最近行ったお店紹介・2
ブログを見てくれている知り合いが、「美穂さんのブログだから見ているけど、まあ、知り合いじゃなかったら、みないよね~~」と正直な感想を聞かせてくれましたので、今日は、食べ歩きが趣味の彼女にあわせて、最近行ったお店を紹介したいと思います。
まず、札幌北区のJR百合が原駅近くの「麺や けせらせら」で食べた塩ラーメンの紹介です。
ラーメン屋さんなのに「けせらせら」という名前なので、なんとなく、ラーメンの味は二の次のおしゃれなお店かと思ったのですが、とっても本格的なお味のお店でした。よく雑誌などで紹介されているようで、昼過ぎにもかかわらず、かなり混んでいました。
「麺や けせらせら」の塩ラーメン 680円
特徴は、どうやったらここまで柔らかくできるのだろうという程の、ものすごく柔らかい巨大なチャーシューです。私はあまりチャーシューは好きではないのですが、ここのチャーシューのおいしいことは特筆ものです。
麺は、卵縮れ麺で、とろりとしたスープとほどよくマッチし、卵縮れ麺好きのMさんは「卵縮れ麺、卵縮れ麺」と興奮していました。加えて、半熟の卵もおいしく、近頃最大のヒットでした。
次は、札幌駅前、ヨドバシカメラ隣の「博多ラーメン ばりきや 札幌駅前店」のばりきめんの紹介です。
札幌で博多ラーメンはないだろうと思い、家の近くにありながらつい最近まで尋ねたことがなかったのですが、
ここも特徴的な味のお店です。
麺はかなり細い麺で、麺の堅さは自分で選ぶことができます。味はもちろんとんこつです。
ただ、量が少ないような気がしたのですが、博多ラーメンは替玉で食べるのが当然だそうで、その加減と知り、納得です。
「ばりきや」のばりきめん
最後は、札幌市中央区、地下鉄24丁目駅の近くの 「cafe terasse ボン・ボワザン」の紹介です。
cafeなので、食事物はあまりないかな~~と思って入ったのですが、メニューが充実していて、どれもこれも注文したくなります。
私が頼んだのは、海と山の幸スパゲッティーです。和風味のスパゲッティーですが、具も沢山入っていて、かなり満足のお味でした。
「cafe terasse ボン・ボワザン」の海と山の幸のスパゲッティー
また、近いうちに、お店の紹介をしたいと思います。
節電キャンペーンの真相?
節約は美徳です。ですから、節電に表だって反対する人はほとんどいません。
現在、日本中節電モードに入っています。
ただ、節電がいきすぎると、節電しない生活に憧れる人が多くなるでしょう。特に、計画停電がなされたりすると、仕事に差し障りが出ますので、特にそう思う人が多くなるでしょう。
とすると、過度の節電を叫ぶことで、「不便な生活をしたくないから、原子力発電を認めよう」という世論の誘導が行われる可能性があります。
ただ、節約は美徳であるばかりに、今までは私が見る限り、このような指摘は新聞紙上などで取り上げられていませんでした。
原発がなくても、節電をしなくても本当は電力は賄えるのではないかと思っていたところ、6月2日の北海道新聞に環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏の「原発がなくても電力は賄える」という記事が掲載されているのが、目にとまりました。
そこでは、同研究所が推計した最大需要電力と原発をのぞく電力需給の見通しにより、原発を除いても、十分電力を賄えることが示され、飯田哲也氏は東電の計画停電は政治的な宣伝であると断言していました。
この推計には異論もあるかもしれません。しかし、原発から自然エネルギーへの転換を妨げようとする動きは必ず出てきます。
「節約は美徳」かもしれませんが、その裏に何かあるかもしれないと一人一人が自分の頭で考えていくことが、これからの日本にとって、必要なのではないでしょうか。
平成版、産めよ殖やせよ運動
先日のフォーラムin札幌時計台で、ゲストの波頭亮氏が「経済成長=労働力+投入資本+技術係数」という公式を挙げ、日本ではこの3つの要素が増える可能性はないので、日本の経済成長はなく、経済成長以外のものを目指すべきであると主張されていました。
経済成長至上主義には私も反対ですが、この定義、よくよくみてみると、労働力は増やせる可能性があるのではないかと思うのです。
というのは、日本のこれからの経済を引っ張っていけるような、第二のマイクロソフトを出せといっているのではなく、単に労働力でいいのですから。
労働力の増強というと、移民政策がありますが、これは現在の日本ではなかなか受け入れる土壌がないような気がします。とすると、子どもを増やすことが主眼になりますね。
現在、日本では少子化対策というと、主に保育所の充実などが挙げられます。しかし、保育所が充実したからといって、女性の労働力の維持はできても、それはどちからかというと事後策で、根本的に子どもが増えることにはあまり繋がらないような気がするのです。
ではどうしたらよいのか。私は子ども手当の飛躍的な増加はどうだろうかと考えています。
たとえば、3人以上子どもを産んだら、月30万円を子どもが中学を卒業まで支給するというようなものにするのです(もちろん大学の授業料は無料とします)。
この政策の問題点は、①財源があるのか、②実際にこの政策を採った場合、どれだけの人がこの政策めあてで3人以上産んでくれるか、③子どもを産まない(産めない)人がプレッシャーを感じるかということでしょう。
①については、現在、たかだか数万円の子ども手当でも四苦八苦しているのだから、絶対に無理だと思う方が多いかもしれません。
しかし、保育所の設置や保育士さんの給料にお金を使わなくてもよくなります(保育所に入れないという条件で給付をした場合。イメージは、自宅が保育所ですね)。
それに、現在、経済成長のために多くのお金をつぎ込んでいますが、結果はほとんど出ていないことを考えると、将来確実な投資ともいえます。まあ、何人目からお金を出すか、いくら出すか、いつまで出すかなど、効果を最大にするために、いくら必要かは今後検討しなければいけませんが。
②のどれだけこの政策によって3人以上産んでくれるかですが、あくせく働くよりは、子どもを産んで育てたいという人はかなりいるのではないかと思っています。ただ、自分のキャリアが中断されることを望まない人にはこの政策は適しないのではありますが。
③について、産みたくない人に産めといっているのではありませんので、構わないのではないかと思うのです。
この平成版、産めよ殖やせよ運動(ネーミングは変える必要があるでしょうが)は、小さな町で実験的に行えればおもしろいかもしれません。子どもを産みたい人がどんどんこの町に引っ越してきたら、昔、どこにでもあった小さなお菓子屋さんがまず復活し、それから、子どもが成長する場合に必要なお店がどんどん出てくるでしょう。なによりも、子どもの声がどこからも聞こえる町になったら、皆さん、その町に住みたいと思いませんか?
西岡水源地探鳥会
今日は、西岡水源地で行われた、日本野鳥の会札幌支部主催の探鳥会に参加しました。
西岡水源地
とってもよいお天気で、絶好のバードウォッチング日和かと思ったのですが、鳥を見るときに新緑が邪魔をするし、蝉やカエルが鳴き出すので、バードウォッチングにはあまりよい季節ではないとのことでした。バードウォッチングは簡単にはできないのですね。
今日の最大の目玉は、ヤマセミでした(下記参照)。
イメージと異なりかなり大きく(35センチ位)、派手な姿を目に納めることができ、とっても幸運でした。
また、コサメビタキの巣も観察できましたし、コゲラが葉の後ろの虫の卵をついばむ姿など、ホント見ていて飽きない姿でした。
今日は、あまり鳥を発見できなかったようですが、それでも全部で22種類程見つけることができました(声のみも含む)。
散策中です
昨日書きましたが、人間は、放射能汚染された食べ物を、食べないという選択をすることができます。しかし、鳥や魚や植物は放射線を知らずに浴びてしまいますし、植物などを通して、放射性物質が簡単に体内に入ってしまいます。
放射能汚染を考えるとき、汚染をされた魚などを食べる人間のことだけを考えがちです。しかし、選択ができない人間以外の動物・植物のことも思いやる気持ちをも持ちたいものです。
見つけることができた鳥・・22種類のはずが、少し足りません。おかしいなあ?
シジュウカラ・ハシブトガラ・ツツドリ・ヤマセミ・カワセミ・キバト・ハシブトガラス・コサメビタキ・トンビ・ヒヨドリ・ハリオヤマツバメ・マガモ・ウグイス・スズメ・ヤマガラ・キビタキ・オオルリ
静岡茶騒動
先日、実家から送られた静岡の新茶を飲むべきか悩んでいるブログhttp://ameblo.jp/takahashimiho/entry-10901947183.html を書きました。その後、どうなったのかと友達に尋ねられましたので、今日は、静岡茶騒動の顛末を書きたいと思います。
結論からいいますと、泣く泣く福岡の八女茶を購入し、静岡茶は飲まずに封印しています。放射性物質を含んでいるかもしれないお茶を進んで飲むべきではないと結論づけたからです。
さて、本日の新聞(2011.6.4 朝日新聞)に、静岡県知事が荒茶(生葉を蒸して乾燥させただけのもの)の検査を受け入れたという記事が掲載されていました。
先日の検査拒否の理由は、「消費者を混乱させることをすると、余計に政府に対する不信も高まりかねない」ということだったのですが(読売オンライン 2011年5月19日15時28分 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110519-OYT1T00073.htm
)、今回の受け入れの理由は、「消費者の安全を最優先させたい」とのことだそうです。つまり、今までは消費者の安全は二の次であったということですよね。
この荒茶段階での検査、二番茶から実施されるそうです。つまり、もっとも放射性物質が検出される可能性がある一番茶ではなく、放射性物質が検出されても国の定める基準値を下回る可能性が高い二番茶からなのですね。
既に出荷されている一番茶は、製茶段階で検査するとのことです。お茶は通常、色々な産地のお茶と混ぜ合わせて作られます。ですから、製茶段階だと、他県の汚染されていないお茶とブレンドされる可能性が高くなりますので、これまた放射性物質の濃度は下がるのでしょう。
私がこの記事を読んで思ったのは、消費者軽視の県の姿勢と、このような非常事態に地方公共団体が国の要請に従って検査することを拒んだ場合、国はもっと早く独自に検査をすべきではないかということです。
近年、地方分権が叫ばれています。ただ、このように、地方の農家等にばかり目が向いていて、消費者のことは二の次の知事がいた場合、地方に権限を委譲することは妥当ではないということにもなりかねません。きっちり検査して情報を提供する。そして、判断は国民に任せる、それが大事ではないでしょうか。
そして、これからは国や都道府県に任せず、NPOなど市民目線で情報を提供する団体の存在が重要性を増していくのでしょう。
おまけ
北大植物園道路脇のライラック、もうすぐ満開です。
マナー
「○○することはマナーだ」と思っていても、案外マナーは時代と共に変わりますし、所によっても変わります。
所によってのマナーの違いで有名なのは、関東ではエスカレーターの右側を歩く人のために開けますが、関西では逆になることですよね。
先日、札幌市のある公園にムスカリの花を見にいきました。
この公園は花がいっぱいで、広々とした芝生があり、幼稚園児が遠足にきていたり、観光客がいたりと、多くの人に愛されています。
加えて、犬の散歩にこの公園を使う人が多いようで、リードをつけた小型犬を引いた飼い主さんも多く見受けられましたし、芝生の上では、リードをはずしてサッカーボールと戯れる犬がいたりと、皆さん思い思いに楽しまれていました。
この犬が自由に遊ぶ風景、新米道産子の私にとっては少し驚きであり、北海道人のおおらかさをいつも感じるのですね。というのは、私が今までいた地域では、公園で犬のリードをはずすことは禁止されていることが多く、明確に禁止されていなくても、かなりのマナー違反とされていました。
このリードをはずして犬を遊ばせる行為に関しては、マナーに止まらず、条例にまでなってしまっている所もあります。
たとえば、「某市民マナー条例」では、
(飼い犬のふんの放置禁止等)
第12条 犬を所有し,又は管理する者は,当該犬を公共の場所等において移動し,又は運動させるときは,常に鎖等により制御しなければならない。
2 犬を所有し,又は管理する者は,当該犬が公共の場所等においてふんを排泄したときは,当該ふんを回収しなければならない。
とされています。
この条例によると、早朝、誰もいない河原や公園で犬をリードをはずして遊ばせることも禁止されてしまいます。これを行き過ぎだと思うか、当然と思うか、意見は分かれるところだと思います。
私は、人に迷惑をかけない限り、河原や公園で犬のリードをはずして遊ばせることは構わないと思っていますが(私が訪れた公園も、本当は犬を芝生上で遊ばせるのは禁止なのですが)、この問題は、犬嫌いな人がその行為をどこまで許せるか、そこの管理者を含めた一般の人がどう思うか、飼い主がどれだけ節度があるかで、かなり結論が変わってきてしまいます。
是非、飼い主の方、マナー違反だと言われて、リードをはずしての運動が強く禁止されないように、節度を守って犬を遊ばせて下さいね。
脱経済成長
人は、今まで暮らしてきた際に感じたイメージというものからなかなか抜け出せません。それが特によいイメージだと尚更です。
高度経済成長期を生きてきた方々は、「経済成長→所得増→幸せ増」になるというイメージを有している方が多いでしょう。
特に私の親の世代は、「経済成長→所得増→結婚→子どもを持ち→子どもの教育にも十分配慮でき→年金も保障されている」というイメージに乗っかり、事実、幸せな生活を送った方が多かったと思います。
しかし、考えてみると、経済成長があれば幸せになれるというのは、論理必然ではないのですね。もちろん発展途上国の場合はそうなることが多いのでしょう。しかし、論理必然ではありません。経済成長自体が目的となってしまうのもおかしな話です。経済成長がなくても幸せになれる方法はあるのかもしれません。
「脱成長の地域再生」(神野直彦・高橋伸彰編著、NTT出版、2010年)では、戦後日本の豊かさを社会の根底で支えてきたのは企業福祉や成長による財源を基にした福祉国家ではなく、地域コミュニティを初めとするさまざまなコミュニティで醸成された人と人の絆であり、より高い所得や多くの貨幣がなければ、より豊かな生活ができないという幻想からの離脱が、これからの社会では肝要であると述べられていました。
これは、もっともな主張です。民主党が国民の生活が第一というのも理念的にはこの点を指しているのでしょう(実際にしているかは別ですが)。
ただ、経済成長を目的化するのは間違いであると思うのですが、経済成長とは別に、夢のある新規分野で日本が世界をリードして欲しいし、それが子どもの夢となるような社会であって欲しいとも思ってしまうのです。脱経済成長なのだけれど、これからの成長分野に投資はしていく、そんな世の中が望ましいのではないでしょうか。
おまけ・・「北海道のおみやげ」としてお勧めなのが、「チーズいか」(三協印 カトウ食品)です。イカの中にチーズが入っていて、結構やみつきになる味です。常温で持ち歩きができますので、安く送ることが可能です。ただ、パックによっては、イカが9個入っているものと、7個入っている物があります。イメージで判断してしまう私は絶対に9個入りのものを購入します(笑)。
地方議員向けサマースクール
第4回地方議員向けサマースクールが8月18日~19日に、北海道大学公共政策大学院(私が出た大学院です)主催にて開催されます。
特に、議員で、議会改革を志している方にとっては、同じような志を持っている方や教授陣との語らうことで、改革の端緒などを見つけることができる有意義な機会となることと思います。
第1回目の開催時には、遠く九州・沖縄から参加される議員さんもいらっしゃったようです。
是非、興味がある方は、ご参加下さいね。
主 催 北海道大学公共政策大学院
後 援 北海道市議会議長会 北海道町村議会議長会
開催期間 平成23年8月18日(木)~8月19日(金)
開催場所 北海道大学(札幌市北区北9条西7丁目)
対象・定員 地方議会議員及び地方議会議員を志す方/定員20名程度
受講料 8,000円
(宿泊代含まず。食事代等の実費は別途徴収させていただきます。)
詳しくは、大学院のホームページをみて下さいね。
http://www.hops.hokudai.ac.jp/News20110527.php
おまけ・・札幌では、リラの花が満開になりつつあります。
お茶のお稽古・1
今日の札幌は、この春一番のポカポカ陽気で、リラの花も随分咲き出したようです。
陽気に誘われてではないのですが、大麻園町の先生宅までお茶のお稽古に行きました。
本日は、七事式の一つである、仙遊之式と香付花月の勉強をしました。この七事式は、5人で協力しておこなうお点前で、昔風のくじを引いて、どの役目になるか決めます。
仙遊之式では炭を入れる役が当たりました。久しぶりのお炭手前でしたので、一つ一つ先生の指導が入り、素早くやらなければならない花月なのに、少しもたもたしてしましました。皆さん、すみません。
この仙遊之式では、花台から好きな花を選んで飾る練習もあります。センスがない私は少し緊張します。
香付花月では、香をたく役にあたり、これまた緊張です。
この香付花月では、和歌か俳句を詠まなければいけません。前もって、お題は「松風」と決められていましたので、考える時間があっただけよかったですが、和歌を詠む機会など今までありませんでしたので、かなり大変でした。詠むのだけでも大変なのに、その上、その詠んだ歌を毛筆で紙に書きます。中学生以来の筆だったので、手が震えていました。
どんな歌を詠んだかは秘密ですが、まあ、出来がよくないのはおいておくとしても、字が下手なのはなんとかしないといけませんよね。自分の名前ぐらいはうまく書けるようになりたいものです。
さて、俳句などを詠むと、右脳が活性化し、ぼけ防止にとっても効果があるそうです。子どもの頃から、俳句などを読むのではなく詠む機会があれば、子どものイメージ力が増し、日本の将来は明るいかもしれませんね。
今日のお稽古~覚えているもののみ記載
お軸:薫風自南来
行雲棚、車軸釜
お花:しらね葵や黒百合やスズラン水仙など。
お菓子:とらやの羊羹「藤棚」、亀谷伊織のお干菓子
おまけ・・まだまだ北海道では八重桜も咲いています。
地域活性化勉強会
今日は、「第1回地域活性化勉強会・意見交換会in北海道」に参加しました。
まず最初に、「網走におけるエミュー産業化」として、東京農大教授の渡部俊弘氏からお話がありました。
渡部先生がおっしゃるには、北海道はどうしても一次産品をそのまま東京などに送り出してしまいがちなので、それでは儲かりにくい。なんとしても付加価値を付け、高値で売ることを考えるべきだと主張されていました。これはもっともですよね。
そして、先生は、「地産地消」ではなく、「地産地活」をすべきとも主張されていました。これは、地元で売るのではなく、人が沢山いる所(ex 東京)で売った方が儲かるので、それでもって地域を活性化させるという意味だそうです。これも一理ありますね。ただ、望ましいのは、素晴らしいものがある所(北海道)まで来てもらい、購入してもらうことだとは思うのですが。まあ、「地産地消」と「地産地活」は相反するものではなく、両立すると考えた方がよいかもしれませんが。
この渡部さんのお話を聞いて、一つ疑問に思ったことがあります。それは、北海道にエミューというのは、適切なんだろうかということです。オーストラリアからエミューを持ってきて北海道で飼育する。エミューが逃げ出して他の動物と交配することはありそうもないですが、生態系への影響や自然との調和という観点からはどうなんでしょう?
余談ですが、近年、産官学が連携して地域の活性化に寄与しています。この場合、学の代表である大学教授は、新産業のネタを提供するとか、アドバイスをするとか顧問をされているのが通常だと思っていたのですが、本日の講師の渡部さんは、「株式会社 東京農大バイオインダストリー」の代表取締役社長とのことでした。大学教授が社長さんになる時代なんですね。
次に、「地域活性化の動向~できないをできるに変える実現力」という題名で、木村俊昭氏からお話がありました。木村さんは知事選では残念な結果に終わりましたが、ぜひ、地域活性化の伝道師としての知識をどこかで生かして欲しいと思っています。
木村さんは、人が故郷等に定着するには、金銭的に満足が得られることがまずは大事であるが、それに加えて人から評価されることも大事であるとおっしゃっていました。地域には、素晴らしい仕事をされていらっしゃる方が大勢います。それらをきちんと評価する仕組みを作っていくことも大事ですよね。
このような勉強会・意見交換会で楽しいのは、他の出席者の方とお話ができることです。今日は栗山町からいらっしゃった職員の方と虻田群真狩村にある社会福祉法人にお勤めの方と特にお話ができました。自分の専門外の方々とお話ができるのはとっても勉強になり、楽しい機会です。また、参加したいものです。
最後に、本勉強会に誘って下さった、LECの札幌本校公務員情報センター長の小堀学さん、ありがとうございました。