突然家の中を走り回るアレ | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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おたくのわんちゃんは、

突然スイッチが入って気が狂ったようにぐるぐる回ったり、

あっち行ったりこっち行ったりと暴走して、

少しするとピタッとおさまって静かになるようなことありませんか...?

 

英語圏の人たちはそれを『ズーミーズ』(Zoomies)と呼んでいます。

 

または、『熱狂的で』Frenetic、『でたらめな』Random、『活動的』Active、『期間』Period、ということで"FRAP"と呼ぶ人たちもいます。

 

 

 

 

 

 

これを「うちの犬どこかおかしいんじゃないかしら?」と心配する飼い主さんも多いのですが、

別にその子が特別なのではなく、年齢や性格に関係なく大抵の犬がこの行動を行います。

 

タイミングも、運動不足でストレスが溜まっている時や、

散歩から帰ってきて楽しい気分から冷めない時、

好きな人が帰ってきて嬉しい時、

遊びを誘っていてテンションが上がった時など、

盛り上がった感情を爆発させて自分を落ち着かせるための『転位行動』だと考えられています。

 

ですから気が狂ったわけでも脳に異常があるわけでもありません。

始まっても数分も経てば収まります...

 

 

こういうことを知らずに、「愛犬がキレたときの対処法」などと、

トンチンカンな説明と対処法を教える自称専門家も少なくありませんが、

この動画など、まさに退屈で遊んで欲しいわんちゃんがプレイバウから始まって、

テンションを抑えきれずズーミーズに移行している様子が分かりますね。

 

もちろんズーミーズですから対処も何も放っておけば収まるだけです。

 

 

確かに屋内でやられると、物が倒れたり落ちたりで困ることもあるでしょうが、

叱ったり怒鳴ったりしても止められるものではありません。

 

情動エネルギーの爆発みたいなものですから...

 

対処としては、できるだけ走り回れるような運動を増やし、

屋内でズーミーズが始まっても走り回れる安全なスペースを作っておくこと。

 

壊れやすい大切なものは、きちんとしまっておくことでしょうね😀