音路98.ワールドカップを語~る!聴く!フォーカス!
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Will Smith & Era Istrefi (2018 FIFA World Cup Russia)Nicky Jam feat. Will Smith & Era Istrefi - Live It Up (Official Song 2018 FIFA World Cup Russia) [Video] Prod by DiploMaking the song : https://www.youtube.c...www.youtube.com♪リブ・イット・アップ(音楽のみ)サンバ調のポップス路線や重厚な音楽、近年は若者世代に人気のラップ系音楽も入ってきましたね。ワールドカップは、音楽とともにあるといってもいいのかもしれません。* * *2022年カタール大会関連の音楽です。♪テーマ曲The Official FIFA World Cup Qatar 2022™ Theme | FIFA World Cup 2022 SoundtrackOfficial Video of the FIFA World Cup Qatar 2022™ theme and audio identity. Available on all Music Streaming platforms globally on October 21st, 2022: https:/...www.youtube.comTrinidad Cardona, Davido and Aisha(2022 カタール大会 公式)♪ハヤハヤ(ベター・トゥゲザー)◇さあ、戦闘モードで応援!ここからは、ワールドカップはもちろん、各国のレギュラーシーズンなどで歌われる、客席での応援ソングや、テレビ中継用に使用され、かなり耳にすることの多かった新旧のサッカー関連音楽を、少しだけ並べてみたいと思います。サラ・ブライトマン♪ア・クエスチョン・オブ・ホナースーパーフライ(2010 南アフリカ大会 NHK中継用。以降も使用)♪タマシイレボリューションクラシック音楽界のベルディ作曲の歌劇「アイーダ」より♪凱旋行進曲サッカーファンたちによる♪オレオレオレ(ザ・ネーム・オブ・ザ・ゲーム)ベリーニ♪サンバ・デ・ジャネイロファット・レス♪ビンダルーペット・ショップ・ボーイズ♪ゴー・ウエストカタールの会場からも、しっかり聴こえてきました。「バモス」とはスペイン語で「よっしゃ、いくぞ!」という意味。♪バモス・ニッポン原曲は、カナダのバンド「メン・ウィズ・ザ・ハッツ」の1987年の曲。♪ポップ・ゴーズ・ザ・ワールド* * *日本の「Jリーグ」は、1993年(平成5)に華々しくスタートしましたね。オールド世代のサッカーファンには、涙を止めることのできないような出来事でしたね。もう30年経ちました。「Jリーグ」は、この音楽とともに目覚めました!ロックバンド「チューブ」のギタリストで、作曲はもちろん、スーパーギターテクニックの春畑道哉(はるはた みちや)さんの演奏です。やはり、ここは、1993年バージョンで…。♪J's テーマロックバンド「チューブ」でのライブ演奏。♪J’s テーマスポーツは、世代を超えて、共感し、いっしょに応援できるものですね。老若男女が、その瞬間に、すべてを忘れて、同じ光景に吸い込まれます!隣近所の家からも、同じ瞬間に叫び声が聞こえる時が、また やって来ましたね。お爺ちゃん… 上がらなかった腕が上がってるよ!◇シェリーに口づけ! フレンチポップスにチュ!フランスのミュージシャンであるミッシェル・ポルナレフの1971年(昭和46)の大ヒット曲「シェリーに口づけ」!この曲が、サッカーの応援で歌われるようになって、オールド洋楽ファンは狂喜しましたね!マジか、この曲が応援歌!オールドファンには、70年代の古き良き時代を鮮明に思い出させる楽曲ですね。この曲の原題は「Tout Tout Pour Ma Chérie(トゥ・トゥ・ポ・マ・シェリー)」です。この曲に、邦題「シェリーに口づけ(おそらく意味合いは、チューチューしようよ!ねえ シェリーちゃん)」を付けた当時のレコード会社は、天才的な落語家!たしか、この邦題は、以前の邦題から付け変えたものだったと記憶しています。ヒットには、タイトルは重要!♪Tout tout pour ma chrie, ma chrie♪トゥ・トゥ・ポ・マ・シェリー、マ・シェリー(訳)いとしの君に、すべてを捧げちゃうよ❤フランス語を、これしか しゃべれない人も、日本には多数…。サッカーファンたちの、切なる想いがそこに…。まさか、このレコードジャケット画と、あの尻が、数十年経っても 頭から離れなくなるとは思いもしませんでした。1971年(昭和46)♪シェリーに口づけ1979年(昭和54)の日本のあの歌番組。日本にこの楽曲は、完全に定着していた!Michel Polnareff - "TOUT TOUT POUR MA CHERIE" Japan TV Sept. 1979Michel Polnareff performs his 1969 megahit "Tout tout pour ma chérie" on Japanese TV to promote his tour there in August/September 1979.This is a new, uniqu...www.youtube.com2016年(平成28)の彼のライブ演奏!この当時 72歳… 昔の過激なパワーは衰え知らず!すごい!2024年のパリ五輪でも、80歳で出てきてほしい!♪シェリーに口づけサッカーファンたちの、応援ソングの選曲シュートのチカラはさすが!* * *ちなみに、ポルナレフの楽曲を耳にすると、条件反射のように、irresistiblement(イリェシスタブラモント:どうしようもなく)、フランスのこれらの楽曲も聴きたくなるトゥワ!それにしても、フランス語の発音は、むずむず むずかしムジュ!でも、フランス歌謡曲を、楽しむンジュ~ム!エッ! どこの星人!?イリェシスタブラモント星?いいえ…、シルヴィ・バルタン(1968年・昭和43)!♪あなたのとりこ(irresistiblement)これも、無性に聴きたくなる~ズ・ボンボン!何やねん! rose bonbon って? 欲しいわ~!それにしても、見事な邦題と歌手名!…ギャル部分は本名の一部。フランス・ギャル(1965年・昭和40)♪夢見るシャンソン人形晴れでも、雨でも、昼でも、夜でも… この歌がある限り、この通りは永遠!素晴らしすぎる、この歌の歌詞!歌詞にあるように、外国人は、この商店街通りで 一度は叫んでみたい… ボンジュール!世界一の商店街ソング!このルンルンお嬢さんのかわいい歌声が、世界に受け入れられないはずがないトゥワ!ダニエル・ビダル(1971年・昭和46)♪オー・シャンゼリゼ今の日本に、かつての昭和の商店街のにぎわいは…。もう一度、音楽のチカラで復活?ダニエル・ビダル♪オー・シャンゼリゼ(日本語)* * *70年代の日本で一世風靡し、多くの家庭にあった、あの巨大な「フランス人形」は どこにいってしまったのでしょう…。わが家にも、いったい何体あったやら…。家庭のピアノの上にも、よく置いてありましたね。そのお人形は、今、毎年のボジョレーワインに、とって変わった らしいよ!さすが フランス!日本酒も、何か仕掛けられないのか!? 杉玉(すぎだま)も輸出するンムッ?それにしても、ヨーロッパ各地にある多くの特徴的な言語は、面白すぎ~ムッポァ!音楽に影響しないはずがないジュ~ル!ちょっと面白おかしく書きましたが、軽快なフランス歌謡と、おしゃれなフランス語に、愛と敬意を込めて…。フランス語って、音楽みたい!私も、シェリーちゃん 大好き!♪Tout tout pour ma chrie, ma chrie♪トゥ・トゥ・ポ・マ・シェリー、マ・シェリー下記映像で、「ポルナレフ メガネ」にするのなら、その髪も…!?ダミアン・ストレーカ(2013年)♪Tout, Tout Pour Ma Chérie今回のワールドカップに、前回大会優勝のフランスも、もちろん出場!今回も優勝候補の一角!◇サッカーCMここで、サッカー選手たちが登場するCM映像を少し…。ブラジルは、街のそこらじゅうで、サッカーやってるイメージ!クリスティアーノ・ロナウドと、まさかの身体入れ替え…ミニドラマ!そりゃあ、気持ちはわかるよね…世代が違うと、そうなるのかも…ロナウド vs. ナダル「大谷翔平 vs. 大坂なおみ」も、いつか見たい!メッシ vs. (バスケ界のスター)故コービー・ブライアント!ベッカムとリバウドのシャツが、まさかの…!ロベカル(ロベルト・カルロス)は子供にも容赦なし! でも日本の少年にはやさしい!スアレスは、もう噛みつかない!メッシのスーパー缶蹴り!ペプシのCM…なかなかのスーパーゴール!なんだ、このレジェンド軍団!中村選手も。ファンはみんな、こんな想像する!彼らは、どこでもサッカー始めるねん!いくらでも弁償できる方々やねんから…。彼らは、ほぼほぼ 面白俳優さんたち!カタールにすごい連中が集まってきたぜ!◇フォ―カス しちゃうぞ!「歴音fun」としては、やはり 洋楽曲でコラムを締めたいと思います。サッカー好きミュージシャンといえば、英国出身のロッド・スチュワートを思い出します。自身のライブで、楽曲「ホット・レッグス」(1977年)を歌う時に、サッカーボールを客席に蹴っていましたね。彼は、10代の時に、プロサッカーチームのトライアルを受けています。音楽の道のほうに来てくれて、ホッとした!私は、英国の熱狂的なサッカーファンのお父さんたちを思う時… ロッドを想像することにしています。2014年(平成26)のライブ映像。当時69歳。♪ホット・レッグス1979年(昭和54)のロッド! 当時34歳。この当時、日本でも、彼のようなヘヤースタイルや、マイクスタンドの使い方をする歌手や俳優がたくさんいましたね。今なら、ネイマール選手も似合う気がしますが…。♪ホット・レッグス今回のワールドカップに、英国(イングランド、ウェールズの2チーム)も、この後に書きますオランダも出場します。FIFA(国際サッカー連盟)が作られる前に、サッカー発祥地の英国(後述4ヵ国の連合王国)には、すでに4つのサッカー協会(イングランド、ウェ―ルズ、スコットランド、北アイルランド)が存在し、ワールドカップにはそれぞれの代表チームで参加してきました。ですから、ワールドカップの場合は、オリンピックなどとは異なり、英国代表チームはいません。もし、ワールドカップに英国代表チーム出場となったら、相当な強さですよね。でも、オリンピックの英国代表メンバー選びもそうですが、サッカーとなったら、英国の中のこの4国は、決して引きません。* * *さて、企業のナイキが、2010年に制作したサッカーCMがあります。この映像に、オールドロックファンは狂喜しました!まさかの、あの曲が登場!70年代に大活躍したオランダのプログレッシブ・ロックバンド「フォーカス」の1971年(昭和46)のヒット曲「悪魔の呪文(Hocus Pocus)」です。フルートが、バンドのメイン楽器のひとつで、ボーカルにヨーデルが取り入れられているという、すごい発想のロックバンドでしたね。70年代に初めて耳にした時、「なぜにヨーデル? なぜにスイス?」と呪文のように叫んでしまった!♪悪魔の呪文このサッカーCMに使用され、現代の若者たちに、猛烈なインパクトを与えてくれました。2010年は、オランダサッカーの英雄ヨハン・クライフさんがお元気でしたから(2016年ご逝去)、彼の超攻撃型サッカースタイルのような「推し」が…?70年代当時、私も大好きだった別のフォ―カスの楽曲を最後に…♪フォ―カスⅡこの一か月間、まさに、ワールドカップに、フォーカス(大注目・焦点合わせ・一点集中)しちゃうぞ!カタールからの熱い風を感じ、みんなで カタ~ル(語~る)!* * *2022.11.20 天乃みそ汁(後日 追記あり)Copyright © KEROKEROnet.Co.,Ltd, All rights reserved.*今後の予定曲*ブログ トップページはこちら