Unimagined『Friendless』注目の新人シアトリカルコアバンドのデビューEP! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
先月の馬鹿みたいに暑い気候と違い、
 
ここ最近、涼しいので
 
家にいるときは窓開けっぱにしてるんですが
 
今のとこに引っ越してから、なかなか面白い。
 
晴れた日中はおさんぽ中の園児の元気な声や、
 
世間話してるおばちゃん連中の声、
 
散歩中の犬の鳴き声やら。
 
夜になると、部活なのかスポーツクラブなのか
 
剣道の威勢の良い掛け声と竹刀の音とかは毎日聞こえる。
 
そんな中、昨夜、寝る時になって
 
隣のマンションから女の子の歌声聴こえてきた。
 
趣味なのか、ボーカル練なのかはわからんけど
 
住宅街に響き渡るくらい、夜の1時前にけっこうな声量。
 
そしたら、どこぞのオッサンが
 
うるっせぇぞ馬鹿が!
 
みたいな怒鳴り声まで聞こえてきましてねw
 
お前の方がよっぽどうるさいわアホがw
 
なんて思いつつ。
 
まぁ、その子もめげずに歌ってたけどw
 
その後、数分で聴こえなくなってしまいました。
 
にしても、女の子はクール系ボイスでしたね。
 
どうも、トトです。
 
 
 
早いもので、6月も2週間が経ちましたが
 
まだ5月盤のレビューが終わってないんですよね。
 
ホントは終わっているハズなんだけど
 
MusicFMの記事書いたり、ライブがあったり、
 
6月に入ってから、5月リリース作品での
 
良盤を見つけたりもしていたので。
 
まぁ、おかげでネタ切れにならず何よりですが。
 
ってことで、今日もまだ5月リリース盤のレビューです。
 
前回レビューしたCarousel Kings と同じく
 
5/31にリリースされた作品です。
 
 
 
 

Unimagined『Friendless』
3. Friendless.
5. Lemons & Sodomy
 
 
 
ポスト・ハードコアバンドUnimagined
 
Standby Records からデビューEPをリリース!
 
むしろこのバンド、全然知らなかったんですが、
 
 
このバンドのことを知り、"シアトリカル"という文字と
 
曲を聴いてすぐさまハマり、
 
これはレビューしないと!
 
と思い、Spotifyでダウンロードし、今に至ります。
 
そんな新人バンドのデビューEP、
 
速攻で聴いてみました。
 
 
 
 
Too Dead To Dance
まずはリリース前日である、5/30に最新MVがされている1曲目。
開始から出てくるクリーンボーカルの声質に、
初期Get ScaredChiodos あたりを
浮かべる人も少なくないかもしれません。
しかも、サウンド自体もそれらのバンドを彷彿とさせる
シアトリカルな要素を存分に含んでおり、
これはハマるヤツ!
と、自分も初聴から割と好印象でした。
MVでのメンバーも、スクリームボーカルが
けっこうラフな格好してますが、
他は割と"シアトリカル"に合った服装をしており、
目の周りの黒くする感じのメイクも、
その雰囲気を底上げしています。
いいじゃん!
 
 
Something Borrowed, Something Blue
2曲目は更に遡った4月にLyric VideoがUPされてます。
このビデオの最初に出てくるバンドのロゴも、
なかなかに"らしさ"を感じるデザインで良いですね。
サウンドも疾走パートを伴った、攻め感があり
良い塩梅でシアトリカル要素を含むポスコアサウンドに。
スクリームも低音よりかは、割と高音寄りの
フライスクリームな感じも、やはりこの手の
シアトリカルを伴ったポスコアサウンドに合ってます。
それこそ先達バンドの影響もありますけどね。
 
 
Friendless.
タイトルトラックとなる3曲目は
ストリングスの怪しさをバックに、
ダークな雰囲気を漂わせたリズミカルなイントロから、
スクリーム+疾走パート、そして低音のスクリーム
なかなかに攻め感のあるサウンドを展開。
その中でもこのリズミカルなテンポが病みつきになる。
もちろんシアトリカル要素は忘れていません。
この曲ではブレイクダウンもへヴィで厳つく○です。
 
 
 
She Was Scared Of Storms
4曲目は今作最初のMV曲。
だから何でスクリームボーカルだけ服装が違うんだw
他のメンバーと同じくシャツ+サスペンダーでええやんw
そーゆーの合わすのもシアトリカルは大事よ?w
まぁ、そんな見た目の話はとりあえず置いといて。
ここではクリーンパート多めで、
MVではカラフルな風船を敷き詰めているように、
曲自体もかなりキャッチーさに秀でています。
ここまでされると、マイケミ寄りになりますね。
クリーン多めで、キャッチーなポスコアしつつも、
やはりそれに合ったシアトリカルさもあります。
 
 
Lemons & Sodomy
ラスト5曲目は6分を超える長尺。
静かな旋律を奏でるアコギサウンドから始まり、
掻き鳴らしながらクリーンで歌い、
そこを超えると疾走するバンドサウンドと共に本格スタート!
裏に鳴る怪しいシアトリカルサウンド良いなぁ!
これまでの曲でもそうだったけど、
クリーンボーカルのメンバーもシャウトしてるよね?
しかし、疾走パート多くて良いな。
ギターソロの部分でも、サウンドは疾走してて
ソロの心地良さもプラスに働きますわ。
そういった疾走パートの多さもあってか、
6分の長尺も気付けばあっという間に終わります。
もちろんブレイクあるし、転調もしてるけど、
割と勢いそのままに6分完走してくれます。
そしてアウトロはイントロと同じく、
静かな旋律を奏でるアコギで締めます。
 
 
 
 
以上、バンドのデビューEP
 
UnimaginedFriendless
 
でした。
 
良いシアトリカル盤だ!
 
これはまた個人的に注目の新人(・∀・)キタコレ!!
 
これまでにも、このブログで
 
シアトリカルなバンドはいくつも取り上げてきましたが
 
レビュー中にも名前を出した
 
Get ScaredChiodosMy Chemical Romance
 
あたりは当然のこととして、
 
Ice Nine KillsPierce The VeilBlack Veil Brides
 
など、MVでバンドが挙げていた↑これらのバンドが
 
好きな人にもハマる要素は間違いなくあるでしょう。
 
あとは初期Crown The Empire あたりもかな?
 
 
ただ、不安があるのは
 
やはりこの手のサウンドは"初期"だけで、
 
キャリアと共にシアトリカル要素は薄くなっていく…
 
ってのが、このジャンルのバンドの常なので。
 
そこは本当に不安ですね。
 
逆にキャリアと共にシアトリカル感を強めていった
 
Ice Nine Kills みたいなのが、いかにレアかとw
 
 
 
Unimagined も作風をそのままに
 
1stフルを作って欲しいもんです。
 
そんな新たなシアトリカルバンド
 
Unimagined の門出を飾るデビューEP『Friendless』
 
この記事に名前を出したバンドが好きな人は
 
是非ぜひ。
 
 
 
 
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