GIVEN BY THE FLAMES『13』日本が誇るゴシックメタルコア、フルアルバム完成! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
度々目にする度に、度々思うんですが
 
『好きなものは好き』でいいじゃん
 
と言う割に
 
自分の好きなものをボロクソに言われると
 
腹立つ!(# ▼皿▼)クソッ
 
って人が世の中多いようで。
 
気持ちはすごくわかるけどもね。
 
好きなものは好き、でいいんだったら
嫌いなものは嫌い、でいいのでは?
 
自分の好きなものを嫌ってるヤツや
 
批判してるヤツを叩いてたら、それこそ
 
そいつと同レベルにならない?
 
言わせときゃいいじゃない。
 
そんなヤツに目くじら立てるなんて
 
時間も労力も勿体ないやろに。
 
それが本当の意味での
 
好きなものは好き
 
ってことにならないかい?
 
と、自分にも言い聞かせないといけません。
 
どうも、トトです。
 
 
 
今年は今のところ、国内外問わず
 
3月が非常に豊作な月でした。
 
変わって今、6月はというと?
 
不作もいいとこ
 
不作というか、単純にリリースが少なかったんですよね。
 
そんな数少ない不作月に、国内バンドのレビュー。
 
豊作だった3月には3枚も国内バンドを取り上げてますが
 
これで今年4枚目の国内バンドレビューとなります。
 
しかも、フルアルバムとしてなら国内バンド今年初です。
 
 
 
 
GIVEN BY THE FLAMES
『13』
01. ANDRAS
03. SITRI feat. Yuji of Northern Crossroads
04. BELETH feat. Ryoma of FILL THE VOID
05. GLASYA-NABERIUS feat. U of ex. Last Famous Teller
06. FORNEUS
07. SIREN
08. NABERIUS feat. Nils of Walking Dead On Broadway
09. OROBAS
10. SALLOS
11. INCUBUS
12. SUCCUBUS
13. AMON
 
 
 
 
国内でも稀有な本格ゴシックメタルコア
 
GIVEN BY THE FLAMESが、デビューアルバムである
 
13』を6/10にセルフプロデュース&リリース。
 
とはいえ、先日
 
最後の招聘活動を終えたMHz FESTのいさみさんが
 
次に始めるレーベルTOUR MOM MUSIC RECORDS
 
最初の契約バンドとなった後なので、一応
 
TOUR MOM MUSIC RECORDSからリリース
 
ってことになるのかな?
 
フィジカルに先駆けて、各サブスクに配信されましたが
 
これがまた色々とゴタつきましてね…
 
自分の使っているSpotifyには、配信が2~3日遅れ
(この2~3日がどれだけ長かったことか…)
 
配信されて、何周か聴き込み、いざレビュー!
 
と思ったら、曲名が間違ったとかで、修正の為か
 
6/15には、Spotifyから一旦消え、聴けなくなりました。
 
そして6/18夜に、ようやく再配信
(この3日間がどれだけ長かったことry)
 
おかげでコチラにUPするのも遅れてしまいました。
 
もー、しっかり!ヾ(。>д<)ノ プンスカ!!
 
 
先行して公開された曲を聴いていても、
 
期待値を下げる曲などひとつもなく、
 
バンドのgt/vo. 兼コンポーザーのDiekey
 
 
ということを言っています。
 
その言葉にも期待値が上がります。
 
せっかくなので、それぞれの曲に
 
画像とリンクも付けてしまおうか。
 
Spotifyにも復帰し、またしばらく聴き込んで
 
レビューもようやく形になりました!
 
それでは以下からどうぞ!
 
 
 
ANDRASABADDON
雨音からドラム、スクリームとバンドサウンドが
展開し、ブレイクに突入するかと思いきや、
そのまま2曲目へと繋がる1分足らずの"ANDRAS"
今作最初のMV曲として発表された2曲目。
ミドルテンポに展開するメタルコア。
2コーラス目にはvo/Willの笑い声が入ってるのが
この手のゴシック、シアトリカル系あるあるで
非常に良いですね。
鼻すすり→咳払いからのブレイクダウンとかもね。
序盤の曲ながら、そこまで激しさがないのも
されど"序盤"って感じで、今作の序章としては
含みを持たせる意味でも、十分なサウンドです。
 
 
 
SITRI feat. Yuji of Northern Crossroads
3曲目からはサウンドもアップテンポに
アグレッシブなメタルコアを鳴らしてきます。
ジッポにカチッシュボッと火を付け、スパー
とするところがニヤッとしちゃいますね笑
"ABANDON"とか、他の曲でもあるけど、
こういう小ワザ?小ネタ?が面白い。
そして、この曲でゲストに抜擢されているのが
Northern Crossroadsのvo/Yuji
Willが割と高音シャウト気味なのもあって、
元来高音シャウトなYujiは想像以上に合ってる!
サウンドの攻め感と同様、ここではWillも
低音で叫ぶシーンもあるし、かなり良いです。
転調してからの、高速ブレイクダウンもすげぇクール。
 
このMHz FEST公演で仲を深めたであろう
バンド同士のコラボはアツいものがあります。
 
 
 
BELETH feat. Ryoma of FILL THE VOID
4曲目も、アグレッシブサウンドは継続。
首を絞められたような一瞬の呻き声や、
丈夫な糸や減が切れる寸前のようなSEとかも
不穏な雰囲気を掻き立てるのが最高。
サビでは壮大なコーラスをバックに
激しいサウンドを展開し、低音グロウルから
ブレイクに突入し、ゲストのRyomaも
獣じみた不気味なシャウトで曲の雰囲気を底上げします。
2度目のブレイクでは再び笑い声を入れ、
狂ってる感じがとても良い。とても良いよ!
 
 
 
GLASYA-NABERIUS feat. U of ex. Last Famous Teller
5曲目はイントロのドラミングがツボッた。
そして走り気味なテンポで突き進むメタルコアサウンド。
サビでのバックコーラスが、不穏で不気味なのも良い。
何気にリフもツボるところが多い。
SEでボーカルをぶつ切りにしながら入る
ブレイクダウンもカッコイイじゃないか。
Will、Uが2人でスクリームしてるところもGOODよ。
 
悪魔的には『グラシャ=ラボラス(Glasya-Labolas)』広くよく見るけど、
GLASYA-NABERIUSはわからんな。検索してもヒットしなかった。
"GLASYA"ってのが、階級とかの名詞なのかな?
FFとかやってる人なら、ベヒーモスとかもさ
上位種は"グラン"ベヒーモスとか言うじゃん?
その"グラン"と似たような意味、使い方なのかと > グラシャ
 
 
 
FORNEUS
6曲目は、今作で最も低音に優れる曲かな?
のっけからへヴィサウンドと低音スクリームとか
ゾクゾク感を掻き立てますよ!ゾク(*゚∀゚)ゾク
呪われた人形のようなイカれた笑い声から入る
激重ブレイクダウンとかヤベーっすよね。
巻き舌気味な早口シャウトも良いよ!
終盤の荘厳なパイプオルガンに乗せた
アグレッシブサウンドが更なるゾクゾク感を(゚∀゚*)
ここまででは、個人的にもイチオシ曲。
 
 
 
SIREN
前曲のアウトロからそのまま繋がり、
ハンドパンのような音色を響かせるイントロで始まる。
コミカル、かつホラーなアニメーションの
Lyric Videoが良い7曲目。
タイトルは『サイレン』ではなく『セイレーン
今作は悪魔感強めな作品だけど、その中でも唯一
少し別角度からの神話生物だなっていう。
しかし、これがまた映像と合った曲の雰囲気で、
不気味にアグレッシブなメタルコアが最高。
テンポを落とすサビでも、コーラスを取り入れ
緩めな印象を一切与えませんね。
ラストはブレイクダウンの名に恥じぬほどに
テンポを落とし、美しくも儚いピアノの旋律で締めます。
 
秀逸なVideoがウリのこの曲ですが
YouTubeのコメント欄にはInfant Annihilator
"Blasphemian" のMVに似てるとあり、
見たらそれは確かに。影響受けてるんだろうね。
 
 
 
ちなみに『ハンドパン』とはこんな楽器↓
 
 
 
 
NABERIUS feat. Nils of Walking Dead On Broadway
低音は"FORNEUS"に負けず劣らずの8曲目。
それもそのハズ、この曲では昨年12月に共演した
ドイツのデスコア、Walking Dead On Broadway
vo/Nils がゲストに選ばれています。
その影響もあってか、低音グロウル、高音シャウト、
ブレイクダウンも凶悪と、デスコアっぽい部分も強く、
ミドルテンポながら破壊力に長ける。
宗教的なコーラスも良い感じ。
曲後半には、そのNils 登場で迫力あるスクリームを。
ラストは、これこそセイレーンのような
妖しい女性の笑い声で曲を締めます。
 
思えば、ここのバンドの繋がりも
MHz FESTなのよね…(´・ω・`)
 
 
 
OROBAS
語り口調のような歌唱が特徴的な9曲目。
曲の雰囲気も相まって、MVの雰囲気も不気味で良い。
曲調的にも、曲の尺的にも、
インタールード的な役目が強そうでありつつも、
それをMVしてしまうクールさよ。
ストリングスを始めとした、バンドサウンド以外で
音を鳴らすものが壮大さと不気味さを演出。
同じフレーズの詞を、静かに囁き続け、コーラスと共に叫び、
呪いの言葉を投げ掛けるようなボーカルワークが
恐怖感を煽るのがたまりませんね。
 
 
SALLOS
10曲目は一転、メタルコアってよりかは、
どこかポスコア的なサウンドにも感じる展開に。
コーラス、バッキングボーカル、声量多めで、
これまでの曲よりも、どこかメロディ重視で、
キャッチーに感じるところが
ポスコア感を後押ししてるのかもしれません。
 
 
 
INCUBUS
11曲目は映画のBGMのように壮大で、
ストリングスもその雰囲気を大いに後押ししてる。
そこに福音的、神秘的なコーラスもバックに流れ
マジでこれはこのまま何かの映画に使えるんじゃないか
って気さえする次への繋ぎとなる1曲ながら、
存在感はひとしおです。
 
SUCCUBUS
そこからメタル臭いギターと共に始まる12曲目。
しっかり前曲からの雰囲気を受け継ぎ、
ストリングスを交えた壮大SEはバックに。
メタルコアらしいブレイクダウンもありつつも、
やはり全体的には前曲と2曲でひとつの曲のような
壮大さを大いに打ち出した曲となっています。
終盤のギターソロも唸ってますなぁ。
 
この夢魔の名を冠する2曲には
制作時にも思い入れがあるようで
それをリリース前にWillとDiekeyはこう綴っています。
 
 
 
 
AMON
ラスト13曲目は、語りの2分半。
2回ほどグビッて聞こえるけど何飲んでるのWillさん?←
誰か和訳はよ!
 
 
 
 
 
 
以上、
 
GIVEN BY THE FLAMES『13
 
でした。
 
同時に悪魔講座みたいになってしまいましたがw
 
バンド初のフルアルバムとしては
 
最高っすね。
 
不吉の象徴である数字『13』をタイトルに掲げ、
 
収録曲数もしっかり13曲用意し、
 
その13曲には、悪魔の名を冠している。
 
コンセプト作としても優秀じゃないでしょうか。
 
 
個人的には
 
06. FORNEUS
07. SIREN
08. NABERIUS feat. Nils of Walking Dead On Broadway
09. OROBAS
 
この中間の流れが秀逸というか、
 
好きな曲が固められたアルバム中盤戦が良い!
 
いちばん好きなのは"FORNEUS"かな。
 
 
 
昨今はフルアルバムを出すバンドも減ってます。
 
それは国内外問わず。
 
シングルやEP、ミニアルバムを小出しにするバンドが
 
非常に多い気がします。
 
中にはキャリア年数がそこそこあるバンドでも、
 
1枚もフルアルバム出してないバンドとかもいる。
 
国内のアングラシーンなんて特に顕著。
 
バンドの活動指針とか、メンバーの入替え・安定性とか
 
色々と事情はあるのかもしれないけどさ。
 
活動を続けてくれる以上のことはないから
 
活動が止まらないなら、それでも別に構わないんだけど
 
やっぱりファン心理、リスナー心理としては、
 
フルアルバム
 
を出して欲しいですよね。最低でも10曲以上収録の。
 
フルアルバムを軸としての活動をして欲しい。
 
 
そんな中から、昨年はまず
 
Graupelがフルアルバムをリリースしてくれましたね。
(9曲収録でしたが。笑)
 
そこに続いたのがGIVEN BY THE FLAMES
 
まだまだキャリアの浅いこの2バンドが
 
フルアルバムを出したのは本当に素晴らしいと思う。
 
そういった動きが、
 
国内メタルコアシーンに伝染していっているのか
 
今月には、遂にA Ghost Of Flareが待望のフルアルバム!
 
そして来月はSable Hillsが続く。
 
ここにPALEDUSK、SBTWあたりが続いてくれたら
 
個人的にはとても嬉しいんだけどなぁ( ´∀`)
 
 
Earthists.なんかはやっぱそのへんしっかりしてて。
 
海外レーベルへの契約も狙ってた(実現済)と言うし、
 
アルバムだって既に2枚出してる。
 
海外バンドの招聘もしてくれてますしね。
 
このへんに関してはEarthists.に特に言うことはないです。
 
素敵です。
 
むしろキャリア考えたら驚愕ですよね。
 
 
 
とね、
 
やっぱり国内に於いては、ポップパンクよりも
 
こっちの方が遥かに勢いがありますよね。
 
いや、ホントに。
 
それの詳細は、ここで語るべきではないので
 
機会とやる気があれば記事にしたいと思います。
 
 
 
それはそれとして。
 
バンドが世に出て、MHz FESTをはじめ、
 
海外バンドのサポートに付くことが増え、
 
その勢いのまま1stフルアルバムをリリースした
 
国内有数の本格ゴシックメタルコア
 
GIVEN BY THE FLAMES
 
これは是非とも多くの人に知ってもらいたいバンド、
 
多くの人に聴いてもらいたい1枚です。
 
是非ぜひ!
 
 
 
 
 
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さて、今日はちょっと長めの蔵出しレビュー。
 
ホントはGBTFの前に書くつもりだったんです。
 
GBTFだからこそ、続けて書きたかった。
 
でもねー……
 
聴き込んだけど、印象が好転せず、
 
それゆえに好意的なレビューが書けず、
 
かと言って、クソ盤でもないから難しい。
 
なので、お蔵入りに。
 
ま、少し前の記事でチラッと触れましたけどね。
 
 
 
Motionless In White『Disguise』
02. Headache
03. </c0de>
04. Thoughts & Prayers
05. Legacy
07. Holding On To Smoke
08. Another Life
09. Broadcasting From Beyond the Grave: Death Inc.
11. Catharsis
 
 
Disguise
さすがタイトルトラック&MV曲だけあって良い
MVの不気味さも良い。
目が潰れてるChris のスタンドみたいなのも
恐怖感を煽って良い。
 
Headache
KornLinkin Park を足して2で割ったような
ニューメタル感
 
</c0de>
こっちは、よりLP寄りに感じる
ラストのシャウトとかChester 感すごいやん
 
Thoughts & Prayers
Slipknot"The Negative One" かな?w
Slipknot + Breakdown
ブレイクへの入りのシャウトとかまで
Corey っぽく聴こえてくるのはサウンドゆえか?
 
Undead Ahead 2: The Tale of the Midnight Ride
これ何てIce Nine Kills"Thank God It's Friday" ?w
大好きです。MVの雰囲気も最高。
 
Broadcasting From Beyond the Grave: Death Inc.
リズミカルなダンシングラウドナンバー。
前作の"Not My Type: Dead As Fukk 2" 的な雰囲気
 
Brand New Numb
MIWらしからぬホラー要素とも程遠い、
メジャー感しかない快活なロックサウンド何これw
MIWにこんな新しさは求めてないんだよなぁ(。-∀-)w
 
Catharsis
この曲に限らずだけど
アルバム終盤のメジャー感強すぎない?
 
 
って感じで。
MIWらしさが薄れ、別バンドの影が浮かぶ曲がチラホラ。
オマケにやはりメジャーレーベルRoadrunner 移籍後2枚目
メジャー感は見事にアップデートされてるようにも思う。
SlipknotKornLinkin Park なんて
MIWの音楽性を語る上で欠かせないほどに
影響を受けたバンドであることは間違いないと思うけども。
でも、メジャーに行ってそこらの要素が強くなると
Fearless Records 期のMIWらしさみたいのが
薄れてる気もするんだよなぁ…
そもそも、その3バンド共に化け物バンドと呼べるほど、
"ど"がつくレベルのメジャーバンドですしね。
 
インディーズのバンドや、知名度に欠けるバンドが
メジャーバンドライクなサウンドを出すこととは
何かイメージが違うんですよね。
そういうバンドがメジャー的な音を出すなら、
先の展望を見据えているのかもしれないし、
自主製作、セルフプロデュースながら
そんなことまで出来るん?!って好意的に見れるけど
インディーズから地道に人気と知名度を上げて、
今や立派にメジャーレーベルのバンド、
そのメジャー2作目のアルバムって時に、
今さら先達メジャーバンドの影が見え隠れするような曲出すの?
と、なかなか好意的には見れない…(。-ω-)ウーン
 
コレは完全に個人的な好みだけど、
今作で間違いなくトップなのは
"Undead Ahead 2: The Tale of the Midnight Ride"
次点でタイトルトラックの"Disguise"
でも、そんなUndead Ahead 2 ですら、
INKの影がめちゃくちゃ見えてるワケじゃん?
INKからMIWへ移籍したJustin の影響ですかこのやろう
と思いたくもなるよね。
 
駄作なんかでは絶対にない。
むしろアルバム全体を通した印象は、
前作のメジャー第1弾『Graveyard Shift』 よりは良い。
でもFearless 期の作品と比べたら、個人的な好みは
やっぱメジャー作品の方が下だなぁ。
これならよっぽどGBTFの方を推したい。
ってのが正直なところ。