From Ashes To New『The Future』若手ニューメタル筆頭バンド2枚目の作品 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

ここ最近、関東で地震が多発していましたが、

 

まさかの関西で

 

震度6弱

 

震度、そして震源地を見るに

 

阪神大震災を思い起こした人も多いでしょう。

 

身近な人で、西側の知り合いって


PositiveDiveの河内野さん(京都)
古参読者のしんやさん(四国)


くらいしかいませんが、大丈夫でしたか?


どちらも震源地ではない為、


そこまで甚大な被害は出てないと思いますが…


地震大国日本


首都直下型も、既に何年も示唆されてます。


大きな都市で大地震が起きれば


建築物の倒壊をはじめ、被害も相当なものになるでしょう。


大きな地震が起きるたびに、対策を見直す


ではなく、やはり日本という国に住んでいる以上


常日頃からの地震対策は必要不可欠ですね。


どうも、トトです。

 

 

 

そうは言っても記事更新←


更新が止まる時は自分が死んだ時


音楽への熱が冷め切った時です。


後者の方が早く訪れそうな感満々ですがw

 


Strung Out のアコースティックEP同様、

リリースからだいぶ日は空いてしまいましたが

正真正銘、今年リリースされた作品のレビューをば。

「最近のメタルコアは全部同じに聴こえる」ってマッチョなボーカルが言ってるんだけど、実際どうなの?

以前、↑の記事で若手ニューメタルバンドとして

Cane Hill BackWordz と共に

今回のバンドも挙げたんですが、

どちらもウチで記事に書いたことはあるのに

今回のバンドだけ手付かずだった!∑(°口° ;)

それはいけない!と思って

今回、喜怒音楽でも初めてちゃんと取り上げます。




From Ahes To New『The Future』
01. Wake Up
02. Crazy
03. My Name
04. Gone Forever
05. Broken
06. Forgotten
07. Enemy
08. Nowhere To Run
09. Let Go
10. On My Own
11. The Future



若手ニューメタルバンドの中でも

Next Linkin ParkPost Linkin Park

との声が名高いFrom Ashes To New

2枚目のアルバムが4月にリリースされました。

しかも国内盤もクソWardからリリースされてます。

本国では、Papa RoachBad Wolves

Escape The Fate の現所属であるEleven Seven Music から。

Cane Hill も、BackWordz も、

国内盤リリースもなければ、来日もないですが

From Ashes To New は2016年に初来日もしてます。

 

 

 


ま、このライブに自分が行ってない理由は

読者歴が長い人なら言わなくてもわかってくれるでしょう。



非常に惜しい、勿体ない環境で日本と関わってくれてますが

バンドの実力は申し分なし!

ボーカルも変わってしまいましたが、

1stと変わらない音楽性で2枚目を作ってくれました。

そんな2枚目のアルバムを聴いていきましょう。




Wake Up
オープニングトラックに相応しいタイトルの1曲目。
イントロ、そこを抜けてのラップパートと、
曲の頭っからリンキンっぽさを感ぜずにはいられない。
しかし、曲全体で見るとちゃんとバンドの色も出てて
単なる似非LPではないところが素晴らしい。


Crazy
病院を舞台にしたMVがタイトルとリンクしている2曲目。
静かに掻き鳴らすギターとクリーンから始まり、
ラップパート、サビでキャッチーなクリーン
ラストサビではクリーンとラップの掛け合いに
まさにニューメタル!を感じさせます。


My Name
バックサウンドは静かに最低限の打ち込み、
そこからラップボーカルで入る3曲目。
サビでクリーンとバンドサウンドが展開されます。
2コーラス目はサビ前にバンドサウンドも入り、
ラップ+バンドなところも見せてくれます。
ここへ来て曲の半分以上ラップパートが占める、
ラップ要素増し増しの1曲。
ノートやメモにLyricが書かれ、
歌詞に合った鉛筆画風で描かれる絵もあり、
Lyric Videoがめちゃくちゃ良い出来です。


Gone Forever
ラップメインの曲のあとの4曲目は、
クリーン押しなヘヴィでミドルテンポな聴かせ曲。
エレクトロパートとバンドサウンドも上手く溶け合い
ややハスキーなクリーンが堪能できます。
1コーラス目にはシャウトもお披露目。


Broken
エレクトロ感強いイントロにクリーン、
そしてラップ→クリーン→ラップ…と、
ボーカルの掛け合い的に展開。
イントロだけでなく、曲全体的にエレクトロ感は強いが
そこまで主張してこないのが好感です。
ラップとクリーンのバランスも○


Forgotten
6曲目もエレクトロ色は強め。
しかし、打ち込みの鍵盤要素+クリーンが良く
ヘヴィなバンドサウンドも健在の聴かせ曲。


Enemy
引き続き鍵盤要素が引き立つ聴かせ曲。
サビのメロディがエモーショナル。
ラップパートもそういった曲に合った感じに。
個人的にはここまででいちばんのグッドメロディ。


Nowhere To Run
今作で最もバンド感が薄い8曲目。
エモーショナル特化な聴かせるエレクトロポップ。
とはいえ、ちゃんとラップパートもあり、
バンド感なくても良曲に仕上げてるのが良いですね。


Let Go
今度はイントロからしっかりバンド感が出ている9曲目。
ここへ来てラップパートの一切を封印し、
クリーンのみで送るエモーショナルなヘヴィバラード。


On My Own
ライブでは非常にシンガロング映えしそうな
おーおーコーラスから始まる10曲目。
何気に今作の中でいちばんライブ向けっぽい。
サビもアップテンポだし、盛り上がりそう。


The Future
今作ラストはタイトルトラックの"The Future"
30STMのような壮大な打ち込み+ラップで幕を開ける11曲目。
We are the future!! と連呼するキャッチーなサビは
シンガロング必須、ストリングスによる壮大さもプラスされ
ラストサビ前には子どもコーラスも展開。
アルバムの最後にはもってこい、
ライブの最後も立派に務められそうな曲。





以上、

From Ashes To New『The Future

でした。

2枚目にして既に、聴かせ曲ちょっと多くね?

とは思いますが、それでも"ニューメタルコア"ではなく

しっかり"ニューメタル"してるのは非常に好感。

てか、曲の構成というか

ラップパートの入れ方、入り方みたいなのを見ると

ホント、LPからの影響は大きいんだなって思う。

HeavyPapercut をマッシュアップさせたものを

自身のアカウントにUPしてますしね。



ボーカル面に関しては

前ボーカルの方がChester 感はあったし、

サウンド的にもLP初期~中期が好きな人に

オススメできそうな感じではありました。

今作ではボーカルが変わり、サウンドも少し落ち着き

LP中期~後期が好きな人にオススメできる。

どちらにせよ、1stも、今回の2ndも、

Linkin Park が好きな人には是非ともオススメしたいです。

From Ashes To New

来日経験もあり、国内盤も出ているバンドです。

そういった他の多くの海外バンドと同じく、

日本の人に広く知って欲しいバンドです。

 

 

 

もうじき1年の内、半分が終わりますが


昨年に引き続き、"ファッションバンT"の記事が


今年も毎月アクセス数ハンパないですが、


その次にアクセス数をたたき出してるのが


Linkin Park好きにオススメするバンド18選


なんですよね。


Bad Omens 外して、From Ashes To New に入れ替えるか…