● 読むのが苦手、漢字が覚えられない? 〜志段味図書館での講座
こんにちは 三浦真弓です。
先日、名古屋市志段味図書館で開催された
「読むのが苦手、漢字が覚えられない」には理由があった
という講座に、参加いたしました。
ディスレクシア協会名古屋の代表の方が
お話くださいました。
ディスレクシアとはどういうことなのか?を
体験できるワークからスタート。
ちなみに、ディスレクシアとは
ディスレクシア(英語: dyslexia、ディスレキシアとも)は、学習障害の一種で、知的能力および一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。
ウィキペディアより
我が子の同級生に、ディスレクシアにあたるお子様が
いたようで、
小学生時代に
「〇〇くん、みんなと同じことが書いてあるけど
大きさが違う教科書を使ってるんだよ」
ということがありました。
どういう経緯で、そのお子様が、みんなと違う教科書を
使うことになったのかまではわかりませんが、
そのお子様自身が、読みやすい文字で書かれている教科書を使うことで
一緒に授業を受けることができていたようです。
今回、この講座に向けて、車で2時間ほどかけて
志段味図書館までいらした方もあったとか。
お子様の文字の認識が、なんだか、気になる、
とか、
音読の宿題が出ているけれども、読みづらい印象がある
とか、
何か気になることがある場合は、早めに、
本当の専門家の方に、
見ていただくと良いですよね。
本当の専門家って、誰なのよ!?と思われるかもしれませんが、
まずは、授業を受けている担任の先生に、
お子様の文字の認識できになることを確認し、
覚え間違いなのか、
読んだり書いたりの認識に心配事があるのか?
心配事があるようでしたら、
その学校の特別支援学級の先生で、
「特別支援学級の先生の免許」をお持ちの方がいらしたら
相談してみるのが、第一歩としては良いように思います。
特別支援学級の担任をされていても、
特別支援の子どもたちの発達について、
詳しくはない場合もございます。
そこは、担任の先生に
「こういう読み書きが心配な子どもについて、詳しい先生、いらっしゃいます?」
と聞いてみると良いと思います。
今回の、志段味図書館での講座としては、
どのように学校側と、つないでいくのか?という
お話はありませんでした。
ただ、2時間かけて、志段味エリアとは違うところから
お話を聞きにきたご家族がいらっしゃるということは
お子様の読み書きに対して、
心配しつつ、良き方法を探されている方があるということです。
地域の図書館で、こうした取り組みがされること
良きことだなと思います。
どの図書館でもされている講座では、ないでしょう。
志段味図書館の、館長さんは、
「通常の本を用意するだけでは、読めない人もいるということです」
と、
ディスレクシアの人に対しての、
図書館の今後の姿勢についても、考えていらっしゃいました。
どの人も、読みやすい文字で書かれている本も、
今後、増えていくかもしれませんねー。
ありがとうございました。
志段味図書館は、週末の土日に、結構、興味深い講座を
いくつも企画されています。
志段味図書館のツイッターは、チェックですよー