こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、
3月31日ですが、
スピリチュアルの日なのですよね
それで、
その由来は、
一つ前の記事に書きましたが、
近代のスピリチュアリズム運動が
起こったのは、
1848年3月31日からの
フォックス姉妹事件がきっかけなのです。
欧米では、
それまでは、
民衆から霊能力者が出ることはあっても、
どちらかと言えば、
単発的な動きでした。
しかし、
日本には、
15世紀から、
「女性が全て巫女になる」という
聖なる島がありました
その島は、
琉球王国時代に
最高の聖地とされていた
沖縄本島の
斎場御嶽(せーふあうたき)から
海を眺めると
見える久高(くだか)島です。
周囲がわずか8キロしかない
小さな島ですが、
昔から、
「神の島」と呼ばれ、
特別な扱いをされて来た所です。
琉球の神話によると、
降り立ったのがこの島で、
ここから
大地や人が創られたそうです。
そのため
神の島として
大切にされてきて、
この島に生まれた女性は、
神事を行うことが
宿命だったのです。
この島には、
今も沢山の聖域があり、
男性の立ち入りが禁じられている
場所もあります。
久高島には、
イザイホーという
独特の神事が伝わっていて、
12年に一度、
午年に行われる祭りなのですが
久高島生まれの
30~41歳までの女性が
ノロになる儀式です。
祭りは4日間だけですが、
事前の準備も含めると
ひと月にも及ぶそうで、
新人のノロは、
7カ所の御嶽を回って、
霊力を授けてもらい
神歌を唱えたり、
踊りや綱引き
などの
様々な神事行うそうです。
この島の女性は、
ノロになることが
宿命だったのですが、
イザイホーの儀式を終えなければ、
ノロとして、
認められませんでした
イザイホーは、
600年以上も続いていたそうですが、
近年に過疎化が進み、
新しくノロになる女性が、
いなくなってしまいました
そのために、
1978年を最後に、
行われていないそうです。
それと、
沖縄のシャーマンは、
ユタと呼ばれていますが、
ノロとユタは、
どう違うのかは、
ノロは
神事を司る公的なジャーマンで、
ユタは、
一般の人を相手に
霊的な助言をする民間のシャーマンです
参考記事
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