こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
神社で祈願をするときには
お賽銭箱に、
お金を入れますよね
このときに、
祈願料を払うような意識になりますが、
神社のお賽銭は、
本来は祈願料ではなく、
自信を「清める」ものなのです
なぜかというと、
お金のルーツは貝です。
古代の中国では、
貨幣の代わりに貝が
使われていて、
その名残で、
現在も
「財」「貯」「資」など、
お金を意味する漢字には
「貝」が使われているのですが、
貝には穴が空いていて
女性器と形が似ていることから、
貝の穴は、
あの世への入り口と
考えられていました。
貝の表はこの世、
裏はあの世とされ、
貝には、
生きている人に付いた
病気や禍などの穢れを
穴を通って、
あの世に吸い寄せる
呪力があると
されていたのです。
それなので、
昔は
神様に貝を捧げることで
自身の穢れを
清めていたのです。
やがて、
豊作を祈願・感謝する意味で、
お米や野菜、海産物などを
神前に
供えるようになり、
貨幣が普及するに伴い、
お賽銭を
入れるようになったのです。
つまり、
お賽銭という行為には、
自身の
霊的なゴミや垢を払って、
謝意を表す意味があるのです
ただ、
神社とお寺では、
お賽銭の意味が違います。
「布施」になり、
布施とは、
「贈与」とか
「与える」ということで、
他人に物を施したり、
相手の利益になるような
教えを説くことです。
お寺での
お賽銭は、
自らの欲や煩悩を捨てる
行為になるのです
なお、
神社のお賽銭箱に記される
「賽銭」の文字は、
布施の意味に当たる
「浄財」と書かれている場合が
多いです。
参考記事
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神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
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