こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
大晦日ですので。
今日の記事は、今年最後の投稿となります。
このブログは、以前からやっていたものの。
非常に更新の頻度が緩かったのですが
あるとき。
「ブログを毎日更新するという修行（
）をやってみょう
」と思い立ち
今年の６月から毎日記事を挙げることにしました。
（私は、「修行」とか「カルマ落とし」とかいう言葉を使わないと、物事が継続できない困った面があります）
そして、何とか続けることができ。
今日の記事で、３２０投稿になります。
ありがたいことに、フォロアーさんもこの１２月末で、いつしか１０００人を超えていました
読んで頂いている方がいるからこそ。
記事も書き続けられたので
本当にありがとうございました
拙いブログで、まだまだ変えていかなければならない点も多いですが。
来年も、どうぞよろしくお願い致します
さて、前置きが長くなってしまいましたが。
今日は、大晦日らしく除夜の鐘を１０８つ鳴らす理由についてです。
この１０８という数は。
実は、人間の煩悩というか、業（＝カルマ）の数なのです
なぜ１０８なのかは。
この世は十方世界から出来ていて
天にも、地にも十方世界があり。
お互いを掛け合わせると１００になり
それに、八方位を加えると１０８になるからとされています
ま～、人間は生まれながらにして１０８つの業を背負っているというわけで
男性に生まれるか、女性に生まれるかも。
性格が頑固に生まれるとか、短気に生まれるかも、生まれる段階である程度決まっていて。
これらも、全て「業」なのです
人は、この「業」を一生かけて消化していかなければならないのですが。
「卒業」という言葉がありますが
「業」を卒するわけです。
「卒」という字には、終わる・死ぬという意味があるので。
業が消化し終わって、昇天する
これは、人間を卒業したことになるのです。
１０８つの「業」を満身に背負いながら生まれて来るのが、人間なのですが。
一旦生まれたら、「業」の中を通らないわけにはいかないので。
むしろ進んで、「業」を消化していくことが、しっかり生きるということなのです
しかし、「業」は１０８つもあるので。
一生をかけて、ひとつふたつを消化していくのではなく。
同時にどんどん様々な「業」を消化していく必要があるわけです
すると、中には。
ある一部の「業」だけがよく消化されてしまい。
残りの「業」は、全くなされていないという場合も出てきます
例えばですが。
仕事の才能は非常にあるのに、人格には問題のある人というのがいます
こういう人は。
仕事の次元はどんどん上がって、エネルギーを消化しているけど
他の部分は未消化なわけで。
こういう形は、片寄り燃焼といって、中途半端に卒業（業をクリアー）することになるのです
何かをやると、大変素晴らしいものを作り出すのに、人間として次元が低い人というのは。
大変な「格差」があるわけです
では、「業」の消化が。
ある部分は燃焼しているけど、ある部分はダメというように。
アンバランスな人は、どうしたら良いかというと
残りの「業」の消化を一生懸命やることで、消化率のバランスを取ると良いのです。
バランスの取れた姿は、「菩薩」なのです
そして、消化率のバランスを取るための方法はと言うと。
「嫌だ」とか、「苦手だ」と思うことを沢山やるのです
人付き合いでも、他の仕事でも、家事でも自分の嫌なことをガードを固くしないで、やってみるのです。
お坊さんの修行の中にトイレの掃除がありますが
人が嫌がって敬遠しているものを進んでやっていくのです。
これを積み重ねていくと、素晴らしい人格が出来上がってきます
神様は、人の人格を上げるときに
必ず、その人にとって嫌なことを与えるようです
ただ、難しいのは。
社会に奉仕をすると必ず次元が上がるわけではなく
奉仕が好きな人にとっては、苦にならないわけです。
嫌なことをやらせているときは。
神様が自分を一次元上げようとしていると思って下さい
嫌なものを嫌だと思わない心にならなければならないのです
なお、嫌なことをやると、カルマが切れると言っても。
人は、一日中嫌なこと、苦手なことをやるとノイローゼになってしまうようです
一日のうちの６割は好きなこと、得意なことをやって。
残りの４割を苦手なことに充てると、バランスが良いようです
それと、苦手なことを２１日間続けるのは、「業」を切るのに非常に有効な方法です。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
どうぞ、いいお正月をお迎え下さいませ
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