トイレトレーニングは終わらない | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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犬にとって家の中での排泄場所というものは、

ペットシーツが置いてあるとかトイレトレーの上でするものというような人間的な認識ではなく、部屋の中における位置におい足裏感覚が大きな意味をもっています。

 

ですから模様替えでトイレトレーの位置を変えたりすると、

新しい場所ではせずに以前あった場所の床やカーペットの上にしてしまったり...

 

それまでトイレトレーにメッシュカバーをつけて使わせていれば、

そのメッシュの足裏感覚がないとなかなか尿意が湧いてこなかったり、

トイレトレーが新しくなると匂いがついていなくてやる気にならなかったりと

私たち人間からするとなかなか神経質なものです😅

 

そこで以前、食糞対策にお勧めしたコマンド排泄(キューによる排泄)ができるようになっていると、比較的早く新しい位置のトイレでの排泄を覚えてくれるようになるわけです。

 

 

同じ足裏感覚の場所で同じ匂いで尿意・便意を催す言葉や歌によって、

位置が変わっても比較的ストレスなく排泄できるようになるからです。

 

そのためにはできるだけ移動しても邪魔にならない小さめのサークルで、

レギュラーサイズのペットシーツの大きさかける2〜4(犬のサイズに応じて)の

トイレ専用サークルがあると思っている以上に役に立ちます。

 

サークルの中にトイレトレーを入れてもいいのですが、

トレーから外れると掃除が大変ですし、ふちの部分が排泄前のグルグル回りのじゃまになります。

 

何よりシーツを取り替える時にトレーのフチを外すのにいつもイラっ💢とします😠

 

わざわざトレーを入れなくてもペットシーツの大きさに合っていれば失敗する危険性もないわけですしね。

 

脚を上げてオシッコをする男の子なら洗濯バサミかダブルクリップで

内側の側面にペットシーツをぶら下げれば解決です。

(噛んで外してしまう場合は側面のペットシーツにもワイドサイズのメッシュカバーをつけて、

ダブルクリップ等で押さえてください)

 

下の画像のアイリスオーヤマのトイレトレーニング 用サークルは、

ちょうどレギュラーサイズのペットシーツ2枚分なので、

ペットシーツを2枚敷いておいて上にレギュラーサイズのメッシュカバー2枚を

シーツ押さえに置いておくと汚れた側だけ交換すればいいので経済的です。
(メッシュを使わない場合はペットシーツが滑らないようにゴムの滑り止めマットを100均で買ってきてセットし、その上にペットシーツを置くといいでしょう)

 

もちろんレギュラーサイズのペットシーツ2枚の上に

ワイドサイズのメッシュカバー1枚置いても構いません。

 

メッシュの足裏感覚はペティオかリッチャルかで違いますので、

今まで使っていたトレーと同じものを使った方が慣れやすいでしょう。

 

新しいペットシーツにすこしオシッコをつけておくと、匂いの面でも尿意をもよおしやすいですよ😉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこのアイリスオーヤマのトイレトレーニング 用サークルは、

キャスターもついているのですが入る時の段差や不安定さを怖がる可能性があるので、

つけない方がいいと思います。

(物によっては一度キャスターをつけると抜けなくなる商品もありますから、

やっぱり外そうと思っても抜けなくなることがありますのでご注意ください)

 

このサークルは下のトレーとフェンスを連結できるので、

移動させる時にフェンスの上を持てば全体を動かせます。

また、必要に応じて天井部分にもフェンスをつけることができます。

 

 

同じような商品で下のような安いサークルもありますが、

品質は落ちると思いますし、

ペットシーツサイズぴったりではないので

よくチェックしてから選んでください。

 

 

 

さて、準備は整った。

 

肝心のワンちゃんがサークルに入ってくれないという時は、

今まで私がお話ししてきたようにクリッカーやおやつを使って、

少しづつハウスに入ったらいいことがあると教えて慣らします。

 

「ハウスしてね〜」と行ってサークルを指差し、

少しづつ近づいたらおやつを繰り返して中まで入るところまで進め、

ドアを閉じても嫌がらないようになったら、

いつもおしっこがしたくなるタイミングで「ハウス」と言い、

入ったら扉を閉めて「ワンツーワンツー」でも「おしっこCC」でも、

決まったフレーズで排泄を促します。

 

上手くできたらしっかり褒めて特別なおやつを与えます。

 

 


犬が成長してくると「もうサークルは必要ないね」という時期が必ずくるのですが、

サークルの中にトイレを入れてあってそこで排泄をする習慣ができていると、

なかなかサークルを撤去することができません。

 

うまくいかない場合を想定して古いサークルを捨ててしまうのは待った方がいいでしょうが、

こういう小さめのトイレ用サークルで代用できるとスペースが節約できていいかもしれませんね。

 

もちろんわんこのサイズに合わせて、サークルの中でぐるぐる回れない場合は、

もうワンサイズ大きなサークルを選んでくださいね。↓