節電キャンペーンの真相? | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

節電キャンペーンの真相?

節約は美徳です。ですから、節電に表だって反対する人はほとんどいません。



現在、日本中節電モードに入っています。



ただ、節電がいきすぎると、節電しない生活に憧れる人が多くなるでしょう。特に、計画停電がなされたりすると、仕事に差し障りが出ますので、特にそう思う人が多くなるでしょう。



とすると、過度の節電を叫ぶことで、「不便な生活をしたくないから、原子力発電を認めよう」という世論の誘導が行われる可能性があります。



ただ、節約は美徳であるばかりに、今までは私が見る限り、このような指摘は新聞紙上などで取り上げられていませんでした。



原発がなくても、節電をしなくても本当は電力は賄えるのではないかと思っていたところ、6月2日の北海道新聞に環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏の「原発がなくても電力は賄える」という記事が掲載されているのが、目にとまりました。



そこでは、同研究所が推計した最大需要電力と原発をのぞく電力需給の見通しにより、原発を除いても、十分電力を賄えることが示され、飯田哲也氏は東電の計画停電は政治的な宣伝であると断言していました。



この推計には異論もあるかもしれません。しかし、原発から自然エネルギーへの転換を妨げようとする動きは必ず出てきます。



「節約は美徳」かもしれませんが、その裏に何かあるかもしれないと一人一人が自分の頭で考えていくことが、これからの日本にとって、必要なのではないでしょうか。