こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
羽田空港(東京都大田区)の一角には、
一基の鳥居が立っていますが
その周りには、
神社の本殿も、
ご神体の山もありません
実は、
鳥居だけが、
ぽつんと
建っているのには、
怖い話()があるのです
この鳥居は、
かってこの場所にあった
穴森稲荷神社の大鳥居です
羽田は、
江戸時代中期に埋め立てられたのですが、
海に近いので、
水害に悩まされ続けていました
それで、
水害から土地を守ろうと、
伊勢神宮の外宮の祭神の
トヨウケノオオカミを勧請し
神社が作られ、
「穴森稲荷」の社名は、
「堤防に空く穴がもたらす
害から土地を守る」という意味だったのですが、
穴森稲荷を祀ると
水害は治まり
さらに、
性病に苦しんでいた遊女たちからも
身体を守るご利益がある神社として、
信仰を集めました
明治時代になると、
羽根に温泉が湧き
潮干狩りも楽しめることから、
行楽地としても
発展し、
超人気の神社となりました
そのため
京浜急行は、
支線を延ばして、
穴森稲荷への客を
運んだと
伝えられています。
しかし、
戦後に、
日本を占領したGHQは、
軍事基地を拡張するために、
羽田空港を徴収し、
穴森稲荷神社にも、
強制退去を命じました
このとき、
羽田の住民は、
ほとんど着のみ着のまま
荷車を引いて、
家を後にしたそうです
それで、
社殿や鳥居も
徹去されかかったのですが、
門前の大鳥居だけは
残されたのです
それは、
ロープで引き倒そうとしても、
ロープが切れて作業員がケガをしたり、
工事関係者が続けて病死するなど
不幸な出来事が立て続けに起こり、
「この鳥居は祟る」という
噂が流れるようになり、
その後も、
何度か鳥居を徹去する話しが出たものの
そのたびに
航空機事故が発生したそうです
こうした
不幸のシンクロから、
「穴森稲荷様の祟り」の噂は
ますます広まり
この鳥居は、
GHQから空港が返還された後も、
1999年までの半世紀もの間、
羽田空港の真ん中に立ち続けました
しかし、
空港全体の開発が急務になり、
氏子たちの丁寧な祈願の後に
現在の場所に移されたのです
そして、
移転は無事に完了したものの
大鳥居は、
現在も羽田空港の一角にあり、
位置関係がないので、
この地を訪れた人は、
「なぜここに、
鳥居だけが立っているのか」と
不思議な感覚になります。
又、
この大鳥居には
本当は
呪いの話しはなかったものの
GHQに
土地を奪い取られた羽田の人々が、
土地への愛着から
意地になって
鳥居の移転を拒むために
呪いの噂を
あえて流したとの
説もあります
参考記事
神社仏閣巡りのジャンルで、人気記事ランキング1位になった記事です
ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
現在、神奈川県川崎市麻生区で対面鑑定、電話鑑定を行っております。
最寄駅は小田急線新百合ヶ丘です。
算命学・気学・西洋占星術による鑑定です。
鑑定料は60分13000円です。
ご興味のある方は、aries@mx1.ttcn.ne.jpまでお問い合わせいただくと、数日以内に詳細をご連絡致します。
鑑定は2月は満席になりました。
ただ今のお申込みですと、3月の鑑定になります。
鑑定のご案内は、こちらをどうぞ
ゆほびかGOLD2月号
「大金運の法則 2021」に掲載されました