名前呼んでよ | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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愛犬の名前を変えようと思うのですが、

混乱してかわいそうでしょうか?

 

たまに聞かれることがあるのですが、

どう思いますか?

 

かの有名な『ジキル博士とハイド氏』という小説を書いたロバート・ルイス・スティーヴンソンは愛犬の名前を4回も変えたそうなのですが、特に問題もなくすんなり受け入れて呼ばれるとすぐに寄ってくるようになったそうです。

 

そういうところにも犬の脳の柔軟性がうかがえますね。

 

まぁ、考えてみれば一般の飼い主さんたちも愛犬にニックネームをいくつもつけていて、

犬の方もどの愛称で呼ばれても反応しますよね。

 

何か嫌なことをされる時だけ『ちゃん』付けで呼んでたりすると、警戒して逃げていってしまうようになるかも知れませんけど😅

 

ですから名前を変えること自体はそれほど犬にとってストレスではないようです。

 

 

むしろ、虐待を受けていた保護犬などは名前を呼ばれることにトラウマができているケースもありますから里親さんが新しい名前をつけて嫌な記憶を払拭(ふっしょく)してあげた方がいいでしょうね。

 

私のブログを読むまで犬は厳しく怒鳴ったり叩いたりして躾けなければいけないと誤解していて、名前を呼んでも叱られることを警戒してすっかり近寄って来なくなったというケースも、

リセットの意味で名前を変えるといいかもしれません。

 

そして改名したら二度とその名前を呼んで叱るなどネガティブなイメージを持たせてはいけません。

 

名前は良いことがある前ぶれであるべきなのですから...

 

 

 

ちなみに私も下の名前を呼ばれると今でもドキッとします。

(他人から苗字で呼び捨てされるのも不快)

 

「何かやってはいけないことをしてしまったのだろうか?」と不安になります。
 

 

 

優里『レオ』という曲を聞いたことがありますか?

テレビ用の尺だと誤解を受けやすい歌詞なのですがこんな内容です。

 

ペットショップで小さい女の子にみそめられて家族の一員となり、レオと名付けられた子犬。

 

いつも二人は仲良くしていたのですが、

娘が成長するにつれて友達と過ごす時間が増え、レオと過ごす時間は減っていきます。

 

年頃になり香水をつけるようになったその香りは鼻の利くレオには辛くも感じますが、

それでもレオにとって娘は一緒にそばにいたい大切な人です。

 

そんなレオも同じように歳を重ね老齢になります。

 

娘が結婚することを両親に告げるため

実家に戻ってきた日に死を迎えようとしています。

 

レオを見て涙が溢れ何も言えなくなった娘に彼は伝えようとします。

 

泣かないで、名前を呼んでよ。

君がつけてくれた大切な名前だから。

最後にまた会えてよかったよ。

そして新しい誰か(生まれてくる子ども)にまた名前をつけて...

 

 

 

上記リンクが見られなければこちらを↓

 

 

 

 

名前は犬と飼い主の間で

最初に作る絆

 

大切につけ、

大切に呼びましょう