
 
同じく、過去Sumerian に所属していた
 
Periphery『Periphery IV: HAIL STAN』
1. Reptile 【Guitar Playthrough
4. Garden in the Bones 【Drum Playthrough
5. It’s Only Smiles
6. Follow Your Ghost 【Guitar Playthrough
7. Crush
8. Sentient Glow
9. Satellites
 
 
Periphery の4枚目Periphery IV: HAIL STAN
 
自主レーベルの3DOT Recordings から4/5にリリース。
 
リフや低音に関してはATBと同等、
 
そしてATBにないのは、Spencer のボーカルクオリティ。
 
クリーンパートもあるバンドですが、
 
Spencer 自体、スクリームもクリーンも十分、
 
というかライブでも音源再現クオリティなので
 
そこは本当に驚愕ですね。
 
 
 
 
前回は、隻狼レビューで
 
音楽ブログなのに、音楽よりも
 
ゲームネタの方が長くなってしまったのでw
 
今回は音楽(音源)ネタ多めにしてみました。