タイ国鉄の特急で、世界遺産の街・アユタヤへ☆バンコク/プーケット旅行記⑮【2023.11.29】
※【バンコク/プーケット旅行記⑭】の続きになります。
タイ滞在5日目となる2023年11月29日(水)、4日間過ごしたバンコクともいよいよお別れです。早朝にカオサンロードのホテルをチェックアウトして、タイ国鉄の駅に向かうためにGRABタクシーを呼びますが、ドライバーから「渋滞で30分以上かかるから、他の車を見つけてくれ」との連絡が。(アプリでチャットができます)
そのためGRABをキャンセルし、急遽近くで客待ちをしていたタクシーに声を掛けるも「500バーツ(約2,060円)でいいよ」というぼったくりタクシー(GRABなら800円程度)だったため断り、別のタクシーへ。すると今度は250バーツ(約1,030円)で行ってくれるというので、それくらいならとお願いしました。やっぱり料金交渉制のタクシーはこういう時に面倒です(苦笑)
カオサンロードから走ること25分程で、タイ国鉄の クルンテープ・アピワット中央駅 に到着! この駅は2021年に完成したばかりで、それまでの「ファランポーン駅」から中央駅の役割を代わることになったそうです。
チケット売り場には長蛇の列。しかし今回はタイ国鉄のホームページからネットで特急列車のチケットを事前に購入してましたので、ここへは並ばずに奥へ向かいます。
案内板で乗り場をチェック。写真ではタイ語ですが、英語にも切り替わったので問題なかったです。
何も食べずにホテルを出てきたので、とりあえず軽く朝食を頂きたいと思います。駅の構内には大きなフードコートがありました。
こちらのパン屋さんで買うことにします。
この日の朝食はバナナのスポンジケーキと缶コーヒー。美味しかったです。
そろそろ改札まで移動します。構内は思った以上に広く、結構歩きました。
これから9時5分発、チェンマイ行きの特急列車で アユタヤ を目指します。改札は乗る列車ごとに異なり、まるで空港のようでした。念のためチケットはプリントアウトしたものを用意してましたが、スマホを見せるだけでも大丈夫みたいですね。
ホームに行くと既に列車が到着していました。近代的な駅舎とは裏腹に、なかなか味のある車両です。
列車内へ。多少の古さはありますが、なかなか立派な革張りのシートです。
日本のように○列○番という並びではなく、前から通し番号になっていた座席番号。
車窓からの風景。窓が汚れているため、くすんで見えるのは仕方ないですね(苦笑)
タイの国鉄は遅延は当たり前と聞いてましたが、定刻の9時54分には アユタヤ駅 に到着! 30-40分位の遅れは覚悟してましたので、これはありがたかったですね。
乗ってきた列車を見送ります。ちなみにバンコクからの特急の運賃は261バーツ(約1,080円)でした。
まず出迎えてくれるのはこちらの人形。駅員さんでしょうか。
レトロな雰囲気が漂うアユタヤ駅。なかなか素敵ですね。
何となく昭和の日本のような駅舎の中。チケットの自販機等はなく、窓口で購入するようです。
駅の外に出てくると、タクシーやトゥクトゥクのドライバーにやたらと声を掛けられますが、さすがに断り方も上手くなってきました(笑)
アユタヤは14世紀のアユタヤ王朝の遺跡が残る世界遺産の街。その中心部は周りを川で囲まれており、まるで島のようにも見えますね。
アユタヤ駅から2-3分歩いて、こちらの渡し船乗り場に到着。10バーツ(約40円)を払って桟橋へ降ります。
渡し船がやって来ました。何とも小さな船で面白い!
船はあっという間に対岸へ到着。アユタヤ駅から中心部へ行くには、この渡し船のルートが最短距離になるようです。
船を降りるとすぐにレンタサイクルやレンタルバイクのお店が並んでましたが、ここは素通りして予約しているホテルへ向かいます。
アユタヤの大通り沿いの風景。ここへ来るまでは遺跡の写真しか見てなかったので、思った以上に街が栄えていてびっくりしました(笑)
バンコクとは異なり、地方の街らしい味のある風景。いやいや、これは好物です。
Google Mapを見ながら通りを歩きます。ホテルまで徒歩10分ほどのイメージでしたが、予想以上に距離がありました。
結局、渡し船を降りてから歩くこと20分程でこの日のホテルに到着。まだ10時30分くらいですが、アーリーチェックインOKとのことで助かりました。
今回のホテルはコテージタイプ。これはなかなかテンションが上がります。
建物は木造で古めでしたが、広さは十分。エアコンもガンガンに効いて、快適に過ごせそうです。
部屋に荷物を置き、このあとの遺跡巡りに備えてまずは腹ごしらえ。ホテルからすぐの マラコ というレストランにやって来ましたが、11時開店(現在10時45分)と言われ、それまで待つことにしました。
通りの向こう側には小さな遺跡。開店まで15分あるので、その間にまずこの遺跡だけ見学することにします。
こちらは ワット・プラッパーチャイ という遺跡。資料が失われているため、いつ誰が建てたのか不明なのだそうです。
礼拝堂と仏塔。こういう遺跡を見学するのは2019年のカンボジア・アンコール遺跡(旅行記)以来で、その時の記憶が色々と蘇ってきました。
しかしジャングルの中にあるアンコール遺跡とは異なり、地元の人が生活している街の中に遺跡があるというのが、アユタヤ遺跡の大きな特徴。写真からも遺跡の背景に車やお店が見えますよね。
ちょうど10分程で見学を終え、先ほどのレストランに戻るとちょうど開店したところ。テラス席に案内されました。
この日のアユタヤの気温は29℃。とにかく暑いです。
このあと自転車で遺跡巡りをするためノンアルコールで。コーラを頂きました。
注文したパイナップルチャーハンが運ばれてきました。ビジュアルもいいですが、味も美味しかったです。
こちらは豚肉のミンチを醤油味で炒めた料理。ちょっと濃い味でしたが、チャーハンのおかずにはピッタリでした。
食事のあとはホテルに戻り、自転車を借りました。遺跡の前にはチェーンで鍵を掛けれるような場所もあり、これはありがたかったですね。
先ほどのワット・プラッパーチャイのすぐ隣にあるのが、こちらの ワット・ラーチャブーラナ 。ホテルからも見えてましたが、どうやら大きな遺跡のようです。
こちらの遺跡はチケットの購入が必要。50バーツ(約210円)ということで良心的ですね。
見学するにあたっての注意事項が書かれていました。昇ってはいけないことは当たり前ですが、首のない仏像に自分の顔を乗せたりすることも禁止なんですね。
立派な門にテンションが上がります!
この時点で12時頃。ここからいよいよ世界遺産・アユタヤ遺跡 の本格的な散策開始です☆
※【バンコク/プーケット旅行記⑯】に続きます。
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