お茶のお稽古・1
今日の札幌は、この春一番のポカポカ陽気で、リラの花も随分咲き出したようです。
陽気に誘われてではないのですが、大麻園町の先生宅までお茶のお稽古に行きました。
本日は、七事式の一つである、仙遊之式と香付花月の勉強をしました。この七事式は、5人で協力しておこなうお点前で、昔風のくじを引いて、どの役目になるか決めます。
仙遊之式では炭を入れる役が当たりました。久しぶりのお炭手前でしたので、一つ一つ先生の指導が入り、素早くやらなければならない花月なのに、少しもたもたしてしましました。皆さん、すみません。
この仙遊之式では、花台から好きな花を選んで飾る練習もあります。センスがない私は少し緊張します。
香付花月では、香をたく役にあたり、これまた緊張です。
この香付花月では、和歌か俳句を詠まなければいけません。前もって、お題は「松風」と決められていましたので、考える時間があっただけよかったですが、和歌を詠む機会など今までありませんでしたので、かなり大変でした。詠むのだけでも大変なのに、その上、その詠んだ歌を毛筆で紙に書きます。中学生以来の筆だったので、手が震えていました。
どんな歌を詠んだかは秘密ですが、まあ、出来がよくないのはおいておくとしても、字が下手なのはなんとかしないといけませんよね。自分の名前ぐらいはうまく書けるようになりたいものです。
さて、俳句などを詠むと、右脳が活性化し、ぼけ防止にとっても効果があるそうです。子どもの頃から、俳句などを読むのではなく詠む機会があれば、子どものイメージ力が増し、日本の将来は明るいかもしれませんね。
今日のお稽古~覚えているもののみ記載
お軸:薫風自南来
行雲棚、車軸釜
お花:しらね葵や黒百合やスズラン水仙など。
お菓子:とらやの羊羹「藤棚」、亀谷伊織のお干菓子
おまけ・・まだまだ北海道では八重桜も咲いています。